幽霊少年と幻の恋10コメント

1 恋奈 id:Osid/k/1

2012-08-28(火) 16:34:44 [削除依頼]
私の初恋は
幽霊少年でした。


……………………………☆


「僕は死んでいるんだ。」

13歳でこの世を去った少年
シュウ

×

「なんで、霊が見えるの?」

内気で人見知りの激しい少女
アカネ


……………………………☆


ひと夏の切ない恋。

叶わないと分かっていても
恋をせずにはいられなかった。

私は今日も、満点の星空を見て
君を思い出す…。





**幽霊少年と幻の恋
  • 2 恋奈 id:Osid/k/1

    2012-08-28(火) 19:23:13 [削除依頼]
    「幽霊屋敷?」


    夏の風物詩であるセミの声が鳴り響く季節。

    部屋にあるものをダンボールにつめながら、私は小さく聞き返した。


    「そう。その家、霊が出るって噂があるらしいの…」

    「あぁ、そう。…幽霊ね…。」


    憎らしいくらい青々としている空を窓越しに見つめながら呟いた。

    別に怖くはない、と言ったら嘘になる。


    「大丈夫かな。」


    お母さんは心配そうにため息を吐いた。


    「まぁ、大丈夫だよ。霊感ないんだから、どうせ見えないって」


    こうでも言わないと、単純なお母さんは、もっと心配になる。


    「そうね。」


    笑いながら、私に背を向けると静かにそこを去った。

    お母さんが去ったあともセミの鳴き声はやまない。

    ただでさえ暑いのに、五月蝿い鳴き声のせいでまたイライラする。
  • 3 神楽(*'▽'*) id:NurQpKQ1

    2012-08-29(水) 00:07:55 [削除依頼]
    続き楽しみです><
    更新頑張ってくださいね☆
  • 4 恋奈 id:CeuFK8P0

    2012-08-29(水) 01:08:14 [削除依頼]
    神楽s>> ぁりがとうございます!
  • 5 恋奈 id:CeuFK8P0

    2012-08-29(水) 01:09:06 [削除依頼]
    1週間後に出る家をあまり名残惜しく思わないのはきっと、そこまで思い入れのある家でもないからなのだろう。

    部屋を見渡してみても、汚れ一つない真っ白な壁は、この家に越してきて、そんなに月日が流れていないことを教えているようだった。


    「引越しなんて…また急なんだから…」


    親に毒づいてみても意味はない。

    それはわかっているけれど、暑くてイライラするこの感情を抑えられずにはいられない。

    父親の転勤が決まった。

    その知らせを聞いたのはつい最近のことだった。

    転勤族である私たち家族には珍しいことではないから、そんなに驚きはしなかった。

    けれど、やっぱり”面倒くさい”のだ。

    引越しの準備やらなんやらをしなければならないし、何より、私の何度目かわからない転校の手続きだってしなければならない。


    「あっつ…」


    汗でベタベタになったシャツをパタパタと仰ぐ。

    これだから夏は嫌だ。

    次から次へと額から流れてくる汗をタオルで拭き、静かにその場へ座った。
  • 6 蒼穹 id:Iw09nim/

    2012-08-29(水) 04:08:54 [削除依頼]
    更新がんばってぇぇぇぇイ!!

    応援するるるんぱっ♪
  • 7 恋奈 id:CeuFK8P0

    2012-08-29(水) 11:31:14 [削除依頼]
    蒼穹s>> ありがとうございます^^
    頑張ります!
  • 8 恋奈 id:CeuFK8P0

    2012-08-29(水) 11:31:31 [削除依頼]
    「幽霊…ね…」


    私自身も幽霊を信じていないわけではない。

    ただ、見えていないだけで。
    今も此処にいるのかもしれない。


    「………。」


    そう考えると少し怖いけれど。


    「大丈夫…だよね。」


    自分に言い聞かすようにそう呟いた。


    ――――――――――…

    ―――――――…

    ―――――…


    「アカネー!!こっち手伝ってー!!」

    「はーい。」


    引っ越し当時がやってきても暑さは引かなかった。

    そして、幽霊出没疑惑の心配も拭えない。

    「本当に出るのかしら。」

    「さぁね。…まぁ、いいんじゃない。幽霊と同居なんて、めったに出来ないよ。」


    重たいダンボールを運びながら、心配そうに、言ったお母さんへ声をかける。


    「いたとしても、そのうち居なくなると思うけどね。」


    とりあえず、大丈夫だよ。
    そう、最後に言って、お母さんの前を通り過ぎた。
  • 9 恋奈 id:CeuFK8P0

    2012-08-29(水) 13:28:44 [削除依頼]
    「――よいしょ…っと…」


    自分の部屋にダンボールを運び終わると、また小物類を箱から出す作業が待っている。


    「めんどくさ…」


    顔をしかめ、腰をおろした。

    さっきまでは、ものを運ぶのに必死で部屋をちゃんと見なかったけど、今改めて見ると、少し古い家のようにも感じる。
    壁や床も少し汚れていた。


    「結構昔に建てられたのかな。………ん?」


    ふと、出窓の桟に目を向けると、写真が一枚落ちていた。

    前の入居者の写真だろうか。

    四つん這いになって、出窓の側まで寄り、写真を拾い上げる。


    「お母さんとお父さんと…子供…?」


    その写真には3人写っていて、大きな噴水を背景に楽しげに笑っていた。

    多分、前にこの家に住んでいた、家族。


    「?…日付だ。」


    裏を見ると、日付が書いてあった。
  • 10 神楽(*'▽'*) id:NurQpKQ1

    2012-08-29(水) 17:00:02 [削除依頼]
    おおっ!何やら怪しい展開に…
    続き楽しみにしてます♪
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