シンデレラ姫31コメント

1 RIRIKA id:VHqEj2J.

2012-11-24(土) 11:35:56 [削除依頼]
虐待物です☆
題名ゎ何となく恋愛物?って思うかもしれないヶド、
虐待物なのですノ(、、。・∀・)ノ

嫌いな人とヵ、虐待物がいけない的に思うのは勝手ですヶド、いちいちコメントでゎ言わないでね。
個人的に、好きな人に見てもらうためにありますので。

でゎ、お好きな方だけ、マウスを下の方にクリックしてくださぃ★
  • 12 RIRIKA id:VHqEj2J.

    2012-11-24(土) 11:56:31 [削除依頼]
    ポンコロ、ココ、よろしくね!
  • 13 RIRIKA id:VHqEj2J.

    2012-11-24(土) 12:04:40 [削除依頼]
    「夢美、さっさと起きなさい!」
    「起きてるよ」
    「何で早く降りてこないの!?」
    「着替えしてたの、ごめん」
    「早く降りてこいよ。早く私、殴りたいんだよね」
    「お母さんやめて…。どうして…?どうしてそんな風になったの!?」
    「人間だから。人嫌うのは人間ならではでしょ?」

    お母さんは馬鹿なんだ。
    だから、そんな事しか言えない。

    「そんなの人間じゃないよ。お母さんが言ったでしょ?意地悪は人に返さないって。なんでそうやって私をストレス発散の的にするの?」
    「だから、人間だからだよっ」
    「そんなの違うよ!!!私、もう学校行く。行ってきます」
    「おい待てよ!」

    お母さんは私の肩を持ってクルッと振り向かせると、想いっきりお腹を殴った。

    「お母さん、やめて…」
    「死.ねよ、お前なんて、この世にいて価値ないんだし。学校でもいじめの的じゃねーの?はははぁー、ウケるーーー!」
    「違うよ!逆を言ったら、少しいじめる側だから。お母さんみたいな人とは、全然違うから」

    そういって痛みを堪えながら、心の傷も癒されないまま、家を飛び出した。
  • 14 ココ♪ id:wcVJcz//

    2012-11-24(土) 14:51:03 [削除依頼]
    うん♪よろしく^^


    >>夢美ちゃんのお母さん
    お母さんひどいよお><(泣)
    いいもーん!ココは夢美ちゃんの味方だからー!°∀°〃(((え
    >>夢美ちゃん
    ココの大好きな夢美ちゃん♪♪((え
    賢いよおお><
    頑張ってね♪
    >>リリカ
    リリカの小説はまるっ!><\
    更新頑張って♪
  • 15 RIRIKA id:ymC1Izg.

    2012-11-25(日) 17:37:58 [削除依頼]
    ココ、ありがとー!
    これからもがんばるね。
    今から更新します☆
  • 16 RIRIKA id:ymC1Izg.

    2012-11-25(日) 17:41:41 [削除依頼]
    私がお腹を摩りながら歩いてると、クラスの子に遭遇した。

    「夢美ちゃん?」
    「あ、琉璃(Ruri)ちゃんだ」
    「お腹、どうしたの?」
    「え??あぁ…。あ、うん、ちょっと食べ過ぎ。あはは…」
    「夢美ちゃん、今日早いんだね」
    「うん、今日は早起きしちゃって」
    「そうなんだー」
    「ねぇ、一緒に行こ?」
    「いいよー」

    今日早かったのも、
    いつも遅くなるのも、
    全部お母さんが悪いんだ。

    遅くなる時の理由は、早く家から出させてくれないから。

    早い時は今日みたいに、反抗的になって。

    琉璃ちゃんにはきっと、分からないことだけど…。
  • 17 ココロ♪ id:kZufYCh/

    2012-11-25(日) 17:43:24 [削除依頼]
    うん♪頑張って^^/

    °▽°〃 更新待ち〜♪
  • 18 ココ♪ id:kZufYCh/

    2012-11-25(日) 17:44:18 [削除依頼]
    ごめん><
    ココロ♪ってうちだよお♪♪
  • 19 RIRIKA id:ymC1Izg.

    2012-11-25(日) 17:49:22 [削除依頼]
    教室に入ると予想通り、誰もいない。

    「私達、一番乗りだね」
    「本当だね」

    そう話しながら、お互い席に着席した。

    「琉璃ちゃん、いつもこんなに早いの?」
    「うん、遅くまで寝ていられないの。4時になると必ず目覚めちゃう…。どんなに遅く寝ても」
    「そうなんだ…。大変だね」
    「うん…。たまに早く来過ぎて、門が開くの待つ時もあるんだ」
    「えー、それすごーい」
    「褒められるなんて思ってなかったなー。凄いことだなんて思っても見なかったよ」
    「そうなんだ」

    そんな風に会話してると、坂城るい(Sakaki-Rui)が来た。

    ウザい性格だから嫌われ者。
    今はクラスのいじめられっ子。

    無視は当然、先生の目に付かないところで暴力も受けてる。

    私もたまに参加するいじめ。
    親から受ける虐待へのストレスの発散。


    "私がこんな風になったのもお母さんのせいだから。"


    そう考えると、恐くなかった。
    何とでもいえるから。

    名字珍しいでしょって言ってきたり、ふりふりのどうでもいいスカート自慢して来たり…。

    私によくしてくるウザいこと。
    うん、自慢。
    悪気はないとしてもウザいこと。

    だから、私の気持ちを計って、みんながやってくれるのがこいつへの"いじめ"。

    つまり私は、ある意味いじめのリーダーなんだ。
  • 20 RIRIKA id:ymC1Izg.

    2012-11-25(日) 17:54:52 [削除依頼]
    [新]
    〈プロフィール〉 ノ(、、。・∀・)ノ

    ☆中村琉璃 (Nakamura-Ruri)
     夢美のクラスメイト。
     いじめに参加する。
     男子からモテてる。

    ★坂城るい (Sakaki-Rui)
     大して珍しくない名字の自慢。
     服の自慢…。
     女子にはウザったいことを自慢してくる。
     嫌われていていじめられっ子。
     本人は人気者だと思ってる。
     性格悪いうえに勉強できない。

    ☆志村亜友美 (Shimura-Ayumi)
     夢美の親友。
     いじめに参加している。
     クラスの人気者。
     リアルにそれを実感していない。
     通称"あゆ"。
  • 21 RIRIKA id:ymC1Izg.

    2012-11-25(日) 18:00:56 [削除依頼]
    「あっ、るいちゃーん、おはよっ」
    「おはよー。夢美ちゃん早ーい」

    るいはまたも、調子に乗った返事。

    「今日宿題やって来た?」
    琉璃ちゃんも参加し始める。
    「やってきたよー」

    ふぅん。
    やってきたんだ…。

    「見せて」

    やっぱり。
    琉璃ちゃんの声に反応するるい。

    「いいじゃーん。まだ時間あるでしょ?3人しかいないんだよ?…友達、見捨てるの?」
    「ご、ごめんなさい。み、見せるよ…」
    「"見せます"だろ?」
    「見せます…」

    琉璃ちゃんはるいの鞄をぐちゃぐちゃにあさった。

    「やっやめて…」

    「何?見られちゃ嫌なものはいってるの?"友達"でも嫌なことイコール、ラブレターとか?」
    「琉璃ちゃーん。それ、古い」
    「だよねー。さすがっ、夢美ちゃん」
    「なら何かなー」
    「何も、大したもの、入ってないよ……」

    るいが泣き出しそうだったから、いったん中止。

    泣き声でバレちゃ、やばいもんね。
  • 22 RIRIKA id:ymC1Izg.

    2012-11-25(日) 18:08:18 [削除依頼]
    しばらくすると、みんながどっと入ってきた。

    「夢美、今日早いねー」
    「そうでしょ?早起き、最高!」

    私はそばに来たあゆに耳打ちした。

    『早起きして早く来たら、思う存分るいをいじめることできたし』

    「ホントー?いいなー。明日、早く来よっ」
    「うん、オススメ」
    「でもさぁ、夢美は…」

    次はあゆの耳打ち。

    『お母さんに反発してきたんでしょ?』

    「バレたぁ?」
    「バレバレ。私にしか分かんないことだけど」
    「確かにー」

    あゆは私の虐待問題を知ってる唯一の友達で、しかもそれを明るく受け止めるようにしてくれる。

    プロ。

    「るい、今日放課後、最近できたカフェ行きたいけど、金ないんだよね。お小遣い日まだだし。おごってくれるよね!?大金持ちさんっ♪」
    「そんなことないよー。…お金は、働いて稼いだら?」
    「生意気ー。金持ってるくせに、しかも親の金のくせに、生意気な口たたいてんじゃねぇよっ」
    「さゆり、バレる。今日はいったん、止めとく?」
    「そうだねー。夢美の為にもなんないし」
    「そうそう。ばいばーい、ブリッ子るいちゃん♪」
    「ち、違うよ…。ブリッ子なんてしてない…」
    「じゃぁ、嫌われ者ちゃんだね。ばいばーい」

    さゆりとほの、やるなぁ。
    見習うとしますかっ。
  • 23 RIRIKA id:ymC1Izg.

    2012-11-25(日) 18:23:56 [削除依頼]
    そのあと授業が終わると、真っ先に席を立ったるい。

    半泣きで担任の女先生に何かを言ってる。

    「そうですか…。分かりました」

    先生はそういうと、るいを席に戻した。

    「夢美さん、さゆりさん、ほのかさん、琉璃さん、ちょっと来てください」
    「はい、何ですかー」

    みんな、感じていた。

    るいが言ったってことを。

    「みなさん、このメンバーで集まって、しかもさっきるいさんが半泣きで来て…。何の子とか、分かりますね?」

    みんな表情を変えないし、動作も一切しない。

    「るいさんをいじめている。そうですね?」
    「先生ひいきですよ。私達だけいけない人みたいじゃないですか。勝手にるいさん信じて。るいさんの嘘泣き、知ってると思ってたのに…。私達を信じてくれてると思ってたのに…。最高の先生だと思ってたのに!!!もういいです。帰ります。さよなら」

    さゆり…。
    私の為に先生に喧嘩売らなくても…。

    「私も」
    「先生信じてたのにひどいですよ、さよなら」

    琉璃ちゃん、ほの…。

    「先生、私、先生を信用しませんから」

    私もそう言い残して、去って行った。
  • 24 RIRIKA id:ymC1Izg.

    2012-11-25(日) 18:25:57 [削除依頼]
    「みんな、ごめん。でも良かったのに。私の為に喧嘩売らなくても…」
    「確かに少し夢美の為だけど、あんな先生、普通の良心が喧嘩売る言葉だからさ」
    「そうそう。先生だよ、悪いのは。夢美、気にしないでよ」
    「うん、アリガト…」
  • 25 RIRIKA id:vLdBv2A.

    2012-11-26(月) 20:03:53 [削除依頼]
    そんな風にみんな意地張って出てきたものの…、
    行く当てもなく、家に帰ることに。

    みんなお互いの事は言わないで、気分が悪くて早退、という事にした。

    どうせ真実話しても、正しいのは先生だ、って、親はすぐ言うよ。
    子供を守るために、子供を裏切って先生の方味方に付く。

    それが"親"のやり方だよね。


    みんなそうやって言っていた。

    良いなぁ…。
    私には相談したり、今日学校でのことを言える時間さえない。

    与えても


    ――くれない。


    ひとりで帰る道。

    みんなとは分かれ道でお別れ。

    「シンデレラになれれば…。でも私は今まで為りきって来たからこんな痛い目に合うんだよね…」

    そうやっていっつも思って。

    家のある一本道への曲がり角で立ち尽くす。

    習慣になったこの行動。
    お母さんはどう思う?

    私の事、恐がってくれてありがとう。
    余計殴る気持ちが湧いてくる。

    そう、思うのかな…?

    学校であんなに強気でも、家出だと臆病者。

    本当はお母さんに学校でのことを話すべき。
    そうしたら、きっと、私の学校での立場をわかってくれる。

    でも、私からは話せないから、先生が電話でもくれたら…。
    そして私の立場は明らかになる…。

    けれどそんなことしたら、余計暴力を振るわれそうで背中がゾクゾクする。

    でも、言わなければ、ずっと家での臆病者への変化が増してゆく気がして…。

    恐い。
    お母さんが、じゃない。

    自分が。
    自分の心が。

    自分のこの、
    とっても弱い心が。

    助けてほしいの。
    でも、助けてほしい相手は、あゆでもないし、ほのでも、琉璃ちゃんでも、さゆりでもなくて、

    きっと、あの人ひとり。
    救ってほしいのは、あの人、ひとりだけ。

    それは絶対、


    ――お母さん。
  • 26 RIRIKA id:vLdBv2A.

    2012-11-26(月) 20:21:07 [削除依頼]
    「ふぅ…」

    深呼吸ひとつ、
    私はドアノブに手を掛ける。

    「ふぅ…、よし…」

    また深呼吸ひとつ、
    ドアノブを手前に引く。

    「はぁ…」

    さらに、ため息混じりの深呼吸ひとつ、
    声を掛ける。

    これが私の"ただいま!"への恐怖。

    「ただいま…」

    明るく言いたいけど、言っちゃいけない。

    いいや、言えなくなる。
    恐れがどんどんどんどん増して、1秒が1分に、1分が10分にも感じる。

    「おかえり、夢美ちゃん♪」
    「こんにちは、だ、誰ですか…?」
    「君の将来のお父さん♪」
    「ど、どういう事…?」
    「お母さんの婚約者です☆」
    「婚約者!?ってことは、…結婚するんですか…?」
    「うーん、どうかな?君のお母さんが、悩んでるんだよね…」

    そしたら奥の部屋から声が聞こえた。

    「んん…!ん!んん!」

    「お母さんの、声…」

    急いで向かうと、そこにいたのは、ガムテープで口をふさがれ、紐で手首同士、足首同士をつながれているお母さんだった。。。
  • 27 RIRIKA id:6OAc6Ww1

    2012-11-28(水) 17:55:14 [削除依頼]
    「お母さんっっっ」
    「なんだ。君、虐待受けてるらしいね。よくそんな母親かばう気になれるよなぁ?」
    「お母さんを苦しめたって、私が傷付かないわけじゃない。私はお母さんをずっと信じて来たんだからっ」
    「ふぅん」

    男はそういった。

    「誰なんですか?名前は?」
    「俺?――咲田春(Sakita-Syun)」
    「咲田、春…」
    「春でいいよ」
    「春さん、お母さんを放してっ!」
    「ごめん。それは無理だな」

    返事でなんて分かってるけど、お母さんを苦しめたら私がタダでいるわけないでしょ…。

    お返しはいつかするけど、今はお母さんを救いたい。

    例え私をずっと苦しめてきたお母さんでも…。

    私はお母さんのもとへ走った。
    お母さんの横に寄り添った。

    「私、ずっとここを離れないっ!」

    そう言いながら陰でこっそり紐を解いている。

    『夢美、逃げなさい。今までごめんね、ありがとう。私は大丈夫よ。この紐はきっと解けない』

    ガムテープを外してあげたら、お母さんは耳元で囁いた。

    「お母さんを捨てていけるわけないでしょ…」

    私は瞳を潤ませながら、必死に紐を解いた。

    「ほら、お母さん。私にはできるのっ!知らないのはお母さんだけだよ…」
    「夢美…」

    「帰ってください、春さん」
    「春、私が馬鹿だったのよ。もう夢美には手を出さないでほしいし、私にも関わらないで」
    「そうだよ。貴方の方が立派な馬鹿だよ」

    ――ピーポーピーポー…

    「パトカー?」
    お母さんが不思議がる。

    実はさっき隠れて亜友美に連絡した。

    家に、警察に行かせるように。

    要件をさっさと話して、亜友美のような関係ない人が話せば警察は動く。

    私が連絡しても、
    "連絡できるんじゃないか。なら安心だな"
    と言って終わらされてしまいそうな気もしてたから。

    「お母さん、安心してね」

    その瞬間玄関のドアが開いて、警察が入ってくる。

    「咲田春!お前を現行犯逮捕する。署まで付いてきてもらおうか」

    よくサスペンスドラマで聞く言葉と共に、警察は春さんを連れて行った。

    「はぁ〜」
    「お母さん、良かったね」
    「本当。夢美、ありがとう。…今までひどいことしてごめんなさい。私が間違ってた、馬鹿だった。もうこれから遅いかもしれないけど、一般と同じ親子になりたいの。もう、遅い…?」
    「ううん、全然っ。お母さんっ」

    私はお母さんの腕の中で泣いた。

    今まで流したことのない涙を…。
  • 28 RIRIKA id:6OAc6Ww1

    2012-11-28(水) 17:57:45 [削除依頼]
    これで完結!!!


    でゎありません。
    これからは母に変わる母方の祖母からの虐待をお楽しみくださいませ〜。
  • 29 RIRIKA id:6OAc6Ww1

    2012-11-28(水) 18:17:17 [削除依頼]
    そして週末。

    久しぶりのお婆ちゃんの家に行く事に。

    「ただいま、お母さん」
    「お婆ちゃん、久しぶり〜」

    ふたりで声をかけて中へ。

    「あらぁ、いらっしゃい。来るなら連絡してくれたら良かったのに。何も用意してないに?」

    方言が入ったお婆ちゃんの言葉は懐かしさを感じる。

    「いいよ〜、用意してもらえる立場じゃないんだし。娘が帰ってきただけでしょ?」
    「でも夢美だっているでしょ?」
    「そうだけど…。気にしない気にしないっ!」
    「そう?分かった…。夢美、中へどうぞ」
    「おじゃましまーす!!!」

    「わぁ、広い!」

    お婆ちゃんの家は凄く大きかった。

    来たことあるけど、やっぱり何度きてもため息がつく。

    「今日は泊まっていけるんでしょ?」

    「それが、お母さん、話があって…」
    「ん?」
    「ちょっと居間へきて」
    「うん…。夢美、ここへいてね。すぐ来るわ」
    「はぁ〜い!!!」

    深刻な顔になったお母さんをほおっておけるわけなく、後をつけて話を聞いた。


    「お母さん、私ね最近とても不調で、病院へ行ったのよ」
    「そう…」
    「そして調べてもらって…。それで、私、……乳ガンだったの」
    「……っ」

    言葉を失うお婆ちゃん。

    私もだった。

    お母さん、どうしてそんな病気に…?
    隠していたのは、何故…?

    「嘘だら?嘘だって言って。嘘だら…?
    「お母さん、本当よ。…お母さん、夢美を頼みたい。駄目かしら?詳しい検査入院と、もしかしたらそのあとも入院するかもしれないの。できる間だけは私が夢美の傍にいるから」
    「夢美の事は良いけれど…。そんな…」
    「お母さん、…よろしくね」
  • 30 RIRIKA id:Y7/Xsju0

    2012-11-30(金) 18:11:13 [削除依頼]
    「お母さんっ」

    気付けば私は飛び込んでいた。

    「夢美!部屋にいなさいと言ったでしょ!」
    「でも気になったの!」
    「……」
    「…今の話、本当なの?」
    「夢美、心配かけてごめんね。でも、本当よ」
    「だからって何で私に言ってくれなかったの…?」
    「今の私には夢美に言える覚悟がなかったの」
    「お母さん…」

    3人の瞳からは次々と涙があふれ出す。

    こんなの、酷いよ…。
    お母さんをいくら恨んだことがあっても、こんな気持ちで恨むのは初めて。

    神様、
    不公平だよ…。

    生まれつき仲がいい家族や親子。
    ずっと悩まされない家族や親子だっている。

    なのにやっと仲良くなれたのに。
    なのに、こんなに短い親子の絆なんて、ずるい…。

    私のお母さんは何処へ行ってしまうの?
  • 31 RIRIKA id:Y7/Xsju0

    2012-11-30(金) 18:19:18 [削除依頼]
    私が落ち着くと、お婆ちゃんが私の傍へ来て、さっきの部屋へ戻した。

    今度はお母さんに、居間にいるように言って…。

    「夢美、あの子も悪気はないのよ」
    「でも、お母さん、私に言ってくれなかった…」
    「そうね。悲しいわね。でも、それは唯なりの夢美を想った言動なのよ」
    「私の事は想ってなんかいないよ。想ってたら、絶対、私に話してくれた…」
    「違うわ。唯は恐かったのよ。夢美に嫌われるか、夢美に捨てられたら…。自分が思い通りの動きができなくなったり、上手く話せなくなった時、心配かけてしまうのは夢美なのよ。それが恐かった。だからなのよ」
    「どういう意味なのか、私には分かんない!!!」
    「捨てられたくないのよ。早く言ってしまったら早く捨てられる。唯はそう思って恐かったんだと思うわ。夢美だけよ、分かってあげられるのは」
    「うわーん!」

    思いっきり泣いた。

    泣いた。

    今までにないお母さんへの思いで泣いた。

    こんな気持ち初めてで恐かったりした。
    でもなんだか、不思議に心があったまる。

    お母さんに想われて、
    私もお母さんを想って…。

    そんな事、今までなかったから…。
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