恋愛禁止!!!7コメント

ヤバい……
心臓、バクバクしてる。

私の目の前には
「オーディション控え室」
という、紙が貼られている。

そう、私は夢の女優になるため
オーディションに来ています。
こんな大勢の中で…受かるわけがない。

「次ー！No.24さ〜ん！」

私の番がきた…
ゆっくりと、控え室を出て
審査員達がいる、部屋に向かう。

「エントリーNo.24！鈴宮　雨蘭ですっ！
よろしくお願いします！」

身体全身に、冷や汗が湧き上がる。

「えー。じゃあ、なんか特技ある？」
審査員の適当な質問に、精一杯答えようと
「ダンスします！」
と、習っているダンスを踊ろうとした。

ダンスって、気持ちが落ち着いて
何より凄く、楽しい！

けれど…
つるっ！！

………………？

一瞬何が起きたか、分からず
キョトンとしていると…

ドターンッ！！

鈍い痛みが、身体中を走る。
……終わった。
消えてしまいたい……。

題名にひかれました((♪

がんばってね(*OUO艸●)+.♪

おもしろそう！

更新ガンバですっ

>3>4 ありがとう！ 更新頑張るね〜(｀･ω･´)

「…ブハッ！ハハハハ！」

………え？
審査員の１人が、半泣きになっている私を見て
大爆笑している。

「何？この子！面白い奴〜！」
「えと…あの……」

動揺して、目をパチパチさせると
審査員の１人がクスッと笑って…

「おめでとう、雨蘭。
お前、合格ね。」

と、予想外の言葉を口にした。
「ちょっと…杉山くん。困るよ…」

でも、他の審査員は、それを止めている。
「なんでですか？大丈夫ですよ。
うちの事務所で引き取るんで。」

なんか…
波乱状態…

その言葉を聞いた、他の審査員は黙った。
しばらくしてから
「…好きにしなさい。」
と、言った。

その言葉を聞くと、杉山さんはニコッと笑って
「ありがとさん！」
そう言って、私の手を引っ張って、走り出した。

「ちょっ…！ドコ行ってるんですか！？」
「ん？事務所〜♪」
そのまま、エレベーターに乗って
地下のボタンを押した。

「あの…大丈夫だったんですか？」
「何が？」
「…あたしなんかで……」

私の一口にエレベーターが静まり返った。
……………。
「お前、バカかっ！」

と言って、両頬をつままれた。
痛い……。

「そんなんじゃ、芸能界生き残れねーぞ！
いいか？よく聞け！俺がお前を頂点に登らしてやる！」
「ひゃい…」

見た目とは違って、熱心だなぁ。
とか、思っていると地下に着いた。