黒オオカミと白うさぎ18コメント

1 灰薔薇 id:5nGFSBm/

2012-09-19(水) 13:37:31 [削除依頼]
あなたはオオカミ 私はうさぎ いつもあなたは 獲物を狙うような目で 私を見る 鼓動が止まらなくて 心を 食べられてしまいそう >2
  • 2 臨音柚麻 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 13:39:37 [削除依頼]
    主な登場人物

    右鷺 兎子 ウサギ トコ

    大神 狼  オオカミ ロウ

    狐崎 千利 コサキ  センリ

    渡狸 佑助 ワタリ  ユウスケ
  • 3 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 13:41:40 [削除依頼]
    すみませんでした! >2 は私です。
  • 4 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 13:47:35 [削除依頼]
    「…右鷺?右鷺!」
    「は、はいっ!?」
    すっかり眠りこけていた兎子は、
    いきなり名前を呼ばれてびっくりする。
    「今の方程式…解けるのか?」
    数学の森田先生は、横目で兎子を見ながら
    黒板の問題を示す。
    「え?あ、えーと…−7?」
    「そうか。右鷺は授業態度1だな」
    「えええっ!?」
    兎子のまぬけっぷりに、クラス中が
    笑いだす。
    「えへ、えへへ…」
    兎子は、ただ笑うしかできなかった…。
  • 5 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 13:52:24 [削除依頼]
    数学の授業が終わった後、
    ぐったりしている兎子に話しかけてきたのは
    親友の千利だった。
    「やっほ、兎子。
    さっきの問題、どうみても+2でしょ」
    「あは、ごめん…」
    兎子は照れくさそうに笑った。
    「そうそう。隣のクラスの大神って奴、
    また2年生と喧嘩したらしいよ。
    中学になったばっかりだってのに、
    上級生に喧嘩売るなんて馬鹿よねー」
    大神狼の噂は、紙に零れたインクのように
    1年生の間で広がっていった。
  • 6 臨音柚麻 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 13:56:22 [削除依頼]
    「お前なあ、男の仁義ってのを
    もう少し考えたほうがいいぜ」
    話に割って入ってきたのは、
    クラスメイトの佑助。
    「仁義なんて分かる訳ないわよ。
    男じゃないし、私」
    「男にとって喧嘩は誇るべき事なんだよ。
    それを分かれってんだよ」
    佑助と千利が言い争うのは、お約束だった。
    まさに狐と狸、といったところか。
  • 7 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 13:57:08 [削除依頼]
    うわわわ

    また同じ間違いすみません!
  • 8 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:02:10 [削除依頼]
    「…お前ら、廊下で騒いでんじゃねぇよ」
    後ろから感じる威圧に、三人は振り返った。
    …大神狼だった。
    「ああ?廊下だから何なんだよ!」
    「佑助、やめといたほうが…」
    「―どけっつってんだ、クソが!」
    廊下中を狼の声が響き渡る。
    佑助と佑助を静めようとした千利は、
    ただならぬ空気に押し黙った。
  • 9 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:05:49 [削除依頼]
    「…佑助、戻ろ」
    千利が小さな声で言うと、
    二人はその場を去った。
    「―お前もどけよ」
    兎子はその場にとどまっていた。
    「聞こえねぇのか?オイ!」
    「あなた、一体何様?」
    「…は?」
  • 10 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:08:29 [削除依頼]
    兎子は狼の目をまっすぐ見て、
    はっきりと言い放った。
    「ここはみんなも使う場所。
    あなただけのものなんかじゃないの」
    「だったら何だってんだ」
    「あなたがここで偉そうにする権利は
    一切ないって言ってるの!」
    周りの1年生は、
    「何?あの子」「勇気あるなー」
    と、騒ぎたてていた。
  • 11 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:12:58 [削除依頼]
    「…俺にたてつこうってか」
    兎子は少しも怯まない。
    むしろ、狼が兎子に怯んでいるかもしれない。
    …次の瞬間。
    「気にいった」
    狼はニヤリと笑うと、
    兎子に向かってこう言った。
  • 12 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:15:24 [削除依頼]
    「お前、彼女になれ!」
    「…え?」
    予想もしなかった一言に、
    兎子はポカンとする。
    「なれ。絶対なれ。ならないならぶっ飛ばす」
    それだけ言うと、狼は
    何故か上機嫌で教室へ戻っていった。
    「…彼女なんて…」
  • 13 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:20:53 [削除依頼]
    狼の大告白は一瞬で広まり、先に
    教室へ戻っていた千利と佑助の耳にも届いた。
    「えええっ!?兎子、
    大神に告白されたのぉっ!?」
    千利は椅子から落ちそうになるほど驚いた。
    そして、その話で持ちきりになっている時に
    兎子は教室へ戻ってきた。
    「ねえ、ねえ、兎子、本当なの?
    大神に告白されたって」
    「え?あ、うん…」
    兎子が頷いた瞬間、教室は
    再び騒がしくなった。
  • 14 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:25:12 [削除依頼]
    「すごい奴に目をつけられたな、右鷺…」
    半分驚き、半分尊敬の目で
    兎子を見る佑助。
    「まさかお前、スケバン!?」
    「そんな訳あるかバーカ」
    千利が後ろから佑助の頭を
    スパコーーーーーーンと叩く。
    「いって!教科書で叩くなよ!」
    「関係ないじゃん、あんた石頭だし」
    千利はサラッと言った。
  • 15 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:35:13 [削除依頼]
    「ねぇ、この後帰り学活が終わったら
    下校なんだしさ、1年4組行ってみない?」
    千利がニヤニヤと笑いながら兎子に尋ねる。
    「あ、うん。行ってみようか」
    兎子は何も考えずに返事をした。
    「じゃ、帰り学活が終わったら1年4組ね。
    忘れないでねー!」
    千利は、寝ぼけた兎子の耳に入るように
    精一杯叫びながら自分の席に戻った。
  • 16 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:37:47 [削除依頼]
    放課後

    「じゃ、4組行こっか。
    帰り学活、まだ終わってなきゃいいね」
    ひとつ右にある4組の教室を覗いてみると、
    まだ帰り学活は終わっていなかった。
    「ラッキー!ここで待とう」
    「あ、うん」
  • 17 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:44:37 [削除依頼]
    椅子を引く音。帰り学活が終わったようだ。
    小さなドアから蟻のように出てくる生徒の中から、
    狼を探した。
    「あ…いた!」
    兎子はとっさに狼の腕をつかんだ。
    「何だよ、いきな…あ、お前か」
    狼は驚いたように兎子を見る。
    「あ…ごめん、つかんじゃった」
    恥ずかしくなった兎子は、パッと
    手を離した。
  • 18 灰薔薇 id:5nGFSBm/

    2012-09-19(水) 14:48:11 [削除依頼]
    「お前、この濁流の中で手離すんじゃねぇよ」
    狼は兎子を抱き寄せた。
    「ひゃわっ!?」
    声が裏返ってしまった。
    「あれ、千利はどこ行ったんだろ?」
    「そんな奴、どうでもいいだろ。
    まずは廊下から出るぞ」
    「あ、うん…」
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