名前のない想い/*48コメント

1 向井、 id:uCyrMQ6.

2012-11-24(土) 12:20:49 [削除依頼]



いつも笑わない君の笑顔を
初めて見たのは、
真冬のことだった――、


『愛とか、ほんとくだらないです。』


愛を信じない君と、
そんな君を愛した俺の、


ほんと、
くだらない愛の物語。
  • 29 藍南 id:tpaXwqk/

    2012-12-05(水) 14:50:03 [削除依頼]

    …つばさちゃん、て
    手錠の先には。の…?
  • 30 藍南 id:tpaXwqk/

    2012-12-05(水) 14:51:12 [削除依頼]
    >29 ぅぁぁ!!; 書くとこ間違ぇたぁ… ゴメンナサイっ!!><;
  • 31 向井、 id:kATqQIS0

    2012-12-05(水) 17:11:49 [削除依頼]



    藍南さん>/*

    ありがとうございます!!
    そういってもらえると嬉しいです///
    更新がんばります^^

    30>
    大丈夫ですよ^^
  • 32 向井、 id:kATqQIS0

    2012-12-05(水) 17:19:41 [削除依頼]



       宮坂郁人side/*


    「はい、宮坂です。」


    きれいで透き通った声…。


    「…‥あの、何か…」

    「ん?…あぁ。
     えーと、別に用はないっす。」


    睨まれてるような感じがして
    つい敬語になる俺。

    この前見た電灯の下の目とは違う……


    どこか
    冷たい目――。


    俺が思ってた通りの
    宮坂実頼の目。


    ――…じゃあ、
    やっぱこの子が気になんのは、
    笑ってるのが珍しすぎたから、か。


    自分で問題を解決し
    スッキリしてる俺を、宮坂実頼が
    不思議そうに睨んでる。


    「…えーと、こんにちは?
     初めまして…いや、ヘロー?」


    沈黙に耐えれず、
    俺は意味不明な言葉を
    並べて話した。
  • 33 向井、 id:kATqQIS0

    2012-12-05(水) 17:26:33 [削除依頼]



    「……こんにちは。
     初めまして。」


    俺の言葉に
    冷静に答える宮坂実頼。


    …それにしても、
    みればみるほどきれい。

    モテる理由がわかる。


    「…あまり見ないでもらえますか?
     不快です。」

    「………。」


    ″不快″とか
    初めて言われたんですけど。


    軽くショックを受けながら
    俺はいまだ座ってる宮坂実頼に
    手を差し出した。


    「……?」

    「……冷たいでしょ。
     早く立たないと。」


    強い風が俺たちの間に流れる。

    さし伸ばした手から
    どんどん体温を奪っていった。


    「結構です。
     一人で立てます。」


    ………モテない理由もわかる。


    .
  • 34 向井、 id:XIZ3mEU/

    2012-12-06(木) 15:20:42 [削除依頼]



    「俺、宮坂郁人。高2.
     一応覚えといて……ください。」


    敬語が抜けねぇ…
    怖い、この子の目が。


    「…はい。
     じゃあ、失礼します。」


    俺は一人
    屋上に取り残された。


    ――…絶対、変な奴だって思われたな。


    「宮坂実頼、か。」


    …ドキドキとかしない。

    ただただ
    普通に話せた。


    「これで
     あの子と話すことはないな。」


    一人でモヤモヤして、
    すっきりして、
    一人で寒い屋上の意上――


    「戻ろ。」


    俺の小さな声が
    静かに響いた。
  • 35 向井、 id:XIZ3mEU/

    2012-12-06(木) 15:40:50 [削除依頼]



        宮坂実頼side/*


    「実頼ーっ!!
     …おかえりっ。」

    「ただいま。」


    教室に戻るなり、
    晴乃が私に飛びついてきた。

    小堺.晴乃
    私の幼馴染。


    「あ、さっきね
     郁人先輩が実頼のこと探してたよ。
     ……知り合いだったの?」

    「郁人……?」


    ″宮坂郁人。高2.
     一応、覚えといて……ください″


    「あ……、
     さっき話したよ。」

    「うっそ!?
     ……いいなぁ///」


    顔を真っ赤にし
    晴乃がニヤニヤする。


    「その顔、やめといたほうがいいよ。」

    「っ、何それ!」

    「…アドバイス。」


    ぎゃんぎゃん騒ぐ晴乃をよそに
    私は窓の外を見た。


    宮坂…郁人。
  • 36 綾那 id:FVB9FzZ/

    2012-12-06(木) 20:47:12 [削除依頼]
    久しぶりー><*

    向井の書くのは相変わらずドキドキじゃo(^o^)oww
  • 37 向井、 id:1l/04wF0

    2012-12-08(土) 11:07:18 [削除依頼]



    綾那ちゃん>/*


    わぁっありがとうっ
    ドキドキするって言ってもらえるの、
    私の中で一番うれしい///
  • 38 向井、 id:1l/04wF0

    2012-12-08(土) 11:14:01 [削除依頼]



    あれから私は、
    その宮坂郁人って先輩と
    よくすれ違うようになった。


    …ううん
    もしかしたらすれ違ってたのに
    お互い気づいてなかっただけなのかも。


    「郁人先輩かっこいい。
     …ね!実頼。」

    「…ね!
     ……って言われても。」


    私 興味ないから。


    かっこいいとか、かわいいとか
    そんなの興味ない。


    「あの先輩だって、
     きっと8%の男だよ。」

    「…実頼…」

    「、ごめん……
     またこんなこと……」


    うつむく私を
    晴乃はぎゅっと抱きしめてくれた。


    「大丈夫、
     いつか実頼の前にも、2%の男が
     きっと現れるから――。」
  • 39 向井、 id:1l/04wF0

    2012-12-08(土) 11:21:13 [削除依頼]



    「ありがと、晴乃。
     ……私 屋上行ってくる。」

    「え…
     外、寒いよ?」


    心配してくれる晴乃に
    私は笑顔を見せた。


    「大丈夫。
     寒いの平気だから。」

    「…そっか!」


    私が笑うのを久しぶりに見て
    ホッとしたのか、
    晴乃は満面の笑みで返事をした。




    屋上×x...


    ギギギギィィ……


    重く、古びた屋上のドアが
    ゆっくり開く。

    隙間から入ってくる風は、想像以上に冷たかった。


    「――…え。」


    ふと横を見たとき、
    寒そうに震える男の子が
    静かに眠っていた。


    「……誰。」


    .
  • 40 nanok id:Bx7rWEu0

    2012-12-08(土) 11:28:32 [削除依頼]
    >6の名前のaは要らなかったね! ゴメンね!
  • 41 向井、 id:1l/04wF0

    2012-12-08(土) 11:51:47 [削除依頼]



    nanokさん>/*


    えっと…
    どういう意味ですか??^^;
  • 42 向井、 id:1l/04wF0

    2012-12-08(土) 12:25:20 [削除依頼]



    「――っ、」


    顔をのぞいて、
    さっきよりもずっとびっくりした。


    「宮坂、先輩…」


    なんでここに…?


    「ん……」


    小さな吐息をもらし、
    先輩は小さくまるくなった。

    寒いんだ……


    どうにかしようも、先輩を温めてあげれるものなんて
    一つもない。


    数分考え込んでると、
    急に先輩の頭がズルズル地面に向かって
    落ちだした。


    「ちょっ――、」


    あと数センチのところで
    先輩の頭を手でキャッチ……


    「よかったぁ…」


    そんな不意に零れた声が
    先輩の瞼を開けさせた。
  • 43 向井、 id:e9F0dtX0

    2012-12-09(日) 14:53:13 [削除依頼]



         宮坂郁人side/*


    「ん……、
     ……………ん?」


    俺が瞼を開けたとき、
    ぼやけながらも
    女の子が見えた。


    「……あの、
     おはようございます…」

    「…え。」


    視界がはっきりしてきて
    俺は寒さのせいじゃなく、驚きで固まった。


    「実頼、ちゃん。」


    俺の頭を一生懸命支える
    実頼ちゃんが、目の前で俺を……


    睨んでる。


    「ご、ごめん…
     ありがとな。」

    「…いえ。」


    ――やべぇ……

    確実に凍死しかけた。


    ……実頼ちゃんのこと、
    待ってたら
    ついうっかりと…


    「先輩、なんでここにいるんですか?
     寒いのに寝るって…
     バカなんですか?」


    …‥…なんで俺、
    この子のために待って
    死にかけなきゃいけねぇんだよ。

    やっぱ無理。


    宮坂実頼と、
    文化祭の打ち上げダンス一緒に踊るとか…
  • 44 向井、 id:buehdKT/

    2012-12-10(月) 18:48:16 [削除依頼]



    「何しに来たんですか。」


    …まるでこの屋上は
    私のもんって言いぐさ。


    「…文化祭の打ち上げで、全校が
     ダンスすんだろ?」

    「……あ、はい。」

    「それのペアが、俺と実頼ちゃんなんすよ。」


    言い終わる前に
    宮坂実頼が眉間にしわを寄せた。

    あからさますぎんだろ。


    「実頼ちゃん、そんな嫌そうな顔
     しないでくれる?
     俺、だいぶ傷つくわ。」


    そういって肩を落とすと、
    思いもよらない言葉が返ってきた。


    「嫌そうな顔したつもり
     なかったんですけど……」


    ――…え。


    .
  • 45 Ri`sa id:kNzIJ9/0

    2012-12-10(月) 18:57:21 [削除依頼]



    すごく面白いですね!
    実頼ちゃんに何があってこうなったのか
    すごく気になるところです!
    頑張ってください!
  • 46 向井、 id:buehdKT/

    2012-12-10(月) 19:04:26 [削除依頼]



    Ri`saさん>/*


    コメありがとうございます!!
    そういってもらえると、最高にうれしいです///
    実頼ちゃんの過去は
    もう少し後でばぁ〜っと明かします(笑)

    更新がんばりますね^^
  • 47 向井、 id:buehdKT/

    2012-12-10(月) 19:18:13 [削除依頼]



    「じゃあ、喜んでくれてんの?」

    「…そこまで言ってません。
     ホッとしただけです。」


    ……ホッと?

    俺が首をかしげると、
    宮坂実頼は無表情で呟いた。


    「知らない人より
     知ってる人との方が、安心ですから。」


    無表情だけど、
    なんかその言葉がすごい嬉しくて、
    完全に心が緩んだ。


    「……じゃあ、
     よろしく。」

    「はい。
     …あ、一つだけいいですか?」


    急に宮坂実頼が
    俺の目をまじまじ見て聞いてきた。


    「ん?」

    「……その、″実頼ちゃん″って
     やめてくれませんか。」


    目を逸らすことなく、
    決して照れることもなく、

    真っ黒な目で俺を見る宮坂実頼。


    「……実頼ちゃんがダメなら、
     実頼でいい?」

    「………はい??」

    「だって、宮坂って同じ名字だし…
     宮坂の俺が宮坂って呼ぶの…変じゃん。」


    別に宮坂でもよかったけど、
    不思議と口が動いてた。


    一瞬、考えながらも 宮坂実頼は納得したのか、
    「じゃあ、どうぞ。」とだけ言って
    屋上を出て行った。
  • 48 向井、 id:Kc5p80c.

    2012-12-12(水) 18:16:52 [削除依頼]



    「お前…災難だな。
     涙が出るよ。」

    「…は? なんのこと。」


    恭太に真顔でそう言われ、
    自分の頭の上に?が浮かぶのが分かった。


    「だってだって!
     宮坂実頼とペアなんだろ!?
     …気まず〜〜〜っ。」


    なんで俺よりこいつが落ち込んでんの…

    リアクションしにくいわ。

    だけど……


    「……俺は別によかった。
     実頼とだったら、素 出せるし。」

    「……………」

    「………なんだよ。」

    「…いや、その。
     今、実頼って……」


    呆然とした恭太の間抜け顔が
    俺の笑いのツボをガッと掴んだ。


    「ぷはっ
     なんだよ、その顔っっ。」

    「あ、おい!話逸らすなぁ!」


    恭太はがんばれって慰めるように
    言ってくれたけど、
    俺はほんとにどーでもよかった。


    実頼と組むことになって
    前の俺なら、気まずいってテンション下がってたと思う。


    でも今は―――、


    ……


    この時からかな、俺の心が
    どこかうずうずし始めたのは。


    .
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