、逆さまボトル10コメント

1 トト未 id:QzCdS7H/

2012-12-13(木) 16:56:06 [削除依頼]
 
  



言えない言葉をかみ殺して、今日も私は膝を抱えて拾われもしない涙を流しているの。
 
  • 2 トト未 id:QzCdS7H/

    2012-12-13(木) 17:43:57 [削除依頼]


    はじめましてこんにちは、トト未です。
    文章をつなげるのが下手くそだったり、ボキャブラリが貧相だったりしてみるも絶えない仕上がりになりそうですが……温かい目で見守っていてくだされば光栄です(^ω^)
    アドバイス等はよろこんで受け取るので気軽に書き込んでください。
    よろしくお願いします。


    トト未自体が関西人のせいか、稀に関西弁が入ってしまうおそれがあります
    申し訳ありません
  • 3 ふぅ id:0qw6I.P0

    2012-12-13(木) 17:47:14 [削除依頼]
    頑張れ!
  • 4 トト未 id:QzCdS7H/

    2012-12-13(木) 22:13:09 [削除依頼]


    「秋ちゃん、秋ちゃん」

    あ。

    「今日シュークリーム買って帰ろう」
    「おー麻衣。いーよ、帰ろっか」

    あー。


    美男美女の恋人が廊下で普段通りのやり取りしているのを、私は口を半開きにしながら見ていた。
    ああ、やっぱりお似合いだとかいつも通りだなあとか思いながら。

    胸がジクジクして、やな気分。

    そうして私から背をそむけて帰っていく二人を、見えなくなるまで、ずっとずっと眺めた。
    二人はずっとずっと、会話を弾ませて、ちゃんと手も、繋いでた。


    「……里奈ー? どうした?」
    「なんでもないよ」

    心配した声色で肩に手をやった友人から顔をそむけて、瞬きで涙をはじいた。

     




    ――あの繋がれてた手は、かつて私のものだったのに。
  • 5 トト未 id:QzCdS7H/

    2012-12-13(木) 22:14:05 [削除依頼]
     
    ふぅさん
    ありがとうございます、頑張ります(^ω^)
  • 6 RUA id:NsGJAqu.

    2012-12-14(金) 19:24:50 [削除依頼]
    おもしろそうです!
    がんばです^^*
  • 7 トト未 id:zNtTLxh/

    2012-12-15(土) 20:18:05 [削除依頼]

    RUAさん
    ほんまですか、ありがとうございます。
    頑張りますね。
  • 8 トト未 id:lRSmGXL/

    2012-12-16(日) 22:18:48 [削除依頼]


    秋ちゃんが小林秋臣で、麻衣が細波麻衣。
    どちらも息を飲むようなビジュアルだが、どこか周りを和ませるというか、微笑ましいというか、どことなく可愛らしい雰囲気を出すそんな淡い恋人たち。高校に入ってからの付き合いで、もう二年目の月日がたっている。それでも仲のいい二人は、カップルというより夫婦のような誰もが羨む関係だった。

    そんな今も教室の隅で笑いあってる二人を見て、私は小さくため息をついた。

    「おっはよー。りぃーな!」
    「ぅ、わっ」

    バシンッとなんとも痛々しいような清々しいような音とともに背中に痺れるような痛みが走った。ぎろりと後ろに立つちっこい短髪の少年のような少女をにらむ。こいつはあいさつの代わりに人を殴る癖があって、とにかく痛い。

    「い、ったいなー……、ちー」
    「あったりまえだろー、ちーは柔道部だかんな!」
    「……うっさいな」

    あたしの小さな呟きに、何か言ったかー? と大きな声でまた背中をバシバシ叩く。痛い痛い痛い。ちー、こと篠原知名。中学の頃からわりと仲がいい。
    にこにことするちーを見て、大きくため息をつくと当の本人は気にするそぶりをせず、前の席にどすんと座って、へらっと笑った。

    「里奈、さっき秋ちゃん見てたな」

    そう言うと、さっきの平手打ちは嘘のように優しく私の頭を撫でた。

     

    「……うっさいな」
  • 9 トト id:yKzt1J7.

    2012-12-26(水) 14:13:30 [削除依頼]
     
     
     小林、ちー、んで、あと私。中学のころからの付き合いだから私と小林の関係を、ちーはなんとなくわかってる。

    「秋ちゃんのことさ、」
    「んー」
    「まだすきなんだ」

     ……。だんまり。
     むす、と口をへの字にする私にちーは「可愛くないなあ」と困ったように笑った。あの、その、どうでもいいけど頭を撫でる手を止めなさい。子供に子供扱いされた気分だから。……別に嫌じゃないのがふに落ちないんだけど、さ。
     ぼんやりと小林と麻衣ちゃんを眺めては、またため息をつく。落ち着こうと吐き出した息は、震えててはっとする。涙腺が熱くなっていて、今にも溢れ出そうになって、えっと、そえから、それから。泣き叫びたいのを我慢して力を込めた指先に、そっと紅葉のような小さな手がかぶせられた。

    「里奈、便所行こ」

     かぶせられた手が、私の手を、握る。あったかい。
     そのまま立ち上がらせて、ちーは私を雑にトイレに放り込んだ。よかった、誰もいない。と気付いた瞬間鼻の奥がつんとして、逆さまにしたボトルのように、泣いた。いっぱい。

    「泣け泣け。普段人前で泣かねーぶん、いっぱい泣け」
    「ぅ、ぐ……っ、ふ」

     頭わしゃわしゃされて、鼻水と涙で顔ぐしゃぐしゃで、ああ、かっこわる。
  • 10 トト未 id:yKzt1J7.

    2012-12-26(水) 17:29:05 [削除依頼]
     
     
     もう枯れるんじゃねーのってくらい泣いた後、疲れたから保健室で爆睡した。泣き疲れて寝るってガキかって自分でも思った。ガキだ。教室に戻るころはもうお昼時で、教室で一人で飯食ってたちーのところに行ったら爆笑された。どうやら私のとんでもない寝癖とよれよれの化粧がお気に召したみたい。ぶっ飛ばすよ。

    「ひ、ひひ……っあはは、ちょ、まじか! うけ、うけるっ」
    「なによ」
    「ど、どんだけ髪、うねってんの……っあははははは」

     あはははははは。
     見てみろ、とちーに鏡を差し出されて仕方なく映してみたら、もうほんととんでもない寝癖で自分につぼった。どんだけだよ。どっと爆笑する私たちを教室で昼飯食ってた全員に変な目で見られてしまった。なんかそれすらもツボる。なんじゃこりゃ。

    「あー、笑った、笑った」
    「ね」

     気が済むまで笑ったときは、もう五限目が始める直前で、次が移動教室ということに気付いて慌てて教室を飛び出た。そんとき自分の左足を右足でふんでこけてまた爆笑。痛いけど、痛いんだけどね。けど楽しい。さっき泣いてたのがうそみたいだ。
     ちー、あんたのこ、結構好きだわ。
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