私を支えてくれる人21コメント

1 ki☆ho id:EIKYb.X0

2012-09-10(月) 19:42:25 [削除依頼]
羽織、愛流、来人、風雅。
この4人が出会ったとき、
運命の針は回り始めるーーー。

4人の青春物語ーーー。
  • 2 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:45:04 [削除依頼]
    どうも、ki☆hoです。
    新しく、“私を支えてくれる人”を
    書いてみようと思います。

    頑張りますので、どうぞよろしく
    お願いしますm(_ _)m
  • 3 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:46:50 [削除依頼]
    *プロローグ*

    コツコツコツ。
    静かな廊下に私の足音が響く。
    ガラ。
    「失礼します。呼び出されました、
     2年の宮氏羽織(みやうじはおり)です」
    職員室のドアを開けると、
    「あら宮氏さん。待っていたわ」
    担任の先生が私に返事をかえす。
    そして、先生の横には………え…誰…?
    「こちら、転入生の保坂風雅(ほさかふうが)君よ。
     面倒みてあげて」
    「はじめまして。保坂風雅です。
     風雅と呼んでください、宮氏さん」
    保坂くん…いや、風雅くんが自己紹介をしてきた。
  • 4 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:48:35 [削除依頼]
    …にしても。風雅くん、かなりのイケメンだなぁ…。
    でも…なんか驚いてるような…気のせいかな?
    「じゃぁ…とりあえず、教室に行こ」
    「あ、はい」
    「「失礼しました」」
    風雅くんと一緒に職員室を出て、教室へ向かう。
    「風雅くん」
    私が先に風雅くんにはなしかける。
    たぶん風雅くん、けっこう緊張してるハズだし。
    「あ、はい」
    「私、体弱いから学校案内できないんだけど…
     委員長だから、とりあえずはなんでも聞いて?」
    「あ…ありがとうございます」
    風雅くんは安心したように、私にお礼を言う。
    でも…
    「ねぇ、風雅くん。私に敬語、使わないで。
     それに、名前も下の名前でいいし。私たち、
     これからは友達になるはずだし…っね?」
    フッ。
    あ…。笑った…。
    「あぁ!」
  • 5 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:49:57 [削除依頼]
    1 *4人の出会い*

    ガラ。
    私が教室のドアを開けると、みんながいっせいに
    自分の席に戻っていく。
    私たちの学校は少し変わっていて、HRは、
    担任の先生ではなく、各クラスの委員長が
    行うことになっている。
    だから今の私は担任のようなものだ。
    私は、教壇に立つと、さっそくHRを始めた。
    「おはようございます。今日はみなさんに
     転入生を紹介したいと思います。入って下さい」
    私がそうやってドアにむかって、声をかけると、
    すぐにドアが開いて、風雅くんが入ってきた。
    すると、女の子たちの叫び声がすごい。
    まぁ、風雅くん、かっこいいもんね。
    風雅くんが私のそばにくると、私は再び話し始める。
  • 6 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:51:42 [削除依頼]
    「保坂風雅くんです。仲良くして下さい。
     では保坂くん、挨拶をどうぞ」
    私が風雅くんに話をふると風雅くんは、
    焦る様子も、緊張した様子もみせずに、
    自己紹介を始める。
    「保坂風雅です。慣れない土地なので、
     いろいろ教えて下さい。
     これからよろしくお願いします」
    風雅くんがそう簡単に挨拶をすると…
    「…風雅…?」
    ガタ!!
    誰かが勢いよく立ち上がった音がして…。
    あ…。来人(らいと)くんだ。
    …って!注意しないと!
    「貝島くん?転入生の紹介中ですよ。
     座って下さーーー「風雅!!」
    私の声を遮って、来人くんが風雅くんの名前を呼んだ。
  • 7 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:53:19 [削除依頼]
    「え…。来…人?」
    風雅くんも驚いている様子で、でも来人くんの
    名前を呼んだ。
    私も当然、驚くわけで…
    「え…?知りあい…なんですか?」
    おっと…っ。
    今は一応、担任のかわりなんだから、言葉、
    気をつけないと…。
    「「あぁ…」」
    2人が声をそろえてかえす。
    クラス全体がザワついている中、HRの終わりを
    知らせるチャイムがなった。
  • 8 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:55:18 [削除依頼]
    「あたし、本堂愛流(ほんどうあいる)っ。
     よろしくね風雅♪」
    今自己紹介した愛流は、私のイトコ。
    「でもさっきはびっくりしたよね、羽織」
    「うん。まさか2人が中学校時代の親友だった
     なんて」
    「オレらだって驚いたんだケド」
    「まぁ、いーじゃん。またよろしくな、来人」
    ーー2人が親友。そう聞いたとき、
    私は風雅くんと仲良くしなきゃと思ってしまった。
    そして、愛流も同じ気持ちでいると思う。
    愛流も私も来人くんが好きだからーー。
    「あ…。愛流、次体育だよ。着替いと」
    「ホントだ。んじゃ、あたし着替えてから
     運動場行くね」
    「うん。あとでね」
    「はいは〜い」
    次は体育。でも私は参加しない。
    体、弱いからね。
    「来人も行こ!」
    ズキ。
    愛流が来人くんを誘う。
    私にはどうしようもないけど…見たくないよ…。
    「風雅くん。今日は体育しないよね?私、
     見学席に行くんだけど、男女同じだから、
     一緒に行かない?」
    「ん。いいよ」
    私、いつも1人だから今日は楽しみかも。
    …それに、ちょっとこのままじゃ
    心、痛いよ…。
    来人くん…。
  • 9 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:57:41 [削除依頼]
    〜side風雅〜

