××SigNaL××10コメント

1 ちゃんみう id:7DAZAaJ1

2012-09-01(土) 11:16:29 [削除依頼]

大好きな君に、贈る言葉。


「…ばっかやろ」


…素直になれなくてすみません。
  • 2 ちゃんみう id:7DAZAaJ1

    2012-09-01(土) 11:36:45 [削除依頼]

    「天気、いいねぇ」

    そんな些細な言葉から始まる、私たちの会話。
    正午の12時が過ぎたばかりの君の腕時計に、ぎらぎらとした太陽が照りつけていて眩しい。

    「いいっていうか、…むしろ暑すぎる。あぢー」
    「あぢーって…お前本当に女子なのか」
    「…あとで坂田殴.る、絶対の絶対」

    殺意を宿している(つもりの)私の瞳に気づいたのか、気づいていないのか、

    私の頭の上には君の大きな手。
    さっと優しく髪を撫でられ、君は呟く。

    「…んな、可愛い顔して言うな、ばーか」

    こんなこと言われたら、何も言えなくなるじゃん。なんか恥ずかしいじゃん。
    馬鹿みたい。俯く私の顔は、今どんな顔をしているのだろう…。


    教室の窓際の隅っこ、並べたふたつの机、君との距離は30センチ。
  • 3 ちゃんみう id:7DAZAaJ1

    2012-09-01(土) 12:08:02 [削除依頼]

    「弁当食べるかぁー」

    坂田は青いお弁当箱を取り出し、突然呟く。
    顔あげても大丈夫かな。頬が熱いのは治まらず。
    とりあえず、自分のリュックからパンを取り出す。アンパンとメロンパン。大好物だったりする。

    「…昼からよくそんな甘いもの食えるな…」
    「別にふつーですが何かー」

    ある意味尊敬するわ、と言いながら自分の昼ご飯を頬張る。自分で作っているというそのお弁当は、私のお母さんが作るものよりも凝っているかもしれない。

    「何であんたそんな……お、美味しそうなお弁当作れんの?」

    思わず聞いてしまう私。
    色とりどりのおかずを見ながらメロンパンにかぶりつく。あっま。

    「え? 別に普通だよ。楠みたいに菓子パンばっか食べてると健康に悪いじゃんか」
    「…健康には悪いかもだけど私のお腹は喜ぶからいいんです」

    お母さん忙しくてお弁当作れないし。自分で作るのも面倒だし。

    「俺、楠の分も作ろうか?」
    「…何を」
    「弁当」
    「…へ」

    爽やかボーイとしてクラスでは有名な坂田の爽やかな顔がさらに爽やかになった。
    本気で言ってんの? いや、坂田は嘘は吐かないし、

    「うん」

    気が付けば首をぶんぶん縦に振っている自分がいた。
  • 4 ちゃんみう@宇宙から来ました id:uL1VJ6t1

    2012-09-15(土) 17:45:24 [削除依頼]

    そして私はふと思う。あれ、私ら、友達なんだよなーって。
    「付き合ってるの?」っていろんな人に聞かれる。勘違いされるのも仕方がない位、一緒にいるのだから。
    私はその質問を誰かにされる度、「まさかあー」なんて言って適当にかわしてるけど、

    坂田は何て答えてるのだろう。

    隣で綺麗なたまごやきを口に入れようとする坂田を見ながらふと思ったり。
  • 5 ちゃんみう@宇宙から来ました id:uL1VJ6t1

    2012-09-15(土) 18:09:51 [削除依頼]

    勿論、私は坂田が好きだからこうやって一緒にいる。…それが恋愛的な感情なのか、何なのか…、そんなことは分からないけれど。
    包み込まれるような安心感とか、猫毛でわしゃわしゃしてる栗色の髪の毛とか、綺麗なものを綺麗って素直に言えるところとか、…滅茶苦茶に好き。

    「坂田ー」
    「どうした?」
    「別に何もないけどー」
    「…楠、何なんだよ、はぁ…」

    そうそう。こうやって私の言葉にちゃんと反応して、怒らないところとか。
    もし坂田と付き合ったら、何か変わるのかな?
    …変わるわけがない、そんなこと、分かってる。でも、でも…、変わってしまったら、が一番怖い。
    だから私は、坂田の友達として、今日も彼の横顔を見つめる。
  • 6 ちゃんみう@宇宙から来ました id:uL1VJ6t1

    2012-09-15(土) 18:18:04 [削除依頼]


    なんか読点が多くて見づらくなっちゃった。
    すみません、自重します…いや嘘です(((

    あ、作者のみうです。ちゃんみうです。
    こんな駄作ですが感想とか頂けると嬉しいです。
    頑張って書いていくので応援よろしくお願いします。
    以上、今更ながらの作者挨拶でした\(・q・)/
  • 7 光 †ヒカル† id:5ZW.tyB/

    2012-09-15(土) 18:53:36 [削除依頼]


    うちの好きな感じの話です!!

    頑張って★
  • 8 ちゃんみう@宇宙から来ました id:uL1VJ6t1

    2012-09-15(土) 19:59:34 [削除依頼]


    ★光さん
     ありがとうございますっ! 嬉しきお言葉ー。
     頑張ります( ^o^ )
     
  • 9 ちゃんみう@宇宙から来ました id:.Jrvbkk1

    2012-09-17(月) 11:36:15 [削除依頼]


    ***
    とある日の授業中。
    あぁ、今日も坂田のおいしい弁当が食べれる、幸せー。…なんて思いながらニヤニヤしていた昼休みの始まりを告げるチャイムまであと38分。ちなみにあと2280秒。ぐー。
    訳の分からない数字が羅列されている黒板をぼんやりと見つめながら、お腹の音、すなわち空腹のサインを鳴らさないようにする事に全力を注いだ。…ぐー。あ、ほら、また鳴った。

    「歩美、手紙」

    …後ろの席から私を呼ぶ声が聞こえ、お腹を気にしながら、ぐー、…振り返る。

    「…何?」
    「あんたに手紙、回ってきたみたいよー。ほれ」

    いかにも今まで寝てました、な顔したクラスメートの一人である澪。
    その澪から、小さく綺麗に折り畳まれた、薄桃色の紙切れをもらった。


    楠 歩美 様 
         小松 優花 より


    差出人の名前を見て、…とてつもない寒気と一瞬の激しい頭痛に襲われた。


    「顔色悪いけど? 大丈夫?」

    心配そうに顔を覗きこまれる。ううん、全然大丈夫じゃない、泣きそう。
    とは言えない。言えるわけがない。
  • 10 ちゃんみう@宇宙から来ました id:.Jrvbkk1

    2012-09-17(月) 11:57:48 [削除依頼]


    「お腹空いてるだけ? さっきからぐーぐーうるさいよ歩美ちゃん。ぷっ」
    「ほっとけばかやろ、ぷって何ですかぷって…」

    あー聞こえてたんだ…お腹の音。恥ずかしくて鼻血出そう。
    ちらっと未だ手の中に収められている手紙に視線を移し、自分の机と向き合う。
    私、しつこい人は嫌いだよ、優花は知ってるくせに。
    手紙の中身は見ないことにした。びりびりびり、わざとゆっくりと音を立ててちぎる。数学のザビエルみたいな先生は耳が遠いし視力も弱い。だから幸いなことに、私の行動には気づいていない。

    びりびりびり。
    優花、私、あなたがすごく好きだったよ。
    びりびりびり。
    いつからこんな風になったんだろうね?
    びりびりびり。
    でも私はこんな事じゃ傷つかない。

    ふぅ、と一度、手を休める。
    坂田が心配そうにこちらを見ているのに気がついた。
    優花がこちらを睨んでいるのに気がついた。

    ではこれで最後の一ちぎり、

    びりびりびり。
    坂田には、指一本触れさせない。何があっても。 
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