僕ら.23コメント

1 杏子 id:ix/U5Vv.

2012-07-26(木) 01:46:13 [削除依頼]



君を失って
初めて気付いた。


『ああ、
こんなにも
君が大好きだったんだ』
って…。


もう後悔はしたくない。

新しい一歩を
僕は踏み出すんだ。


僕ら.
  • 4 杏子 id:ix/U5Vv.

    2012-07-26(木) 02:01:15 [削除依頼]



    \人物 紹介/


    佐伯 和眞 Kazuma Saeki
    高校1年生。
    『僕ら.』の主人公の1人。
    何でも1人でやろうとする。


    藍川 舞美 Mami Aikawa
    享年14歳。
    和眞の彼女だった人。
    そして今もなお
    和眞の好きな人。
  • 5 杏子 id:OsBjVRY.

    2012-07-26(木) 16:08:17 [削除依頼]



    *笑え*


    『和眞!!
    おはよ!!』
    いつもみたいに、
    あいつの声が聞こえた気がした。

    「舞美…」
    舞美はもういない。
    舞美にはもう
    会えない…

    何度も何度も自分に
    言い聞かせた。

    「和眞ー!!」

    遠くを見ると、
    俺の名前を叫びながら
    走ってくる影が見えた。

    「…永夜」
    雨野 永夜。
    「おはよ!
    あと、入学おめでと」
    俺に駆け寄ってきて
    永夜は言った。
    「お前もな」
    そう言って俺は、
    学校に続く道を歩き出した。
  • 6 杏子 id:ZFvNGWt0

    2012-07-26(木) 16:26:53 [削除依頼]



    「…」
    長い沈黙。
    永夜が喋らないなんて
    珍しい…

    「あ…
    和眞?」
    永夜が口を開いた。
    「…なんだ?」
    永夜を振り返った。
    「あれ…」
    永夜が
    指を指している方を見た。


    長くて
    黒い髪…
    その人の
    後ろ姿は、舞美に
    そっくりだった…

    「ま…み?」
    舞美はいないんだ。
    舞美は…

    「?」
    俺たちの視線に気付いたのか
    その人は俺らを見た。
    「違う…」
    俺は
    「舞美じゃない」
    と、自分に言い聞かせた。

    「…」
    彼女が近づいて来た。
    「私の顔に何かついてる?」
    ニコッと微笑んだ顔が
    あまりにも舞美にそっくりだった。
    「ついてませんよ…
    なあ?和眞?」
    「あ…ああ」
    俺がそう言うと彼女は
    クスっと笑って
    何処かに行ってしまった。

    「舞美にそっくりだった…」
    俺がボソッとつぶやくと
    永夜が
    「よく見たら全然だけどな。
    でも笑った顔とか…
    舞美だった。
    そっくりとかのレベルじゃねえよ」

    去っていく彼女の後ろ姿を
    俺らは見えなくなるまで
    見つめていた。
  • 7 杏子 id:ZFvNGWt0

    2012-07-26(木) 16:38:02 [削除依頼]



    \紹介/

    雨野 永夜 Eiya Amano
    高校一年。
    和眞の親友(自称)
    辛い過去あり。
  • 8 杏子 id:MTA9UC50

    2012-07-26(木) 19:29:03 [削除依頼]


    「あっ!!
    学校遅れちまうっ!!」
    永夜が焦りながら言った。
    「…まだ大丈夫じゃねーか…」
    腕時計を見て永夜に言った。
    「部活の、
    なんかがあるんだよ!!」
    「…なんかって何」

    「…なんかだよ!!」
    結局何かわからなかったらしい。
    永夜は走り出した。
    「がんばれー」
    俺はそう言って
    永夜を見た。

    「お前も行くんだよ!!」
    グイッ
    永夜に腕を引っ張られた。
    「いって!!」
    俺の腕を掴んだまま
    全力疾走。

    「ちょ…!!
    抜ける!!腕が!!」
    走りながら俺は永夜に言った。
    「そう簡単には
    抜けねえって!!」
    永夜はそう言いながら
    全力疾走を続けた。

    「ハァッ…ハァッ…!
    お前…
    俺を殺.す気か…?」
    永夜を睨みつけながら言った。
    「いや、
    そんな訳ないだろ」
  • 9 杏子 id:MTA9UC50

    2012-07-26(木) 19:57:47 [削除依頼]



    永夜は笑いながら言った。
    「俺は、
    最近走ってねえんだよ!!」
    永夜を睨みつけた。
    「知ってるよー」
    こ…コイツ…
    なんか…

    うぜえ…


    「あ、あった!!」
    何かを見つけた永夜は、
    また俺の手を掴んで走り出した。
    「おい!!」

    …しょうがないから
    永夜のデカイ手から逃れて
    並走した。

    「ったく…
    なんだよ…」
    永夜について行った先にあったのは、
    部活の紹介ブース。
    「行こーぜ」
    永夜は俺の手を掴んで
    歩き出した。
    「…」
    キョロキョロしながら歩いた。
    「…ソフトテニス…」
    舞美がいた部活…
    結局最後の試合
    出れなかったらしい…

