未完成の物語12コメント

1 闇夜 id:192.Uhe.

2012-08-11(土) 19:07:23 [削除依頼]
病室で私は物語を書いていた。

恋愛ものでもファンタジー系でもない

推理系でもホラー系でもない物語

じゃあ一体何系の話なのか、

それは誰にも分からないでしょう。

だって私にだって分からないのだから

これからファンタジーにも恋愛にも推理にだってホラーにだって

無限の可能性、未知の可能性とも言える。

けれど本当の結末はもう誰にも分からない

この本は未完成の本なのだから

書き手のいなくなった未完の物語

だからこそ結末は自分で決められる

そんな未完成の物語の話
  • 2 闇夜 id:192.Uhe.

    2012-08-11(土) 19:16:08 [削除依頼]
    今度の本の持ち主は小さな女の子か、

    僕はそう思う。僕が誰か、それは教えない

    いや、教えたくとも教えるすべはないのだ

    だって僕には口がないんだもの

    書かれたことを見せることしか出来ない

    未完の本。何故こんな未完の僕が世に出られたのだろう

    「ママぁ…

    このほん、つづきないの…?」

    きっと幼稚園生なのだろう。話かたがそんな感じだ

    「え…?

    あぁ…本当ね」

    未完の本なのだ、終わりがなくて当然。

    もしも終わりがあったのならばそれは僕が僕じゃなくなるときだろう

    また僕は売られた。『未完の本!結末は己の手で!!』

    本屋で僕はそうかかれて売られていた

    指でなぞると指にぴったりと埃がつくくらい放置されて

    本屋の置くに眠るように放置されて
  • 3 闇夜 id:192.Uhe.

    2012-08-11(土) 20:13:01 [削除依頼]
    「……なにこれ?『結末は己の手で!!』…?」

    今度の持ち主は女子中学生だ。

    僕はかなり前に発売された本だけど存在すら忘れられて今も売られている

    「………」女の子はぱらぱらとページをめくり僕をレジへ持って行く

    家に帰ると女の子は椅子に腰掛けて読み始めた。

    全て読み終えると彼女は

    「…私ならこの話の結末は……」

    そう呟いた。でもその声は彼女の母親の声で消された

    …僕はこの物語の結末を知っているのではないか?

    ふと、そう思うときがある。
  • 4 アシベ 新!停滞し日々回転す id:UBu94r31

    2012-08-11(土) 20:16:57 [削除依頼]
    タイトルに引かれて一気読みしました。
    これからの展開が気になります。
    更新され次第、また見にきます^^
  • 5 闇夜 id:192.Uhe.

    2012-08-11(土) 20:17:31 [削除依頼]
    僕を書いた彼は僕に書き記したのではないか?

    この紙にではなくともどこかに、書いたのではないか

    …いや、それはない。

    それは僕がよく知っている

    僕は彼の中の夢の話、

    終わりが来ないで欲しいと願い続けた彼は終わりを書くことを拒んだ

    それは作家としたら最悪といわれるかもしれない

    けれど終わらないものほどつまらないものもない

    彼はそれも知っていた

    だから僕はなんども思ってしまう

    本当の僕の結末は何なのだろう?と

    それを知ったとき、僕は僕でなくなるだろう

    それも彼は知っているのだろうか?

    何でも知っていた彼、終わりも全て見えていた

    死が近づいても彼は僕に夢を綴った
  • 6 闇夜 id:192.Uhe.

    2012-08-11(土) 20:18:48 [削除依頼]
    >4 コメントがある…!! 更新頑張ります
  • 7 闇夜 id:192.Uhe.

    2012-08-11(土) 20:23:44 [削除依頼]
    『チェックメイト!!!』

    僕を買った彼女は彼氏と思われる人物とチェスをしている

    「あ、そうだ

    この本読む?」

    彼女は僕を彼氏(?)に渡した

    彼氏は首をかしげて題名のない僕をみた

    「…これ、題名ないけど…

    もしかして君が書いたの?」

    彼氏は彼女のほうをむいて小首をかしげた

    彼女は違う違うと反対をした

    彼女は未完の本だと、言って彼に紹介した

    彼氏が本をもって家を出ようとしたとき彼女は

    「…あのさ、読み終わったら

    君の結末、教えてくれないかな…?」

    控えめにきいた彼女に彼はにこやかに微笑んでうんと

    答えた
  • 8 ニコラ id:kKtwfEz/

    2012-08-11(土) 20:27:39 [削除依頼]
    展開が気になりますね。
    これ実話なんですか?
  • 9 闇夜 id:192.Uhe.

    2012-08-11(土) 20:30:31 [削除依頼]
    >8実話じゃないですよ フィクションです
  • 10 アシベ 新!停滞し日々回転す id:MIUT.EI/

    2012-08-12(日) 04:27:09 [削除依頼]
    実話ではないよねww

    何か雰囲気が好きです。

    更新お疲れ様です。
  • 11 闇夜 id:0OfHIKW.

    2012-08-12(日) 09:25:19 [削除依頼]
    >10よかったです もう少ししたら更新します
  • 12 闇夜 id:0OfHIKW.

    2012-08-12(日) 09:51:05 [削除依頼]
    僕は彼の家に来た

    …売られては買われ、買われたら他の誰かの手に渡り、

    誰かにずっと持っていて欲しい、

    それが僕の夢だけど叶わないだろう

    だって僕は未完成のモノなのだから

    買われること自体が珍しいことなのだから

    本屋の店主でさえも僕の存在を忘れて

    彼女がレジに持っていったときすごく驚いた顔をしたのだ

    「…美沙がかしてくれた本だけど

    未完の物語、か。自分で最期を決められるって言ってたけど…

    物語を考えるのは得意じゃないんだよな…」

    そういってぱらぱらとページをめくる

    …彼女は美沙っていうのか。

    彼は1時間程度で本を読み終わらせた

    「…俺ならこの本の最後は」

    彼も美沙と同じことを言う

    けれどその声も隣の家のうるさい声で消された

    「おーい!遼!!いるかぁー!?」

    とりあえず言っておくよ、今は午後9時

    つまり夜だ。…いまの若いのはこんなことをするのか

    「……うるせぇ」

    彼は窓を開けて隣から聞こえる声の主を思い切り殴ったようだ

    だって窓の外でうめき声が聞こえるから

    「…ぃてぇ…」

    最初の声はあまりの痛さで小さな声になっていた

    「…あ、遼!今暇か?」

    彼は遼というのか…

    なんか…うん、雰囲気としてはその名前があっているような

    でもなんかすごーく腹黒そう。

    「暇じゃねぇよ」

    彼、遼はそれだけいって思い切り窓を閉めた

    はずだった。

    隣の家の男が遼の家にあがりこんだ

    …ここ二階だよ?しかも隣の家の隙間?は3mくらいある

    高校生くらいの男子にはおてのものなのかもしれないけど…

    人の家に上がりこんだぞ、しかも2階から

    「で、遼。俺は今とても暇だ

    なんか面白いことねぇの?」

    「ねぇよ」

    遼は即答したがそのあとすぐにあっと小さくいい

    この本、ここで読むなら貸してやる。

    そういって僕を差し出した

    「なにこれ?」

    彼の友達は僕を受け取り小首をかしげた

    「自分で最期を決められる本だ

    …美沙から借りてんだ。汚したらすごい剣幕で怒られそうだから

    読むならここで読め」

    じゃあ貸さなければいいじゃないか。そうおもったけれど

    きっと彼もこの本の結末を決めたんだ。だから他の人の結末も

    知りたいのだろう。
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