君は太陽。私は夕日。14コメント

1 蒼羽 id:n/eCYOH/

2012-07-13(金) 12:11:59 [削除依頼]



「お前、すぐ顔赤くなるから、
 夕日みたい。」


ふと、空を見上げながら、
君がそう言った。


私がもし、夕日なら、
君は紛れもなく、太陽です。


暑すぎて、触れられない、
眩しすぎて、ずっと見てられない、
でも、みんなを輝やしてくれる、


  …―優しい太陽。


   


  ――君は太陽。
      ――私は夕日。
  • 2 蒼羽 id:n/eCYOH/

    2012-07-13(金) 16:37:51 [削除依頼]



    「夕ーっっ!
     グッドモーニングーっ♪」


    部屋の外から声がする。


    この声…私の好きな声だ。


    低くて、甘くて、
    どこかやんちゃな声――…。


    天阪紗枝。高校2年生。


    そして、私を呼ぶ、君、


    瀬戸柊也。高校2年生。


    「ん――…、」


    「夕ーっ
     朝だってばっ!」


    「ん、今起きる!」


    私はカーテンを開け、
    部屋を出た。
  • 3 蒼羽 id:n/eCYOH/

    2012-07-13(金) 16:48:16 [削除依頼]



    「やっと起きたな、
     お寝坊娘め。」


    「う、うるさいなー///」


    やっぱ、朝の柊くんは、
    色んな意味で
    やばいです――…。


    「夕、早く着替えろよ?
     俺達さきに
     朝ご飯食ってるから。」


    「――うん。」


    柊くんは私のことを
    『夕』と呼ぶ。


    夕日みたいに顔が赤くなるから、
    …って。


    そして、私は、
    【*SMILE*】という、大きな家に
    5人の仲間?子供?家族?


    と、保護者代わりの
    おじさんとおばさんと一緒に住んでる。


    捨てられたりした子が集まる、
    一つの…家。
  • 4 ソラ id:fEZHDAc0

    2012-07-13(金) 16:51:47 [削除依頼]
    わーっ!!
    面白いっ☆

    あ、初めまして、ソラって言います♪
    ソラって呼んでねっ☆
    タメでいいです^^


    更新楽しみにしてます、頑張ってくださいっ!
  • 5 蒼羽 id:n/eCYOH/

    2012-07-13(金) 16:56:37 [削除依頼]



    「紗江ー、おはよう。」


    そういって
    あくびをしながら私を呼ぶ女の子、


    市川桜子。高校3年生。


    「起きるのおそっ!」


    眉間にしわを寄せて
    私を見る男の子、


    神農大和。高校1年生。


    「紗江おねぇちゃん、
     おはようっ!」


    かわいい笑顔で
    駆け寄ってくる男の子、


    芹島琉希。5歳。


    私達は、小さい頃から
    ずっと一緒。


    幼なじみみたいな家族。


    「夕、はよ、飯食え?
     置いてくぞ。」


    そして、そのうち私は、
    柊くんをひとりの男の子として
    見るようになった。
  • 6 蒼羽 id:n/eCYOH/

    2012-07-13(金) 17:03:03 [削除依頼]



    ソラちゃん◎*.

    面白いですか!?
    今、めっちゃほっとしてます(涙)

    私もあおばとか蒼(あお)で
    いいよっ♪


    更新がんばりますっ^^
  • 7 蒼羽 id:n/eCYOH/

    2012-07-13(金) 17:10:32 [削除依頼]



    「柊くん、いこっ!」


    「なっ!?
     お前が寝坊したくせに!」


    自転車を出しながら、
    柊くんはそう言った。


    「ほら、乗れっ」


    「うんっ」


    私は柊くんの後ろに
    ひょい、と乗った。


    うわ…


    もう何年も柊くんの後ろに
    乗ってるのに、
    まったく慣れない……。


    緊張する〜〜〜っ


    「あー、たく。
     ちゃんと掴まれって
     言ってんだろ?」


    柊くんはそう言うと、
    私の手を取り、
    腰に回させた。


    「っ///」


    「…夕、また顔赤い(笑)
     こんなんじゃ
     彼氏できねーぞ?」


    ――…ねぇ柊くん。


    顔が赤くなるのはね、
    柊くんが
    私の心をかき乱すからだよ。


    全部、
    柊くんのせいなんだから……。
  • 8 ソラ id:fEZHDAc0

    2012-07-13(金) 17:13:03 [削除依頼]
    じゃあ蒼って呼ぶねっ^^

    柊君、鈍感やな〜(笑)
    可愛いっ♥

    紗江ちゃん、頑張れッ☆
  • 9 蒼羽 id:n/eCYOH/

    2012-07-13(金) 17:20:29 [削除依頼]



    ソラちゃん◎*.


    了解です(*・ω・*)/


    柊くん、めちゃくちゃ
    鈍感じゃけぇ、
    あだ名 鈍ちゃんにする(笑)


    『が、がんばるっ///』
    by紗枝。
  • 10 蒼羽 id:n/eCYOH/

    2012-07-13(金) 17:25:24 [削除依頼]



    「柊くん、
     またあとでね!」


    「おうっ!」


    あーあ。


    なんで、私と柊くん、
    クラス違うんだろ…。


    「―……紗ー江っ!」


    「うわっ!?
     …―凛ちゃんっ!」


    元気よく私の背中に
    飛び乗ってきた女の子、


    道脇凛。高校2年生。
    私の友達。


    「また、ラブラブ登校??
     うらやましーっ」


    「ち、ちがっ///」


    「照れるな照れるな
     恋する少女よ。」


    …―だめだ。


    なんにも通じない(笑)


    「もう、
     いいから席座ろ!」


    私は凛ちゃんの背中を
    ぽんっと押しながら
    やっと、自分の席に座れた。
     
  • 11 蒼羽 id:89jqzYb/

    2012-07-14(土) 10:44:35 [削除依頼]



    「ねぇねぇ
     夏祭りどうする?」


    滅多に話さない女の子が
    私と凛ちゃんの所に来て
    そう聞いてきた。


    夏祭り、かぁ…。
    今日だったんだ。


    私は毎年、
    SMILEのみんなと行ってる。


    「今日、お母さんに
     誘われたんだけどさー、
     もう恥ずかしくて断った!」


    「あー、分かる!
     家族と行くのって恥ずい!」


    ――えっ。


    …恥ずかしいの?


    SMILEのみんなは、
    私にとって家族同然。


    「ねっ?紗枝!
     紗枝も恥ずかしいでしょ!」


    「えっ―…あ、そう、だね。」


    「みんなで行こうよっ
     …神社で待ち合わせねー?」


    「あっちょっ……!」


    うわぁ…どうしよ…。


    私、柊くんと行きたいよ…。
  • 12 蒼羽 id:89jqzYb/

    2012-07-14(土) 10:56:04 [削除依頼]



    「夕ーっ!」


    「あ…柊くん…。」


    「早く帰ろ。
     今日、祭りだから。」


    楽しそうに笑いながら
    自転車を取り出す柊くん。


    「あ、あのねっ!」


    「ん?どした?」


    「え、と…
     お祭りなんだけどね?
     私、友達と行くの…。
     だから、柊くんたちとは
     いけない…。」


    顔をあげて話せなかった。


    なんでだろ、
    約束してたわけじゃないのに。


    柊くんが私と行きたいなんて
    一言も
    言ってないのに…。


    「…そっか…―。
     うん、じゃあしょうがないよな。
     実は桜子と大和も
     友達と行くみたいでさ。
     …―俺、琉希と二人で行くわ。」


    えっ――…


    「しゅう……、」


    「うっしゃーっ
     帰るぞーっ♪」
  • 13 蒼羽 id:89jqzYb/

    2012-07-14(土) 11:05:41 [削除依頼]
    待ち合わせ時間―…


    みんなかわいい浴衣を着て、
    集合した。


    「じゃあ、れっつごー!」


    凛ちゃんの掛け声で
    私の夏祭りが始まった――…、


    けど、心に残るのは
    柊くんの顔。


    あ〜〜〜…
    何やってんだろ、私…。


    そう思って
    顔を上げた時だった。


    「あれっ?天阪じゃん!
     …―柊也は?」


    柊くんと仲のいい、
    小森壱岐itukiくんが駆け寄ってきた。


    「…いないよ?」


    「えっ?!そうなの!?
     あいつ、紗枝と祭り行くんだーって
     俺達の誘い、
     断ったんだぜ?」


    ―…えっ、うそ…。


    わざわざ、断ったの?


    「まっいいや!
     じゃあ、明日ね、天阪!」


    「…うん。」


    私…最低だ…。


    柊くんと行きたいくせに、
    周りの目なんか気にして…。


    素直になれなかった自分が一番
    ―…恥ずかしい。
  • 14 ソラ id:ii/4eAT1

    2012-07-14(土) 19:00:08 [削除依頼]
    柊君カッコええーっ><

    紗江ちゃん、頑張れっ!!
    今からでもまだ間に合うよっ!!!
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