先生を恋愛対象にしたら。62コメント

1 水たまり id:AApPdcd1

2012-08-07(火) 19:21:37 [削除依頼]



先生を恋愛対象にしたら。
私は先生を好きになってしまった
そんな私の学校生活のお話。
  • 43 水たまり id:i7ZKeeg0

    2012-09-10(月) 17:29:29 [削除依頼]


    「・・・よろしく」
    「あ、はい」

    そんなこんなで私と今井先生は一緒にボートに乗ることになっていた。

    ていうかテンション低くないですか!?
    普通は高くなるところだろおおっ

    説明を聞いた後ボートに乗り込む。
    湖に出るとしたが水だから変な気分だった。

    「意外と簡単だな。」
    一人分ずつしかオールがないから今は今井先生が漕いでいる。
    「みんな超手こずってますよ?」
    あたりを見回すとスタート地点から全然進んでないところもあった。
    「一番乗りだなっ」
    そう言って先生はニカリと笑った。
  • 44 水たまり id:4gUEehK/

    2012-09-16(日) 22:49:06 [削除依頼]

    「あはは、そうですね〜」
    先生の笑顔が見れて喜ぶのは生徒の中で私くらいじゃないだろうか?


    「あんまり楽しくないな」
    数分乗ってすぐにそう言った先生を見て
    苦笑する。
    「まだ全然乗ってないじゃないですか(笑)
    それに最初は楽しんでたのに。」
    「時間が立つと人は変わるの!!
    まぁいいや、ちょっと止まってなんか話そうよ。」
    「いいですよ」

    先生は子供みたいで面白い。
  • 45 水たまり id:r3ChlBy/

    2012-09-17(月) 10:13:41 [削除依頼]

    それから先生ぐだぐだ話していた。
    意外と時間がたつのが早くてびっくりだ。
    それだけ楽しかったわけだけど・・

    「楽しかったな!意外と」
    そう言ってほほ笑んだ先生に私の心臓がトクン、と鳴った。

    この時からなのだろうか?
    先生を好きになってしまったのは。
  • 46 水たまり id:r3ChlBy/

    2012-09-17(月) 11:33:50 [削除依頼]

    夕食

    「駿(シュン)ー!トマト食ってくれぇ・・・」
    今井先生は私の近くでご飯を食べていた。
    そしてミニトマトを私と同じクラスの駿に食べさせていた。
    「先生トマト嫌いなんだー!まぁいいけどね。でも
     ポテトサラダももらうよー」
    そう言って駿はトマトとポテトサラダを箸でつかんで自分の皿に乗せた。

    「あっ、おい俺がポテサラを好きだと好きだと知っての行為か!?
     返せ俺のポテサラ!!」
    「返すわけないだろぉーこれは報酬だ!」
    「うぐぅ・・・」

    そんなやり取りが面白くて周りのみんなは笑っていた。
    「駿、ご飯おかわりー」
    「自分でつければいいのに・・・」
    とか言いながら駿はニヤリと笑った。

    「はい先生!」
    「多いわっ!!」
    茶碗に山盛りに付けられたご飯。
    ぶつぶつ言いながらも先生はそれをすぐに食べきってまたおかわりしている。
    「あ、ついでに味噌汁も」
    口をもぐもぐさせながら先生は言った。
    「味噌汁は汁だけか具だけどっちがいいですか?」
    「はあっ!?何その選択肢。
     ・・・汁だけで。」
  • 47 水たまり id:r3ChlBy/

    2012-09-17(月) 11:42:58 [削除依頼]

    大盛りご飯を3杯くらい食べて先生は
    「ごちそう様」と手を合わせた。
    からかい相手がいなくなった駿は佐々木先生の方へ行って
    大盛りご飯を食べさせている。
    それを見たみんなが「先生がんばれー」と笑っている。

    佐々木先生は黙々とご飯『だけ』を食べ続け
    数分後完食した。
  • 48 翠炎 id:r3ChlBy/

    2012-09-17(月) 21:34:51 [削除依頼]

