日常にこんな冒険があっていいのか?34コメント

1 桃ノ下・元moko&桃子 id:Wejsm1H/

2012-12-25(火) 22:21:46 [削除依頼]
…こいつらのせいだろうな
僕…笹木 創 【ささきーそう】が、冒険に巻き込まれるはめになったのは。
…実に、変な奴の集まりだ。
冒険は楽しい。
…けど
もう少し安全にやりたいものだ…
  • 15 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:Oz9fyjl1

    2012-12-30(日) 13:07:58 [削除依頼]
    更新

    ガッシャァァアァァアァン!!
    窓の割れる音が倉庫内に響く。
    結構分厚かったのだろう。
    かなり音が大きい。
    少し危険だけれど、ガソリンのような液体で、先端を濡らした先ほど作った梯子を
    窓枠に向かってなげる。
    ビシイィシィィッ 
    よしっ!
    うまく絡まったな、引っ張っても解けそうにない。
    僕は先に上り、窓枠からいったん梯子を外し、丈夫に付けなおした。
    「よしっ、やっぱり屋根がある!上って来いっ」
    僕が言うと、数図、文未の順で梯子を上がってきた。
  • 16 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:BLu2d6T0

    2012-12-30(日) 13:16:33 [削除依頼]
    更新

    屋根から地面までの距離は約四メートル。
    飛び降りるにはかなりキツイな。
    僕なら何とかなるかもしれない…
    「文未、僕らが梯子を持っているから、三人分の鞄を持って、先に降りてくれ」
    僕の言葉に、少し顔を強ばらせたが、すぐに戻した。
    「いいよ、分かった」
    「創はどうするんだ?」
    数図が聞いてきた。
    「僕?僕は大丈夫さ。君たちよりはるかに身体能力が高いからね」
    「…そうか。…皮肉をまぜる必要あったか?」
    「何?」
    「なんでも?あ、次俺行くな」
    「はいはい」
  • 17 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:8c5EzHU0

    2012-12-30(日) 13:30:25 [削除依頼]
    更新

    くそっ  数図の奴、重い…
    「降りたぞ!」
    「おぅー…」
    僕は力なく返した。
    僕はポケットティッシュを取り出し、軽く丸めてかかとに詰めた。
    これで、おそらくかかとへの負担は小さくなるだろう。
    「いくぞ!」
    タンッ

    スドッ
    「!!」
    僕は声にならない悲鳴をあげた。
    着地の音を、「スド」と書いたが、その通りなんだ。
    「スト」にはほど遠かった…
    「文…未」 
    「ん?」
    「ここ、見覚えはないか?」
    文未は記憶力がすごく、スケッチが大好きだ。
    僕たちのいた倉庫の周りは、とてもきれいな景色が広がっていた。
    もし、文未がスケッチに来ていたのなら、確実に覚えているはずだ。
    「…あっ!あるよ!!ほら、この前はなした所っ!!」
    …この前?
    「そんなの聞いたか?」
    「数図酷いっ!言ったでしょ?裏山の崖の下の洞窟を通って、その先にあったって」
    「そういえば言っていたな。文未、帰り道は覚えているな?」
    「もちろん!」
    そう言われて、僕はふと時計をみた。
    電波時計なので、確実にずれてはいない。
    …でも
    僕は自分の目を疑った。
  • 18 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:Vfi03gW1

    2012-12-30(日) 13:47:44 [削除依頼]
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    時刻は…四時半。
    とっくに授業は終わっていた。
    でも、それはどうだって良い。
    書き忘れていたが、先ほどの電波時計は、ケータイの時計のことだ。
    待受画面の右上に、時刻が表示されている。
    そして、僕が使っている機種では、時刻表示の横に、新着メール数が表示される。
    1クラスで無断欠席がいたのなら、当然親に連絡が行くはずだ。
    そして、心配症な母親ならなおさら、子のケータイに連絡くらいするだろう。
    特に僕の母親はかなりの心配症だ。
    メールを主に使う母親なのだが、僕のケータイにメールは一件も来ていなかった。
    …おかしい
    教師が連絡したなら、連絡をとろうとするはずなのに…
    なぜだ…?
  • 19 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:TMBSbAW1

    2012-12-30(日) 14:09:09 [削除依頼]
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    「あっ!」
    僕の頭に、一つの考えが浮かんだ。
    …こうは考えられないだろうか。
    “教師が僕たちを連れ去った”
    と。
    …僕は、自然と笑みを浮かべてしまっていたらしい。
    「創?何笑ってんだ?」
    数図が聞いてきた。
    こいつは何も疑問に思っていないらしい。
    文未を見ると、文未もキョトンとしている。
    こいつもか…
    「あのさ、僕はこう考えたんだけど……」
    僕はそう言って、僕の推理を話した。
    「…と、思ったんだけど。どう思う?」 
    僕のこの言葉に、文未が反応した。
    「創、あのね、私のとこにも何も連絡はなかったの。これもそうなのかな?」
    …そう言えば。
    文未はクラスが違ったな。
    「もしそうなら、犯人は複数だ」
    僕は言った。
    数図を見ると、ケータイの画面を眺め、首を傾げている。
    「数図、どうした?」
    「あぁ、これ…」
    そう言って数図は、画面を僕たちに向けた。
    そこには
    一通のメールが表示されていた。
  • 20 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:dRYGJj/1

    2012-12-30(日) 14:41:32 [削除依頼]
    更新

    【送信者:不明
     題名:無題
     本文:流石だな、三人とも。我々の目に狂いはなかった。
     さて、我々が君等をさらった理由は、君等を試すためだ。そして、君等が製作を進めている
    プログラムを手に入れるためだ。
     これ以上は言えないな。我々の正体を知らせてしまう。
    創君が飛び降りるまでをみさせてもらったよ。実に凄かった。
    君らに我々の姿を捜し当てられたら、君等から手を引こう。
    献灯を祈る】
    そのメールを見終わった後、わずかな沈黙が流れた。
  • 21 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:7Qa7vzo/

    2012-12-30(日) 15:08:55 [削除依頼]
    更新

    「…犯人から、ってこと…?」
    「そう言うことだな」
    「創、何か分かったのか?」分かってはいない。
    何しろデータが少なすぎる。
    「気になるところはあるな」
    「えっ!!」
    「どこだよ?!」
    「僕たちのことを呼ぶとき、一度、君らと呼んでいる。なぜだろうか…?」
    「なぜって…変換しそこねたんだろ?」
    「本当にそうだろうか? 僕は、そこが少し気になるな」
    …今は言わないが、これがただの変換し忘れただけなら、問題はないが…
    もし違ったなら、犯人が複数である可能性が高くなる。
    「数図、僕のケータイにそのメールを全く同じで送っておいてくれ。
     それと、メールをもう一つ分けて、犯人のアドレスも送ってくれ」
    「了解!」
    「さて、帰ろうか。文未、案内を頼む」
    「はぁ〜い」
    ……今夜、ゆっくり考えるか。
  • 22 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:Kvx/nfn/

    2013-01-02(水) 14:49:04 [削除依頼]
    更新

    カタカタカタタッカタン カタタカタン カタッ
    パソコンのキーボードの音が部屋に鳴り響く。
    今、僕は自分の部屋にいる。
    本棚には、たくさんの文庫本や雑誌。
    机には、ノートや教科書、筆記用具、その他の小物などが、整頓してしまわれている。
    今は、勉強机とは別の机で、パソコンを開き、今日の事をまとめている。
    僕は、パソコンの横においてある、コーヒーに手をのばす。
    「…わからないな」
    そういって、いれたてのコーヒーを口に含んだ。
    …ほぼ確実に、教師の仕業なのだろう。
    しかし動機は?
    僕たちを悪用するため…?
    となると、悪用しようと企む教師をあたるしかないのか…
    文未…は、やめよう。
    頭はいいが、いろいろ天然なところがあるからな。
    数図…は、ハッキリいって、数学以外はほとんどダメだし、バカだ…
    となると
    「やっぱり僕なのか…?」
  • 23 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:KCDPw2.1

    2013-01-02(水) 19:51:10 [削除依頼]
    更新

    「はよー創!」
    「おはよう」
    僕は、いつもの道でいつもの場所で、たまたま和図と合流する。
    ……おそらく、たまたまとは言わないだろう。
    「おっはよっ二人とも☆」
    後ろからハイテンションな文未が来る。
  • 24 文寧 id:JrdPVKs0

    2013-01-02(水) 20:13:49 [削除依頼]
    わぁ、mokoさん三つ目の作品だね。
  • 25 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:x8e.pvX0

    2013-01-02(水) 21:03:30 [削除依頼]
    文寧

    もっとだよw
  • 26 文寧 id:JrdPVKs0

    2013-01-02(水) 21:18:45 [削除依頼]
    げっ。
  • 27 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:Q6SUo/h.

    2013-01-03(木) 16:42:03 [削除依頼]
    更新

    「「「…」」」     
    僕たちは無言で通学路を歩いていく。
    周りには人影は少なく、音楽を聞きながら、早足で通り過ぎるサラリーマン。
    部活の格好をして、自転車をとばす生徒。
    様々な人々が通り過ぎていく。
    「…あの…さ」
    口を開いたのは文未だ。
    「何」
    僕は冷たく言う。
    ……と言うより、これが普通なのだ。
    それを知っている文未ー数図も知っているがーは、かまわず続けた。
  • 28 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:Ju2e47V/

