白と黒と契りと3コメント

1 ドランドラ id:TGs4PmL1

2012-11-17(土) 15:12:03 [削除依頼]
 教皇を討ち果たし、聖戦という虐殺を終わらせてから
1年近くが立とうとしていた。
雪が吹きすさび、寒さが身をうつ日々が続いていた。
「寒いな……」
「寒いね……」
「寒いよ……」
ラックとワイト、ヴィンは家の暖炉の前で集まって
固まっていた。
  • 2 ドランドラ id:TGs4PmL1

    2012-11-17(土) 15:29:09 [削除依頼]
    パチパチと燃え盛る炎を見つめながら、ラックは幼い
    頃のことを思い出していた。
    『そういえばあのころは、こうして温まることなんて
    あまり無かったな……』
    「ねぇ、もう少しで鍋が温まるからご飯にしない?」
    ヴィンが誘ってくる。ちょうどお腹がすいていた頃合
    だったから、断る理由は無かった。
    「わかった……」
    「私もぼちぼち行くね……」
    体の震えが収まらない。ものすごく寒い。
    やっとの思いでテーブルのあるところまでたどり着き、
    イスに腰掛ける。手で腕をさすり、足を揺らす。
    吐き出す息は霧のように澄んでいた。
    「やっと出来たよ」
    ヴィンがなべのふたを開けると、湯気が一気に立ち上る。
    具材の臭いやうまみがものすごくよくわかる。
    ワイトが席に着き、食事前に言う言葉を唱えた後
    一気になべに襲いかかる。
    「うめぇ! ヴィン、おめぇ料理うまいな!」
    「あ、ありがと……」
    ヴィンがラックの賞賛を受けて、顔を赤でそめて
    下に視線を落とす。
  • 3 ドランドラ id:TGs4PmL1

    2012-11-17(土) 15:34:15 [削除依頼]
    「いやいやホント、自慢の妹だよ!」
    「い、いや……、ラックの育てたやや野菜が……、
    おいしいからだよ」
    ワイトのほめにさらに顔を赤くし、目線をさらに落とす。
    そして謙遜する。が、ラックの一言でもっと赤くなった。
    「いやいや謙遜すんなって! 具材がういいからって
    作る奴の腕が下手だったら宝の持ち腐れだって! 自慢して
    いいぞ? ホント!」
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