12時の魔法とシンデレラ6コメント

1 薊 id:NAQ3vIp1

2012-12-27(木) 13:54:14 [削除依頼]
魔法が解けたシンデレラは、王子様にさよならをしなくちゃいけないの。
ねぇ、もし魔法が解けてもシンデレラでいられたら良いのにね。
12時の魔法とシンデレラ

************************************
どうもー!薊(あざみ)です。「MARIKA」も書いてます。
これは、女の子ばっかのお話です。でも、私だって戸籍上乙女だもん。恋も出したい。ってことで、青春が入ってきました。
女子校の話です。
魔法が解けた時、少女たちはどうするのか……?

登場人物

井上 紫音(いのうえ しおん)
14歳。ヘタレで世間知らずなお嬢様。ある日、メアット学園に入学。艶やかな金髪が特徴的。

流星 雪菜(ながれぼし せつな)
雪の精ような女の子。14歳。ツンツンしてる。最愛の親友。まないT

城戸 聖妃愛(じょうど せぴゅあ)
14歳。名前が難しすぎて、一度も初対面の人に呼ばれたことがない。愛らしい黒い瞳。

成田 梢(なりた こずえ)
13歳。成田双子の一人。腰まで届く茶髪をみつあみにしている。読書趣味の子。

成田 楓(なりた かえで)
13歳。成田双子の一人で、スポーツが得意な少女。梢とまったく同じ髪型をしている。

新川 弥生(あらかわ やよい)
18歳。メアット学園の最高学年。そして紫音たちの仲間。こっそり校則を破る手伝いをしている。成績優秀な女の子
  • 2 薊 id:NAQ3vIp1

    2012-12-27(木) 13:56:15 [削除依頼]
    >1の説明。雪菜のところの 最愛の親友× 紫音の親友○ です。ほんとすみません
  • 3 薊 id:NAQ3vIp1

    2012-12-27(木) 14:11:42 [削除依頼]
    *1時の魔法*

    吹き抜ける風が心地よく頬を撫でる。
    船のデッキに降りて、潮風を浴びようとしたのは正解だった。
    カモメが鳴き、鯨が潮を吹いたときのように白い波が、浮く。
    時計を見ると午前11時。もうじきお昼になる。そろそろ客室に戻った方がいいのだろうか。
    「紫音、どこにいるの?」
    母の声が聞こえたので、振り替えると、いつものように背筋をピンと伸ばし、切れ長の目でこちらを見つめる私の実の母、井上 空(いのうえ そら)が優しい微笑みを浮かべながらこっちに近づいてきた。
    「あ、お母様。どうしたの?」
    私が問うと、空はいつもの淡々とした調子で話していた。
    「あら、紫音。もうすぐ着くわよ。海沿いの教会が見えてくる筈だわ」
    「ホントだわ!」
    教会が見えてくる。真っ白い十字架と、それに負けないくらい白い風車。
    私がここに来たのは、ある学校に入学するためだった。その名は「メアット学園」女子校で、私位の女の子たちが入る学校。メアットに入るため、私は船に乗っているのだ。
  • 4 薊 id:NAQ3vIp1

    2012-12-27(木) 14:29:02 [削除依頼]
    船が到着した。それから5分ほど歩いたところにメアット学園はある。
    「わぁ……………キレイ」
    「そうでしょう」
    白い石で作られた道の先に、トンガリ屋根の建物がたっていた。
    これから、空としばらくお別れだ。
    「紫音、夏の休暇までいい子にしているのよ」
    そういって空は、ウインクすると去っていった。
    「紫音さん、こちらです」
    メイドに連れられて、私はトンガリ屋根の建物に入った。
    玄関ホールはキラキラとシャンデリアが飾られていた。それから、ながぁーい階段と、沢山のドア。
    出発する前、欲張って色々な物を持ってきたせいで、トランクが重い。
    「こちらが寮になります。紫音さんの部屋は寮2階の213号室。雪菜さんと同室の友達です」
    部屋はベッドと机があるだけで他に何もなかった。とりあえずトランクを置くとメイドに連れられ、講堂に入った。
    「入学式が始まります。紫音さん、こちらへ」
  • 5 薊 id:NAQ3vIp1

    2012-12-27(木) 14:47:55 [削除依頼]
    沢山の生徒たちがパイプ椅子に腰掛けていた。
    「え〜、全員来たようなので、入学式を始めます」
    校長らしき人が眼鏡の奥の目を細めた。(席が前の方なのでよく見えた)
    それから、長い長い校長の話が始まった。
    〜十分後〜
    「ですから皆さん、頑張って下さいね」
    『はいっ!』
    「では、各クラスの名簿と担任の紹介をします」
    校長、堀北 理恵(ほりきた りえ)先生は、各クラスの先生に紙を渡した。
    その中で最も若い先生が声を張った。
    「1年1組の担任、古川 実咲(こがわ みさき)です!先生になって、貴女たちが私の生徒第一号です。みんな、頑張りましょうね」
    ゆったりとしたソプラノで話す先生は、ポニテールを揺らして名簿を読んでいった。
    「井上 紫音さん!」
    「ひゃ、ひゃい!」
    緊張して口が回らなかった。クスクスと笑い声が聞こえる。
    それから次々と名前が呼ばれて言った。しかし、ある女の子の番が長かった。
    「城戸 せい………ひ?……あい、ちゃん!?せいひあい!?」
    「城戸 聖妃愛、じょうど せぴゅあです。ごめんなさい。なんか読みにくくて」
    後ろにいた女の子が立ち上がって訂正する。なんか凄い名前の子だ。
    「せぴゅあちゃんか!聖妃愛ちゃん、ごめんね」
    先生、すごく落ち込んでいる。
    「いいえ」
    「じゃ、改めて聖妃愛さん」
    「はい」
    会場が一息吐く。
    「成田 楓さん」「はい」「成田 梢さん」「はい」
    今度は双子だ。一卵性なのか。とてもよく似てる。
    次に呼ばれた少女が私の運命を変えた。
  • 6 薊 id:NAQ3vIp1

    2012-12-27(木) 14:59:53 [削除依頼]
    「りゅうせい?りゅうせい ゆきなさん?」
    「先生」
    凛とした声が響く。
    「ながれぼし せつなです」
    私はせつなと呼ばれた子に目を奪われた。
    雪の精霊のような少女だった。凛としたアルトに、白い肌。真っ直ぐに延びた艶やかな黒髪。整った顔立ち。
    せつなは美人だった。
    「『雪』に『菜』と書いて、せつな。流星 雪菜(ながれぼし せつな)です」
    先生はがっくりと肩をうなだれた。それはそうだろう。生徒の名前を二回も読み間違えたのだから。
    「ぅぅ……雪菜さん、ごめんね」
    「気にしないでください。よく言われます」
    そういって雪菜は目を逸らした。
    全生徒の出席が終わったところで、理恵先生は、
    「さて、そろそろランチですね。メアットの食事は美味しいと評判なのですよ」
    といった。
    雪菜。綺麗な名前だ。
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