*奇妙な国の物語*6コメント

1 alice id:luGnW7q1

2012-11-17(土) 09:20:02 [削除依頼]


    
        ようこそ、奇妙な国へ。
  • 2 alice id:luGnW7q1

    2012-11-17(土) 09:26:56 [削除依頼]

     【アリス】


    ・・・・・・ここは、一体何処だろうか?


    いつの間にか、この場所にいたが、
    どうやってここに辿りついたのか、全く覚えていない。
    ということは、ここは夢なのだろうか??
    ・・・いや、そのわりにはハッキリしすぎている。


    まわりは薄暗く、何も無い。
    灰色の空と、何もない地。それだけだ。


    誰もいない。


    ・・・ここから、抜ける術も、ないのだろうか??


    途方に暮れていたその時、後ろの方から、足音がした。
    振り返ってみてみると、少女が一人、こちらの方へやってくる。


    (助かった・・・?)


    不思議な希望が生まれたが、少女は、私の近くまで来ると、
    静かに、そしてハッキリと、こう言った。


    「いらっしゃいませ。ようこそ、奇妙な国へ。」


    ・・・ここは、やはり夢なのだろうか??
  • 3 alice id:luGnW7q1

    2012-11-17(土) 09:45:12 [削除依頼]

     【アリス】


    「私は、この奇妙な国の主、アリスと申します。
     今回はぜひ、この国の素晴らしいところや、
     美しいところを、感じて頂きたいと思います。
     さて、と・・・。それでは、参りましょうか。」


    アリスの名乗る少女は、そういい終わると、
    自分の首にかかっていた、ネックレスを外した。

    ペアネックレスの片方のような、
    半分だけのハートのネックレスだった。

    そして、それを左手に巻きつけ、ハートの部分を
    ゆらすようにして、静かに左手を横に振った。


    すると、驚いたことに、
    果てしなく続いていた“何もない地”が、
    “花に囲まれたひとつの道”となっていった。

    「この道をたどると、カフェが見えてくると思います。」
    そこまで歩きましょう、とアリスは言った。


    どんどん進んでいくアリスに、急いでついていきながら、
    私は、周りの花々や、草木を見ていた。

    そして、驚いた。


    ここの花や草木が、すべて奇妙だったから。


    「この国の植物は、あなたがたの世界の植物と、
     ぜんぜん違います。
     なぜなら、ここは、奇妙な国なのですから。
     
     あ、そうだ。カフェに着くまで、ひとつ、
     この花に関するお話をいたしましょう♪  」


    アリスが、嬉しそうに言った。
    彼女の手にはいつの間にか、黒と青と水色が
    混ざったような、奇妙で美しい花が一輪、握られていた。
  • 4 alice id:P8r9IUv0

    2012-11-19(月) 17:14:07 [削除依頼]

     【花】

    ある所に、一人の女がいました。
    その女の人の名前・・・そうですね、「リリー」としましょう。

    リリーは、とても大人しく、とても優しい人でした。
    花や木が大好きで、将来の夢は、花屋を営むことでした。
    そして、その夢は叶い、見事、自分の花屋を持つことができたのです。

    花屋を営むようになって、2年も経たない頃です。
    自分の庭に、見たことのないような花が一輪、いつの間にか咲いていました。

    黒色と青色と水色が混ざったような、奇妙で美しい花でした。

    リリーは、その花の名前が分かりませんでした。
    けれど、その花のあまりの美しさに、
    「これを大切に育てたい」という気持ちが芽生え始めました。


    そしてある日・・・
  • 5 alice id:uBVYlSk0

    2012-11-24(土) 15:35:41 [削除依頼]

     【花】

    ある日、リリーの花屋に、一人の男が現れました。
    「百合の花を、1輪ください。」
    男はそう言いました。

    リリーは、背が高くて優しい雰囲気の
    その男に、一目ぼれをしてしまったのでした。


    その日の夜、リリーは眠ることすらできませんでした。
    ただひたすらあの男のことを考えているばかりでした。

    けれど、リリーは、彼がどこの誰だか知りません。
    それに、また、花屋に来てくれるとは限りません。
    リリーは、そう諦めていました。

    (せめて、何か、私の心を支えるものがあれば・・・!)

    リリーは、あることを考え始めました。
    あの“奇妙な花”に名前をつける、というものでした。
    リリーは、あの男のことを想像しながら、
    花の名前を、「グランデ」と名づけました。
  • 6 alice id:uBVYlSk0

    2012-11-24(土) 15:47:28 [削除依頼]

     【花】

    リリーが、あの男に始めてあった日から、
    もう2週間が過ぎようとしていました。

    いつものようにリリーは、花屋で働いていました。
    けれど、あの男のことを忘れたことはありませんでした。


    「すいません、百合1輪、いくらですか??」


    (・・・その声は・・・・・・・!)
    リリーは驚きました。
    目の前に、再びあの男がいたのです。

    リリーは、鼓動が速くなっていくのが自分でも分かりました。
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