貴女(あなた)と私 **4コメント

1 里乃 id:nnGSnzz.

2012-08-14(火) 23:44:47 [削除依頼]
人を「羨む」という感情は誰にでも在ると思う。

他人を「羨ましい」と思う。
自分が「羨ましい」と思われる。

こんな感情ってどんな角度からも在るのだけれど
案外残酷な心持なのかもしれない。
  • 2 里乃 id:nnGSnzz.

    2012-08-14(火) 23:52:39 [削除依頼]
    年少児から習っているピアノ。
    やりたくて始めたわけじゃなかった。
    母親に無理やり入れさせられただけだった。

    しかしそんなピアノが大好きになったキッカケ。
    全部「千里ちゃん」のおかげ。


    どんなに頑張っても上達しない私の実力。
    小学校に入学してから、昼休みになると必ず、音楽室に行ってピアノを弾いた。
    ピアノを弾くときだけは、私の周りに人が囲む。
    当初、幼かった私たちにとって、「ピアノが弾ける」ということは新鮮で珍しいことだったのだろう。
  • 3 里乃 id:nnGSnzz.

    2012-08-14(火) 23:59:02 [削除依頼]
    大して上手いわけでもない。
    人に見せびらかしたいんじゃない。

    私は母親やピアノの先生に怒られるのが嫌だという一心で、ひたすら練習を続けていた。
    「摩弥はこんなこともできないの」
    母親に毎日のように注意されるのが、幼いながらにも苦痛で仕方なかった。


    ある日、いつものように音楽室でピアノを弾いていると、今まで音楽室で見なかった顔が私の目に映った。
    もう十年も前のことだが、あのときのことは今でも鮮明に覚えている。


    「星に願いを」

    そう私に声をかけてきたのは、千里ちゃんだった。
  • 4 里乃 id:4lIur/I.

    2012-08-15(水) 00:06:03 [削除依頼]
    ぽつりと一言、呟くように言ったので、私は返事をせず「星に願いを」を演奏した。
    千里ちゃんは隣に座って、私の顔をじっと見つめた。

    目が合っても目を逸らそうとしない千里ちゃんに、私は戸惑った。
    「…星に願いを……」
    「摩弥ちゃんって本当にピアノが上手」
    千里ちゃんはキラキラ輝く瞳をぱっと丸くし、にこりと笑った。
    私はそのとき、自分にこんな笑顔を見せてくれる彼女のことを好きになった。

    「私、?高城千里?。友達になってよ、?金森摩弥?ちゃん」


    こうして初めて、私にとって「親友」という存在が出来た。
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