    夕食のあと、私は一人で部屋に向かう廊下を歩いていた。
    あの後先生たちと片付けをして(押し付けられた
    気づいたら一人だったわけだw

    「萌さん」
    後ろから声がした。佐々木先生だ。
    「何ですか?」
    後ろを振り返りながらいう。
    「突然だけどー・・・」


    ーーーーーーー・・・・

    「じゃあ、…こんな時にこんな話してごめん。」
    「別にいいですよ。話してくれて良かったですし。
    まぁ、自分も気づいてはいましたけど…」
    「はは…そっか。じゃあ詳しいことはまた聞くから。」

    そう言って先生は歩いて行った。
    「いい先生だな…」
    そんなこと思ったの始めてだった。
    佐々木先生は想像以上にいい先生みたいだ」
  • 49 翠炎 id:r3ChlBy/

    2012-09-17(月) 21:44:58 [削除依頼]


    志織はいじめの対象になっていた。
    そのことに気づいた先生が私に
    「何かあったら言って欲しい」
    と言った。
    先生が見られる範囲が限られているからー・・・
    佐々木先生はかなしそうな顔をして言った。

    ーこの人は信じられる

    この瞬間すぐに思った。
    先生の中で信用できそうと思った人は
    今までいなかった。
    いじめとかにしっかり向き合ってくれる先生とかはいなかった。
    だから

    何だか嬉しかった。
  • 50 水たまり id:h8gLA4h1

    2012-09-18(火) 10:37:57 [削除依頼]

    その後志織が誰に、どんなふうにいじめられていたかなどを話した。
    ていうか聞かれたから答えただけだけど。
    こういう話は苦手だったから言葉に詰まりまくったけれど・・・。

    「ありがとう。これからもなんかあったら話して。」
    「はい。」

    そんな会話をした。
    「あ、8:30からキャンプファイヤーだから。遅れないように!!」
    「忘れてた!!ていうかもう今8:20分じゃないですか!
     移動しないといけないのに間に合うわけないって・・・」
    もうみんな行ってるよね・・・。
    遅れていくのってすごい気まずいんだけど。

    「あー、ごめん。じゃあ先生と行こうか。
     それならまだいいでしょ?」
    「え、あぁはい。」
    いや、その方が気まず・・・いやなんでもない、なんでもない。
  • 51 水たまり id:7ZBklEf.

    2012-09-23(日) 09:30:57 [削除依頼]

    その後はまぁいろいろ
    遊んだりして終わった。


    「佐々木先生真っ暗なのにジャージだけ白く見えて怖いですww」
    部屋に帰るときにはあたりは真っ暗で
    隣を歩いていた男子が後ろにいた先生にそう言った。

    「ぐはははは・・・げほっ」
    先生はちょっと嗄れてる低い声を出して・・・むせたw
    「うわw大丈夫ですかww」
    「げっほげっほ・・・大丈夫!・・・じゃない。」

    佐々木先生ってちょっとバカ・・・いやいや、そんなことはない!
  • 52 水たまり id:7ZBklEf.

    2012-09-23(日) 11:54:43 [削除依頼]

    研修が終わってバスで学校に戻ってきた。
    「疲れたなぁー」
    とつぶやいていると佐々木先生が
    「眠い。眠すぎる・・・」
    と言ってしゃがみこんでいた。
    「先生昨日何時に寝たんですか?ww」
    「12時。そんで4時に起きた」
    「なんでそんな時間に起きてるんですか!?」
    「いつも8時〜9時に寝て3時には起きてるんだよ・・・」
    「えええ!?」
  • 53 水たまり id:7ZBklEf.

    2012-09-23(日) 13:38:48 [削除依頼]

    どんなんだよ・・・とか内心思いつつ自分も眠くなってきたから帰ることにした。
    「先生さようならー」
    『さようなら』
    佐々木先生と今井先生のハモった声が後ろから聞こえた。
  • 54 水たまり id:7ZBklEf.

    2012-09-23(日) 14:01:53 [削除依頼]


    「はぁ・・・」
    家に帰って自分のベットにダイブする。
    そして思いっきりため息をついた。


    ・・・気づいてしまったから。自分の気持ちに。


    「あ〜!もうっ。なんで・・・」
    私の気持ち・・・。
    私は今井先生のことを好きになってしまったわけで。

    「先生好きになっていいことなんてあるのかなぁ・・・?」
    いいこと、なんてないだろう。
    別にそれは誰を好きになっても一緒じゃないだろうか?
    そんなことを考えても先生への気持ちは消えないわけだし。

    「はぁ」
    私はもう一度ため息をつくと夢の世界へと堕ちていった・・・。
  • 55 水たまり id:Ha.ZQT//

    2012-09-24(月) 20:15:26 [削除依頼]

    そして早くも夏休みがやってきた。

    「うあー今日学習日かぁ・・・」

    ※学習日とは簡単に言うと自主登校日である。
     夏休みの前半後半3日ずつあって必ず2日は参加しなければならない!

    「今井先生に会えるし・・・。まあいいか。」
    最近学校が楽しい。だって、ねえそりゃあ先生に会えるからなんだけど・・・。

    (先生の存在が、私のそばから消えたとき。
     私はどうなってしまうのだろうか?)

    これ以上気持ちが強くなったら・・・
    先生が転勤になったとき、自分が卒業するとき。
    どうなってしまうだろうか。

    ゾクリ、と背中に寒気がした。
  • 56 水たまり id:0Pp/xAn.

    2012-11-18(日) 13:27:44 [削除依頼]

    学校について教室でみんなとワイワイしていると
    今井先生が来た。

    「今日佐々木先生来れないみたいだからA組もB組に来て」

    そんなわけで私たちはB組に行った。
    「もっさんここ座れー!」
    「あー、うん」

    佐々木先生がいないからみんなあんまり勉強していなかった。

    私はみんなでがやがやしながら
    先生と喋ったりww
    そのたびに「勉強しろよ」と言われるっていうね・・・。
    確かに勉強しに来たわけだけどやりたくなーい!!

    まぁ仕方がないからやることにした。


    「うぁー帰りたくねぇぇぇ・・・」
    「なんでだよww」
    「だってバス通だからさぁ。バス1時間後にしか来ないし。
     このクソ暑い中バス停っで1時間立ってろっていうのか・・・。」
    「がんばwwじゃあ帰るら。ばいばいww」

    今の会話でわかったと思うがバス停で1時間は・・・
    無理だろww
    帰れって言われるまで学校にのこ「帰れ」

    え?

    「お前はいつまでここにいる気だ。早く帰れ」
    「っ!今井先生!?」
    「驚きすぎだろ」

    ぎりぎりまで残ろうと思ったとたんに来るとか空気読んでください。
    頼むからもう少しだけここに居させてくれ・・・

    「何してんだ。帰れよー」
    「うぅ。だってバス1時間後にしか来ないし。
     水筒ないから飲み物ないし。
     電話する金もないけどそもそも家に誰もいないし。
    「あっそぉー。


     で?」


    「っ…最低ー!」
    「…はぁぁぁ………。ったくしょうがねぇなぁ〜」

    先生は大きくため息をつくとこっちをみた。


    「送ってってやる。それでいいか?」

    え、え、え。
    ラッキー・・・だよ、ね?

    「っ!はい!いいです!」
    「声大きいよ…駐車場言ってて。俺もあとでいくから」

    そう言われて私は駐車場へ行った。
  • 57 水たまり id:0Pp/xAn.

    2012-11-18(日) 13:30:29 [削除依頼]

    番外編***
    (この話は恋愛とは無関係な話です。飛ばしてもOK)


    「できたぁ〜」

    1週間ほどかけて作っていた学級目標が完成した。
    ポスターみたいに文字を書いて絵をつけたもの。
    クラスの中の10数人+先生で作った。
    明日の全校朝会で全校に発表することになっていた。
    今は放課後でギリギリ完成したところ。

    「よーし、帰るかぁ〜。おつー」
    「おつかれー」

    学級目標は学習室に置いてみんな帰った。
    私はカバンを片付けていなかったから
    片付けて帰ることにした。

    帰る時にふと学習室の中を覗いた。


    「っーーーー!?」

    空いた口がふさがらないとは、まさにこのことをいうのだろう。
    頭の中が真っ白になるのがわかった。

    「は…」
    正直言ってもう何も考えられなかった。

    目の前にはビリビリに破られた学級目標が書かれた紙。
    耳に流れ込んでくる下校時間を知らせる音楽。
    床に落ちているハサミ。
    グラウンドから聞こえてくる楽しそうな声。