    「あ、
    いちばん端っこ」
    永夜はそう言って
    歩くスピードを速くした。

    「なんなんだよ!」
    俺は永夜の手を振り払って
    立ち止まった。

    「何がしたいんだ?!
    永夜!!」
    永夜を立ち止まった。

    「…」
    永夜は俺を見て、
    何も言わずに手を掴んだ。

    「だから!!
    なんなんだよッ!!」
  • 10 杏子 id:hQlXEAn0

    2012-07-27(金) 00:06:35 [削除依頼]



    「お前…
    舞美が死んじまった後
    何もかも辞めたじゃん!!」
    永夜はいきなり叫んだ。

    「永夜…?」

    舞美が死んでから、
    俺は部活を辞めた。
    「お前はさあ、
    気付いてねえかもしんないけど
    将来プロになれるかもしんねえ
    って言われてたんだぞ?」

    …永夜?

    「俺、羨ましかった…!
    なのにさ…」
    永夜は涙を堪えていた。

    「俺、
    あん時何も考えて無かったんだよ。
    自分の事に精一杯でさ。
    舞美が死んで…」

    舞美が死んで、
    笑わなくなった。
    舞美が死んで、
    舞美の存在の大きさに気づかされた。

    「お前が
    笑わなくなったのも
    舞美が死んだからか?」
    少し離れたところにいた永夜が
    近寄って来て言った。

    「…舞美はお前の笑った顔が好きだって…
    なのに笑わなくなってさ、
    最後だって…」

    舞美は死ぬ直前、
    俺に笑えって言った。
    なのに、
    笑えなかった。

    あいつの最後の願い…
    叶えてやれなかった。

    「なあ、
    笑ってくれよ。
    舞美の願い…叶えてやれよ…」
    永夜は下を向いて言った。

    「…俺をこんなとこに
    連れて来た理由は?」
    永夜はの肩を掴んで言った。

    「もう一度、
    バスケをしたら
    笑ってくれるかなーって…」

    永夜…

    「フッ…」
    「和眞?!」

    「お前…
    本当いい奴だな」
    思わず笑みがこぼれた。

    こんなにも
    優しい奴が俺の
    親友なんて…

    「俺…
    もう一度やってみようかな」

    「え…」

    「バスケ!!
    また一緒にバスケやろーぜ!!!」
    俺がそう言うと
    永夜は笑顔で
    「おう!!」
    と頷いた。


    *笑え*END
  • 11 けい☆ id:z4ikZ9C.

    2012-07-27(金) 00:34:18 [削除依頼]



    がんばって!
  • 12 けい id:z4ikZ9C.

    2012-07-27(金) 01:11:16 [削除依頼]


    よろしく!
  • 13 杏子 id:r3HIg7T.

    2012-07-27(金) 13:34:02 [削除依頼]
    >11-12 けい様 ありがとう!! よろしく(^-^)/ 杏子.
  • 14 *玲乃*【mai】 id:hXTt6Zc0

    2012-07-27(金) 13:48:55 [削除依頼]

    やっぴぃ☆

    玲乃だよん!

    杏子ちゃん、玲乃って呼んでね!
  • 15 杏子 id:r3HIg7T.

    2012-07-27(金) 13:53:51 [削除依頼]



    *再スタート*

    「うーっし!!
    やるか!!」
    入学式の日から1ヶ月。
    俺は笑うようになった。
    そして
    バスケを始めた。
    部活初日はさすがにブランクがあったけど
    一日でいつものプレーが出来るようになった。

    今は体育の時間。
    「和眞あ」
    永夜と同じチームだ。
    (和眞と永夜は同じクラスです)
    「おう」
    体育とはいえ、
    大好きなバスケ。
    「時間短縮でジャンプボールなし!!!!」
    先生にそう言われて
    じゃんけんで決まる。

    「負けたー」
    いちばん背が高い永夜がじゃんけんをした。。
    「まあ、いいって」
    落ち込む永夜を慰める。
  • 16 杏子 id:r3HIg7T.

    2012-07-27(金) 13:55:10 [削除依頼]



    玲乃

    じゃ、
    うちの事は杏子って呼んでね☆


    杏子.
  • 17 杏子 id:r3HIg7T.

