「年下は嫌いっすか?」2コメント

1 猫之姫 id:holJHHI/

2012-09-16(日) 14:19:08 [削除依頼]

prologue.

「先輩。クロカせんぱぁい!」

突然背中越しに名前を呼ばれた。

聞き慣れないその声は
まるではしゃぐ犬のように
無邪気な楽しさを含んでいて。

振り向いた私をまっすぐに見つめる瞳は
まるで気分屋な猫のように
いたずらに揺らめいて。

少しぎこしなく
けれど嬉しそうに笑いながら


「年下は嫌いっすか?」

「……はい?」

見知らぬ後輩くんは――
私の心に一瞬で滑り込んできた。
  • 2 猫之姫 id:holJHHI/

    2012-09-16(日) 14:38:03 [削除依頼]

    「あの……」

    おずおずと彼の顔を見る。

    クロカと確かにこの男子は呼んだ。
    それは紛れもなく私の名前。

    この学校内はおろか
    十七年生きてきて私は一度も
    今まで同じ名前の人に会ったことがない。

    百次黒花(ビャクジクロカ)。
    自分でも珍しい名前だと思う。

    だからこそ名前の読み間違えは
    それこそ数えきれないほどあったけれど
    誰かと同じ名前で混同したことはない。

    目の前にいる天パ茶髪の男子が
    たとえ見たことも話したこともない……
    しかもおそらく年下であろうと

    彼が私を呼んだのは
    間違えるはずのない事実だと分かった。
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