くーこる3コメント

1 臣乃 id:MC6UR3T/

2012-08-01(水) 01:49:42 [削除依頼]
【ちらっと】

 ここはえらくファンタジーな世界である。
  • 2 臣乃 id:MC6UR3T/

    2012-08-01(水) 10:21:39 [削除依頼]
     どのくらいファンタジーかというと、まあ見事に言葉では言い表せないくらいファンタジーである。妄想が現実になるくらいファンタジーである。
     そして数多の人間がファンタジックに妄想を繰り返したため、ここはえらくファンタジーな世界になったのである。
     そんな、えらくファンタジーな、世界の中で、老父は言った。
    「腹が減った」
     そばにいた青年は言った。
    「もう食わなきゃいいじゃないですか」
     ここはファンタジーな世界だから、実は老父がの本体は10歳の女子小学生だということも考えられるし、青年の本体が浦島太郎を乗せて竜宮まで連れて行った亀だということも考えられる。でもそれだと厄介なので、ここでは記述通り、老父及び青年として扱う。
     老父は言い返す。
    「死ねというのか」
    「そろそろ、いいでしょう」
     青年は間髪入れずに回答を述べた。
     老父は考え込む。
    「ふむ、ならば、最後の晩餐を用意してくれ」
     どうやら死ぬ覚悟をしたようだ。
    「分かりました。カップラーメンでいいですか」
     その問いに老父は、安らかな顔をして答える。
    「美味けりゃ、なんでもいい」
  • 3 臣乃 id:MC6UR3T/

    2012-08-01(水) 10:34:08 [削除依頼]
    【カップラーメン創造説】

     青年は、その辺に散乱しているレジ袋の中にあるカップラーメンを取り出し、蓋を開けお湯を入れ3分待った。
     粉っぽい醤油の香りが広がり、まあどこにでもある、ファンタジーな世界には相応しくないくらいのカップラーメンが出来上がった。
     青年はそれを自分一人で食べ、あっという間に片付けまで済ませ、老父の対面に座った。その動作の間老父は、これっぽっちも羨ましそうな顔をしなかった。

     老父には、消化器官がない。食べ物も飲み物も、一切受け付けない体を持つ。
     彼の食事は、ものを咀嚼し飲み込むことではなく、食べ物に関する妄言を聞くことによって行われる。青年はその妄言をだらだらと述べる、いわば食事係なのだ。
     これまで青年は、ネット上で拾った話を使い老父に食事を与えてきた。ネットの環境が悪い時は、自分で話をして聞かせることもあった。そうすると老父は、決まって穏やかな顔をするのだ。ネットの話よりつまらない、つまりは不味い話でも、嬉しそうに聞いてくれるのだ。
     だから青年は、最後の晩餐には掲示板上のやり取りではなく、自分の妄言を聞かせる方が好ましいと思ったのだ。
    「では、お話しいたしましょう。最後の妄言ですから、耳の穴かっぽじってよく聞いてくださいね」
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