    「何で…誰が、こんなこと。」
    息が荒くなる。汗が噴き出す。
    「直さなきゃ…」

    テープとのりを持ってきて
    ビリビリに破れているそれを直す。
    下校時間はとっくにすぎてあたりはうす暗い。

    どくどくとなる心臓だけがいつまでも耳について離れなかった。

    かたん、とドアが開く音がした。

    「何、してる?」

    佐々木先生が驚いた顔でこっちを見ていた。

    「佐々木先生…。これはっ…。っ…」
    涙が突然溢れてきた。
    安心したのかもしれないし、怖くなったのかもしれない。
    わからないけれど涙は止まらなかった。

    「え、どうした?大丈夫?あとこれは一体…」

    ひとしきり泣いたあと私は話をした。
    「あー、そっか。OKわかった。大丈夫。でも今日はもう帰ろう?お家の人も心配するでしょ。」

    先生はそう言って優しく笑ってくれたけど…

    「っけど!明日の朝、発表するのに…っ!」
    このままだとうちのクラスだけ…

    「それは何とかするよ。帰ろう?」
    「っ…はい…」

    先生に言われて私は仕方なく帰ることにした。

    一人で廊下を歩いているとまた涙が出てきてしまった。

    「泣くな…。大丈夫だから。な?萌さんのせいじゃないし。」
    気がつくと先生が後ろにいて、
    私の頭を撫でてくれていた。

    「せんせ・・・っ」

    先生の手は暖かくてまた涙が出ちゃったんだ。
  • 58 水たまり id:0Pp/xAn.

    2012-11-18(日) 13:31:18 [削除依頼]


    「ふぅ、一応できたなぁー」
    次の日の朝私と先生は学習室に早めにきて直していた。
    「できて良かったですね……」
    ホッと胸をなでおろした。


    「どした?ちょっと元気ないじゃんか?」
    不意に先生が顔を覗いてきた。
    「え…、そうですか?」
    「ん。なんでもないならいーよ。」
    「あ、いや。誰が犯人なんだろう…って。」

    ずっと考えていたことだった…
    誰なんだろう、と。


    「犯人、知りたいか・・・?」


    少し間が空いたあと先生は言った。


    「え・・・?」


    は・ん・に・ん・し・り・た・い・か・?

    言葉の意味を理解するのに時間がかかって・・・


    「それっ…て、どういう・・・」
    声が震えた、先生は犯人を知っている?

    「そのままだよ、先生は誰がやったか知ってる。知りたいなら教えてやる。犯人にも言ってもいいという許可をもらった」
    「っ…!!」


    どうするどうするどうするどうする
    本音をいえば知りたくない。知るのが、怖い。
    けど気になる。気になって仕方が無い。
    けど怖い。

    どうする。どうする?


    大きく息を吸った。
    登校してきた子達の声が聞こえてきた。
    手に汗が滲んだ。


    「誰、か教えてください…っ」
    怖かった。すごく、怖かった。
    これを聞いたらどうなるか。
    犯人をこの先どんな目で見ることになるか。
    考えると怖かったけれど……
    それでも、知りたいと思った。

    「…わかった。いいんだね、本当に。」
    私はしたを向いて答えた。
    「教えてください。誰なのか。」

    「1-Aの


    島中隼人君、だよ。」


    頭を殴られたようなショックが走った。
    彼の顔が頭の中を巡る。
    「嘘だ…、なんで、ハヤト君が・・・?なんで。」

    隼人は学級委員長も努めていてみんなに慕われている人だった。
    なのに、どうして・・・?

    「本当だよ。なんでやったのか聞きたいなら話すけど
    きっとすごくショックを受ける内容だよ。
    多分萌さんが一番ショックを受ける。」


    時間の流れが遅く感じる。
    世界が白黒に見えてくる。
    流れていた汗は涙に変わった。


    「嫌だ…、聞きたくない。嫌だ嫌だ・・・嫌だ」

    「OK。言わない。…朝部活は休みな。ここにいよう」
    「う、あ、あああ………」

    聞かなければ良かったと今さらながら後悔した。
    あまり頭は働かなかった。

    気づけばわたしは先生の肩に持たれて泣いていた。


    先生は何も言わなかった。
  • 59 水たまり id:0Pp/xAn.

    2012-11-18(日) 13:33:48 [削除依頼]

    一応番外編エンドです。
    本編に戻ります

    「遅く、ない??」
    五分くらい待ってると思うんだけどなぁ…?

    そうして待っていると先生が走ってきた。
    「悪りぃ、遅くなった。ついでに帰っちまおうと思って片付けしてたw」
    「いっ…や、別にいいですけど…っ」

    心臓がどくどくしてきた。
    現れた先生はネクタイが緩んでいてちょっと・・・うん。鼻血出そう
    メガネかけてるしっ…。
    始めて見たぁ…

    「ん?どした」
    ヒョイっと先生が私の顔を覗いた。

    近いっ・・・て。
    「いや、その先生メガネかけるんだなぁーと。」
    「運転のときだけな。似合う?」
    ニヤリと見せた笑顔がかっこいい。

    「んー?似合うよー。・・・かっこいいよ。」
    「だろぉー!てか、知ってるしぃ(どやぁ」

    「うっわぁードヤ顔したし!ナルシストー」
    「るせっ!はやくいくぞ!」


    バタン、と扉を閉じる。
    車の中は先生の匂いがした。

    「んじゃあナビ頼むな。家わからんし。」
    「あ、はい。お願いします。」

    それから他愛のないことをしゃべっていた。
    その時、先生のケータイがなった。

    「…あ、悪い、電話だ。ちょっと止まるな。」
    「あー、はい。」


    車は道路のはしによって止まった。
    ケータイのディスプレイが見えた。
    苦しくなった。どくりと心臓がなる。

    光る文字盤。『サキ』の文字。


    か・の・じょ・だ。


    先生は私が見たことには気づかないで話し続けた。
    「明日?うん、大丈夫。
    ハハッ、楽しみにしてるよ」
    デートの約束だろうか?

    プッ…
    先生は電話を切ってこちらに向き直った。
    「ごめんな。じゃあ行こうか。」
    先生はそう言ってアクセルを踏んだ。

    「先生。さっきの電話の人って彼女?」
    思い切って聞いて見ることにした。
    「ん?違うよ。彼女じゃなくて友達。あ、男のね。」

    先生の口調はいつも通りで焦っている感じもない。
    やっぱり友達なんだろう。
    ・・・ん、男?

    「男って、え?サキっていう名前じゃ…」

    「サキってあだ名だよー。サキトが本当の名前だからね。」
    「何だー。びっくりしたー」

    ・・・いろんな意味で。と心の中で付け足す。
    彼女、いるのかなぁ〜

    「何?彼女じゃなくて良かったって思った?」
    なんて言われてドキッとした。
    「…いやぁ、今井先生に彼女がいようとどうでもいいです。」

    あ、しまったぁ・・・。
    ついつい嘘をついちゃった・・・。

    「あー、だよなぁ。
     ・・・ってかよかったって思われてたら俺どうしたらいいかわかんないし」
    先生の顔は見えなかった。
    見れなかった。

    「あははー。ですよねーww」

    迷惑と言われたのと一緒だよね?

    なぜか無言になってしまった。
    2人とも。
  • 60 水たまり id:0Pp/xAn.

    2012-11-18(日) 13:35:23 [削除依頼]

    「俺さ。不安だったんだ。」
    無言になって数分後。
    もう私の家が近いところで先生は突然そう言った。

    「ずっと教師っていう仕事にあこがれてた。
     けど。実際なってみると不安でさ。」
    普段の先生とは思えないくらい
    静かな声で話す先生がとなりにいた。

    「実習の時にも思ったんだ。ちゃんとやっていけるのかって
     俺は教師としてやっていけるのか・・・って。」

    隣を見た。苦しげな、でも、悲しげな顔をしている先生がいた。
    声をかけることができなかった。

    「そして、ここにきて思ったんだ。やっぱきついなって。
     俺、新米だからなめられてるし。
     俺のクラスのやつらには好かれないし。きついなぁって思った。」

    今、考えていることを話してくれているのだろうか。
    先生はこんなことを考えていたんだ。
    そう思うと明るい時の先生が偽物みたいに見えてきた。
    家が近くなってきた。
    でももう少しだけ聞きたい。あと少し・・・。

    「けど、萌さんみたいに受け止めてくれる人はいるし、
     先生たちもみんないい人だし、いつも話しかけてくれる生徒もいる。
     不安な時もあるけど、それを消すくらいに嬉しいときもある。
     俺、教師になって本当に良かったよ。」

    もう一度隣を見た。先生は微笑んでいた。
    少しだけ安心した。

    「悪い、いきなりこんな話して。
     そろそろ家かな?」
    「あ、うん。そこの茶色い屋根の家。」
    そう言って指をさす。

    「OK。・・・よし。じゃあまた。

     ありがとう」

    私が車から降りるときに先生はそう言った。
    「うん、・・・今度は私の話も聞いてねー!」
    話すことなんてあったろうか?
    きっとなんかあるはず。
    少しでも傍に居たかった・・・んだろう。

    「あぁ、明日も学習日だろ?
     俺行くし。萌も来い。バス停までついてってやるよー」

    先生はニカっと笑った。
    「約束ね!・・・これからも呼び捨てでいいよ!!」
    「お、マジー?オッケー萌!また明日。」

    約束、明日がまた楽しみになった。

    太陽の強い光が先生を照らしていた。

    ジリジリと太陽が体を焼くくらいに照らす。
    セミの声があたりに響いている。

    「あっついぃぃ!」
    叫びたくなるくらいだ。
    「先生冷水機行って来ます」
    「おー、いってらっしゃい。」

    そんな声がどこかから聞こえて自分も行くことにした。

    冷水器は職員室前にあるため1階まで降りる。

    「あ、大知君だったんだ。」
    冷水器のとこで水を飲んでるのは大知だった。
    「おー、もっさんも飲みに来たん?」
    大知は飲むのをやめてこっちを見た。

    「うんそう。てか早く変わって。」
    「いや、もうちょっと待ってよ。」
    そう言ってまた飲み始めた。
    数秒待ったら変わってくれた。

    水を飲んでまた教室に戻る。
    「―あ。今井先生。」
    ちょうどそこで職員室から出てくる今井先生に遭遇した。

    「あれ、教室にいたんじゃないの??」
    カクッと首をかしげる姿が可愛かった。
    「水飲みに来てたんですよー」
    「あぁ、そうなんだ。」
    無言のまま二人で歩き続けて教室についてしまった。

    (勿体ねええええええええええええ)
    軽くショックを受けつつ教室に入った。


    勉強の時間が終わりみんな帰り始めた。
    私は佐々木先生と友達とちょっとしゃべっていた。

    ワイワイと数分話していると今井先生がきて
    私たちの方に近づいてきた。
    そして私の耳元まできて、

    「先にバス停に行ってる。」

    と、囁いた。
    「ーっ」
    顔が火照るのがわかった。

    「ごめん、帰るね!!バイバイ」

    とっさにそういうとカバンをつかんで玄関へと走った。


    (うああああ!耳!耳に息が!)
    未だに覚えているその感覚にまた顔が赤くなる。


    「もういったのかなぁ?」
    テクテクとバス停に向かう道を歩く。
    細い道だから車も人もなかなか通らない。

    ガバッ

    後ろから誰かが抱きついてきた。
    「ひゃあっ!!」
  • 61 杏咲実♪ id:D5rTLoB.

    2012-11-18(日) 13:41:59 [削除依頼]
    面白いです〜!
  • 62 水たまり id:RZH4/qT1

    2013-04-04(木) 15:02:21 [削除依頼]
    これもう実話じゃないんでwwwww
    ご了承くださいw
コメントを投稿する
名前必須

投稿内容必須

残り文字

投稿前の確認事項
  • 掲示板ガイドを守っていますか?
  • 個人特定できるような内容ではありませんか?
  • 他人を不快にさせる内容ではありませんか?

このスレッドの更新通知を受け取ろう!

ログインしてお気に入りに登録すると、
このスレッドの更新通知が受け取れます。

最近作られた掲示板

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません

閲覧履歴

  • 最近見たスレッドはありません

キャスフィへのご意見・ご感想

貴重なご意見
ありがとうございました!

今後ともキャスフィを
よろしくお願い申し上げます。

※こちらから削除依頼は受け付けておりません。ご了承ください。もし依頼された場合、こちらからの削除対応はいたしかねます。
※また大変恐縮ではございますが、個々のご意見にお返事できないことを予めご了承ください。

ログイン

会員登録するとお気に入りに登録したスレッドの更新通知をメールで受け取ることができます。

お気に入り更新履歴設定

お気に入りはありません
閲覧履歴
  • 最近見たスレッドはありません