このままで -百年先もずっと-27コメント

1 杏奈 id:rSDrizh.

2012-09-17(月) 20:34:12 [削除依頼]


このままで時が止まるのなら
永遠に見つめていたい


…この景色百年先もずっと


永遠に変わらないように…・


-私に恋を教えてくれたあの人は


     いつもあるモノを身に着けていた-
  • 8 杏奈 id:rSDrizh.

    2012-09-17(月) 21:18:34 [削除依頼]
    …なんてことがありまして。
    なんやかんやありながら

    こんな立派なマネになれました。


    (もう龍には感謝しきれないほど
    助けてもらったしな)


    「そういや彩さ」

    「…ん……?」

    「今年の運動会の種目。
    なにでんの?」


    な、なんで今その質問?
    と思いつつ、結構真剣に
    こたえとこうと思い、口を
    開くとーーー


    「4色リレーと
    学年対抗障害物と
    、あとね
    女子はクラスでチアやるって
    言ってたー」

    「……あのな」

    龍の顔に怒りマークがつき、
    少しビクッとする。


    「お前に聞いてねぇんだよ
    翔平!!!なに乙女ゴコロ満載で
    彩の種目言ってんだよ(怒)」


    「やーん怒っちゃやーよぅ
    龍ちゃ〜ん」


    …ま、


    嫌われるキャラにはなんないか。


    「あ、そーだ翔平。
    松Tがはやく生物の課題出せって」


    「は!?なんでお前に言づけるワケ!?」


    「私に言えば監督やら顧問やらに
    ラクに情報が行くと思ったんじゃな…
    っていないし!!!どこ行ったのよ翔平!!」


    「むこーで生物ノート募集中とかいう
    旗振り回してたけど」


    「…なんなのよアイツは!!!」


    「ただのバカだって」
  • 9 杏奈 id:MpKTuS2.

    2012-09-18(火) 21:46:54 [削除依頼]
    私たちは翔平のことを
    甚振るような眼で見た。


    「…さてと、帰っぞ彩」


    「え、あ待って!!!晴司先輩に
    言いたいコトが…」


    「…あっそ、じゃあ待ってる」


    「うん!校門のトコで待っててね」


    そう言い、私は晴司先輩の
    もとへ駆けていく。


    晴司先輩は本当にすごい人。


    キャプテンで、
    60人はいるうちの部員を
    軽く一丸にまとめて、


    新人戦では準決勝まで
    進むことができた。


    「晴司先輩っ
    ここのスコアなんですけど…」


    「あ、はいはい」


    マネの仕事もしっかり見てくれるし、
    野球部のキャプテン
    としても、先輩としても
    いちばん尊敬できる存在です。


    「…こんなもんじゃない?
    彩ちゃん龍一待たしてんでしょ」
  • 10 杏奈 id:MpKTuS2.

    2012-09-18(火) 21:51:25 [削除依頼]
    「え、はいそうですけど…」


    「あんまり彩ちゃんを引き留め
    てると、あとで龍一に怒られ
    っからさ。
    もう帰んな」


    そう言いながら頭をなでる先輩。
    …そんなことないのに


    先輩との話もすごく大事なこと
    だし、…龍が起こる理由なんて
    ないのに。


    「じゃあ…お先に失礼します」


    私はお茶を入れるポットを
    持って、
    マネージャーの最後の仕事に
    とりかかる。


    「すぐ帰っていーのに」


    「真面目でいい子じゃん。
    龍一にはもったいねえよ」


    「そうだな」


    「俺好みなんだよなぁ
    彩ちゃん♪」


    「あ、やめろよ
    そういうこと、
    龍一ガチで切れるから」


    「マジで」


    「おうよ」
  • 11 杏奈 id:MpKTuS2.

    2012-09-18(火) 21:54:56 [削除依頼]
    はっはっは…


    私は走って校門の前
    に向かった。


    「龍!!!!」


    そう叫ぶと、
    龍の後ろ頭が見えた


    「龍、遅れてゴメンね…」


    「倉間くん?」


    あ…


    同じクラスの
    麻生さん…


    「なにしてんの?」


    「…彩を」


    「あ、待ってんだ。
    優しいね〜」


    「…あの帰んないの?」


    「彩が来るまで
    一緒にいたげるよー」


    …なんなのアレ…


    私はいてもたっても
    いられなくなった。


    だだだ…バッ


    私は二人の間に無理やり
    入り込んだ
  • 12 杏奈 id:MpKTuS2.

    2012-09-18(火) 21:58:39 [削除依頼]
    「彩」


    「…遅れてごめん」


    そういうと、
    麻生さんがわなわな
    した顔で言った


    「なんなのよ痛い
    じゃないっ

    ちょっと話してただけでしょ!?
    2人は付き合ってるワケでもないんだし
    いいじゃん別に」


    そーだけど…


    そーかもしんないけど…


    「……っ」


    「彩、帰るぞ」


    そう言って
    私の腕を引っ張る龍


    「龍…あの?」


    「な。なんなのよ!!!」


    後ろで麻生さんが
    すごい怒ってるのも
    忘れるような


    龍の綺麗な後ろ姿


    「…龍ありがと」


    「べつに」


    そんなそっけない返事
    でも、


    私にとっては
    奇跡なの…
  • 13 杏奈 id:MpKTuS2.

    2012-09-18(火) 22:04:54 [削除依頼]
    私と龍が並んで帰って
    いると…


    ドンッ


    後ろからだれかに
    押されたような感覚


    「い……ったあ〜〜〜」


    後ろに振り返ると


    「新ちゃん!!!」


    龍の弟の新一と、
    その彼女が立っていた。


    「えーっ
    2人とも今帰り?」


    「おうっ」


    2人は今中2。
    すごく可愛いカップルです


    「なーんかさ…」


    「なに?」


    「彩痩せた?」


    えっ…
    ほんと!?


    「やーっ
    嬉しい〜!!!
    新ちゃんたまには
    いいこと言うじゃないっ」


    そう言って
    新一の背中をたたく。


    「…?
    どしたの、瑞姫ちゃん。
    なんか元気ないよー?」


    「…なんでもナイです」


    「そ?」


    私はこのとき
    わからなかった


    女の子の純粋な心と
    不安な気持ちを。
  • 14 かなこ id:6Am.p9F/

    2012-09-18(火) 22:08:38 [削除依頼]
    面白いです。
    更新待っています。
    タメOKですか?
  • 15 杏奈 id:edDfwjA0

    2012-09-20(木) 19:27:29 [削除依頼]


     OKだよ★
     面白いなんて…


     嬉しいっ!!!
  • 16 杏奈 id:edDfwjA0

    2012-09-20(木) 19:36:46 [削除依頼]
    いつまでも幼なじみの
    ままなんて我慢できない


    いつかは行動に移さなきゃ
    いけない


    …そうしなければいけないことは
    私がいちばんわかってるのに。


    どうしてもこの関係を
    壊したくないって思う気持ちが


    すべてを押しのけて
    私の心になってるのー…


    「…でもさー
    ほんとモテるよね。
    彩の幼なじみ〜」


    友達にそんなことを
    言われながら、
    私はボールをキュッキュと
    磨く。


    「…あのさ」


    そして棒つきの飴を
    なめている
    凛と、
    少し眠そうな恭子に言う


    「ここはあんたらのたまり場じゃ
    ないんだけど!!野球部の部室なんだけどっ」


    私はそういうと、
    またボール磨きに
    手を動かした。


    「彩マジメ〜
    中学んときいっしょに
    授業休んでたのはどこのだれぇ」


    「私はもう中学のときとはちがうっ
    それにいつもじゃないし、
    いっっつも勝手にいなくなってたのは
    あんたらでしょ!?特に凛!!」


    「だあってー」


    「ま、反抗期はよくある
    ことじゃん♪
    怒んない怒んない♪」


    「私だって好きで怒ってるワケじゃ
    ないよ!!(汗)」
  • 17 杏奈 id:edDfwjA0

    2012-09-20(木) 19:42:01 [削除依頼]
    「でもいきなり野球部のマネやる!
    って言いだしたときは
    ウケたわー」


    「なんでウケんのよ。」


    「だっよね〜
    え?!あんたが!?できんの!?みたいな
    気持ちが一気にでてきたのを
    覚えてるわぁ」


    「……なんでよ」


    私はついに、
    我慢してた気持ちを爆発させた。


    「もう出てってよっ
    もうみんな着替えにきちゃう」


    「え〜」


    「話はまた明日!!!」


    バンッ


    「……−−ふぅ」


    恭子も凛も…相変わらずだなーぁ


    「…彩ちゃん」


    その声に、
    私は背筋をゾクッとした。


    「え、…あ。雅紀せんぱい」


    「…ちょっと肘やっちゃってさ
    みてくんない?」


    「あ、はーい…」


    肘やっちゃったのか…
    そういや予備のシップが
    あっちの棚に…
  • 18 杏奈 id:xsmgUwq0

    2012-09-21(金) 17:10:09 [削除依頼]
    すると、
    いきなり脚に悪寒が走った

    ビクッ…

    「−−−え」


    脚を見てみると、
    雅紀先輩が私の脚に触れ、
    後ろに立っていた。


    「あの…雅紀輩?」


    「彩ちゃんってさ…」


    私の脚に触れる手が、
    どんどん上へと昇ってくる


    …くすぐったくて
    気持ち悪い


    叫びたいのに、
    なぜか条件反射で叫べない


    フザけてるのかも
    しれないし、あくまでも
    先輩だから、変態扱いなんてできない


    …−でも


    (やっぱ嫌…)


    だれか…
    だれか助けて…助け…


    「彩ちゃーん雅紀のケガ
    ど…」


    ガチャと、
    そこに晴司先輩が入ってきた。


    すると、私が「助けて」と
    言う前に、


    ドカッー
  • 19 杏奈 id:xsmgUwq0

    2012-09-21(金) 17:15:31 [削除依頼]
    「…にしてんだよ雅紀
    ふざけんな!!!!!」


    眼の前に、
    痣をつけて倒れる
    雅紀先輩の姿があった。


    「彩ちゃん行くよ」


    「え、でも」


    「いいから!!!」


    ビク

    と少しおびえながら、
    私は晴司先輩に手を
    引かれていく


    (お、怒られる?
    それとも誤解してるの?)


    どうしよう
    なんていえばいいの…?


    「あのっ晴司せんぱ」


    「彩ちゃん…」


    「大丈夫!?」


    と、
    私の肩を両手で包む先輩。

    私は驚きながら
    大丈夫です、と返事をした。


    そうか…とホッとした様子で、
    私の肩から手を放した
  • 20 杏奈 id:xsmgUwq0

    2012-09-21(金) 17:30:22 [削除依頼]
    そしてすぐそこにあった
    柱にもたれて、
    なにやら語りだした


    「…雅紀とは中学からの仲
    でさ、よく知ってたんだよ俺。
    …こんなことする奴とは
    思ってなかったけど」


    …晴司先輩……


    「…あいつを野球に誘ったのはさ、
    俺なんだよ」


    …?


    「あいつを、もう
    過去に縛られずに生かすには
    こうするしかなかったんだよ…」


    な、なにを言ってるの……?


    「…あれは
    5年前のことだった」


    幸せな毎日を許されなかった日々
    でも、


    でもそれでも。


    あいつはたったひとりで
    笑っていた
  • 21 杏奈 id:xsmgUwq0

    2012-09-21(金) 17:41:33 [削除依頼]
    haruzi side*


    中学の入学式。
    俺はあいつに出会った


    (緊張する…同じ
    小学校のやつなんてほとんど
    いねーもんな…)


    なんて思っていると…


    「えっヤダなにあれー」


    「嘘…」


    なんだか騒がしくなり、
    みんなが噂してるほうに
    眼を向けると…


    「……っ」


    そこには、
    最近この町を荒らしてる
    って噂の、


    赤髪の男が立っていた。


    (この学校の生徒だったのか?)


    と思いながら、
    呆然と見つめていると、
    その男が俺に近づいてくる。


    (え、なに?)


    俺は殴られるのかと思い、
    眼をつぶって
    覚悟を決めていた。


    …そしたら
  • 22 杏奈 id:xsmgUwq0

    2012-09-21(金) 17:49:30 [削除依頼]
    ドサッ


    変な音が聞こえ、
    隣を見ると、
    赤髪の男が俺の隣に
    座っていた


    「……え。新入生…?」


    と思わず聞いてしまった


    「…そーですけど。文句あんの?」


    「い、いや…」


    それにしても
    同じクラスとか…
    ありえないんですけど?!


    てか、こういう不良って
    入学式サボるもんじゃないの?


    赤髪の男は寝ていた。


    「…マジかよ」


    こいつが俺の
    親友になることは、
    これからしばらく先の話…
  • 23 杏奈 id:xsmgUwq0

    2012-09-21(金) 17:55:28 [削除依頼]
    「あいつとは、なんか気が合う。
    趣味とか、好きなもんとか
    嫌いなもんとか…とにかく
    自分のかたわれのように
    感じてた」


    「あ、赤髪…」


    「もしかしてそこにびっくりした?」


    だって今はすごい真面目で
    髪だって綺麗な黒で…


    「人って変われるもんだよなぁ。
    仲良くなった理由はまた話すとして。
    俺、あいつに言ってみたんだよ
    中2の秋ーーー」


    *

    「な。雅紀」


    「なに」


    「野球部入ってみねぇ?」


    「野球部ぅ?俺がそういうの
    嫌いなこと知ってんだろ?」


    「上下関係の勉強ができて
    いいと思うんだ。
    オマエには敬語とかそういう
    知識が全くナイから」


    「敬語ってなんだ…?」
  • 24 杏奈 id:xsmgUwq0

    2012-09-21(金) 18:02:25 [削除依頼]
    「コレが大正解!!
    雅紀の奴もとからスポーツ万能
    だったし。
    敬語とか使えるようになって
    中3のときにはキャプテンやってた
    んだぜ?」


    「えっ晴司先輩がやってたんじゃ
    ないんですか?
    私てっきり…」


    あ。と
    口を抑える


    流石に今のは失礼
    だったかな…


    「あはっいーよいーよ
    それが実力はいまだに
    アイツのが上だし?」


    そうなんだ…
    って私ったら何も知らない!!!


    また勉強しよう…と
    心に誓った


    「…だから、女に手ェ
    あげるアイツとか。
    女に興味もつとことか
    見たことなくて…
    今日はさすがにビビったぁ〜」


    「…ごめんなさい
    私が拒めなかったから…!!」


    「彩ちゃんのせいじゃないよ…
    でもなんか部活くるの
    怖くない?大丈夫?」


    「平気です。
    次はちゃんと助けてって
    言いますっ」


    「ん…そっか」
  • 25 杏奈 id:F9.C4lZ/

    2012-09-22(土) 09:17:44 [削除依頼]
    …とはいえ、
    さすがに雅紀先輩と会うのは
    つらいかも…


    なんてことを考えつつ、
    いつもと同じ龍と歩く
    帰り道。


    龍は私の不自然な行動を察した
    らしく、


    私の長いとも短いともいえない
    結んだ髪の毛をグイッと
    引っ張った


    「きゃ」


    「…なんかあった?」


    「え!?…なんで」


    私そんなにわかられるような
    顔してた!?
    龍だけには心配かけたく
    なかったのに…!


    「な、なんもないよ?
    どうしたのよ怖いなぁ」


    「…今日の部活
    なんか晴司先輩と
    いいカンジで帰って
    きてたけど」


    えっ
    そのことで批判もってんの?


    でも…アレは


    「違うよっ
    アレにはちゃんとした理由が」


    「なんだよ」


    …そんな
    お前のことなんか信じてない


    みたいな目で
    みないでよ


    泣きたくなるじゃんか
  • 26 杏奈 id:F9.C4lZ/

    2012-09-22(土) 09:24:12 [削除依頼]
    「………っ」


    わ、私だって


    私だって怖かったんだから
    叫べないくらいだった
    んだから


    なによ


    なによ龍のバカ


    「龍…の」


    私は持ってた
    あまりのおにぎりを
    龍に投げつけた


    「…いて!!!」


    そしてそれと同時に
    駆けだした


    「龍のバカ!!!
    私だって怖かったのよ
    なのに…それなのに…
    龍なんか大っっきらい!!!」


    なにも言わない私も悪いけど
    どうしてそんな責めるような
    こと言うの?


    バカ


    バカ


    龍のバカあっ…!!!
  • 27 杏奈 id:UbAzJ0Z0

    2012-09-26(水) 14:17:00 [削除依頼]
    -翌朝-


    ずーーーん……


    「ちょっとおかーさん
    おねーちゃんどうしちゃったのお?」


    「さあ…」


    ああ…なんであんなこと言っちゃった
    んだろう…


    あんなのただのやつあたりだ…


    「お、おねえちゃん★
    元気だしてぇ?
    今日の朝ごはんは、おかーさんの
    自慢料理だって〜〜」


    「…ごめん、お母さん
    亜由。今食欲ないんだ…」


    「えっでもちゃんと食べないと…
    彩おねーちゃん!?」


    「行ってきます…」


    「ホントどうしたのかなぁー?
    あたし昨日龍に会ったんだけど
    もしかしてケンカ〜?」


    「…さーね」


    「もうっおかーさんったら
    さっきからソレばっかり…」


    ごめん


    お母さん、亜由

    私今なにも考えらんない…
    だって、いつもの待ち合わせ場所にきて


    龍が待っててくれると思う!?


    「彩」


    「りゅ、龍?」


    「遅い、学校行くぞ」


    …いつもの龍ならあり得ないのに…
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