雨上がり14コメント

1 綾那 id:dmcUqMZ1

2012-09-15(土) 01:55:38 [削除依頼]

 ―大人は、嫌いだ。

自分のことしか考えられなくて。

私たちのような出来損ないの子供を、

冷たい目でただ見つめる。


    大人は嫌い。

――でも。


あなたみたいな大人は、嫌いじゃない。


―私に生きる光をくれたのは、

紛れもなく 大人のあなただから。


 君を知ったその瞬間
   
  私の心は、雨上がりのようだった。/*雨上がり
  • 2 瀞 id:7.VyayP1

    2012-09-15(土) 01:57:57 [削除依頼]



    頑張ってください!!


    瀞_
  • 3 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:14:52 [削除依頼]
          *あいさつ*

    えーっと・・・どうも、こんばんは^^
    知っている人は知っていると思います、
    綾那ayana(元*ソラ)です。

    ちょっと、今回はいつもと違う雰囲気に
    挑戦してみようと思いまして。

    今回の作品は、だいぶシリアスです。

    基本、ありがちな恋愛小説を書いています笑
    だから、もしかしたら上手くいかない・・・かも。

    ヘタクソだとは思うけど、
    読んでくれると嬉しいです^^


    放置作品もだいぶありますが・・・
    1作完結したら1作、と
    順番に片付けていきたいと思ってます。


    あいさつ長くなっちゃった^^;

    コメントくれると嬉しいです☆


         *綾那の作品 バッグナンバー*

    苺味の想い。/*更新中

    君がくれた蒼空。/*お休み中
    君と出会ったあの夏。/*お休み中


    君に出会えて。/*完結
    俺だけを見て?/*完結
    ライバルは双子!?/*完結
    私の彼氏と好きな人〜本当に好きなのは…〜/*完結
    私だけが知ってる君。/*完結
    永遠に、君だけを。/*完結
    いつの間にか、惚れていて。/*完結
    君は太陽、君は星。/*完結
    こんぺいとう。/*完結
    迷い込んだラブレター。/*完結
    2度目の告白。/*完結

    ↑これらは、HNが"ソラ"だったときに書いたものです^^
    HN変わっちゃったけど、
    「この小説読んだことある!」って、
    ソラのことを思い出してくれる読者様がいたら
    嬉しいです☆
  • 4 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:15:33 [削除依頼]
    >>2 ゴメンね、名前の読み方教えてもらっていいかな?^^; 初コメありがとねっ^^
  • 5 瀞 id:7.VyayP1

    2012-09-15(土) 02:19:25 [削除依頼]



    え…と…、
    “せい”です!!!

    いえッ!!


    瀞_
  • 6 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:23:24 [削除依頼]

           *登場人物*

    風間 美愛 kazama miai

    風間 花恋 kazama karen

    山口 乃愛 yamaguchi noa

    中村 綾斗 nakamura ayato

    松田 陸 matuda riku

    小川 喜一 ogawa kiichi

    伊藤 龍一 itou ryuichi
  • 7 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:23:49 [削除依頼]
    せい
    せい ね!
    了解^^
  • 8 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:26:00 [削除依頼]
     第1章/*私の嫌いなもの。
     1話 『花恋』
  • 9 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:34:27 [削除依頼]

    ――「待って!待って、花恋!…どうして…?」

    風が高く小さな音をたてて、
    私たちの間を吹き抜ける。

    私は、冷え切った汗を流しながら
    瞳に涙をためて
    柵の向こうにいる彼女に呼びかける。

    「……美愛。私ね?
    苦しくて生きてる感じがしないよ。
    毎日が、真っ暗なの。
    ……こんな真っ暗な明日、いらない。
    …だから…ごめんね?」

    そう言った彼女が、
    私に向かってニッコリと微笑む。
    そして、私にクルリと背を向けた。

    私は目を見開いて、彼女の元へと走りだす。

    彼女に向かって手を伸ばした、そのとき。
    彼女の姿が、消えた。


    私は、彼女の背にかすった自分の手を見つめた。

    ―届かなかった。


    私の双子の姉、風間 花恋は、
    私の目の前で―……


    ――自ら、命を落とした。


    真夏なのに風が冷たく、
    月も星も見えない、
    真っ暗な日の夜の出来事だった。
  • 10 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:45:24 [削除依頼]

     ・・・
    ……あれから、どれくらいの時間が経ったのだろうか。
    気づけば真っ暗だった夜は
    いつの間にか明るくなり、
    太陽が昇っていた。

    私は鞄も持たずに制服姿で、
    昼の街を重い足取りでゆっくりと進んでいた。

    なかなか枯れない涙も拭うこともせず、
    ただ、足を動かす。

    ……すれ違う大人たちは、
    制服で昼の街を歩く私に冷たく痛い視線を放つ。

    ……車の音も、風の音も。
    何も聞こえない。 何も感じない。

    ただ――……
    その 突き刺さるような視線だけを感じていた。


    ……どうせ。
    "最近の子は、どうなってるの"、とか。
    思ってるんでしょ。

    そのくせ、自分のことは
    "学生時代はやんちゃしてました"で済ませて。


    ……真面目に学校に行って、
    塾に通って、やりたいことを我慢して勉強。

    それが私たち子供の将来のためだと大人は言う。

    ……だけど、私はそうは思わない。

    そんなの、大人にとっての幸せ。

    ……そうでしょ?


    世の中には、自分のやりたい職業を
    親に反対され、
    やりたい気持ちを押し殺して
    ただ給料がいいだけの職業に付く人も、
    たくさんいる。


    ……そんなの、自分が楽したいだけでしょ?

    やりたいことをできない子供は、
    自分の人生を踏みにじられたとしか思えない。


    ……ねぇ。そうでしょ?
    花恋―……。


    大人は、自分の幸せしか見えていない。

    私は、大人が嫌い。
  • 11 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:52:59 [削除依頼]

     ・・・
    「……あ。」

    ふいに顔を上げたときに偶然視界に入った光景に、
    私は小さく声を漏らした。

    目の前には、小さなカフェ。
    親戚の喜一おじさんがオーナーをしているため、
    小さい頃から花恋と2人で
    毎日のように通っていた。

    ……最近は、忙しくて来れなかったけど。


    気づけば私は、無意識のうちに
    ドアに手をかけていた。

    "カランカラン"、というベルの響きで、
    店員さんがこっちを見る。

    ……ここでも、同じ。

    制服姿の私を見て、
    冷たい視線を送る周りの大人たち。

    喜一おじさんの姿も、ない。

    私は店内に背を向け
    再びドアに手を伸ばした。
    そのときだった。


    「――いらっしゃいませ。」


    その声に私は動きを止め、振り返る。
    そして、息を呑んだ。


    その人の目は
    私を冷たく突き放すどころか、
    三日月のように細め、
    私に向かって微笑んでいたから。
  • 12 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 14:54:53 [削除依頼]

    「席、空いてますよ。」

    ニッコリと笑ったまま、
    おっとりとした口調で空いた席を指差す彼。
    私は戸惑いながらも、その席に腰掛けた。

    「ご注文は?」
    「あー……その……」
    「?」

    初めて見る店員の彼に、
    私は何も言えなくなる。

    "喜一おじさんを待ってるだけだから、
    注文はいいんです。"

    たった1言、こう言えればいいだけなのに。
    このときの私には、
    そんな言葉は思い浮かばなかった。

    …他の人、いないのかな…。

    そう思ったとき。

    「あれっ、美愛ちゃん?」
    「龍っ!」

    私の思いが通じたのか、
    裏口の方から出てきたのは
    バイト4年目で顔見知りの龍一。

    「何、喜一さん待ち?
    喜一さんなら今買出し行ってるよー。
    ちょっと待ってな?」

    そう言って、ココアを差し出してニッコリ笑う龍に、
    私は小さく頷いた。
  • 13 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 16:06:33 [削除依頼]

    「――お客様じゃなかったんですね。」

    その声で私はパッと携帯から目を離し、
    顔を上げた。

    「あ…何か、すいません…」
    「いーえっ。気にしなくていいから。」

    私の目の前には、
    そう言ってニッコリと笑う彼。

    「…美愛ちゃん、っていうのかな…?」
    「あ、はい。」

    大人の笑みを浮かべる彼に、
    少し緊張しながら言葉を返した。

    「――いい名前ですね。」

    そう言って、さっきより柔らかい笑みを浮かべる彼。

    私は彼から視線を逸らし、
    窓の外を見つめたままつぶやくように言った。

    「――いい名前なんかじゃないです。」

    私の声が2人の間に低く小さく響いた。
  • 14 綾那 id:AtcJyoV/

    2012-09-16(日) 12:57:58 [削除依頼]

    「何で?」
    「え?」
    「何で、いい名前じゃないの?」

    彼が、キョトンとした表情で問いかけてくる。
    私はテーブルに置いてあったココアを少し飲んでから、
    1つためいきをつく。

    「…、…」
    「?」

    いい名前じゃない、理由を。
    この人に、言いそうになってしまった。

    滑りそうになった口を抑え、
    私は眉をしかめた。

    「……何だっていいじゃないですか。」

    それだけ言って、私は席をたった。

    「……失礼します。」
    「え、ちょっと――……」

    呼び止める彼の声を無視し、
    私はそのままカフェを出た。


    私はカフェから少し進んだ細い道で、
    しゃがみこむ。


    「……何で?」

    ふと、つぶやく。

    ……何で。

    何であの人に、言おうとしたんだろう。

    私の名前がよくない理由を。
    …大人が、嫌いな理由を。

    どうして嫌いな"大人"にわざわざ言おうとしたんだろう。


    …私は今、彼に何を求めたのだろうか。


    「――大人なんかに頼らないもん……」


    私は決心したようにそうつぶやき、
    立ち上がって細い道を抜ける。


    ――あの人には、気をつけよう。
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません