音楽室より愛をこめて9コメント

1 はんな id:99YJNeC1

2012-08-24(金) 01:06:27 [削除依頼]

君との距離は、まだ果てしなくて

遠くて、霞んでて。

偶然か必然か神のいたずらかしら

音楽室の窓から空を眺めて

見つけ、出会い、つながった

地球の大きさにしては

小さすぎる一つの恋の物語
  • 2 はんな id:99YJNeC1

    2012-08-24(金) 01:08:00 [削除依頼]
    小説投稿では3作目です

    よろしくでーす
  • 3 はんな id:99YJNeC1

    2012-08-24(金) 01:54:45 [削除依頼]
    あたしは小枝。
    吹奏楽部の部長です。

    「部長ーっ
     はやく出席とってよ」
    「篠原、今日合奏無くなって
     予定変更だって。
     書き直しといてー」
    「篠原先輩、先生が探してましたよ?」

    部員には篠原、と苗字で呼ばれ、
    部長だから、とこき使われる毎日。
    自分でも思う。
    あたしはお人好しで、部長なんて大役、
    向いてないんじゃないかって。
  • 4 はんな id:99YJNeC1

    2012-08-24(金) 02:03:09 [削除依頼]
    今日は特に大変だった。
    音楽室の掃除は部内で当番制。
    なのに当番の子はみんな帰ってしまった。

    〜手伝うよ〜

    そんな言葉はありえなくて
    あたしは広い音楽室を一人で掃除した。
    こんな日は、
    ううん
    今日という日は本当に涙が落ちた。
    辛いことがあってもあまり泣かないあたしが
    泣いてしまった。
  • 5 はんな id:99YJNeC1

    2012-08-24(金) 02:06:04 [削除依頼]
    もう誰も残っていない校舎。
    淡く寂しいオレンジ色の下駄箱。
    やっとのことで靴をはいて外に出たけど
    とうとう座り込んでしまった。
  • 6 はんな id:umhN54g/

    2012-09-19(水) 16:54:14 [削除依頼]
    一粒落ちたらもう止まらない。
    涙はとめどなく流れる。
    もう涙をぬぐうこともあきらめて、
    ただ声だけ押し殺して泣いていた。

    ―大丈夫…?

    あれ、声が聞こえる…
    夢の中ならあたしを心配してくれる人もいるのかな。

    「おい、大丈夫か?」

    肩を揺さぶられて気が付く。
    夢の中ではない。
    さっきと変わらぬ下駄箱。夕焼けの空。
    ただあたしは一人ではなく、男子生徒がひとり、
    目の前にしゃがんでいた。
    顔を上げると、

    「え、泣いてんの。
     ごめん、邪魔して。腹とか痛いのかと思って。」
    「え、邪魔って…」

    誰かが泣いていたらそっと隣に座って
    慰めてあげる。
    そう思っていたから、思わず聞き返してしまった。
    彼はもう靴をはいて立ち去ろうとしている。
    引き止められた彼は振り返り、ニヤッとして言った。

    「慰めてもらえると思った?」

    え?

    「慰めないよ、俺は。
     今の君はこのまま泣いてたほうがいいと思うよ。
     はい、ティッシュあげる。
     んじゃ。」

    言い返す言葉も出なかった。
  • 7 はんな id:umhN54g/

    2012-09-19(水) 18:15:41 [削除依頼]
    なんなの、もう。
    どれくらい経っただろう。
    ケータイを鞄から取り出して時刻を確認して、
    あたしは立ち上がった。
    大きく夜の空気を吸って思った。

    あれ、あたし、なんで泣いてたんだっけ?

    思い出すのに時間はかからなかったが、
    ついでに心がすごく軽くなっていることに気づいた。
    泣いたからかな、そんな気がした。
    涙が洗い流してくれたんだ。
  • 8 はんな id:umhN54g/

    2012-09-19(水) 18:29:24 [削除依頼]
    翌日、昨日の彼に会いに行くことにした。
    名前までは知らなかったが、クラスは知っていた。
    3年4組。
    彼はそのクラスの、いや3学年の王子様だったのだ。
    さすがのあたしも興味はなくとも
    毎日学校に来ていれば、イヤでも手に入る情報だ。
    始業から終業まで絶えず女の子たちの
    黄色い声。
    それを一手に浴びているのが彼なのだ。

    帰りのHLが終わると、あたしは
    4組に向かった。
    あたしは1組だからちょっと遠い。
    4組の友達を呼んで聞いてみると、
    いないと、言われた。

    「彼、モテモテだからさー、
     女子たちに捕まらないように
     HL終わると風のごとくいなくなるよー。
     まぁ、熱烈なファンの皆さんは
     部活見学に行ってるけどねー。」
  • 9 はんな id:FE4MUk0.

    2012-09-22(土) 01:49:47 [削除依頼]
    なんだ。
    せっかく来たのに。
    男子と話すことなんてあまり無いから
    けっこう緊張してたのに。
    友達にお礼を言って4組を後にした。
    今日、まだ勇気のあるうちにお礼を言いに行かないと
    もう、だめかもしれない。
    あたしの勇気も電池切れ、向こうだってあたしのこと
    なんか忘れてしまうだろう。
    悶々と考えにふけってしまう前に、
    違うことを考えることにした。
    これから部活。
    今日は合奏だったかな、考えながら音楽室に向かった。
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