すこしだけ、4コメント

1 いと id:oVpY7pZ0

2012-09-14(金) 19:58:26 [削除依頼]
かっこよく生きてみたかった。
ただ、それだけなんだ。
  • 2 いと id:oVpY7pZ0

    2012-09-14(金) 20:08:27 [削除依頼]
     わかってるよと、整った眉間に僅かなしわを寄せ、ため息気味に微笑んだ君の吐息はガラス戸を微かに曇らせ夜闇へと溶け込んでいった。ホントはずっと解っていた、理解だってちゃんと出来る、でもどうしても納得がいかないんだ。どうしてこんなに儚くて、どうして儚いものってこんなに美しいんだろうって、考えても考えても答えなんか出なくって、嗚呼、嗚呼、解ってるよ、何も言わないで。僕のためにそこでただ笑っていて。それだけで僕は生きられるから、生きられるって解ってるから、だからもう良いんだ。独りにしてくれ。寂しくなんかない、人は皆一人ぼっちだって誰かが言っていたから僕はそれを信じるんだ。ただの虚言でも戯言でも良い、それだけで僕の生きる糧と成り得る存在ならば真意なんか問わない、上辺だけで良いんだ。だから、だから、だから、だから――、
    「僕の傍で僕の手を握っていて」
  • 3 いと id:YTilvH90

    2012-09-15(土) 06:34:08 [削除依頼]
     いいよ、と呟くと、彼は安心したように微笑んで私の肩に自らの頭をのせてきた。長く伸びた栗色の髪が頬にあたってくすぐったい。健康的に見えない青白い彼の肌を見つめているとどうしてか自然と涙が溢れてきそうになり、急いで上を向く。瞬間、彼の頭が反動で僅かに動いた。

    「どうしたの?」

     不安気な音色を孕ませ、だけど私を振り向くことなく彼は静かに囁いた。それは疑問を投げかけているというより答えは解っていると、諦めの混じったリズムで流暢に流れ出たものだったから、仕方なく私の指は彼の頭を撫で始める。何でもないよ、とぽつり呟くと彼はまた安心したように、でもどこか寂しそうに微笑んだ気がした。

     例えば今この瞬間、私の肺があり余る時間のすべてを使いきったとして。
     私のポンプは脈動を止めて夜空にある北斗七星のように輝きを強めるのだろうか。
     もしくは誰にも気づかれず儚く散ってしまうのか。

    「嫌だよ、そんなの」
  • 4 いと id:YTilvH90

    2012-09-15(土) 06:37:18 [削除依頼]
    「僕たち莫迦みたいじゃん」

    「解ってるよ」

     だから大丈夫だよ、と彼は握る指に力を込める。痛さで爪が軋んだが、今の彼に出来る私への精一杯がそれなのだと解っているから何も言わずにそれを受け入れた。


    /12月23日
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません