約束22コメント

1 瀞 id:7.VyayP1

2012-09-15(土) 01:39:05 [削除依頼]


ある日突然ある少女は、
笑わなくなった。


ー何故か。

『少女が笑うと
周りの誰かが不幸になる』
と言われた。

本当にそうなのか、わからない。

だが、幼い少女は信じ、
人から離れた。


__約束
  • 3 瀞 id:7.VyayP1

    2012-09-15(土) 01:57:23 [削除依頼]



    【再開】

    「えー、面倒くさい…
    っつーか怠い!!」
    頭の後ろで手を組みながら歩く少女。
    「どーかん」
    欠伸をしながら歩く少年。
    「えー…酷いッ」
    その2人の隣を歩く少年。

    その時、三人を呼ぶ声がした。
    「みなさん!!、」

    三人は振り向く。
    「はよ」
    三人が挨拶すると、
    三人を呼んだ少年はニコッと微笑んだ。

    「あっついなー!!」
    そうぼやく少女
    _白沢 美和
    「地球温暖化とかなー」
    と言う少年
    _青沢 峻
    「蝉が煩いなー!!」
    と言い耳を塞ぐ真似をする少年
    _赤浦 慎司
    「赤浦くん。
    蝉が煩いのは仕方がないことです」
    と冷静に突っ込む少年
    _黒川 久利
  • 4 瀞 id:7.VyayP1

    2012-09-15(土) 02:00:45 [削除依頼]



    _霧原 夏美
    『笑わない』少女。

    _白沢 美和

    _青沢 峻

    _赤浦 慎司

    _黒川 久利


    __因みに皆中2設定です。
  • 5 瀞 id:7.VyayP1

    2012-09-15(土) 02:10:37 [削除依頼]



    _美和side

    「峻…
    屋上行かねー?」
    とある昼休み。
    暑くて何もする気が起こらない。
    なので、
    同じクラスで席も隣の親友
    青沢 峻を、屋上に誘った。
    「さんせー」
    下敷きをうちわ変わりに仰ぐ峻。
    微妙にその風が此方にも来る。

    「峻って、面倒くさがりやだよな」
    屋上に向かいながら言った。
    「あ?
    お前には言われたくねーな!!」
    と、デコピンされた。
    「僕は別に面倒くさがりやじゃねーし」
    と言った。
    「何処が」
    峻は笑って言った。

    ギィ…
    重たい屋上のドアを開けた。
    広がる青い空。
    普段、屋上は立ち入り禁止なので人も少ない。
    「あー!!気持ちいい!!」
    そう言って寝転がった。
    隣に峻を寝転がる。

    「そーいや、
    隣のクラスに転校生来たらしいな」
    峻が言った。
    「へー。
    興味ねぇ…
    峻は興味あんの?」
    興味の無い僕は空を見上げたまま言った。
    「俺も興味ねー」
  • 6 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:25:06 [削除依頼]
    わぁお♪
    せいの作品発見☆

    頑張ってねっ^^
    更新待ってる!
  • 7 瀞 id:kspNlCw1

    2012-09-15(土) 02:32:16 [削除依頼]



    他愛ない話をしながら、
    いつのまにか、眠っていた。

    目が覚めたのは放課後。
    というより掃除の時間。
    慎司と久利が屋上はまで来たのだ。
    「起きて下さい!!美和!!」
    久利が僕の体を揺らす。
    「んー…
    あとごふ…ん」
    「寝ぼけないでください!
    いい加減教室に戻らないと…」
    そう言われて渋々起きる。
    「んー…
    おはよぉ…?」
    目を擦る。
    「御早う御座います。
    ほら、行きますよ」
    久利が僕の手を引っ張り歩き出す。
    「んー…眠いー」
    空いている方の手で目を擦る。
    「あまり目を擦ると赤くなりますよ?」
    と、久利に言われた。
    「むー…
    峻はー?」
    峻が居ない事に気付いた。
    慎司も居ない。
    「青沢くんなら、赤浦くんと転校生を見に行きました。
    僕らも行きましょうか」
    「興味なーい」
    と言いながらも手を引かれるまま進む。

    「あ、居ますね」
    特別周りより背が高い峻と慎司。
    遠くに居ても直ぐ見つけられる。
    「?
    何か様子おかしくない?」
    「そうですか?
    僕は背が低いので何も見えません…」
    久利がピョンピョン跳ねる。
    (可愛い…)
    「じゃなくて…
    行ってみようか」
    「?あ、はい!!」
    歩き出す僕の後ろを久利はついて来た。

    「ヤメテ…!!」
    近づくにつれ聞こえる声。
    この学年じゃぁ聞いた事のない声。
    でも、何処か懐かしい。
    「タスケテ…!!」
    その少女が助けを求めた。
    その時僕は思い出した。

