君からの着信。10コメント

1 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

2012-07-17(火) 09:44:28 [削除依頼]



君からの着信…。


好きな人は他にいるのに、
なぜか、
嬉しくなる私。


君からの着信を楽しみに待ってる私は、


   ――おかしいですか??


      つぼみ/*
          2012.07.17
  • 2 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 12:07:44 [削除依頼]



    「―はぁっはぁっはぁっ…。」


    どうして…


    どうして、
    裕也は嘘なんかつくの…??


    ドレスを着たまま、
    私は夜の街を走った。


    島谷よもぎ 20歳。


    彼氏の浮気現場を
    偶然に見かけてしまった、
    運の悪い女。


    「うぅ…バカぁ…。」


    涙が止まらず、
    目が霞んだ。


    そんな中、
    うっすら見える、小さな店。


    なぜかその店に、
    行かなきゃいけない気がして
    ならなかった。


    ――カランコロン・・・


    「いらっしゃいませ-。」

    「…お酒。
     なんでもいいので、ください。」


    飲んだことのないお酒。


    …少しだけでいい。
    この悲しみを忘れたい。


    バイトであろう男の子が、
    私の目の前に
    お酒を出してくれた。
  • 3 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 12:15:57 [削除依頼]



    ―…


    『ねぇ、キスしよ?』

    『だ-め。
    俺の彼女だってこのパ-ティに
    いるんだから。』


    そんな声が、
    大きな屋敷の一つの部屋で
    かすかに聞こえた…。


    ――裕也??


    私は不安になりながら、
    ドアに耳をくっつけた。


    『いいじゃない。
     前もキスしたんだし。
     バレなかったでしょ?』


    『…―たく。
    わ-たよ。キスだけな?』


    …私の頭の中に
    浮かんだ言葉があった。


    ――よもぎ、俺、よもぎだけを見てるから。
    浮気とか、ぜって-しない。


    …そう言って、
    くれたよね?


    私が好きだ、って。


    私しか愛せないって、て。


    裕也…


    あれは、嘘だったの??


    「裕也…ッ」


    辛くて、つらくて…
    悔しくて。


    私は裕也がきれいだと
    言ってくれたドレスを身にまとったまま、
    クリスマスパ-ティの会場から

    一人、抜け出した。
  • 4 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 12:21:23 [削除依頼]



    ―…


    「裕也ッ!!
     …―あれ…。」


    がばっと起き上がったとき、
    私は知らない場所にいた。


    ここ…どこ…


    「いてて…ッ」


    頭痛い…


    「――あっ!
    そう言えば昨日、お酒飲んで…。」


    それで…え-と。


    うわ…全然覚えてない。


    そう思いながら
    体にかかっていた毛布を
    傍の椅子に掛け、
    辺りを見渡した。


    「…思い出せない。
     たくさん泣いて、
     たくさんお酒飲んだから。」


    ふと、時計に目を移す…


    「――8時…55…分!?」


    あちゃ-!!

    仕事の時間じゃん!!


    私は上着を手に取り、
    その店を後にした。


       ――携帯電話を
             残して…。
  • 5 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 15:38:44 [削除依頼]



    「こっら!よもぎ!
     来るのおそ…ぃ…。
     …あんた、その格好なに?」


    「す、すいません…。」


    ドレス来たまま
    仕事場についた。


    私は小さな花屋の
    店員。


    そして、この花屋の店長、
    鈴木咲織さん。


    「奥の方に着替えあるから
     着替えといで。」


    「はいッ!!」


    「も-、私何回もよもぎに
     電話したんだからね?」


    「…電話??」


    あ、そうだ…。


    私今日起きてから
    一度も携帯電話見てない…。


    「よもぎ??」


    「…ない!!」


    「はっ?」


    「ないないないないっ!!
     咲織さんどうしよう!?
     携帯電話がない!!」


    あの携帯電話には、
    裕也から貰った
    大切なキ-ホルダ-がついてるのに!


    …て、気にするとこ
    そこじゃないよね。


    「…今探させるわけには
     いかないから、
     仕事終わったらにしてね。
     探すの。」


    「…―はい。」


    ―…裕也から、
    着信が来てるかもしれない。
  • 6 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 15:49:12 [削除依頼]



    今更ながら自己紹介と
    登場人物5人紹介しときます!(笑)


    えっと、つぼみ/*です!
    初挑戦で未熟者ですが
    アドバイス、 コメ、 感想、頂けたら嬉しいです♪


    【 登場人物 】


    島谷 よもぎ。:20歳。
    simatani yomogi 花屋の店員。
            裕也の彼女。


    小野田 岳。 :17歳(高校2年生)
    onoda gaku   ※もう少しで登場します(笑)


    佐田 裕也。 :22歳。 
    sada yuuya   結構優秀なサラリーマン。
            よもぎの彼氏。


    鈴木 咲織。 :28歳。
    suzuki saori  よもぎが働く花屋の店長。
          


    市嶋 信香  :20歳。
    itijima nobuka よもぎの大親友。
            
  • 7 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 17:50:24 [削除依頼]



    夕方…


    私は仕事を終え、
    昨日のパ-ティ-会場に行った。


    「あ、あの!!
     昨日、
     忘れ物したかもしれないんですけど…、」


    「…忘れ物?
     う-ん、昨日のパ−ティ−では
     忘れ物は預かってないよ。」


    …嘘!?

    そんなはずは…


    「あ-っ!!」

    「ん?」

    「あ、いえ…すいません。
     ありがとうございました!」


    私はすぐさま、
    会場を後にした。


    忘れてた…


    あの店のこと…っ


    「絶対、あの店にある!」


    …じゃなきゃ泣くッ!!
  • 8 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 18:00:12 [削除依頼]
    ――カランコロン・・・


    「いらっしゃいま…、
     あっ!昨日の!」


    「―へっ!?」


    店に入るなり、
    男の子に指を差された。


    「あ、あの…、」


    「なんで黙ったまま、
     帰ったんすか。
     普通、礼言ってからだろ?」


    「!? あの!!
     …何のことですか??」


    まったく
    意味が分からない。


    …ていうか、この男の子、
    確実に私より年下だよね…。


    「昨日、俺がソファまで、
     運んだんすよ。
     …ま-あれだけ酒飲めば
     忘れますよね-。」


    コップを吹きながら、
    失礼すぎる男の子が
    そう言った。


    「も-なんなんですかぁ!
     …ていうか、
     何才!?」


    「…俺、17。」


    「うわっ!やっぱり!
     私より年下-っ!」


    「年下だけど、
     見た目は俺年上だし。」


    なっ!?
    それどういう意味…


    「よもぎのほうが背低いし、
     童顔だし、
     性格も子供っぽいし。」


    「何それ!?
     …じゃなくて、よもぎって…?」


    「昨日、そう呼べっていったの
     そっちじゃん。」


    …あれ…
    私、全然思い出せないんですけど!?


    いや、もうそんなの
    どうでもいい!


    「携帯電話!!」
     
  • 9 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 18:05:56 [削除依頼]



    「はっ?」


    「ここに忘れたはずなの!!」
     なかったら泣く!!」


    「えっなにそれ。
     確実に子供の考えじゃん。」


    高校生にここまで
    バカにされるなんて
    思いもよらなかった。


    「…こ-ら。岳。
     大人をからかうんじゃない!」


    「いてっ!?」


    そういって出てきたのは、
    せのたか-い男の人。


    「いや-すいませんね-。
     この子生意気で。
     …これですよね? 携帯電話。」


    「は、はい!!
     これです、これです-!!」


    まともな人がいたッ!!


    「でも、改めてみると、
     本当に童顔だね、よもぎちゃん。」


    「……。」


    さっき言ったこと撤回。


    「あの、昨日のこと
     教えてくれませんか??
     …私、
     思い出せなくて…。」


    「…たちの悪い酔っ払いだな。」


    「こら、岳ッ!
     …いいよ、いいよ。
     じゃ、そこ座って。」


    客がまばらなこの時間帯。


    夕日は
    この店をきれいに照らしていた。


    そんな中、
    少し見覚えのあるカウンタ-の席に
    私は腰を下ろした。
  • 10 つぼみ/* id:YQ4CJ8l1

    2012-07-17(火) 18:11:05 [削除依頼]



    「昨日は、よもぎちゃんが
     派手なドレスでこの店に入ってきて、
     酒下さいって言ったのね。」


    …そこまでは、
    私の頭の中にある…。


    「それで、がぶがぶお酒飲んで、
     酔っぱらって、
     ぐ-ぐ-寝たというわけですよ。」


    「…違う違う。抜けてる!
     俺はよもぎに
     何時間も愚痴を聞かされた!」


    冬なのに…真冬なのに…


    私の頬に
    たら-っと流れる汗が…


    「ほんっとすいません!!
     迷惑かけまして…、」


    「はははっほんとだよ-。
     よもぎちゃんが暴れたせいで
     客逃げちゃったもん。」


    背の高い男の人が
    笑いながらそう言った。


    「す、すいま…、」


    「嘘。」


    「はへっ??」


    「うちの店、おじさんとかが
     よく集まるから、
     賑やかになってたよ、
     ありがとね-。」


    …悪魔だ。


    悪魔にしか見えないよ、この人。
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