    オレは今日、この学校に転入してきた。
    緊張なんてガラじゃないけど、ほぼ初めての
    地域で、この辺よく知らないから…
    やっぱ不安だな…。
    学校についてまずは職員室に来いって
    言われてんだっけ。
    えーっと、職員室は……。
    オレが職員室を探してる時、中庭のほうで
    立ったまま向かい合ってる男女がいた。
    女の子のほうは小柄で髪がふわふわしてる…。
    後ろ姿だからわかりずらいけど、雰囲気的に
    かわいいっぽい。
    男はまぁまぁイケメンなんじゃない?
    てか、あの距離感…男んほうに告られてるな…。
    なんとなく気になって歩きながら見ていると…。
    あ…頭下げた。断ったみたいだ。
    うーん…顔、見れねぇかなぁ…。
    別に気になったわけじゃないけど、なんとなく
    あの女の子の顔が見たい!って思ってたら、
    教室に帰るのか、振り向いて男とは逆の方向に
    歩き出した。
  • 10 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:59:25 [削除依頼]
    そのとき、一瞬だけ顔が見れて…。
    うっわ…。メッチャかわいーんだけど…。
    オレの前の学校には、あんな美人はいなかった。
    レベル高いな…。
    そんなこと思ってたら、“職員室”と書かれた
    プレートが見に入ってきた。
    ドアを開けて、近くの先生に、転入生だと伝えると、
    担任のところまで案内してくれた。
    それから数分、軽い説明を受けていると…。
    ガラ。
    ドアが開き…
    女子生徒の声がした。
    「失礼します。呼び出されました、
     2年の宮氏羽織です」
    「あら宮氏さん。待っていたわ」
    と、担任と話してるとこを見ると、オレと同じ
    クラスみたいだな…って…えぇ!?
    この子…さっき告られてた子じゃん!!
    同じクラスだったのか…。
    それに名前…宮氏羽織っていうんだ…。
  • 11 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 20:00:45 [削除依頼]
    てか、マジでかわいーんですけど。
    さっきは一瞬だったし、ちゃんと見ると、
    本当にかわいい。
    顔立ちが整ってる。
    すると…
    「こちら、転入生の保坂風雅君よ。面倒みてあげて」
    先生がオレを紹介したから、オレも
    自己紹介しないと…。
    「はじめまして。保坂風雅です。風雅と
     呼んでください、宮氏さん」
    ふぅ…噛まずに言えた。
    「じゃぁ…とりあえず、教室に行こ」
    と、宮氏さんがオレをうながす。
    「あ、はい」
    なんとなく緊張して、敬語になっちゃったけど…。
    まぁ、いっか。
    そんなこんなで、2人で教室に向かっていると、
    その間に少しだけ話せた。
    委員長だとか、体が弱いとか、宮氏さんが
    自己紹介?みたいなことしてくれて、
    だいぶ緊張がほぐれてきた。
  • 12 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 20:02:27 [削除依頼]
    それに、
    「ねぇ、風雅くん。私に敬語、使わないで。
     それに、名前も下の名前でいいし。私たち、
     これからは友達になるはずだし…っね?」
    なんて言ってくれたから、オレめちゃめちゃ
    嬉しかったんだけど…。
    とにかく羽織は優しいし、これから仲良くして
    いけるといいな…。
    そんなことを思ってたら、教室について、
    HRが始まり…。
    あっというまに終わると思いきや…なんとオレの、
    中学のときに仲の良かった、貝島来人と再会!
    いやぁ、あれは驚いた。
    んで、授業も4時間終わり、お昼休みに。
    オレと、来人と、羽織と、羽織のイトコの…
    愛流と一緒に屋上でお昼をとりながら話をしていた。
  • 13 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 20:03:12 [削除依頼]
    なんかこいつら、仲良くできそうで安心したよ。
    そして5時間目は体育。
    でもオレは転入初日で見学だし、
    羽織は体弱いからいつも見学らしく、
    一緒に見学席へ。
    ーーーそして、現在に至るわけです。
  • 14 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 20:04:46 [削除依頼]
    羽織と並んで座って、少し話をしながら、
    グラウンドの同級生を眺める。
    どうやら男子はドッチで、女子はランニング
    みたいだな。
    羽織は基本、愛流見ている。
    でも声は出さない。オレは不思議におもって
    聞いてみた。
    「なぁ、羽織。声出して愛流応援、しないのか?」
    すると羽織は悲しそう笑って答えた。
    「したいんだけど、できなくて。私、
     体弱いって言ったじゃない?そのせいで、
     大声とかもだせないの…」
    あ…そういえば体弱いって…。
    「ごめん!オレ、無神経なこと言っちゃって…」
    「え?いいよいいよ!私は大丈夫!
     謝んないでよ風雅くん」
    そう言って、さっきとは違って、ニコっと
    笑って言った。
    オレが悪いこと言ったのに…。
    羽織が優しいのがホントに伝わる。
    それでもオレが申し訳なくて、少し俯いてると、
    困ったように笑って、羽織が話始めた。
  • 15 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 20:07:21 [削除依頼]
    「ねぇ…風雅くん。私と愛流、イトコだって
     言ったじゃない?」
    「あぁ…」
    「…愛流の本名、“宮氏愛流”っていうの…。
     本当は“本堂”じゃないんだ」
    「え…?どういうことだ?」
    愛流が、“宮氏”?
    「“本堂”っていう名前は、愛流の前の
     名字なんだけど…。愛流の両親、私たちが
     10歳のときに交通事故で亡くなっていてね…。
     愛流は今、私の家に住んでるの。今の愛流は
     元通り明るいけど、ホントはずっと辛かった
     はずだよ。一度に親を2人とも
     亡くしちゃったから…」
    そういう羽織はまるで自分のことのように
    悲しんでいて…。
    「………」
    オレはなにも言うことができなかった。
    「私はね、一番愛流の近くにいるハズなのに、
    なんにもしてあげられなくて…」
    「そんなことないっ!」
    気づいたらオレはそう口が動いていた。
  • 16 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 20:10:13 [削除依頼]
    羽織は驚いてこっちを見ている。
    「ふう…がくん…?」
    「オレ…、羽織と今日会ったばっかしだし…。
     まだ羽織を全部わかるわけじゃないケド…、
     そんなオレでもわかるよ…。羽織が優しいってこと
     くらい…。ずっと一緒にいた愛流が、
     そう思わないわけない!」
    素直な言葉で口にする。
    「…っ…。風雅くん…ありがとう…。
     誰かにこんな風に言われたのなんて、
     初めてかも…。でも、そんな風に思うことが
     できる風雅くんのほうが優しいよ…」
    そう言ったときの羽織は…とてもとてもきれいで…。
    オレはこの瞬間、羽織に恋をしたーーー。
  • 17 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 22:37:52 [削除依頼]
    〜side 羽織〜
    っ〜!ヤッバい涙出てきた!
    はぁ…。私、愛流のことになるとダメだなぁ…。
    「?羽織?どうしたの?」
    風雅くんが私に声をかける。
    あっ。私が下向いてたからだ!
    「ううん!なんでもないの、気にしないでっ!」
    そう言って、涙をごまかす。
    風雅くんに心配なんて、かけられない。
    てか、話しちゃった、あのこと…。
    でも風雅くんなら大丈夫って思えた。
    この人なら大丈夫って―――
  • 18 ki☆ho id:/H5Qp3A.

