"愛" の カタチ6コメント

1 あひる*悶えてr(ry id:A9V3YBw/

2012-11-28(水) 19:33:21 [削除依頼]



世界は愛で溢れてる。


純粋な愛に

甘い愛

辛く苦しい愛もあれば

ただ真っ直ぐでがむしゃらな愛もある。


そしてこの世界に

普通のものとは違った "愛" が

生まれるようです。
  • 2 あひる*悶えてr(ry id:A9V3YBw/

    2012-11-28(水) 19:42:55 [削除依頼]

    季節は冬

    クリスマス間近
    急激に愛が溢れる時期。

    「莉紗(りさ)帰ろー」

    バッグを片手に親友・川原(かわはら) 莉紗の元へ行く。

    彼女も愛を生み出した人間の一人。

    「ごめーん。今日は彼氏と」

    微笑む莉紗はすごく幸せそうで、彼氏のいないあたしとは空気が違う。

    その時ちょうど莉紗の彼氏が教室の前に来る。

    彼氏は一つ年上の先輩らしい。
    高校二年生とは思えないほどの大人っぽさ。

    今時ツインテールをしているような莉紗には、はっきり言って全然釣り合わない。

    「じゃあまた明日ね」

    突拍子もなく彼氏に抱きついたあと、莉紗はくっつきながら教室を出た。

    一人教室に残される自分。

    羨ましい…その一言限りだ。

    好きな人はいるものの、あたしは対象外。
    恋が実るなんて…そんなのあるわけない。

    もう高校生なのに、告白なんて一度もされたことない。

    よって彼氏いない歴15年。
    もう少しで…16年か。
  • 3 あひる*悶えてr(ry id:A9V3YBw/

    2012-11-28(水) 19:48:46 [削除依頼]

    あー彼氏欲しいよ。
    告白とかされたらなぁ。

    今思うとあたしって、莉紗より子供っぽい。

    肩まで伸びた髪の毛は巻いたりもしないし、メイクさえしたことない。

    こういうのを童顔って言うのかな。
    こんなのが告白されるわけもない。

    クリスマスはきっと家族とだなぁ。

    つまんないの。

    ため息を吐き捨て、下げていたバッグを乱暴に上げる。

    「帰るか」

    そう戸の方に体を向けると、

    「あ、待って篠塚(しのづか)」

    誰かに腕を引かれ動くのを止められる。
  • 4 あひる*悶えてr(ry id:sZGsq/J/

    2012-11-29(木) 17:02:17 [削除依頼]

    低い声の主は男。

    嘘、告白とかされちゃう?
    なんて……どんな夢見てるんだ私。

    「はーい、何ですか」

    しぶしぶ後ろを振り返る。

    目の前にいるのは、クラスで人気の、佐川綾人(さがわ あやと)。

    イケメンの成績優秀。
    運動神経も抜群で頼りある佐川くんは、選ばれし人間って感じ。

    たまに話したりはあるけど、好きな人というものがいる私は、ときめいたりなんてことはしない。

    そんな人がなぜ私を呼び止めるのだろう。

    「あの…何?」

    私を真っ直ぐ見つめたまま動かない佐川くんの手を、振り払おうとする。

    でも佐川くんは、

    「ちょっと来て」

    と腕を掴む力を強めて、あたしの手を引く。

    え…えええ?
  • 5 あひる*悶えてr(ry id:sZGsq/J/

    2012-11-29(木) 17:08:43 [削除依頼]


    図書室に入ったところで、佐川くんは力を緩める。

    何でこんなに静かなところに…。
    もしかして本当に告白?

    えええ。
    やめてほしいよ、そういうの。

    もしも本当に告白だとしたら、クラスのアイドル佐川くんをあたしは振ることになる。

    その前に告白された次点でクラスの女子からは痛い視線が……。

    「何?どうしたの?」

    必死に平然を装う。

    何この雰囲気。熱い熱い熱い。

    告白?告白?ええええ無理。

    黙り込む佐川くんに再び問いかけようと息を吸った時、

    「好きだよ、未琴(みこと)」

    え…ええええ!?

    初・呼び捨て!?
    てか告白!?

    う、嘘。ど、どうすればいいの!?


    篠塚未琴 15歳 高校一年生。

    人生初の告白の相手は、クラスのアイドル佐川くんでした。
  • 6 あひる*悶えてr(ry id:sZGsq/J/

    2012-11-29(木) 17:17:46 [削除依頼]



    パニック状態。

    こんな私のどこがいいの。
    その前に好きって……恋愛感情?

    どうしよう。どうしよう。
    いきなりこんなこと言われても…困る。

    「え、えっと」
    「あ…いきなりごめん。未琴のことは、女として好き。ずっと…好きだった」

    赤面する佐川くんに思わず胸キュン。

    私にはれっきとした好きな人がいるのに。

    でも、でも、せっかく告白してくれたのに。
    しかも佐川くんだよ。
    ヤバイじゃん。ラッキーじゃん。

    でも素直に喜べない。

    返事もどうしたらいいか分からない。

    うう……。

    「もしかして彼氏いる?」
    「そんなはずない!!」
    「じゃあさ、付き合ってみない?」

    軽い口調で話していく佐川くん。

    頭がついていかない。

    「俺のこと好きにさせる自信あるよ。ね、お願い」

    そっか…好きになっていけばいいのか。

    私が好きな人と結ばれる可能性はないんだし、私のことを好きって言ってくれる人を好きになればいい。

    そうしたらいつだって幸せなはずだよ。

    「……お願いします」

    彼氏いない歴15年だった私が、初の彼氏ができたのはこの時だった。
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