    2012-07-27(金) 14:06:26 [削除依頼]



    「行くぞ」
    俺と永夜は走り出した。

    ボールを持ってる奴からボールを奪った。
    「なっ!!」
    「バスケ部
    なめんな!!」
    永夜にパスを出し、
    ゴール前まで走った。

    「和眞!!」
    永夜が俺に
    パスを出す。
    中学時代とおんなじ…

    「ナイス」
    それを受け取ってシュート。
    ボールは、ゴールに吸い込まれた。

    キョロ…

    シュートが決まったら
    舞美を探す癖…
    無くさなな…

    「和眞ー!!
    次は俺が入れる!!」
    永夜が叫んでいた。
    いつのまにかボールを奪っている。
    「分かったから…さっさとボールよこせ」
    そう言うとボールが飛んで来た。

    「ったく…そんなとこからパス出して
    ゴール前まで走れんのかよ!!」
    ボールをキャッチして走ってくる永夜に言った。

    「俺の足なめんなよおおおお!!」
    「あっそ」

    永夜にパスを出す。
    そのままキャッチして、
    そのままダンクした。

    「…お前、いつの間にダンク…」
  • 18 *玲乃*【mai】 id:hXTt6Zc0

    2012-07-27(金) 14:19:40 [削除依頼]

    杏子!応援してるぞッ☆ww
  • 19 杏子 id:r3HIg7T.

    2012-07-27(金) 14:21:25 [削除依頼]



    玲乃☆
    ありがとうっ(^-^)/


    杏子.
  • 20 杏子 id:r3HIg7T.

    2012-07-27(金) 14:27:22 [削除依頼]



    「へへっ
    お前が辞めてから
    めっちゃ練習したんだぜ」
    永夜はピースをして言った。

    「あっそ」
    ダンクか…
    やったことねえな。

    ピーッ
    「集合ー!!」

    「今日の授業は終わり!!」
    先生がそう言うと
    皆一気に動き出す。

    「和眞ー、
    ちょっと1対1やんね?」
    次は昼休み。
    だから時間はいっぱいある。
    「おう」

    1対1。
    永夜とするのは
    久しぶりかも。

    「和眞…
    俺やっぱ好きだわ」
    いきなり永夜が言った。
    「は?
    何が」


    「お前とバスケすんの」
    永夜はニコッと笑って言った。
    「あっそ」
    バシッ
    「あ!!
    くっそー」
    永夜の手からボールが離れた。
    「さーてと、
    飯食おーぜ」
  • 21 杏子 id:EB5fSJY/

    2012-07-27(金) 19:17:52 [削除依頼]



    着替えて教室に戻る途中
    見知らぬ女に話しかけられた。
    「佐伯君!!
    ちょっと…いいかな?」
    顔を赤くしながら
    そう言われた。
    「…今?
    俺腹減ってんだよ」

    「ごめん…
    すぐ終わるから!!!」
    女はそう言って
    俺を見た。

    「分かった。
    永夜、
    先教室に帰ってて」
    永夜にそう言って女の横に言った。
    永夜はニヤニヤしながら教室に戻って行った。

    「…何?」
    俺は何も言おうとしない
    女に言った。

    「あの…
    私、佐伯君が好きです!!」


    「…」


    「はあ?!」
    びっくりした。

    まさに名前も知らない奴に
    告白されるなんて…

    「よかったら…
    その…」
    女は下を向きながら言った。
    「あの、さ。
    つうか、俺あんたのこと知らねえし。
    まず、俺好きな奴いっから。
    じゃな」
    そう言い残し、
    教室に戻った。

    「おーう!!
    和眞!!おかえり」
    永夜が手を振っている。

    「…おめえテンション高くね?」
  • 22 杏子 id:EB5fSJY/

    2012-07-27(金) 19:53:23 [削除依頼]



    「さっきの子、
    学年一可愛い子だよー?
    何だったの?」
    やっぱそれかよ。
    「はあ?
    まず名前も名乗らず
    いきなり好きですなんてあり得ねえ」
    「好きって言われたのかよ!!
    んでんで?」


    「…好きな奴いるからって言った」
    俺がそう言った瞬間永夜の顔は
    暗くなった。
    「はあ…」
    永夜に溜息をつかれた。
    「…なんかイラっとすんだけど?」

    「もったいねー、
    あの子と付き合えたらもう
    注目の的だぜ?」

    永夜はそう言った。

    「だって、
    まじ知らねえんだもん。
    なんかむかつくな、その顔」
  • 23 杏子 id:EB5fSJY/

    2012-07-27(金) 20:05:25 [削除依頼]


    永夜をデコピンして言った。
    「元からですー」
    「あー、やっぱムカッとくんな。
    お前」

    俺と永夜のやりとりは
    今やクラスの名物。

    同中だった奴からよく
    「変わったな」
    って言われる。
    変わったつもりはないんだけど、
    変わったのなら、
    コイツ…永夜のおかげかな。

    「またお前らか!!
    早く飯を食え!!」
    最近ではうるさすぎて
    先生に怒られることもある。

    「はーい」
    素直に返事をして
    弁当の蓋を開ける。

    「ウゲッ、
    ピーマン入ってる…」
    目の前で永夜が弁当の中身をみて
    言った。
    「まだピーマン嫌いなん?」
    「…にげえじゃん」

    そう言って渋々ピーマンを食べている。
    「飲み込めば?」
    「はあ?
    無理無理。
    このピーマンでけえし」
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