にゃんだふる!11コメント

1 夏輝 id:EET75VE.

2012-07-22(日) 17:22:54 [削除依頼]
これは、何だろう。

何の変哲もない段ボール箱。
青森産リンゴと書かれた箱がどんと私の部屋の前に置かれている。

でも、中に入っているのは真っ赤でおいしい
リンゴなんかじゃない。

それは、絶句する私を尻目に寝息を立てている。

猫でもない。

犬でもない。

それは。

人間だった。
ボロボロで、うす汚れた服を着た。

「何これえええええ!?」

私がそう叫ぶと、うるさいとでも言うように近所の老犬が
ワンワンと吼えたてた。
  • 2 夏輝 id:EET75VE.

    2012-07-22(日) 17:40:56 [削除依頼]
    (どうすればいいんだろ、これ…)

    よく見れば髪の毛は結構伸びているけど、整った顔をした
    黒髪の青年だった。
    大柄で細身な体をぎゅうっと段ボール箱の中に詰め込んでいる。

    部屋に入れるのはなんだか抵抗があるし
    かといってて放っておけば近所の噂の的。

    (しょうがないか…)

    「しょっと…って重っ!」

    ボロボロの服越しに触れた彼の体は意外にも筋肉質で、
    熱くて…

    「ん、熱い?」

    ぴとっ。
    彼のおでこに触れてみる。

    「あっつ!」

    これを放っておけば大変なことになっていただろう。

    私はずるずると得体のしれないこの青年を引きずりながら、
    いきなりのこの展開に混乱するのだった。
  • 3 クジラ id:ekKO/WQ1

    2012-07-22(日) 17:47:03 [削除依頼]
    ヤバい!!
    たすけてあげてっ!!!

    がんばってね〜♪
    応援します(*'▽'*)
  • 4 ψ(*`・ω・ねう)⌒♪ id:CbG8Y7b.

    2012-07-22(日) 17:53:21 [削除依頼]
    熱!?主人公!助けるんだ!!
    タイトルが可愛くて…
    更新頑張って下さい!!
  • 5 夏輝 id:EET75VE.

    2012-07-22(日) 17:55:09 [削除依頼]
    “青年目線”

    熱い。
    顔が。
    身体が。

    くらくらくらくら、景色がゆがむ。

    「…」

    ぼーっと見える部屋の中、見知らぬ女性がせかせかと
    動いているのが見える。

    また拾われたのか。

    そう思うと同時に、こんなに人にやさしくされるのは
    久しぶりだ。そう思った。

    「あ…大丈夫?」

    そう問う女性の顔がゆがんで、俺はまた眠りに落ちて行った。
  • 6 夏輝 id:EET75VE.

    2012-07-22(日) 17:55:58 [削除依頼]
    ありがとうございます!
    頑張ります(笑)
  • 7 °*+花*+° id:FLKNgbc0

    2012-07-22(日) 17:56:29 [削除依頼]
    夏?!うわー!凄い!応援してるよ!
    花火の美しさも呼んでみて>∀'
    私はあさこだよー!ここでは花だよ!
  • 8 夏輝 id:i-fq1BmTn0

    2012-07-22(日) 18:23:17 [削除依頼]
    「よし、出来た!」

    私が作ったのは卵入りのお粥。
    ホカホカと湯気を立てている。

    「喜んでくれるかなあ…」

    お盆に水と解熱剤とお粥を乗せて慎重に運ぶ。
    青年はかなり深く眠っているらしく、
    お粥の香りが辺りにほわほわ立ち込めても起きない。
    「おーい…」

    「ん…」

    揺すると、案外簡単に目を覚ましてくれた。

    「お粥、食べる?」

    「うん…」

    寝ぼけ眼で目を擦ると、ゆっくり青年は身体を起こす。

    「はい。」

    「あんたが食べさしてよ。」
    「は?」

    「だから、あーん、して?」
    「はああ!?」

    さっきの弱々しさはどこへやら、
    ニヤニヤとどこかアリスに出てくるチシャネコのような笑みをたたえる青年。

    (いきなり何なの…?)

    私を見つめてニヤニヤする青年に私はドキドキしながら戸惑いを隠せないでいた。
  • 9 クジラ id:ekKO/WQ1

    2012-07-22(日) 18:24:27 [削除依頼]
    青年・・・・!!!!

    ドッキドキだねー!
  • 10 夏輝 id:i-fq1BmTn0

    2012-07-22(日) 20:04:10 [削除依頼]
    「あーん、してくれないの?」

    青年が悲しそうに言う。

    「う…////」

    (分かったよ!やればいいんでしょ!)

    私はぎこちない動きで青年にスプーンを差し出す。

    ぱくっ

    「うん、旨い。料理、上手いんだな。」

    「う、うん…ありがと…」

    私は青年の飾らない誉め言葉にまたドキドキしてしまう。
    (しっかりしろ!自分!会ったばっかりの人にドキドキするなんて…)

    「…」

    「…」

    なんだか青年の顔を見れなくて、うつむいてしまう。
    なんだか無言も気まずいので、名前を聞いてみた。

    「ねえ、あなたの名前は?」
    「俺?名前なんてねえよ。」
    「え?」

    「あんたが決めて。」

    (不思議な人だなあ…)

    自分の名前がないなんて。
    「んん…じゃあ、黒夜!」

    「くろやか…いい名前だな。」

    「うん。」

    「これから宜しく。ご主人様。」

    「うん…て…え?」

    これから宜しく?

    「俺、ここが気に入っちゃった♪」

    「はっ!?」

    「ご主人様〜」

    満面の笑みで甘えてくる黒夜。
    私はその笑みを可愛いと思ってしまうのだった。
  • 11 ψ(*`・ω・ねう)⌒♪ id:CbG8Y7b.

    2012-07-22(日) 21:44:25 [削除依頼]
    黒夜可愛い!!
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