崩壊家族5コメント

1 mirei id:NCzPBaK.

2012-09-15(土) 22:44:23 [削除依頼]
望月あかり
高校3年生。生徒会長。

望月くるみ
大学生。家出をし一人暮らしをしている。
あかりの姉であかりを溺愛。

望月大輔
あかりの兄。親に反抗的。
あかりとくるみを溺愛。
警察に何度も行ったことがある。

望月洵
あかりの弟。マザコン。
兄弟の仲では一番嫌われ者。

望月かおる
あかりの母。

望月徹
あかりの父。
国会議員。
  • 2 mirei id:NCzPBaK.

    2012-09-15(土) 22:46:03 [削除依頼]
    なんで今になって、
    いや、昔からだったのかもしれない。
    家族が崩壊しようとしていたのは。
    私が最も大切なものを失うのは。
  • 3 mirei id:NCzPBaK.

    2012-09-15(土) 23:14:28 [削除依頼]
    「ねぇ、お姉ちゃん。お兄ちゃん
     お母さんはどこに行っちゃうの?
     なんでお荷物持ってちゃうの?
     ねぇ、帰ってこないの?」

    幼いころ必死に姉と兄に問いかけたのを覚えている。
    確かあれは、年長のころだ。兄に手をひかれ家に帰ると
    母と父と姉がいた。
    父は怒り母は無言で姉は泣いていた。
    兄は私をぎゅうときつく抱きしめた。
    そして、母は出て行った。
    たくさんの荷物を持ち、私と兄と姉を抱きしめて
    私には人形を、姉にはキーホルダーをくれ
    兄に、部屋の箱を見なさい、そこに大事なものがあるから
    と言い残し出て行った。

    母にはあれ以来あってはいない。
    あれから家族は変わったと思う。
    兄は、よく駅などで煙草を吸い警察に連れて行かれていた。
    まぁ、達者な口でいいくるめて30分も
    しないうちにでてきたけど。
    姉は一人暮らしをしている。大学も近く、家も
    迷うくらい広いのでそのままでも良いと思うのだが
    姉は、家族の意見を聞かずに家を既に買っていた。
    そして私、高校3年生のあかり。生徒会長で
    親と兄弟の期待を背負っている。
    父はいつも兄を叱るとき私と比べていた。
  • 4 mirei id:NCzPBaK.

    2012-09-15(土) 23:36:10 [削除依頼]
    家に帰ると珍しく家族全員がそろっていた。
    知らない女の人とじろじろと家を眺めている
    男の子が座っていた。
    私はなるべくしずかに素早く自室にはいろうとした。
    が、父に呼び止められた。

    「ちょっと待ちなさい。あかり。
     話がある。お前にも関係あることだ。
     着替えるのは後でいい。」
    しぶしぶ私が座ると、しばし沈黙が続いた。
    沈黙に耐えきれなくなったのか、女の人が、
    「徹さん。話してあげてください。」
    と父に促した。
    父はおもおもしく口を開き
    「まぁ、お前たちも母親がいなくてさみしかっただろう
    だから、その新しい人をだな。・・・」
    突然兄が怒鳴った。
    「おい、はやく言えよ。
     あかりだって勉強の時間割いてるわけだし、
     くるみだってさっさと家に帰りたいだろうから。」
    フォローを入れるべくわたしは口を開いた。
    「お兄ちゃん話を聞こうよ。まだ何言うかわからないよ。
    さぁ、お父さん続けてください。」
    父は兄の声にびくっとしたが、
    私の声を聞きほっとしたような顔をして
    そのままつづけた。
    「この人を新しい妻としてむかえる。
     家柄はかなり良く有権者だと言っていいだろう。
     かおるさんという。それからこの子が
     お前たちの弟になる、洵だ。
     よろしくな。」
    「はぁ?」
    姉と兄が同時にさけんだ。
    私も声には出さなかったものの、
    軽く眼を見開いた。
    「よろしくな。お姉さんとお兄さんと
     小さいお姉さん。」
    洵という弟がぞっとするような笑みで
    はなしかけた。
  • 5 mirei id:GK1rvv20

    2012-09-16(日) 14:51:54 [削除依頼]
    その日から、私の家族がどんどんずれていった。
    姉は、
    「あかりのことが心配だし、あのオヤジが何やんのかわかんないから。」
    といって家に帰ってきた。
    兄は
    「あの洵ってやつ信用できない。」
    と目をひからせている。
    そして一番嫌なのが、あの弟。

    「お父さん、あかりお姉さんが宿題を今すぐ教えてくれません。」
    これが始めだった。
    「お父さん、お兄さんが、怒ってきました。」
    「くるみお姉さんがあかりお姉さんと兄さんには、
    優しくしているのに、僕には優しくしてくれません。」

    父に、訴えている洵を見てため息をついた。
    父のまえでは、敬語を使うのに私たちの前では、
    見下した言い方をする。兄と姉が怒るのも当たり前か。
    父は姉と兄を叱っている。
    だが、私は叱らなかった。代わりに洵に
    「あかりは、今忙しいのだからわからなかったら
     お母さんに聞いてみなさい。」
    といった。
    洵は不満そうに「はーい。」
    と言いながらこちらを睨んできた。
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