勇者「え? 魔王死んだの?」53コメント

1 ほーらい id:blNJe.m.

2012-11-15(木) 19:46:06 [削除依頼]
初投稿

ファンタジー(もどき)に需要あるか不明ですが自己満足で書かせていただきます
基本的に会話と効果音だけで進むssです
  • 34 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:47:05 [削除依頼]
    前書いて途中で放置してたスレ発見

    一応もう完結してるので続き貼っていきます
  • 35 ななし id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:47:57 [削除依頼]
    側近「そろそろ勇者さん達が帰ってくるころですかね」

    側近「さて、久しぶりに特製の回復薬でも作りますか」

    ガサゴソ

    側近「薬草に緑キノコにチユの実……あ、拾った聖水も入れてみよう」


    ――

    側近「よし出来た。心臓貫かれるぐらいの攻撃なら余裕で回復ですよ。ふふん」

    バシュッ!

    側近「あ!」

    勇者「はぁ……やっぱり長距離の転送魔法は疲れるな」

    戦士「へぇー。ここが魔界か」

    僧侶「意外と私達の世界と変わりませんね」

    魔法使い「だが空気中の魔力は比べ物にならない……研究が捗るな」

    側近「勇者さん! おかえりなさい!」

    勇者「側近、遅くなったな。俺の仲間達だ」

    僧侶「かわいい女の子ですね〜。こんな子が魔王の側近なんて信じられないです」

    側近「いえ、そんな……でも一応魔族なので皆さんよりは長く生きてるんですよ」

    魔法使い「ふむ、興味深い」

    戦士「まぁとにかくよろしくな!」

    側近「よろしくお願いします。こちらのせいで迷惑をおかけしてすみません」

    勇者「気にするな。どうせいつか戦うはめになるだろうし」
  • 36 ほーらい(前レスのななしは私です) id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:49:13 [削除依頼]
    魔王「……お前達が勇者御一行か」

    戦士「!」ピクッ

    魔王「そう身構えるな、危害を加えるつもりはない」

    戦士「いや、すまん。どうも反射的に身構えちまう」

    側近「魔王様、起きて大丈夫なのですか?」

    魔王「あぁ、大分調子も良くなった」

    側近「そうですか(はぁ……本当はまだ半分も治っていないでしょう)」

    勇者「……話しをするのは初めてだな」

    魔王「あぁ。……色々世話をかけたようだな」

    勇者「いやこちらこそ今まで誤解していたみたいで申し訳ない」

    魔王「……冥王を倒すのに協力できなくてすまないな」

    魔王「だが出来る限りのことはサポートさせてもらおう」

    勇者「助かるよ」

    ――

    戦士「明日は大変なんだからそろそろ寝た方がいいんじゃねーか」

    僧侶「そうですね。私はもうくたくたですよー」

    魔法使い「私はもう少しこの部屋にあるものを見てみたいのだが」

    側近「えぇ、構いませんよ」

    勇者「魔法使いもほどほどにしとけよ」

    魔法使い「わかってる、おやすみ」
  • 37 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:50:23 [削除依頼]
    ――翌日

    勇者「ついに来たか……」

    戦士「いよいよ今日だな」

    僧侶「おー、緊張しますね」

    魔法使い「……」

    勇者「おい寝るな」
  • 38 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:51:15 [削除依頼]
    魔王「……お前達に渡しておきたいものがある」

    勇者「?」

    魔王「私の魔力を宿らせたアクセサリーさ。わずかだが少しは役に立つだろう」

    魔王「悪魔のペンダントと呪われた指輪、呪いのイヤリング、呪縛の腕輪だ」

    勇者「呪われてばっかだな」

    魔王「まぁ安心しろ、名前だけだ。呪いで動けなくなったりはしない」

    勇者「そうなのか。ありがとう」

    魔法使い「……そういえば何故私達は魔界に来ても瘴気にやられないんだ?」

    側近「私が皆さんに常時バリアを張っていますからね」

    僧侶「おぉ、側近ちゃんすごいです」

    側近「いえ……それほどのことでもありませんよ」

    僧侶「僧侶として是非見習いたいですね」

    戦士「さぁさぁ、お話は冥王を倒した後でゆっくりしようぜ?」

    勇者「そうだな。そろそろ向かおうか」

    側近「あ、皆さんこれも持ってってください」

    魔法使い「これは?」

    側近「特製の回復薬です。聖水も入れて作ったんですよ」

    勇者「わざわざありがとう」

    勇者「じゃあ、行くか」

    戦士「あぁ」僧侶「はい」魔法使い「そうだな」

    側近「皆さん、気をつけてくださいね」

    勇者「あぁ。それじゃ魔方陣を頼む」

    ――

    側近「……それではいきますよ」ヴゥゥン

    僧侶「なんか緊張しますね」

    戦士「ワクワクするな」

    魔法使い「遊びに行くわけじゃないぞ」

    側近「転送準備オーケーです!」

    勇者「よし、みんな行くぞ!」

    バシュン!
  • 39 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:52:20 [削除依頼]
    ――冥界

    バシュッ!