    2013-01-04(金) 17:07:23 [削除依頼]
    更新

    「えーと、ね…昨日のことでさ、私たちを利用するなら、悪用しようとするんじゃ無いか…
     って思ったの。 それでね、それがもし本当なら、私たちの能力を知っている先生が
     怪しいと思うの。 創、どう思う?」
    僕は、少し驚いた。
    文未が、ここまで考えていることは、今までの記憶にないほど少なかった。
    「…文未、僕もそう思うよ。 それと、今の文未の話を聞いて思ったんだ。
     怪しい先生は少なくても3人いるね」
    「まじかよ! さすが創!!」
    「やっぱ、創すごい! 私はそこまで分からなかったよ〜」
    二人は、次々に僕を誉めた。
    「静かに。 それで、怪しいのは……」
    数学の原木 港先生
    美術の内藤 咲奈先生
    担任の野三上 拓都先生
    「……だと僕は思う」
  • 29 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:Ju2e47V/

    2013-01-04(金) 20:35:06 [削除依頼]
    更新

    「何でその先生たちなの?」
    文未が訪ねる。
    「数学、美術の教師たちは二人の能力を知らないはずがない。
     もちろん、担任もな」
    「おまえは俺らよりも天才だろ?」
    「僕は普段はだいたい一人でいるだろ? 君たちは二人でいることが多いけどな。
     だから、僕が君たち二人といることを知っている可能性が
    あるのはさっきの三人なんだ」
    僕の説明が終わると、二人とも納得したような顔をした。
    「それで、どうする?」
    数図がたずねる。
    「その話はまた後にしよう。もう学校の目の前だからね」
    数図があわてて前を向く。 
    そこには、所々にヒビが入った、古びた校舎。
    緑色に塗られた門。
    その周りには、生活指導の先生が立ち、
    とおりかかる生徒に挨拶をしている、いつもの学校風景だった
  • 30 moko&桃子 id:.XRJhje1

    2013-01-13(日) 23:12:47 [削除依頼]
    更新

    「「「おはようございます」」」 
    「おはよう!」
    生活指導の間宮先生。
    体格がよく、非常に話の分かる先生で、気軽な接し方の
    生徒からの人気がある男の先生だ。
    僕たちは早足で教室へ向かい、支度をすませ、屋上へ行った。
    少しさびた緑色のフェンス。
    黒ずんでヒビがある壁。
    どこにでもある、ふつうの屋上だ。
    「で、どうすんだ?」
    数図がたずねる。
    「…」
    「創、考えてなかったでしょ?」
  • 31 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:.XRJhje1

    2013-01-13(日) 23:20:00 [削除依頼]
    更新

    「げ、まじかよ?!」
    文未の言葉に、大げさに驚く数図。
    「またかぁ…」
    はぁ…と、ため息をつく文未。
    「僕は、やれることはやっている。
     少しくらい、二人で考えてくれたまえ」
    「はいはい。分かってるわよ」
    「しょーがねぇな!!」
    文未はともかく、数図の態度が気に食わないな。
    まぁ、いい…
    「まず、数学の先生は私
     美術の先生は創
     担任は数図。
     という風に観察して。何か異変があったら創に言うこと。」
  • 32 moko&桃子(もう崩壊しました) id:SUzcWH10

    2013-01-18(金) 19:15:36 [削除依頼]
    更新

    「了解」
    「OK!!」
    僕、数図の順に返事をする。
    「よし。それじゃ、早く教室へ戻ろう」
    僕は、階段へと続く階段のドアを開けた。
    ギィ……
    古びた音がする。
    すると
    たんたんたんたん…
    階段を上ってくる足音がした。
    「隠れろ!」
    別に、隠れる必要があった訳じゃない。
    反射的に、そうしてしまった。
    ……それに
    何となく、大人の足音のような気がしたから。
  • 33 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:3EX1fMG.

    2013-01-18(金) 19:23:58 [削除依頼]
    更新

    「隠れるって…どこに?」
    文未が聞いてくる。
    僕の目についたのは、少し大きめの吸水タンク。
    コンクリートで出来た建物の中に入っていて、梯子がついている。
    …上れる!
    「あそこの上だ!」
    「は?!」
    「早く!!」
    文句を言う数図をせかす。
    数図、僕、文未の順で上る。
    文未が上り終わった瞬間。
    ギィ…
    屋上のドアが開いた。
  • 34 moko&桃子(龍牙・創・白桃) id:HDgRwNj0

    2013-01-18(金) 19:36:49 [削除依頼]
    更新

    「…誰もいない…わね」
    女の人の声。
    「あ、咲奈先生の声よ」
    文未がボソッとつぶやいた。
    僕は再び、神経を内藤先生に向ける。
    ……そういえばおかしい。
    でも、何が……?
    ギィ…
    再びドアが開く音がした。
    「内藤先生」
    男の人の声。
    これは…
    「三上の声だよな?」
    数図が僕につぶやく。
    それに、僕は黙って頷いた。
    「あら、三上先生」
    「お待たせしました」
    「いえ。私も今来たところです」
    少しの沈黙。
    僕はケータイを取り出し、時間を調べる。
    七時五十分。
    教室に戻らなければいけない時間は八時十五分。
    あと二十五分…
    その間に、なにが得られるか…?
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