    2012-09-14(金) 23:05:54 [削除依頼]
    こんな話をできる人は限られてくる。
    私は来人くんにしか高校にあがってからはしたことないし…。
    どうして風雅くんにはすんなり話せたんだろ…?
    今日が初対面なのに…。
  • 19 ki☆ho id:/H5Qp3A.

    2012-09-14(金) 23:11:58 [削除依頼]
    〜side 風雅〜

    「では、この案でいいでしょうか?」

    羽織の心地いい声が教室に響く。
    今は学級会みたいなので、委員長である羽織が
    議長をつとめている。
    まぁオレは来たばっかしで、参加しようにもできないし。
    でも、来人もあまり参加してるようには見えない。

    だから、ふとした思いつきで来人に聞いてみた。
  • 20 ki☆ho id:/H5Qp3A.

    2012-09-14(金) 23:17:56 [削除依頼]
    「なぁ、来人。羽織ってさ、彼氏とか好きなやつとか
     いねぇの?」
    なぜかさっきからそればっかり気になる。
    「は?いねぇだろ。…たぶん…。てか、いたら困るし…」
    …後半、声小さくて聞こえなかったんだけど…。
    まぁいいや。羽織に彼氏いないのはわかったし。
    …好きなやつはわからんけど…。
    それに、別のこともわかったし。

    結果オーライ?
  • 21 洸太 id:IRDhlXd/

    2012-09-14(金) 23:25:58 [削除依頼]
    一気読み!もう、興奮したぁ!!!!!!
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