恋愛ヒーローは透明少女に恋をする!!13コメント

1 きさら id:nAxZri3/

2012-11-16(金) 21:25:43 [削除依頼]
えっと、こんばんはっ

きさらです!
前回のスレが消えてしまっていたので、また書きなおししたいと思いますー

読んで下さっていたみなさんごめんなさい 泣

よろしくですー^^
  • 2 きさら id:nAxZri3/

    2012-11-16(金) 21:41:17 [削除依頼]
    ―――私は、なんのために生きているのだろう。

    そんなだれでも思うような、まるで小説家きどりのようなそんな肩書きに縛られながら私は毎日を過ごしていた。

    どうすればいいのかわからない。

    自分がどこに行けばいいのか、何をすればいいのか、何を見ていればいいのか・・・。
    視点が定まらないまま私は今も虚空を見ている。

    いったい何度こんな一日を過ごしたんだろう。

    話すこともないまま、笑うこともないまま、私は一人のままで。
    そしてたいがいこの屋上にいる。

    そして、だれも聞いてくれない願いをつぶやく。
    きっと、これからもずっと・・・。


    「誰か・・・私をみて・・・」
  • 3 きさら id:nAxZri3/

    2012-11-16(金) 23:04:26 [削除依頼]
    ・・・「わたしね、おおきくなったらおひめさまになるの!!」

    ・・・「それでね、おうじさまとしあわせにくらすんだ!だからね・・・」

    「・・・っ」
    目をあけると、少し雲に隠れた星たちが見えた。
    「・・・また、あの夢・・・」
    何度忘れようとしたってできない。
    自分が今までずっと大切にしていた夢。
    でももう今となっては意味ないか・・・。
    「・・・はぁ」
    ため息が白くなって空へ昇っていく。
    すると冷たい風が吹き込んできて髪を揺らした。
    「・・・さむい・・・」
    マフラーに顔をうずめると懐かしいその夢のにおいがする。
    ぼろぼろになったチェックの赤いマフラー。
    いつかこれを着て自分の好きな人と歩くのが楽しみだった。
    なのに・・・それなのに。

    「・・・いけない」

    過去に浸っていたらつらくなるなんてことはわかっているはずなのに思い出してしまった。
    何も考えない方がいい。
    きっとその方が楽だから。
  • 4 きさら id:nAxZri3/

    2012-11-16(金) 23:16:44 [削除依頼]

    屋上の上から下の方を見降ろすと、あまり変わり映えのない景色があった。
    逆に見すぎて覚えてしまったくらいだ。
    すると、ある一つの大きなビルの液晶に今日のニュースが流れ始める。
    毎日変わるものといったらこれぐらいだろう。

    【今日、愛知県豊田市で×××の事故があり・・・】

    沢山の情報が私の頭を流れる。

    【次のニュースをお伝えします。】

    【○○氏が一番最初に手掛けたヒーローものの作品が今月二十四日から・・・】

    アニメかな?ヒーローというと朝にでもやるんだろうか。
    まあ、特に興味はないけれど。

    「・・・そろそろ出よう」

    私は冷えた体を温めるために屋上からでた。
  • 5 きさら id:nAxZri3/

    2012-11-16(金) 23:30:51 [削除依頼]
    私の名前は「園原 しのり」。
    今は一人暮らしをしている。
    父は単身赴任中で、母は小さいころに・・・死んでしまった。
    どこにでもあるような家庭なのだ。
    そんなどこにでもあるような家庭の中で、どうして私がこうなってしまったのかは分からない。
    それは突然のことだったのだ。
    たとえば見知らぬ科学者に変な装置に入れられて実験台にされたわけでもなく。
    さりとて私がそういう何かの能力をもった人造人間などとそういうわけでもなく。
    いってしまえば、ただ普通に。
    能力なのかはわからない。
    ただそれが能力だとしても、実験結果だったとしても。
    こんなの・・・

    「・・・いらない」
  • 6 きさら id:nAxZri3/

    2012-11-16(金) 23:38:27 [削除依頼]
    私がそれに気づいたのは教室だった。
    いきなりみんなが私を見なくなったのだ。
    今まで普通に友達もいて、成績も普通で、何事においても順調だった。
    なのに。突然見えなくなってしまったのだ。

    この、“私という存在が”。

    どうすることできないまま、私はみんなの中から消えて行った。
    仲良しだった子の心の中からも、そのほかのクラスメイトからも。
    浄化され、透明にされ、消された。

    みんなまるで私が見えていないみたいだった。
    当たり前だ。

    だって、“見えていないのだから”。

    いきなりそんなこと聞いてもなかなか信じられないだろう。
    当たり前だ。
    だって最初は私も信じられなかったのだから。

    でも、クラスメイトの誰とも目が合わず、教師にも一度も質問されないなんておかしいとは思ったのだ。
    だけど・・・半信半疑だった。
    本気で認めることができていなかった。
    だけど・・・もう確定的だ。
    私は・・・私は、だれからも見られない

    “透明少女になってしまったのだ。”
  • 7 きさら id:nAxZri3/

    2012-11-16(金) 23:39:57 [削除依頼]
    今日はここら辺で終わりにしようと思います^^

    さようならー^^
  • 8 きさら id:whOZ5hl/

    2012-11-17(土) 14:41:04 [削除依頼]
    更新したいと思います^^
  • 9 きさら id:whOZ5hl/

    2012-11-17(土) 15:05:18 [削除依頼]
    屋上を出てしばらく歩くと商店街に出た。
    ひとけのない道には、ただ私の足音だけが響いている。
    でもこの足音もだれにも聞えていない・・・。

    しばらく歩き続けていくと、東の方から日が差してきた。
    店のすきまから日差しが差し込んできて商店街も少し明るくなっていく。

    「静か・・・」

    鳥のさえずりがどこかからきこえた。
    上の方を見ると、三羽くらいの鳥が追いかけっこをするようにどこかに飛んでいくところだった。
    自由だった。

    何にも縛られることがなく、自分の翼で飛べる・・・。

    「いいな・・・」

    すると、今度は前の方から別の足音が聞えてきた。
    あれは・・・。

    「ふわぁ・・・眠い」
    「鳥うっさいんだけど」
    「朝からいらいらするわぁ」

    高梨さんと三好さんだ。

    「・・・っ」

    私は自分の姿が見えないのも忘れて急いで店の裏に隠れる。
    あの二人は私のクラスメイトだ。
    気が強くて、クラスのみんなが怖がってる。
    いっちゃえば、リーダー格だ。
    私は何かとあの二人に嫌われていて・・・。

    そんなことより、朝から会うなんて最悪だ・・・。
    そう思いながら私は二人が通り過ぎるのをじっと待つ。
    透明だから見えないのはわかっているけど二人のそばには行きたくない。
    もう少しの辛抱だ・・・。

    「というかさ、園原の奴、まったく学校こなくね?」

    え・・・私?

    「確かにぃ―!まあ、来なくていいけど」
    「ははっ」
    「というかさ、今頃どっかでくたばってんじゃない?」
    「マジウケルー(笑)」

    いいの。今のは聞えてない。
    きっと幻聴。そう、幻聴。
    何かを必死にこらえながら、私は心の中でそうつぶやき続ける。
    しょうがない・・・しょうがない・・・。

    そして、二人の足音が遠ざかっていくと、私は店の裏から出た。

    ・・・その時だった。
  • 10 きさら id:whOZ5hl/

    2012-11-17(土) 15:16:25 [削除依頼]
    「うわっなっ何アレ!?」

    いきなり高梨さんが声を上げたのだ。
    反射的に私も三好さんもその声の方を向く。
    その二人の目線を追っていくと、何かの店の上に、人影が見えた。
    するとその影はいきなり飛び上がり、華麗に宙を舞う。
    そのままスタッと落ちると思ったのだが・・・

    「いででっ」

    地面に足を着いた瞬間足をひねったようだ。
    ・・・足を抱えている。
    しかし次の瞬間には足を抑えていた手を離し、二人のほうに手を差し出して・・・。

    「奇遇ですねお嬢さん。ここで会ったのもきっと何かの縁・・・。ということで、もしよかったら僕と・・・」

    「逃げよ!」
    「変質者ー!」
    二人は思い思いの言葉を言い放ちながら走りさっていた。

    冷たい風がどっかのマンガみたいに葉を落としてすぎ去っていった、

    「・・・変な人・・・」

    そのまま私はその場を通り過ぎた。
  • 11 きさら id:whOZ5hl/

    2012-11-17(土) 15:24:53 [削除依頼]
    「今日のあれ・・・なんなんだろ」

    最近街に出没している犯罪者?
    それともただの変態?

    でも、なぜだろう。なんだか心が少し軽くなった気がした。
    よくわからないけれど・・・。

    「・・・変なの」

    それがあの人に向けられたものなのか、それとも私に・・・。


    ―――激しく、鼓動がなっていた。
  • 12 きさら id:W8uj1bR0

    2012-11-18(日) 15:42:11 [削除依頼]
    更新します^^

    誰かきてくれたらうれしーなー^^
  • 13 きさら id:W8uj1bR0

    2012-11-18(日) 15:49:05 [削除依頼]
    「うーん・・・」

    最近、変な感じ。
    ずっともやもやが続いてる。
    なんだろう・・・これ・・・。

    あれから三日後。
    あの強烈な出来事でおかしくなってしまったのだろうか。
    私はやけにあの人影のことを考えるようになっていた。

    ・・・男の子かな?すこし声も低かったし。
    それになんかすごかった・・・なんてうかその・・・

    なんか、ヒーローみたいだった・・・。

    「・・・って///」

    やっぱり変だよ!もう!!
    私はまたマフラーに顔をうずめた。
    どうしようもならない。

    これって・・・
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