彼女は不思議ないじめられっこ7コメント

1 さおい id:3MnG9oa0

2012-09-12(水) 00:45:15 [削除依頼]
私の目から見ても彼女はこの学年で素晴らしく浮いている。

黒髪さらさらショートヘア。
右目には眼帯。
成績優秀だが、体育の授業は参加しない。
明らかに不思議なオーラが漂っている。

彼女がいじめられているのはそのせいなのだろう…。
  • 2 さおい id:3MnG9oa0

    2012-09-12(水) 00:57:36 [削除依頼]
    登場人物

    大谷 瑠香(オオタニルカ)

    主人公。
    北野中学校3年2組。
    人見知りでおとなしいが、スイッチが入るとキャラが変わる。
    いじめ傍観者。

    山崎 凛々(ヤマザキリリ)

    いじめられっこ。
    不思議なオーラを醸し出している。
    無口で友達はいないというか要らない。

    市村 美雪(イチムラミユキ)

    いじめ主犯。
    サバサバとした性格。
    明るく、友達も多い。
    一部からは嫌われている。

    久保 繭(クボマユ)

    瑠香の友達。
    男前で、曲がった事が嫌い。
    女子で一番身長が高く、こわがられている。

    山口 若葉(やまぐちわかな)

    美雪の友達。
    転校生。
    暴力的で、全員が嫌う。
    不良のタイプで、言葉も荒い。
  • 3 さおい id:3MnG9oa0

    2012-09-12(水) 01:05:55 [削除依頼]
    すいません、若葉(わかば)が(わかな)になってました。


    「ねぇ、山崎さん」
    「…」
    山崎さんは美雪に話しかけられたが無視。
    ぼぉっ、と目の前の机を見続けていた。
    「うざっ、美雪が話しかけてんのに無視とか!」
    美雪は勝手にキレだし、山崎さんから離れた。
    私は山崎さんを見ていると、山崎さんが振り返りこちらを見てきた。
    「…」
    しかし、やはり何も言わずにまた机を見続ける。
    本当に不思議な人だ…。
  • 4 さおい id:3MnG9oa0

    2012-09-12(水) 01:13:15 [削除依頼]
    すると本鈴がなり、朝のHRがやってきた。
    「はーい、席に着いてー」
    私たち2組の担任、芝井(シバイ)先生が声をかける。
    「えー、今日は転校生が来ています!」
    「「おぉーっ!」」
    先生の声と共に歓声があがる。
    「女子!?」
    張り切って質問する男子。
    「女の子です!」
    それに笑顔で答える先生。
    どんな子なんだろう。
    大人しい子だったらいいな。
    私もテンションが上がっているクラスメイトのようにワクワクしていた。
    「はい、じゃー入って」
    先生の呼びかけと共に入ってきたのは…。
  • 5 さおい id:3MnG9oa0

    2012-09-12(水) 01:24:28 [削除依頼]
    「…」
    クラス中が静かになった。
    転校生を見てみんなびっくり仰天。
    「山口若葉さんでーす!」
    先生が必死に沈んだクラスの空気を持ち上げようとしたのか、笑顔で紹介する。
    みんなが静かになるのもそのはず。
    セミロングの髪の毛は茶色に染まっていて、眉毛は剃ったのか、ない。
    目つきも鋭く、クラス中を睨み付けているようだった。
    「アタシが今日からこの学校の番長だから!」
    彼女はそう言い捨てた。
    「え…」
    「何あの人…」
    なんて声がざわざわ聞こえる。
    しかし山口さんはそれを気にせず、指定された席へ座った。

    ーあ、やばい。

    山口さんが席に座ったその瞬間、山崎さん、山口さん、先生、美雪を抜く全員が山口さんを見る。
    何故なら山口さんの席は山崎さんの後ろ。
    みんなが見た瞬間、案の定山口さんに絡まれていた。
    「あー、やばい…」
    私はそう呟いた。
  • 6 さおい id:3MnG9oa0

    2012-09-12(水) 01:46:51 [削除依頼]
    休み時間、私は友達の繭と山口さんを見ていた。
    「ねぇ、山口さんだっけ?私美雪っていうの。宜しく」
    「は?何?お前もしかしてこのクラスのリーダー?」
    美雪が山口さんに絡まれている。
    「ううん、ここのリーダーは…」
    すると美雪が山崎さんを指差し、
    「彼女がリーダー。無口で無愛想な、ね」
    美雪の口元は笑っている。
    「この前<美雪がリーダー>とか言ってなかったっけ?」
    繭が不満そうに言う。
    「そうだね…」
    私はまたチラッと山口さんを見る。
    「何かあの二人意気投合してるくない?」
    「してるね…。ヤバいなぁ、これ…」
    この先もう山崎さんはご愁傷様かも知れない…。
    「お前、リーダーなんだ?名前何?」
    山口さんが山崎さんに話しかけた。
    しかし山崎さんは完全無視。
    またぼぉっと窓の揺れる木の葉を見つめていた。
    「は?無視とかやるじゃん、喧嘩売ってんのか!?」
    山口さんは無理やり山崎さんを自分の方へ向けた。
    「…何?」
    あ、久しぶりに聞いた。山崎さんの声。
    山崎さんはうっとおしそうに聞き返す。
    「お前リーダーなんだって?アタシに譲れよ」
    「…どうぞご勝手に」
    山崎さんは丁寧に返す。
    「良かったね若葉。今日からリーダーだから色々命令しちゃってよ、元リーダーに」
    不敵な笑みを浮かべる美雪。
    一体山口さんに何を吹き込んだのだろうか、山口さんは嬉しそう。
    「はぁーいっ!ちゅーもーく!」
    美雪がパンっと手を叩くと、教室のなかにいる人が一斉に美雪をみる。
    「今日から若葉がリーダーだから!」
    大声で言うと、満足そうに山口さんを見る。
    「じゃあ手始めにこの元リーダーのコイツをいじめまーす!」
    山口さんが威勢よく言った。
    まぁ元々いじめられていたんだけど。
    でもこれで一段といじめが酷くなるんじゃ…?
  • 7 さおい id:6FSkrUm.

    2012-09-13(木) 01:22:02 [削除依頼]
    「じゃー始めは定番のヤツから…」
    美雪がそう言うと山崎さんの鞄を手に取る。
    と同時に鞄を思い切り窓へ投げた。
    開いていた窓を綺麗に通り抜けた鞄は運動場へ落ちて行った。
    「えぇっ」
    私は思わず口に出す。
    みんなもポカンとしたり驚いた表情で落ちた鞄の行方を探していた。
    「あははっ、今頃砂だらけのきったなぁーい鞄になってるんだろうね?」
    「取りに行けよ。それともまたなんか投げられたいのか?」
    2人が笑っている中、山崎さんは美雪の足元をじっと見て、
    「その靴、汚いわね。朝何か踏んだ?」
    「はぁ!?お前意味わかんねぇーし!」
    山崎さんは美雪の靴をけなすなり、教室を出て行った。
    「何か踏んだ?って…、うざっ!!なんも踏んでねぇーっつーの…」
    と言いながらも美雪は靴の裏を見た。
    「はっ?汚ッッ!何コレ!?」
    美雪の靴の裏には思い切りガムがついていた。
    「美雪何踏んでんだよ。きったねぇ」
    山口さんが嫌そうな顔をして言う。

    「やっぱ山崎さんって何か違うね」
    「よく分かったなぁ。靴の裏のガムなんて」
    そう口々に放つ言葉をあびながら美雪はガムを取っていた。
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません