冬色王子様注意報!!35コメント

1  和奏  id:07RaTF6.

2012-11-24(土) 13:30:57 [削除依頼]


ずっと憧れてた高校に入学して、

4年前に失踪したはずの
幼馴染みとなぜか再会して


__超絶イケメンの
学園王子様たちに言いよられてます!?


 
 
「ねえ、キスしてもいい?」

「いいわけないじゃないですかーっ!」


 
 
謎めいた冬色王子様たちに
襲われ寸前!
警戒赤信号点滅中!!


「なんて、冗談だけどね?」

「……っ!
 もう あたしに関わらないでください!」
  • 16 ポンコロ id:86Vni720

    2012-11-24(土) 14:20:27 [削除依頼]
    タメ呼び捨てOKですよっ!!
    よろしくですっ!少し進んだらコラボしませんか?
  • 17  和奏  id:07RaTF6.

    2012-11-24(土) 14:24:51 [削除依頼]


    全寮制のお金持ち学園、
    エスカレーター式のこの学園に
    高等部から入ったあたしは日々
    平和に暮らしていた。

    これからもずっとそう。
    そのはずだった。


     
     
     
    「うんっ、今日の学食もおいしー!」

    「……リン、めっちゃこぼしてる。
     汚いんだけど。目が腐るんだけど」

    「わ、ごめんななき」


    幼馴染みのななきの絶好調な毒舌を
    受けつつも、この日も楽しく学食を
    完食して。


    「じゃあそろそろ教室戻る?」


    フリフリヒラヒラのゴスロリックな
    ワンピースをなびかせて、
    ななきは席を立った。


    「うん―…、あ。
     ちょっと待ってななきっ!

     あたし庭園行かなくちゃ、」

    「あぁ、リン、
     後期から園芸委員だもんねぇ
     ごしゅーしょーサマ。

     わたしは先に教室戻ってるから」

    「うぅ"、なによ、
     園芸委員楽しいもん!」


    ななきに手を振って、あたしはひとり
    庭園へ足を速めた。
     
  • 18 きょう id:6mWc74j.

    2012-11-24(土) 15:11:24 [削除依頼]
    がんばb
  • 19  シキ  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:01:09 [削除依頼]
    >16   んじゃ、ポンコって読んじゃ(   あたしのことは   わかな、かシキって読んで   くださればb      コラボ、とは具体的に……?
  • 20  シキ id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:01:42 [削除依頼]
    >18   ありがとうございます♪   頑張ります!
  • 21  シキ id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:02:33 [削除依頼]

     和奏×シキ=同一人物◎
  • 22 ポンコロ id:EfARgos.

    2012-11-25(日) 09:06:13 [削除依頼]
    じゃあシキで!
    コラボとは、別の小説との合体だね。
  • 23  シキ  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:12:36 [削除依頼]


    季節に関係なく、
    色とりどりの花が狂い咲く温室。

    この学園の生徒はこの温室を
    桃色庭園、なんて素敵な名前で呼んでる。


    「うっし、
     ちゃっちゃと水あげて帰ろー!」


    お金持ち学校のくせに温室の世話を
    生徒に任したり、
    じょうろで水をくんで花に
    あげる、なんてムダに庶民的。


    じょうろに水を入れてそんなふうに
    悪態をつく。


    「ま、お花の世話は楽しいから 
     いいんだけどね」


    たっぷんたっぷんのお水が入った
    じょうろを持ち上げて…、
    と思ったけれど。


    「うぇっ、重いっ……」


    予想以上の重さに思わずふらついて。


    「わっ、ととっ、う、わっ!」


    バランスがとれないまま歩いたのが
    間違いだった。


    悲劇の幕開け、ならぬ
    逆ハーレム(?)の幕開けだった。
  • 24  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:14:52 [削除依頼]
    >22   OK、ポンコロ♪   んー、   あたしの小説事態に影響なし、   で、やるならいいよ!!     他のスレたてて、やる、とか。
  • 25  シキ  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:22:12 [削除依頼]


    「ひゃっ……!」


    ぽん、と両手からじょうろが飛び出す。

    あたしの身体はそのまま
    横倒しになって。


    ゴンッ、なんて重い音をたてて
    すぐそばにじょうろが落ちる。

    水が飛び散って庭園の芝生に染み込む。


    「ったぁ〜……」


    あたしは芝生に思い切り打ち付けた
    おでこをさすりながら、
    上半身だけを起こす。

    なに?

    なにかにつまづいた気が……。


    「……ダレ」

    「へ?」

    「いい加減どいてくれないかな」

    「え?」


    急にしたから声がして。
    どこか懐かしいその声。

    あたしはその声にひかれるように
    下を見る。
  • 26  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:28:54 [削除依頼]

    …………。


    しん、と沈黙の時間は短かった。


    「……」


    あたしはゆっくりと立ち上がり。


    「だっだだダレ!?」


    思わず濡れた芝生に尻もちをつく。

    あたしがつまづいた&今まで乗っていた
    その物体……、いやその人は、
    静かにあたしの前に立ってあたしを見下げる。


    細身なのに高い身長。
    透き通るような白髪。
    キレイに整った顔立。


    「……温室にダレか来るなんて珍しー…
     と思ったら人の寝込み襲う気?」

    「はぃぃいぃいいぃ!?」


    見たこともないようなイケメンさんは、
    腰をぬかしているあたしに視線を合わせ
    急にくいっ、と
    顔を近づけてきました。
  • 27  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:41:26 [削除依頼]


    あまりの突然の出来事に
    あたしの頭は追いつかなくて。


    「っ、っ、キャーッ!!!」


    気づけば、イケメンさんを思い切り
    押し倒してしまってた。


    「すすっ、すみません!
     ……じゃなくってぇ!

     おそっ、襲!? あたしが!?
     どっちかといえばあなた様ですよ!?」


    あたしはその場に落ちていた
    じょうろを掴み、
    ファイティングポーズをとる。

    押されたイケメンさんは
    特に気分を害した様子もなく。

    ただすっ、と目を細めた。


    「へぇ、アンタ
     オレのこと知らないんだ?」

    「え、」

    「この学園では結構有名人なんだけど」

    「あたし、高等部からの新入生
     なんで……」

    「ふーん」


    ってなに普通に会話しちゃってんの!
    ふーんってなに!
    そっちが聞いて来たくせに!!


    「どうでもいいけど
     そろそろ昼休み終わるよ?」

    「えぇっ!?」


    あたしが心のなかでぶつぶつ
    文句を言っていたら、
    イケメンさんは眠そうにあくびをして
    先ほどまで読んでいたらしき
    雑誌をなめらかな動きで拾い、

    あたしの横を通り抜けた。


    「ほ、ほんとだっ!
     急がなくっちゃ、お花にお水…」

    「……は?
     アンタ、なに言ってんの?

     もう昼休み終わんのに花に水?」

    「え、はい。
     だってあたし、園芸委員だし
     ちゃんと水やりしないとお花も
     可哀想ですし」


    なにを言うんだこの人は。
    お花の悪口まで言い出したよ!
  • 28  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 09:47:44 [削除依頼]

    そしてまた、訪れる沈黙。


    「…ふはっ」

    え。

    「ふっ、ははっ」


    なんか、うけてらっしゃる?


    「ははっ、
     アンタおもしろいね」

    「はぁ、どうも?」


    イケメンさんは笑ってもイケメン。
    その無邪気な横顔に少し
    記憶があるのは気のせいだと思う。


    「ね、アンタ名前は?」


    また急に近づいてきたイケメンさん。
    少し後ずさってしまう。


    「リン、です」

    「……リン?」

    「はい、リンです、」

    「ふははっ!」


    またもや笑われたっ!
    なんなのさっこの人!!!


    あたしがむぅ、と機嫌を損ねそうに
    なったとき。


    「あー、これはケッサクだわ。
     なんつーの?
     久しぶり?みたいな、」

    「はい?」

    「まぁ、お久だね、リン
     オレのこと覚えてる?」

    「いや、全くわかりませんけど」

    「ふーん、ザンネン」


    イケメンさんは意味深な言葉を並べ
    あたしの頭を乱暴に撫でて
    庭園から出て行ってしまった。


    「なんだったの…」


    嵐が去った後の桃色庭園はとても
    静かだった。
  • 29 ポンコロ id:EfARgos.

    2012-11-25(日) 09:58:07 [削除依頼]
    シキ
    そのつもりだよ!
  • 30  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 20:38:52 [削除依頼]
    >29   了解!   それなら全然OK♪
  • 31 ポンコロ id:EfARgos.

    2012-11-25(日) 20:44:49 [削除依頼]
    シキが来たー!!
    えっとねコラボの相談は
    「本好きの集まり」でねー
  • 32  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 20:56:35 [削除依頼]


    「……あ、リン、遅かったね。
     もう午後の授業始まる…
     ってリン?」

    「ななき……、
     園芸委員やめたい…」

    「いきなりなんなのよ意味不明すぎる」


    あたしが教室に戻ると同時に
    鳴るチャイム。

    大きな音にあたしの弱々しい声は
    掻き消されそうになる。


    「なぁに、庭園でなにかあったの?」


    さすが幼馴染み。

    あたしのことはなんでも
    お見通しって感じだ。

    勘が良いななきにはいつも全部
    見透かされてしまうから
    隠し事なんてできたためしがない。


    「う、さすがななきサン……。」

    「なになに。なにがあったの」


    ななきはもう午後の授業が始まる、
    というのに構わずあたしの机に身を
    乗り出す。


    「なんか変な人にあったの、
     超絶イケメンくんなんだけど」

    「げ。イケメンかよ」

    「ななきはホント、イケメン嫌い
     だよね〜」

    「だってイケメンって
     "あいつ"みたいに意味不明なヤツが
     多いじゃん」


    "あいつ"。

    あたしたちの幼馴染みで4年前に突然
    姿を消して以来行方不明。

    親も親戚もいなかったあいつ。


    「あ、そういえばあいつと同じ白髪
     だった、あのイケメンくん」

    「まじ?
     本人だったりするかもよ〜運命?」

    「やめてよ、なわけないじゃんか」


    あのイケメンくんとあいつが
    同一人物?

    そんな運命あったら笑っちゃうよ。

    それに今更あいつに会ったって……。


    「あ、先生来た」


    ななきの声にあたしは自分が俯いて
    いたことに初めて気づいた。

    危ない危ない、
    ネガティブ思考モードに
    なっちゃってた。


    日直の号令に合わせて、あたしは
    ため息を飲み込みながら席を立った。


    そして午後の授業は柄にもなく
    あいつのことを頭から消したくて
    勉強に真剣になった。


    それでもあいつのことは頭から
    なかなか離れていかなかった。
  • 33  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 20:57:14 [削除依頼]
    >31   行けばいいのね?   OK!
  • 34  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 21:22:50 [削除依頼]


    授業が全部終わってからも
    頭のなかから庭園で出会った
    イケメンさんのことが
    離れなかったあたしは、

    いつの間にかまた庭園にいた。


    「……」

    「ねえ、リン、帰んないの?」

    「……」

    「さっき言ってたイケメンさん?」


    ななきにいろいろ問い掛けられた
    けど、あたし自身も
    なにが目的でまた庭園に
    いるのかはわからなかった。

    ただ、なにかを期待している
    あたしがいて。


    「……ねえ、ななき」

    「うん?」

    「イケメンの彼ね、確かにどこか
     あいつに似てたの。
     だけどねあいつと決定的に
     違ったの」

    「……うん」

    「彼の瞳は真っ暗ですごく
     寂しそうに見えたの」


    幼馴染みだったあいつはいつも
    明るくてキレイな透き通った瞳を
    してた。


    「だから、違うと思うんだけど…」
  • 35  和奏  id:2rTarZD0

    2012-11-25(日) 21:46:34 [削除依頼]


    だけど。


    白髪の人なんてそうそういない。
    しかもあんなにキレイな白髪。


    あたしが珍しく考え込んでいると
    空気を読まない声があたしと
    ななきの間に割り込んで来た。


    「リン!! ななき!!」

    「翔……」


    もう1人の幼馴染み、翔。
    優しくておもしろい
    良いヤツなんだけど……。


    「えっ、庭園でなにしてんの??
     あ、つか、久しぶりだよな
     同じ学校になってもクラス違う
     からなかなか会えないしな!!」


    唯一欠点をあげるとしたら、


    「ななきは相変わらず格好すげぇな!
     今日は一段をハデじゃん?」


    空気を最大限に読まないこと。


    「翔、うるさいから黙ってて。
     ていうかいい加減空気読むって
     ことを覚えたら?」

    「え、空気は読めませんけd」

    「口、縫い付けるよ」


    ななきは翔と話しているときが
    一番毒舌の調子がいい。

    翔はお喋りって自覚があるあたしでも
    うるさいって思うほどKY&お喋り
    だからなー。
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