キミがくれたピンキーリング37コメント

1 ki☆ho id:GolwR.O0

2012-09-08(土) 00:37:57 [削除依頼]
姉ちゃんの店のバイトにやってきたのは、
同じクラスの島本有貴。
なんかバタバタした生活になりそうだけど…。

有貴と琉流、2人はどうなる!?
  • 18 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:44:22 [削除依頼]
    そんな実紀をみた琉流は諦めるように話し出す。
    「実はね、実紀・・・」
     有貴がバイトに来たときのことから
    説明していった。
    しばらく黙って聞いていた実紀だったが、
    琉流が一通り話し、冷めかけの紅茶を一口すすり、
    自分で注文したガトーショコラを全部食べる
    と、口を開いた。
    「あのさぁ、琉流・・・。言いづらいんだけど、
     それって、ただ琉流のお姉さんに
     やきもち妬いてるだけじゃないの?」
    「はぁ?やきもち?姉ちゃんに、あたしが?」
    実紀ったら、なに言ってんの?
    「もしかして、もしかしてだよ?琉流、
     有貴くんのこと好きなんじゃないかなって、
     思ったの。それは、あくまで私の推測に
     すぎないよ。琉流自信、もっとよく考えてみて」
    そのとき、タイミングよく実紀のケータイが鳴った。
  • 19 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:47:02 [削除依頼]
    「あっ、恭(きょう)くんだ。ちょっとごめん、
     琉流。もしもし、恭くん?」
    彼氏から電話がかかってきた実紀は、席を立つ。
    実紀が席を立ってから、琉流は1人で考えた。
    あたしが有貴を好き?そんなバカな…。
    んなわけないじゃん!
    百年たっても、千年たっても、たぶんありえない!
    そこまで考えると、実紀が戻ってき、
    いきなり言った。
    「琉流、ごめん、恭くんが部活休みに
     なったから、デートしようって言うの。
     私、帰っていい?」
    実紀の彼氏、堂本(どうもと)恭は、高2にして、
    サッカー部のレギュラーである。
    琉流たちの通う、桜宮(さくらのみや)高等学校
    では、部活動がさかんで、ほとんどの生徒が
    入部しており、琉流や実紀のように帰宅部の
    生徒はめずらしいくらいだ。部活動がさかん
    ということは、一つの部活に沢山の人数がおり、
    レギュラーをとるには、かなりの実力がいる。
    レギュラーをとれている恭はすごいということだ。
    そのかわり、練習はとても厳しく、
    休みはほとんどない。恭は休みがあると、
    ほとんど実紀と一緒に過ごす。
  • 20 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:48:01 [削除依頼]
    その事情をよく知っている琉流はすぐに
    承諾した。
    「えっ、恭くん、休みなんだ。いいよ、いいよ。
     行きな、実紀。楽しんでおいで。
     あたしのことは別の日でいいし」
    「ホント、琉流?よかった〜。ありがとう!」
    実紀が喜んだ顔を見せる。
    「そのかわり、明日にでも話聞かせてよ?」
    「もち!じゃあね!」
    そそくさと店を出る実紀。琉流もそろそろ出る
    ことにした。
     チリン。店のドアについてるベルが鳴る。
    「ありがとうございました。またのおこし
     お待ちしております」
    その声に見送られ、琉流は店を後にした。
  • 21 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:48:42 [削除依頼]
    店を出た琉流は、このまま家へまっすぐ向かった。
    幸い、今日は『miruアクセ』は休みの日。
    有貴に顔を会わせなくてむ。
    ついさっき、実紀が変なことを言ったせいで、
    いつもにまして有貴に顔会わせずらい。
    今日が休みでホントに助かった。
    そんなことを考えていたら、家についた。
    いつものように過ごし、なにもなかった
    ように振る舞う。
     疲れた琉流は、いつもより早く寝た。
  • 22 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:50:17 [削除依頼]
    次の朝、起きたばっかしの琉流は、
    半分寝ぼけていても、昨日の実紀の言葉が
    頭の中をかけめぐっていた。
    気になった琉流は、今日の昼休み、
    もっとくわしく実紀に聞いてみることにした。
    学校へ行き、今か今かと待った、昼休みが来た。


    「もぉ〜!なんなの、琉流!引っぱるんじゃなくて、
     ちゃんと理由説明しなよ!あんたには、
     口がないワケ?それとも、あるのに使わない
     ワケ?食べるためだけの口じゃないでしょ!」
    さっそく実紀をつかまえて、屋上へ連れて行こうと
    すると、実紀が文句を言ってきた。
    「黙ってよ、実紀。みんなの注目浴びちゃってる
     じゃない!あんたには恥ずかしさってモンが
     ないの?屋上へ行ったら、ちゃんと説明して
     あげるから」
    すかさず琉流が言葉を返す。すると、
    実紀もおとなしくなった。
  • 23 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:51:36 [削除依頼]
    屋上につくと、すかさず
    実紀の質問攻めがあった。
    「さぁ、ついたわ、琉流。こんなトコへ
     わざわざ私に黙ってついてこさせた理由は?
     どうして、教室じゃだめなワケ?ちゃっかり
     説明してよね!」
    「ただ、ここで話をしたかっただけよ!
     教室じゃだめなのは、昨日の続きだから!
     有貴に聞かれたりすると、まずいでしょ!
     ―ったく・・・。人のデリカシー、
     考えてよね実紀!」
    実紀は黙る。
    ―人をいきなり引っぱって、ほぼムリヤリ屋上に
    連れてきた人に言われたくない!―て、
    顔をしているのだが、琉流は、まったく気づかない。
    「それで?実紀。昨日、なんであたしにあーゆー
     コト言ったワケ?」
    さっそく本題に入る。
    その言葉に実紀は呆れた顔をする。
  • 24 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:55:06 [削除依頼]
    「…琉流ってさぁ、サバサバしてそうで
     意外に鈍感?っての?まぁ、鈍いよね…」
    はぁ…。と、ため息をつく実紀。
    琉流が文句を言おうと、口を開きかけた時。
    実紀が次の言葉で琉流をさえぎる。
    「わかった。待って。ストップ。話すからさぁ…。」
    …沈黙。
    「………………琉流さぁ…一時期、有貴くんと
     仲良かったじゃん?あれで私、思ったんだよね…。
     琉流と有貴くん、いい雰囲気だな〜、って
     それで…」
    一瞬、琉流は固まった。――――そう、
    一年の時は、よくしゃっべってた。
  • 25 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:56:28 [削除依頼]
    「OK、実紀。言いたいことはわかった。
     うん…。まぁ…確かにそーだったね」
    しかたなく琉流は認める。
    だって、事実だし…。否定はできない。
     あたしは確かに有貴と仲が良かった。
    1年のときは…ね。でも、2年に上がってからは、
    そんなに話してないし!仲良くないし!
  • 26 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:58:00 [削除依頼]
    ―――1年の時。あたしは転入生としてこの
    桜宮高に来た、有貴の隣の席にあたった。
    転入してきたばかりの有貴は、話す相手も
    いなかったこともあり、
    (そのころからもモテたけど!)
    あたしとよくしゃべっていた。たぶん、
    あたしは話しかけやすかったのだろう。
    最初から媚びた態度をとらなかったためかも
    しれない。初め、有貴のほうから話しかけて
    きてくれたし、その頃からあたしたちは、
    お互い呼び捨てになった。
    だからあたしはあいつのことを「有貴」と呼ぶし、
    有貴はあたしを「琉流」と呼ぶ。
    別にイヤじゃなかったし、あたしは有貴のことを
    男友達の1人としか思ってなかった。―――でも。
    それをよく思わない人が、やっぱりいたんだ。
    有貴を好きなコたち。有貴を可愛がっていた
    先輩たち。有貴に憧れていた後輩たち。
    ある日、あたしはその人たちに裏庭に呼び出された。
    理由はもちろん、『有貴』。
  • 27 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 18:59:00 [削除依頼]
    「―――ねぇ、あんたさぁ、有貴くんと
     慣れ慣れしくしすぎとか、感じないワケ?
     ちょ〜うざいんですけどぉ〜」
    まず、先輩方。
    「琉流ちゃんさぁ、有貴くん独り占めしてる
     感想はどぉ〜?」
    続いて、同級生の皆さん。
    「藤里先輩ぃ〜有貴先輩に、まとわりつくのは、
     やめていただけませんかぁ〜?」
    最後に、後輩のやつら。
    中高一貫である、あたしたちの桜宮高は入ろうと
    思えば、桜宮中からも生徒が入ることができる。
    だから、高1でも中学校に後輩がいるわけだ。
  • 28 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:00:40 [削除依頼]
    「…別に?慣れ慣れしくしてるつもりはないし、
     まとわりついてるわけでもないから…
     独り占めしてる感想はないかな♪」
    ワザとあたしは嫌みたっぷりの笑顔でかえす。
    それがさらにイラッときたのか、1人の先輩が
    あたしの肩をつかみ、恐ろしい形相でこう言った。
    「…なに…?あんたアタシらをなめるのも
     いい加減にしなさいよ!」
    「ふぅん…。じゃ、あたしがどうすれば
     こんなバカなことやめんの?正直言って、
     こうゆうのはめんどくさい。人を呼び出しといて、
     その内容がこんなにくだらないことだなんて…。
     それに、そっちこそあたしのこと
     なめてんじゃないの?」
    そう思いっきり言い返したあたしに相手は
    みんなして、ことばを詰まらす。
  • 29 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:02:13 [削除依頼]
    「図星?あんたたちこそ、ホンットにバカ。わかったら、もう二度とあたしを呼び出したりしないで!」
    あたしがそう言って教室に戻ろうとすると・・・・・・。
    「琉流ちゃん待って!」
    同級生のうちの1人の、一番おとなしそうなコが
    あたしを呼び止める。
    この子はあまりこういうもめ事は苦手そうだ。
    「なに?あたし急いでるんだけど?」
    「あっ…ゴメンね…。こうゆうことをしたことは
     謝るから、教えてほしいことがあるの…。
     あまり時間はとらせないから…」
    と、ちょっと涙目でビクついたように言ってくる。
    「・・・わかった。あなた名前は?少しよ。
     で?なにを教えてほしいの?」
    まぁ・・・だいたいの予想はつくけどね。
  • 30 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:04:15 [削除依頼]
    「あ…ありがとう…。あたしは山崎友
     (やまさきゆう)1―5なの…。それでね、
     あの…琉流ちゃんは、有貴くんのこと、
     その…好きなの…?」
    ホラ、きた。やっぱりこの質問。
    「ううん。好きじゃないよ。有貴とは、
     ただの友達。それに隣の席だからよく
     しゃべるケド…友達だよ」
    あたしがそう言うと、心底ほっとした表情を
    見せた山崎友ちゃん。
    「そっか!これでみんなも安心したはずよ。
     ごめんね、ひきとめて」
    「ねぇ…じゃあさぁ…」
    先輩も話しに加わってくる。
    「お願いだから、有貴くんとは極力
     しゃべらないでくれない?そうゆうの見ちゃうと、
     やっぱり不安になって呼び出しとかして
     確かめないと不安になるから」
    はぁ…。あたしは溜息をつく。
  • 31 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:05:08 [削除依頼]

    「わかった。じゃあそうするから、
     もうあたしを呼び出すとかマジでやめて。
     ホントにめんどくさいから」
    「…わかったわ」―――
  • 32 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:06:51 [削除依頼]
    これでおしまい。だからあたしは有貴と
    そんなしゃべんないでしょ?
    あれ、今でも守ってんだよ…。
    心の中でそう実紀にむかってつぶやくと、
    琉流は溜息をつく。
    「ねぇ…琉流。ホントに有貴くんのコト、
     過去形でいーから、好きじゃなかったの?」
    「……そうなんじゃない?」
    「…なんであんたが疑問形なのよ…。
     自分のことでしょーが」
    「なんかビミョーだし?」
    「…………」
    「…………」
    お互い、ビミョーすぎる会話を繰り返していると、
    5時間目の予鈴がなる。
    「琉流のせいでお昼、食べそこねたんだけど」
    「・・・あたしのせいじゃないよ。…たぶん」
    そう言って、琉流は会話を終わらせた。
  • 33 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:27:24 [削除依頼]
    「…ただいま…」
    琉流が裏口から入ってくる。
    「あ、おかえり。今日、遅かったね」
    美流が気づき、返事をかえす。
    「ん〜…ちょっと用事が…」
    琉流が言葉をにごすと、
    「ふぅん…。あまり深く詮索しないから、
     急いで売って」
    「はぁい」
    めずらしく、美流が命令する。
    しかたない、と琉流がエプロンをつけていると、
    「あ。そういえば琉流。琉流が来るの遅かった
     せいで、有貴くん、琉流の代わりに接客して
     もらってて…」
    美流が突然、爆弾発言。
  • 34 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:28:55 [削除依頼]
    「はぁ!?ちょっ…姉ちゃん、冗談でしょ?」
    「そんなワケないでしょ?まぁ…有貴くん、
     イケメンだし、お客様が増えてくれるのは
     嬉しいケド、有貴くん大変そうだし…
     手伝う兼いろいろ教えてあげてね。じゃ、
     私は新作リングのデザインしてるから♪」
    そう言って、奥の仕事部屋に姿を消した美流。
    「ちょっ・・・マジで?」
    ガチャ!勢いよくドアを開けた琉流の目には、
    店内に隙間がないほど、たくさんの人であふれている。
  • 35 ki☆ho id:EIKYb.X0

    2012-09-10(月) 19:29:41 [削除依頼]
    「うわー。すご」
    「琉流!」
    「え?」
    「こっち来て!オレ、ヤバイ!」
    有貴が、琉流を必死によんでいる。
    よく見ると、レジの方に有貴はいるのだが、
    そのまわりに人が多すぎて、レジどころではない。
    「はぁ・・・」
    琉流は溜息をつき、手伝うことにした。
    「いらっしゃいませ、お客様。たいへん長らく
     お待ちいただいて、申し訳ありません。
     ただいまお会計にかからせていただきます。」
    営業用スマイルで笑いながら、琉流は1人1人
    冷静に対処していく。
  • 36 ki☆ho id:aBVQLav1

    2012-09-13(木) 23:36:21 [削除依頼]
    急にスミマセン!
    一人称を変えさせていただきますm(__)m
    今までは客観的な見方をしていましたが、
    琉流の"あたし"と有貴の"オレ"の2つ(増えるかも)
    で、とりあえずはやっていきたいと思っています。
    私の都合で勝手に変えてしまって、本当にごめんなさいm(__)m

    これからもよろしくお願いします!
  • 37 ki☆ho id:aBVQLav1

    2012-09-13(木) 23:40:09 [削除依頼]
    〜side 有貴〜

    …すげぇ…。こいつ、なんだよ…。

    さっきまで、客の対応が全くできなかったオレと
    違って、どんな相手も素早く対応してる…。
    見習わねぇとな。
    というか、今は琉流を見てやり方を覚えないと…。
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