    _あの時の、あの子だ。と。
    「ねぇ?」
    気付けば僕の隣には峻と慎司。
    皆、声をかけていた。
  • 8 瀞 id:kspNlCw1

    2012-09-15(土) 02:33:35 [削除依頼]
    >6 有り難う御座いますッ♪ 頑張ります!! 瀞_
  • 9 綾那 id:dmcUqMZ1

    2012-09-15(土) 02:35:15 [削除依頼]
    あはっ!
    久利可愛いw
  • 10 瀞 id:AZbk/DK1

    2012-09-15(土) 09:52:15 [削除依頼]
    >9 久利はちっさくて可愛いんだよー(笑) 瀞_
  • 11 瀞 id:AZbk/DK1

    2012-09-15(土) 10:08:34 [削除依頼]



    「この子に何してんの?」
    四人は口を揃えて言った。

    「別に…生意気だからちょっと…」
    の続きはいくら待っても言わなかった。
    「ふーん。
    生意気…ねぇ?」
    座り込んで居る少女の手を引っ張り立ち上がらせた。
    少女は
    “何で?”と言いたそうな目をしていた。
    「生意気なのは
    お前らだろーが」
    僕は低い声で言った。
    「早くどっか行けや」
    峻が言った。
    すると女達は走って何処かに行った。

    「大丈夫?」
    少女を見る。
    「…な…んで?」
    声をしぼりだす、少女。
    「何でって…」

    約束、した。
    「忘れちゃった?
    _君を見つけ出すよって…
    約束」
    僕は少女を見て微笑む。
    _刹那、少女は涙を流した。
  • 12 瀞 id:R0PRseL/

    2012-09-15(土) 12:45:11 [削除依頼]



    「…何で泣く?」
    涙を拭き、少女に聞いた。
    「だって…
    私…ッ」
    泣きじゃくる少女。
    四人はただ、それを黙って見ていた。
    「約束…ッ
    守って…ッ」
    _約束。
    守って…
    「約束は、守るためにあるんだよ?
    _あの時、いきなり消えて悪かったな」
    あの公園で。
    『また明日な!!』
    と言って別れた。
    でも、次の日から、公園に行かなかった。
    否、行けなかった。
    「また、会えてよかった…」
    「…どーかん」
    四人は微笑んで泣きじゃくる少女を見た。

    「…名前、教えて?」
    _泣き止んだ少女は、
    無表情のまま、口を開いた。

    「僕は、白沢 美和」
    「俺は、青沢 峻」
    「俺は赤浦 慎司」
    「僕は黒川 久利です」

    やっと、出会えた。

    「私は、霧原 夏美」

    やっと果たせた。


    _あの日の約束を。


    【再会】 E N D
  • 13 瀞 id:R0PRseL/

    2012-09-15(土) 12:46:32 [削除依頼]
    訂正 >3の【再開】ですが、 間違いで、正しくは【再会】です、 申し訳ない…!! 瀞_
  • 14 瀞 id:CeUk92k1

    2012-09-15(土) 15:17:51 [削除依頼]



    【闇】

    「夏美!!
    飯、一緒に食おーぜ?」
    あの日から一週間。
    「え…でも…」
    違うクラスの人と食べてはいけないと決まっている。
    でも、僕らにそんなのは関係ない。
    「こら!!
    またお前らか!!」
    そりゃ、堂々とあんな大っきい声で叫んだら先生にもバレるさ。
    「うっさいなぁ…
    関係ないっしょ?」
    先生にこんな口の聞き方しちゃ駄目なのは分かってるよ。
    でもさぁ…
    「あんたが悪いんだよ?」

    そう。
    あんたが悪い。
    夏美が「タスケテ」と言っていたのを無視したから。
    まぁ、それは後日聞いた話なんだけどさ。
    本人から聞いた訳でもない。

    「っつーことで、夏美、かりまーす」
    夏美の腕を引っ張って教室から出た。
    「プッ…あはははは!!!
    あの顔超傑作!!!」
  • 15 瀞 id:CeUk92k1

    2012-09-15(土) 16:12:21 [削除依頼]



    「美和…
    黒い…」
    峻が呆れた目で僕を見た。
    「黒くねーし!!」
    ゲシッと峻を蹴った。
    「もー煩い。
    ばれたら怒られるん俺なんだから…」
    慎司がのぼやいてる。
    「どんまい」
    「あんたらのせいだよ!!」
    あらら。
    怒られちゃったねー。
    まぁ気にしないけど。

    「屋上行きますか?」
  • 16 瀞 id:CeUk92k1

    2012-09-15(土) 16:37:50 [削除依頼]



    「久利、ナイスアイディア!!
    屋上行こーか!!」
    久利の提案で屋上に向かう。
    「待って…」
    夏美が立ち止まった。
    「夏美?」
    「霧原?」
    峻と僕は立ち止まって、夏美を見つめた。
    「あの…
    私にはかかわ…」
    と言いかけたところで夏美の口を手で塞いだ。
    「そんな事言わない!!
    僕らは好きでこーしてるんだから」
    「…白沢さん…皆さん…」
    でも… と夏美は言った。
    「一緒に居れば僕たちが不幸になる…だろ?」
    と僕が言った。
    夏美はそれを聞いて、一瞬顔を歪めた。
    「ははッ!!
    そんなことある訳ねーっしょ。
    信じてんだ?」
    慎司が笑ながら言った。
    「そうですよ。
    そんな事が本当に起こるのなら
    この世界、不幸だらけですよ」
    久利も言った。
    「そーそー。
    だから夏美は心配し無くていーんだよ」
    僕は夏美の頭をポンッと撫でた。
    「うん…」
    夏美は弱々しく頷いた。
    「よーし!!
    屋上にLet's go!!」
    「…美和が英語使った…」
  • 17 瀞 id:fAgXvbz1