    勇者「言われたとおり出直してきてやったぞ」

    冥王「今回は一人じゃないんだね」

    勇者「その方がお前もやりがいがあるだろ」

    勇者「まぁやられるのはお前だけどな」

    冥王「ほう、言うねぇ」

    勇者「この前のようにはいかないさ」

    言い終わるや否や勢いよく地面を蹴り距離を詰める。地面は相変わらずぬかるんだままだ
    素早く剣を抜き冥王に斬りかかる

    冥王「ふん、この前と同じじゃないか」

    またもや勇者の剣は軽くいなされてしまう
    ……だが今回はこれでいいのだ

    冥王「!?」

    突如背中に衝撃を受けて冥王は振り返る
    目の端に身の丈ほどの大きな剣を構えた人影が映った。戦士だ

    冥王が戦士に気を取られた一瞬を勇者は見逃さない
    すかさず剣を持ち直し、無防備な腹を切りつける

    冥王「くっ……」

    体勢を崩された冥王は自分の周りに炎柱を発生させ、勇者と戦士を牽制する
    それらを前方へ飛ばすと同時に後ろへ下がり、体勢を整えた

    勇者「何が同じだって?」

    冥王「前言撤回するよ。確かに君達は厄介そうだ」
  • 40 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:53:16 [削除依頼]
    そう言うと、頭上に無数の炎を作り出し空へと放り投げる

    魔法使い「危ない!」

    魔法使いは空に手をかざし、常人には聞き取れないほど素早く且つ正確に呪文を唱える
    巨大な炎の球を幾つも発生させ、それらを続けて空へ撃ち込んだ

    放たれた炎球は空に揺らめく青の炎を次々に相殺し、鋭い閃光を散らしながら消える

    さすがに全ては無理だったようだが。

    ――ひゅうん

    勇者「っ!」バッ

    戦士「くそっ!」ザッ

    落ちてくる青を防ぐには彼らの盾は少し頼りなかった
    最上クラスの鉱物で作りあげられたはずのそれはあっけなく形を崩す

    勇者・戦士「……っ」

    直後二人の体に激痛が奔った
    ……と感じたのはほんの一瞬のことだろう

    勇者「危ない危ない。あばら5、6本いったかと思った(わかんないけど)」

    戦士「勇者それ言いたかっただけだろ」

    僧侶「二人とも私に感謝してくださいね!」

    そう、彼らが冥王の攻撃を受けた瞬間に僧侶が回復魔法を施したのだ

    冥王「ほう……」

    勇者「この程度じゃ倒せないぜ」

    冥王「焦るなよ、まだ始まったばかりじゃないか」
  • 41 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:53:43 [削除依頼]
    それからの戦闘は両者一歩も譲らなかった
    冥王が近距離での攻撃を狙ってきたときは魔法使いがそれを牽制し、
    怯んだところで勇者が追撃を仕掛ける

    戦士が冥王の気を引き、勇者が背後から剣を振り下ろす
    しかし冥王はその動きに敏感に反応してひらりと身をかわし、勇者を弾き飛ばす

    そんな均衡状態が長く続いた
  • 42 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:55:06 [削除依頼]
    魔法使い「(まずい……今は辛うじてこの状況を維持できてるが……)」

    戦士「(純粋な戦闘能力はあいつが数段上……これ以上長引くとやべーな)」

    僧侶「(うぅ……そろそろ魔力もきついですね……)」

    勇者「(くっ、どうする……)」

    冥王「どうした? いい加減息切れかい」

    勇者「そんなわけないだろ……!」

    勇者は冥王に向かって駆け出した
    冥王の心臓を狙いこれまでで一番の力をこめて剣を振るう
    その気迫に押されたのか、冥王は一瞬たじろいだ

    ――ザン

    肉を切った鈍い音が周囲に響く
    冥王は低い呻き声をあげながら地面に膝を突いた

    ……その目の前には勇者が倒れている。傍らには真っ二つになった彼の剣

    戦士「勇者!」

    確かに勇者は冥王の胸を切り裂いた
    だがそこで油断を見せた勇者に冥王の反撃が襲い掛かったのだ

    僧侶「あぁ、魔力的に回復は最後になっちゃいそうです」パァア

    勇者「……ありがとう……」

    冥王「……はは、君の攻撃、残念だけど致命傷というわけにはいかなかったね」

    やや引きつった笑みを浮かべながらも、その表情からは余裕が窺える

    勇者「(負けるわけにはいかない……)」

    勇者「(くそっ、何か方法はないのか……!)」カランッ

    勇者「(? これは……)」

    勇者「(あぁ、側近が作ってくれた回復薬か)」

    勇者「(でもこれじゃ直接の解決にはならない…………)」


    『特製の回復薬です。聖水も入れて作ったんですよ』


    勇者「(……ん?)」
  • 43 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:56:03 [削除依頼]





    “聖水も入れて”




  • 44 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:57:03 [削除依頼]

    勇者「(聖水……試す価値はあるかもしれない……!)」バッ

    冥王「ふん、素手で何をする気だい?」

    勇者「効いてくれ……!」

    ――バシャッ

    冥王「? 何をした……? ………………っ!?」

    冥王「ぐあぁぁぁああ! 顔がああぁぁぁあっ!」

    勇者「……効いてる、効いてるぞ!」

    戦士「今だぜ勇者! 俺の剣を使えッ!」ブンッ

    勇者「あぁ借りるぞ! ――うおぉぉぁあああ!」

    ――ガキンッ

    勇者「!?」

    冥王「……負け、るなん……て、ありえない……!」

    勇者「まだ受け止める力が残っていたのか……!」

    勇者「(押されてきている、くそっ!)」

    勇者「くそぉぉおお!」

    ピイイィィィィン

    勇者「!? これは……魔王からもらったアクセサリー!?」

    勇者「力が……湧いてくる……。これなら!」

    冥王「ぐ、く……」

    勇者「これで終わりだああっ!」
  • 45 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 03:59:06 [削除依頼]
    ――


    戦士「倒した……のか」

    魔法使い「……みたいだな」

    僧侶「は、はぁ……」ヘナヘナ

    勇者「……終わった、な」

    勇者「…………みんな、帰ろう」


    ――魔界

    バシュッ!

    一行「……ただいま」

    側近「おかえりなさい!」
  • 46 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 04:00:06 [削除依頼]
    ***


    勇者「(それから先の出来事は忙し過ぎてよく覚えてはいない)」

    勇者「(冥王を倒した後魔界に戻ったら緊張が解けたのか僧侶と側近は泣き出してしまった)」

    勇者「(……ちなみに魔法使いと戦士は速攻で寝ていた)

    勇者「(そのあとは魔王と話して、これから人間界と魔界がどう付き合っていくか色々話した)

    勇者「(落ち着いたら王様にもこの事を報告しなければならない)」

    勇者「(近々また魔界に行って、今度は正式に王様や側近なども交えて会議をやるそうだ)」

    勇者「(もちろん俺達のパーティーも全員参加を命じられた)」

    勇者「(……とまぁ、戦いはせっかく終わったのにやることは山積みなわけだ)」

    勇者「(でもまぁ、平和なんだし明日からでも遅くないよな)」

    勇者「……」

    勇者「…………」

    勇者「……家帰ってだらだらしようっと」


  • 47 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 04:03:28 [削除依頼]
    以上でssは完結です

    最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました


    以下、ネタバレ防止のためログを送らせていただきます
  • 48 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 04:04:56 [削除依頼]
    このssは完結しています

    只今、ネタバレ防止のためログを送らせていただいております
  • 49 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 04:05:10 [削除依頼]
    このssは完結しています

    只今、ネタバレ防止のためログを送らせていただいております
  • 50 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 04:05:28 [削除依頼]
    このssは完結しています

    只今、ネタバレ防止のためログを送らせていただいております
  • 51 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 04:05:42 [削除依頼]
    このssは完結しています

    只今、ネタバレ防止のためログを送らせていただいております
  • 52 ほーらい id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 04:05:54 [削除依頼]
    このssは完結しています

    只今、ネタバレ防止のためログを送らせていただいております
  • 53 ななし id:sR3sC371

    2013-04-04(木) 04:22:35 [削除依頼]
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません