恋をしてもいいですか？7コメント

あたしは、神崎　綾乃（かんざき　あやの）。
自分で言うのもなんだけど、神崎グループの社長の娘。
どちらかというと、お金持ちだと思う。

まあ、あたしは家のことなんてどうでもいいけど。

あたしは、白百合学園という、お嬢様学校に通っている。
ぴちぴちの高校生。

「「「おはようございます。神崎さん。」」」

はい。毎朝の光景なので、もう慣れました。
なれってのは、怖いね〜。

「朝からモテモテね。」

ちょっかいを掛けてくるのは、林　真里菜（はやし　まりな）。
唯一の親友。
たしか、真里菜も社長令嬢だった気がする。

「今日、パーティーがあるの知ってる？」

はぃ？？？
パーティー？？？

「しらないよ！！」

南波さんいってなかったし〜〜〜。
あ。南波さんってのは、パパの秘書みたいな人で、あたしの面倒も見てくれるいいひと。

「どうしよ〜。行きたくない。」

あたしは、パーティーが嫌い。
なぜかって？
それは、おばさまたちの香水がきつすぎて、気分が悪くなるから。
香水を頭から全部かけたくらいきつい。

「この前、来てなかったんだから、今日はちゃんと来なさいよ。」

そういって、真里菜は教室へいった。

面白いですね。

楽しみです。

そして、放課後。
あたしは、南波さんが迎えに来る前に、学校をでた。
ほとんど車で登下校してたから、道がわからない。
歩いて帰る人なんて、いない。

あたしは、勘で歩いていた。
気がつくとそこは、薄暗くて、制服を着崩している人ばかりいた。

「ねぇねぇ〜。君、白百合の子だよね〜。こんなとこで何してんの〜？」
「俺たちと、楽しいとこ行かない？」

からまれた。この神崎　綾乃が、からまれてしまった。
どうする？綾乃！！

なんてことを考えながら、通り過ぎようとした。

「何逃げてんだよ。」

あら。つかまっちゃった。
はあ〜。やっと、幼いころから習っていた、空手を披露することができる。
長い間、何にも使うことができなかったから、嬉しいかも。

相手は、あたしの腕を思いっきり掴んできた。

「痛てぇんだよ。」

相手は、あたしがいった汚い言葉に驚いていた。
そりゃそうか、白百合がこんな言葉いうはずないもんね。

相手の隙を狙って、あたしは、相手のすねをけり、解放された。

が、２人いることを忘れていた。
後ろから、殴りかかってくる。
もう終わりだとあたしは思った。

あたしは殴られた。
はずだった。

あたしに相手のこぶしが届くことはなかった。
あたしの目の前には、きれいなブラウンの髪があった。

その人は、あたしに殴りかかろうとしていた男を、倒していた。

「わりぃ。俺脚が長げぇから、あたっちまったんんだな。」

その人はそれだけ言うと、去ってしまった。

ＭＯＭＯさん
読んでくださってありがとうございます。
初心者なので、文がおかしい所があると思います。
温かい目で見てください

読んでくださって、ありがとう。