    2012-09-16(日) 01:31:51 [削除依頼]



    「む。
    峻ひっどー!!!!」
    久利に抱きついてみた。
    「美和さん…//」
    「(ム…
    おら、離れろ」
    峻が僕と久利を引き剥がす。
    「…ッチ…
    お前も久利が好きなのかーーー!!!!
    うおーん!!(泣」
    「意味わかんねぇよ!!」
    と峻に蹴られました。

    屋上について弁当を広げる。
    「なぁー機嫌直せってー…」
    「ッチ…
    うっせーよ」
    「(やべ…)」
  • 18 瀞 id:FRfoc/10

    2012-09-17(月) 16:14:01 [削除依頼]



    「は…早くお弁当食べましょう…?」
    久利が言った。
    「ッチ…
    峻…後で覚えとけよ」
    峻を睨んで弁当の蓋を開ける。
    「いただきまーす」

    弁当を食べ終え屋上を出る。
    「(機嫌直ってくれたか…)」
    「(いやー、美味かったなー♪
    峻の卵焼き)」
    夏美の教室についた。
    「じゃーなー」
    そう言って夏美と別れた。
    「(そーいや、夏美って笑わねーよな…)」
    それに、あんま喋んねーし。
    「何だろ…」
    ボソッと呟いた。
    何か…胸騒ぎがする…?
    「…気のせいか」

    気のせいだということにしてしまった自分を
    ぶん殴りたい。
    …気のせい で済まされることじゃなかったんだ…


    …夏美の抱えてる 闇 は。
  • 19 瀞 id:FRfoc/10

    2012-09-17(月) 16:22:14 [削除依頼]



    夏美side

    ガッシャーン

    大きな音がする。
    私の机が倒れた音 だ。
    「お前、まじ目障りなんだよ」
    名前も知らないクラスメイトから言われた。
    慣れてた…
    慣れてた筈…なのに。
    あの四人に出会って、忘れてしまった。
    「消えてよ」
    _キエテヨ。
    昔から良く言われた。
    イチバン聞き慣れてた言葉。
    「あんたなんかが、あの四人と仲良くするなんて
    あり得ない」
    あの四人…?
    ああ…
    白沢さん、青沢さん、赤浦さん、黒川さん…か。
    四人の顔が頭に浮かんだ。
    「あの四人があんたに優しくするのは…
    ただの同情よ」
    _同情…か。

    「だからさー、

    もう学校に来ないでよ」
  • 20 瀞 id:FRfoc/10

    2012-09-17(月) 16:28:37 [削除依頼]



    夏美side

    「何とか言えば?」
    _笑っちゃうね。
    「あービビって何も言えないんだー!!」
    _煩いな。
    「ねぇ、何とか言えば?」
    _煩い。

    関わるな。
    私に…関わるなよ。

    何も言えないんじゃなくて
    何も言わないんだよ。

    「何なのよ…」
    そう言って去って行ってくれるのを待つだけ。
    いつもいつも。

    そして一人になると呟く。
    「弱ッ…」
  • 21 瀞 id:Vv/PG.S0

    2012-09-17(月) 22:17:25 [削除依頼]



    夏美side 続き

    「ハァ…」
    ため息をついた。
    なんで、こうなったんだろう…

    此処では、誰にも関わらないでいれると思ったのに…
    「結局は…
    自分がイチバン大事なんだよ」
    誰でも…

    『私たちは夏美を信じてるからね!!』
    そう言ってたのにさ。
    次の日には
    『最低だね。夏美』
    ってさ…

    馬.鹿じゃん。
    ただの…馬.鹿…

    だから、
    あの四人も信じられない。
    信じたいけど…

    _信じられない。

    「馬.鹿…」
    自分の弱さが嫌になる。
    一瞬頭をよぎった最低な考え。
    _あの四人に関わらないければ、
    自分は自由になれる。

    「さいってー…」


    _それでもやっぱり…


    自分がイチバン大事。
  • 22 優輝 id:BH3nrLS/

    2012-09-19(水) 00:19:17 [削除依頼]



    慎司side


    「…」
    霧原が転校してきて二週間。

    最近俺らは霧原に避けられてる。
    最初は不思議に思ったが、
    霧原にも霧原の考えがあるんだ。と
    美和に言われて、納得した。

    でも。
    「お前なんか居なくなればいいのよ!!」


    そんな声が聞こえた。
    「(今時、こんな奴居るんだなー…)」
    そう思った。
    でも…

    「うっるさいなぁ…」
    聞き覚えのある声。
    でも口調が違う。
    「そんなに居なくなってほしい?
    …ならさ、私をもっともっと追い込めば?」
    低くて、
    人を見下しているような声。

    「…霧原」

    そう。
    その声の持ち主は
    紛れもない。


    あの、霧原 だった。
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません