平和の森の冒険者達1コメント

1 ゴン id:T.5cMrg/

2012-07-16(月) 14:08:03 [削除依頼]

0.
「よっしゃー!行くぞ野郎共!」

「おおっ!!」

勇者に続いて魔導師、剣士、魔獣が右手を挙げながら森の中へ入っていく。

その手にはそれぞれの武器を持ち、けたたましい雄叫びを上げながら。

それはそれは、きっと強いモンスターを倒しにいくのだろう。

俺がこの世界に来てから1週間。

初めて彼らの戦闘を見れるということで、わくわくしながら俺も最後尾を走った。

暗い森の中を奥へ奥へと進んでいく内、先頭を走っていた勇者が大きな木の前で足を止めた。

「野郎共、ここだ」

「いよいよ戦闘開始か!」

俺は待ちに待ってましたという感じで胸に下げていたカメラを持ってスタンバイする。

ちょうど良く近くに大きな石があったから、その後ろに隠れた。

「準備は良いか?」

「あいっ!」

勇者の質問に全員が返事をすると、勇者がよし、と一度頷き木の根元を指さしながら叫んだ。

「いっぱい狩ろうぜ!最高級松茸!」

ええっ、モンスター退治じゃないの!?


俺は全員に近寄ると、口を大にして抗議した。

「またですか?今度は松茸狩りって、あんたたち世界を救う為の選ばれし者なんでしょう?」

「君、ここは危険よ、離れて!」

「ああ、ええっと、はい」

魔導師から言われて俺は五歩ぐらい後ろに下がった。

魔導師が何かブツブツと唱えている。

何か召還する気だ。

「いでよ、サラマンダー!!」

その隣で剣士が剣から炎を出している。

「奥義、正炎剣!!」

その隣では魔獣が変身している。

俺の腰までしかなかった姿が、見事森を覆うぐらいのドラゴンに。

「我はドラゴン」

何故なんだ。

何故松茸狩りにここまで。

俺は目の前のすさまじい光景を見ながら呟いた。

「へ、平和で良かった」
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