華の中の姫。8コメント

1 星羅 id:kep6k/w/

2012-08-16(木) 15:20:31 [削除依頼]
お久しぶりです!

また書かせていただきます!

ぼちぼち更新するのでよろしくです!(o^^o)
  • 2 星羅 id:kep6k/w/

    2012-08-16(木) 15:30:30 [削除依頼]
    私はなんでここにいる?

    心には暗い暗い闇しかない

    この心の先には何もないのよ…

    自由になりたい。

    誰にも縛られないで。

    人は皆、私を幸せだねって言うけど

    なんにも分かってないんだね。

    なんにも…


    でも、そんな暗闇から私を救い出してくれたのは

    貴方だったね。

    心に闇を抱えた私に華の中から生まれた姫様だって

    ベタな言葉。

    そんな貴方が好きだった。

    愛していた。

    でも、貴方は私を置いて逝ってしまった。

    でもね。泣かないよ?

    貴方がそう望むなら。
  • 3 星羅 id:ZchQn.m.

    2012-08-17(金) 10:26:07 [削除依頼]
    「貴方がリカさんですかー!よろしくっ僕は君が気に入ったよっ」

    そういってにっこりほほ笑んだのは

    私の運命の相手…


    なんかじゃなくて

    父が自分の仕事のために選んだ婚約者だった

    相手は同い年の大手企業のお坊ちゃん

    確かに顔も悪くない…


    ただ…

    「心がないのよね…」

    「えっ?」

    思わず思っていたことが口に出てしまった

    もううんざりだ

    うちの父は大きな会社を経営している社長だ

    そのため会社の規模拡大のためにこうして婚約者をきめられてるわけで…

    あー!ややこしいっっ

    こいつがなんなの?!

    誰が結婚なんかするかっっ


    結婚相手は自分で決めるって決めてたんだから

    亡くなった母がいればたぶんこんな結婚止めてくれただろうに…

    お父さんなんて嫌い

    再婚した義理の母も嫌い

    義理の妹も嫌い

    本当の妹は父の態度に耐えきれなくなり家出…

    そう…

    私も今日するけど…

    もう計画は立ててあるんだから…

    さよなら心のない婚約者


    ただ…この初めの行動が私たちを狂わせたのかもしれないね

    でもね、こうしないと私とあなたは出会ってなかった

    あの日、私を助けてくれたのは貴方だった

    心のない婚約者なんていらない

    父と義理の母と妹なんて酷いだけ

    私には実の妹と

    貴方しかいらない。
  • 4 星羅 id:ZchQn.m.

    2012-08-17(金) 10:45:53 [削除依頼]
    ある夜

    私は家出のために少しの荷物をまとめた

    手伝いの者にばれないようにコソコソと窓から出た

    部屋の机の真ん中には手紙を置いてきてやった

    「もう耐えられません、ばいばーい☆」

    って書いてね☆

    別にあいさつとかいらない

    親だとも思ってないし

    私はうまく屋敷を抜け出し

    外へ出た

    夜の町なんて出たことなかったから
    見たことないものばかりだった

    もちろん、初めての体験もあった。

    カツアゲってやつ?

    気付けば私は数人の男に囲まれていた

    「おねーちゃん、いい服着てるねー♪金貸してよー」

    私はドラマとかでしか見たことないカツアゲに感動していた。


    グイッ
    「こいっ!」

    その時、
    いきなり入ってきた男に腕をつかまれその男は走り出した

    私と同じ年くらいの格好はサラリーマンと言ったとこだろう

    まだまだ若いサラリーマンだ

    カツアゲの男たちから逃げて二人は息を切らして
    路地裏へと逃げ込んだ

    「あぶねーじゃんっっ気をつけろよなー」

    男は息を切らしたままそう言った


    これが私たちの出会い
    突然でびっくりしたけど
    なぜか私はあの時嬉しかったんだよ?

    「あなたは?」

    「そんなことより家どこだよっっあぶねーから送ってやるっ」

    私の服装をみるなりお嬢様かという顔をした彼は静かにそういった

    「あたし家出したの」

    少し間をおいて私がそういうと男は目を見開いて少し黙り込んだ

    そりゃびっくりするよね

    まさか家出中のお嬢様を助けちゃうなんて予想もつかないもんね


    ギュルルルル〜

    こんなときに私のお腹は正直だった

    昼からご飯を食べていなかったあたしはお腹がぺこぺこだった

    「ぷっ何?腹減ってんの?」

    「だって、何も食べてないから…」

    「仕方ねぇなー」

    男は再び私の手をとり
    歩きだした。
  • 5 星羅 id:NbM8H/.0

    2012-08-19(日) 23:40:12 [削除依頼]
    どのくらい歩いたかなんて

    外をあんまり一人で出歩いた事ないあたしは

    どのくらい歩いたのかさえ分からなかった。
    てか、この人…
    いつまで私の手をひいてるんだろう?

    私は幼稚園児ではないのに!!

    でも、助けてもらってそんな事も言えなかった。
    まぁ、誰も助けてなんて言ってないけどね。

    しばらくして、無言の男は普通のマンションの前で脚を止めた
    「ここ俺ん家だから」

    ただそれだけ言ってから
    再び手を取り中へと私たちは入った

    再び口を開いたのは
    私たちがエレベーターに乗ってる時だった。

    「別に初めてあったお嬢様に何もする気ないから」

    「別にされるとか思ってないし。てか、あんたさ私がキツくて嫌な女とか思わないの?」

    私は昔からそう言われて育った
    父と義理の母や義理の妹にも
    実のママと妹なら言わなかったけど

    それ以外は皆言う。

    「ぷっ!何あんた!w自分で自覚してんのかよ?おもしれぇ!」

    そう言って笑った貴方の笑顔は
    どこか優しくて
    初めは笑わない人だと思ってたから

    初めの無口なイメージは一瞬にしてなくなってしまった。

    でも、まだ可愛くなかった私は
    「あんたおかしいね。」

    それしか言えなかった

    少し微笑んでから貴方は
    「そうかも。」
    ただそう一言いった後

    エレベーターから降り右へと曲がった

    そして、自分の部屋の前に立つと、黒い鞄の中から鍵を取り出した

    チラッと見えた鞄の中は
    書類たちが雑に詰め込まれていて
    なんだか書類たちが可愛いそうで。

    そういえば
    いかにも仕事はバリバリできても
    身の回りは無理って感じの雰囲気
    かもしだしてるし。

    ガチャ

    そんなこんな考えていると、ドアが空いた。

    中に入った瞬間。
    私は目が点になった。

    ぐちゃぐちゃ…

    お屋敷とやっぱり違う。
    男性の部屋って皆こうなの?!

    「汚いけど上がって」
    汚いなんてもんじゃない。

    「足の踏みばないじゃん」

    彼はタバコを手に取るとあぁ。そうか。
    という顔をした。

    まぁ、予想通りか…
    私は周りを少し見渡し、腕の袖をまくった。

    「掃除してあげる!汚くて無理!」

    「あぁ。お嬢様だしな。できんの?お嬢様なのに」

    「なめないで。私は家政婦に全部してもらうのが嫌いで自分の部屋の掃除くらいしてたし」

    「ふーん。やっぱ気が強いんだ?」

    何こいつ!
    悪い?
    あんなダメ父親みたいにはなりたくなかったから
    私は昔から自分の事くらいはしてただけ。

    「んじゃあ、ご飯も作ってよ。お嬢様の料理ってどんなか見たいし。」
    私は動きが止まった

    「無理!!やだやだやだ!料理はダメ!」
    その反応を見て彼はまた笑った

    「ぷははww君面白いねやっぱり」

    「てか、君じゃないし。リカだから。」

    「んじゃあ、リカって呼ぶわ。同い年だよね?なんとなく分かるよ。俺は翔。翔でいいから」

    初めは気の強いお嬢様と笑わないサラリーマン
    そんな私たちがあんなに好きあうなんて…
    もう少し先の事だけど。
  • 6 星羅 id:NbM8H/.0

    2012-08-19(日) 23:53:38 [削除依頼]
    ねぇ、翔?

    あの時の私は本当に可愛くなかったね

    いつもトゲトゲしてて
    気が強くて

    昔、あんな家で毎日のように悩みをかかえてたからかな?
    あの屋敷
    中は広くても

    持ち主のお父さんが心狭くて
    私も心ぼそかったのかも。

    でも、そんな私を闇から連れ出してくれなかとたら

    私はいつまでも可愛くなかったな…

    可愛くない私でも可愛いとか言う翔は
    正真正銘の変わり者だよね

    ね。翔。
  • 7 星羅 id:3gr1dGj.

    2012-08-21(火) 01:14:41 [削除依頼]
    「なぁ、助けちゃったしここで暮らす?」

    そう、バカな事を平気で言えるバカな奴は翔だけだ。

    「あんた正真正銘のバカ?出会ったばかりのあたしに一緒住む?とか聞く?普通」

    リカは目を丸にして翔を見た。

    「冗談だけど?てか、今からどうすんの?お嬢様♪」

    「やめて。お嬢様なんて呼ばないで!家出したんだからお嬢様じゃないし、それに当分ホテルに止まってから住むとこを探すわよ」

    私は彼の作った料理を食べながら翔を少し睨んだ

    睨まれても、さっぱり気にしない冗談はふっと消えたと思いきや

    白い紙を持ってくると
    リカの前に差し出した。

    「お嬢様一人は危ないしまた何かあったら大変だから番号教えとく!
    お嬢様なんだから携帯くらいあるだろ?」


    その紙には翔と名前のしたに
    番号とアドが書いてあった

    「あんたってお人よしだね。まぁ、貰っておく」

    私はその紙を自分のキャリーバッグの中へとしまい込んだ。

    しばらくして、食事を済ませ私はホテルに行くことにした。

    「ありがとう…」

    「あぁ…気をつけろよ〜♪」

    私はそのままホテルへと向かった。

    これで、翔との関わりは終わりだって思ってたし

    もう、会うことは無いって思ってたのにね。

    運命ってなんだか怖いね。
  • 8 星羅 id:rwSWffI/

    2012-08-23(木) 00:35:56 [削除依頼]
    しばらく日にちがたち

    私はやっと住むとこを見つけた。

    相変わらず私の携帯には父と義理の母や心のない婚約者からの連絡がたくさん
    来ていたが
    全て無視していた。

    いくらお嬢だとはいえ、成人した私の携帯には

    漫画やドラマでよく見る

    GPSなんてものはないし、

    見つからないからだ。

    わざわざ父のテリトリーじゃないとこに
    部屋を借りたりもしたし

    これでおさらばできると思っていた。

    この時は。そう思っていたんだ。
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