夢 降 雨 〜 思い出はどこかに 〜38コメント

1 RUA [恋] id:hm1.tnW.

2012-12-03(月) 21:16:41 [削除依頼]

 あの日傘をさしてくれたキミの

 キモチが知りたい。
  • 19 RUA id:S9bfDGx/

    2012-12-09(日) 16:15:53 [削除依頼]

    「ふぅ〜ん...」

    教室へ入ると、結唯が怪しい顔で私を見ていた。

    「なっ、なによ...?」

    「やっぱ夏佳も女だったわけだ。」

    いやいや、もとから女ですってば。

    「渡李狙いなワケ?」

    「はぁぁっ!?」

    ちょ、ちょちょちょ、なにいってんのこの人!

    ありえないっ!

    渡李なんてもう論外だよ!?

    女の敵だよ!?

    「だって昨日〜、サッカーの練習見てたんでしょ〜?」

    「ばっちり撮ってるわよ。」

    凛がケータイを見せる。

    「それは渡李のっ...!」

    「俺が何?」
  • 20 RUA id:S9bfDGx/

    2012-12-09(日) 16:23:44 [削除依頼]

    「ひゃぁっ!」

    驚いて見ると、渡李が後ろに立っていた。

    「あれ、なんで渡李ここにいんの?ストーカー?」

    結唯が外国人みたいに、両手を挙げて、「やれやれ」

    という。

    「東雲、お前なぁ...」

    「うぎゃーっ、渡李のたたりだぁ〜」

    渡李と結唯がじゃれあっている姿を見て、

    なんだか変な気持ちになった。
  • 21 RUA id:S9bfDGx/

    2012-12-09(日) 16:30:31 [削除依頼]

    「おい、海憧あのs」

    「へ!?」

    いきなり声をかけられて、驚く。

    それと同時に、顔に熱が集中するのがわかる。

    ちらっと結唯の方を見ると、ニヤニヤとしていた。

    「こっ、これはっ!ち、ちがうからぁっ!」

    もうやけくそで廊下に飛び出すと...

    ドン!

    「きゃっ」

    「いったたぁ...」

    誰かに、ぶつかった。
  • 22 RUA id:S9bfDGx/

    2012-12-09(日) 16:37:18 [削除依頼]

    「あっ、す、すみません!」

    私は顔も見ず頭をさげると、あやまった。

    「あ、俺こそごめんごめん。前見てなかったわぁ。」

    「へ?」

    前を見ると、同じクラスの...えっと...

    ああ、前渡李と一緒にサッカーをしていた人が

    いた。
  • 23 RUA id:S9bfDGx/

    2012-12-09(日) 16:45:43 [削除依頼]

    「...てゆーか君、俺の名前忘れとるよな?」

    「えっ!?いやぁ、そんなことは...」

    フフ〜と苦笑いをしていたら、いつのまにか後ろには

    渡李が立っていた。

    「おい橘、お前なんでここにいるんだよ?」

    「お前なぁ、俺ここのクラスやで?

    いーかげんおぼえろや...」

    そうそう!橘、橘!
  • 24 RUA id:S9bfDGx/

    2012-12-09(日) 16:53:34 [削除依頼]

    グイッ

    「ぎゃっ」

    ふいに後ろにひかれ、しかもひきずられてる私。

    足を直し、たってから後ろを見てみると、結唯がいた。

    「結唯、なんてことすんのよーっ!」

    「シーッ!...はぁ、あんたって本当鈍感!

    まわりの目線、気付かなかったの!?」

    「へ?」

    改めて周りを見る。

    でも、人のいないところにいるのか、

    人影は見当たらない。

    「あの2人、実は超モテるんだよ?

    もう学校では「実は」じゃなくなってるけど。

    知らないの、本人たちとあんたぐらいだよ」

    「えええ!?」
  • 25 RUA id:S9bfDGx/

    2012-12-09(日) 17:00:05 [削除依頼]

    いやいや、ええ!?

    橘はまだしも、

    あの、渡李が?

    女子の敵の、渡李が?

    「ははは、ありえないよー、あの渡李がぁ?」

    「...はぁ、自分の思い、ちゃんと認めなよ。

    渡李のこと、好きなんでしょ?」

    そんなことを言われて、脳がぐるぐるする。

    渡李の事が...す、き...?
  • 26 RUA id:S9bfDGx/

    2012-12-09(日) 17:05:26 [削除依頼]

    「そんなこと...ない、よ...」

    私が目をそらしていうと、結唯が言った。

    「そんなふうに逃げてると

    今に渡李、取られちゃうよ。」

    「結唯...?」

    キーンコーン...

    チャイムが鳴り、結唯が駆けだした。

    「好きなわけ...ない...よね...」

    私は一人、誰にも届くことはない言葉をつぶやき、

    駆け出した。
  • 27 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 18:28:57 [削除依頼]

    橘 真人 ・・・ たちばな まこと

    サッカー部で、渡李の良きライバル。
    関西弁で、人気。
    でも、よく名前を忘れられている。
  • 28 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 18:37:38 [削除依頼]

    夕暮れに染まった帰り道を

    何の変わりもないこの道を

    ただ、いつもどうり

    私達は歩いていた。

    「ねぇ...結唯」

    「ん?」

    夕陽に照らされ、結唯の顔が輝く。

    「...なんでもない。」

    「なにそれ〜!」

    体でドンと押される。

    なにも変わってない。

    変わってない...はず。

    変わったのは、

    変わったのは...

    キミへの思いだけ。
  • 29 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 19:55:11 [削除依頼]

    「おはよ〜」

    「あ、おはよう」

    「おっはよーっ!」

    明るい声が響く。

    キーンコーン...

    「えっ、はやっ!」

    「夏佳が来るのが遅いんだよ〜」

    焦って準備して、席に着いた。

    でも、先生はこない...。

    「どうしたんだろ?」

    うしろの席にいる凛に声をかける。

    「転校生でも来るんじゃないの。」

    凛がそういった瞬間、

    ガラッ!

    と音をたて、ドアが開いた。
  • 30 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 20:01:42 [削除依頼]

    「今日は、転校生を紹介する」

    「えぇぇぇぇ!?!?!?」

    「なんだ、海憧。不満でもあるのか?」

    「いっ、いえいえ...、なにもございません...。」

    凛の予想が当たり、大声を出してしまった。

    ふと斜め後ろをみると...

    わっ、渡李みてるよーっ!///

    み、見なかったことにしよう...。

    「入っていいぞ。」

    ガラ...

    私の視界に入ったのは...
  • 31 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 20:10:31 [削除依頼]

    「えっと、B市から来ました。

    白架 萌(しらか もえ)です。

    よろしくおねがいします。」

    茶色っぽいふわふわとした髪。

    女子の私でも守りたくなるような低い背。

    天使のように可愛らしい顔。

    ...まさに、人はこのような人を美少女と呼ぶ。

    「白架は...渡李のとなりな」

    え...

    一瞬、驚いた。

    その次に、不安が押し寄せてきた。

    おそるおそる後ろをふりむくと...

    「よろしくな。俺、渡李 純也。」「よろしくです。」

    みたいな会話を、しているのだろう。

    そんなの、普通の会話。

    普通の会話...なのに...なんで...?

    渡李のその笑顔見てると、

    なんだかいやになる。

    私に向けた、笑顔じゃないから...?
  • 32 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 20:15:26 [削除依頼]

    ガラッ

    「おっ、遅れてスミマセン!!」

    勢いよく、何かが飛び込んできた。

    「おい、橘遅刻だぞ!」

    「す、すいません!」

    あ〜あ、橘君遅刻なんだ...

    私も人の事いえないけど...。

    その時、後ろからガタッとイスをひく音が聞こえた。

    「まーくん...?」
  • 33 ヾ(´ω`=´ω`)ノ【kai】 id:1c3junw.

    2012-12-10(月) 20:17:53 [削除依頼]
    おもしろいです!

    candy candyも見に来てね!
  • 34 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 20:23:43 [削除依頼]

    「まーくん...?」

    それは、ついさっき聞いた声と一致した。

    「萌!?なんでここにおるんや!?」

    「お、2人は知り合いか?」

    先生が問う。

    白架さんは、橘君の問いに答えず、先生に言う。

    「幼馴染なんです。でも、まーくん...橘さんが

    転校してしまって。」

    「そうなのか。じゃあ、橘の隣の方が馴染みやすい

    かもだから...ちょうど空いてるし、そうしよう。」

    「あ...、はい...。」

    白架さんはすこしバツの悪そうな顔をして、

    移動した。

    悪いな、私。白架さんが移動して、

    <ラッキー>なんて思ってしまった。
  • 35 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 20:27:30 [削除依頼]
    >33 ありがとうです^^*    見ますね〜
  • 36 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 20:34:51 [削除依頼]

    あれからチャイムが鳴ると、白架さんは橘君から

    逃げるようにして帰ろうとした。

    あとをつけてみると...(ストーカーか...)

    「「ちょっとあんた!」」

    「「橘君とどーいう関係?」」

    橘君派の女子が白架さんを恐ろしい目で睨んでいた。

    「どうって...幼馴染です。」

    「本当かしら〜?」

    「最初から渡李君の隣にもなって...っ、

    調子にのるんじゃないわよ!」

    パシッ!

    白架さんが、頬をたたかれた。
  • 37 RUA id:6.BXhCM0

    2012-12-10(月) 20:42:51 [削除依頼]

    「白架さんっ...」

    「萌っ!」

    私は足を踏み出そうとしたが、それは不必要だった。

    「「た、橘君...」」

    「お前らっ、萌になにしたんや!」

    「まーくん!わ、私は大丈夫だから...」

    白架さんが、橘君をなだめる。

    その時、橘君と目が合ったような気がした。

    「...っ、お前ら、次やったらゆるさんからな。」

    白架さんの言葉に負けた様で、橘君は白架さん

    をつれて帰って行った。
  • 38 RUA id:b2DWmMI0

    2012-12-11(火) 18:20:54 [削除依頼]

    「はよ〜...って、なんだこの空気!」

    渡李が教室に入ると同時に、

    今まで重苦しかった空気が、一層重くなった。

    「萌、なんで来たんって聞いとうねん。」

    橘君が白架さんを見つめ、言う。

    しかし、白架さんは口を開かない。

    「ちょ...、お前ら、そこらへんにしといたほうが...」

    渡李が止めるのを無視し、大声で同じ言葉を繰り返した。

    「何で来たんや!!」

    「どうだっていいでしょ!!...まーくんには...分かんないんだよっ」

    「白架さん!」「萌っ」

    白架さんは、そういって教室を抜け出した。
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