―瞬.22コメント

1 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

2012-07-10(火) 19:03:48 [削除依頼]

長い時間をかけて、積み上げた君との関係が、
一瞬にして砕けるように消えていく。

どんなに泣き叫んでも、君は戻ってこない。

手の平から零れ落ちた、君の欠片。
溶けて、溶けて、無くなっていく。

君は、


君と僕は、


ずっと


一生


一緒にいれると信じてた。


*H24*7*10*
  • 3 スカイチェリ〜☆ id:jPLRJwi1

    2012-07-10(火) 19:13:22 [削除依頼]
    がんばってください!!
  • 4 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 19:14:19 [削除依頼]
    ↑訂正。

    彼氏の恭一とも別れた/×
    ↓         ↓
    彼氏の藤原恭一*/Huziwara Kyouitiとも別れた/○
  • 5 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 19:15:12 [削除依頼]
    スカイチェリ〜☆.さん

    初めましてっ(`・ω・´)ノシ
    頑張りますっっ!!
  • 6 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 19:57:55 [削除依頼]

    恭一の瞳には、もう私は写っていない。
    私の事なんか、気にしてないかもしれない。

    分かってる。

    分かってるけど、あの時の恭一の顔が、
    頭から離れないんだ。

    ―… 
     …―

    「恭一、私と別れて」

    一週間前、同じ病室で言った一言。
    恭一は、驚いたように、目を見開いた。

    正直、怖かった。

    何か、言われるんじゃないか。
    殴られたり、叩かれたり、されるんじゃないか。

    そんなことを思うと、震えが止まらなかった。
    ―…昔のことを思いだすと。

    でも、恭一を巻き込みたくなかった。
    なるべく迷惑はかけたくなかった。


    でも、これも恭一のため。
    しょうがないんだ。
  • 7 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 20:04:30 [削除依頼]

    「そっか」

    少し小さな恭一の声に、少し驚き、
    私は恭一の顔を見た。

    悲しそうな、恭一の顔。
    胸が痛くて、泣きそうだった。


    罪悪感が、込み上げてきた。

    小刻み震える私の手を、
    恭一は握りしめた。


    「別れても、俺は千優の味方だよ。変な気は使うなよ。ごめんなんて言うな。千優は、千優のままでいろ。な?」

    涙が、出てきた。
    どんどん流れてきて、止まらなかった。

    …ああ、こんなに簡単に終わってしまうんだ。

    そう思った。
  • 8 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 20:33:14 [削除依頼]
    ―…
     …―

    「じゃ、私帰るね」

    鞄を持ち、立ち上がろうとした詩の服を
    私は握りしめた。

    「…どうしたの?」


    詩は、クスッと笑う。
    今になって、自分のやってることに気付いた。

    子供みたい。

    「あ、いや。来週、退院できるから。そのことを…」

    もじもじしながら私が言うと、
    詩は微笑んで、わかった、と言った。


    ガラッ


    スライド式のドアが閉まると、
    個室の部屋には私だけになった。

    ふいに、携帯をみると、
    電話帳のHのところに、藤原恭一の文字。


    「……まだ、消してなかったなぁ」

    消去ボタンを、押した。

    『本当に、消しますか? YES NO』

    YESを、押そうとしたとき、指が止まった。
    …これを押せば、恭一と私は、ただの友達になる。

    いままでの事も、思い出も、すべて消える。


    いつまでたっても、けじめが付かなくて。
    消そうと思っても、消せない。
  • 9 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 20:41:54 [削除依頼]

    「はぁーっ。やっと退院だねぇ」

    ベッドくらいしか残っていない個室で、
    詩が嬉しそうに笑う。

    「退院おめでとう」

    その声は、詩の声では、なかった。

    低く、落ち着いた声。
    確かに、恭一の声。


    「あ、りがと」

    途中で言葉がつっかえた。
    少し、照れくさくて、恥ずかしくて。

    …少し、切なくて。
  • 10 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 20:48:29 [削除依頼]

    約三週間ぶりに、校門をくぐる。
    松葉杖だから、ゆっくり。

    海明中学校と刻まれた立派な校門には、
    登校中の生徒がまばらに模様を作っている。


    三年六組の下駄箱の10番と書かれた私の下駄箱に、
    自分の靴を入れる。

    2番の詩の靴も、綺麗に揃えられている。


    「詩は来るのはやいなぁ」


    昔から、詩は来るのが早かった。
  • 11 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 22:10:07 [削除依頼]

    「みんな、久しぶり!」

    私が教室のドアを開けると、
    皆の視線が一斉に私に集まった。

    詩が、一番に走ってきた。


    「千優っ! また一緒に勉強できるね!」

    嬉しそうな詩の笑顔に、自然と微笑みが零れた。
    次に来たのは、夏輝と歩だった。

    篠田夏輝*/Sinoda Natuki。
    私のクラスの女子で、一番男っぽい。

    美好歩*/Miyosi Ayumu。
    詩の彼氏で、私達の幼馴染。

    二人とも、大切な友達だ。
    よくお見舞いに来てくれたし。


    「久しぶりだな、小倉」

    少しニヤリとしつつ、歩が笑う。
    その横で、夏輝が色々と聞きたそうな顔で私を見つめる。

    「千優」

    夏輝が、私の顔を見ながら言う。
    すごく緊張しているようだった。


    「…実は…」


    ―…
     …―


    「えぇっ!!」

    私の大声が、人通りの少ない廊下に響く。
    夏輝は、シーッ、っと口元で人差し指を立てる。


    「私が、体育祭実行委員っ!?」

    私が驚いて聞くと、詩・夏輝・歩の三人が、
    同時に頷いた。


    「それで――…」
  • 12 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 22:10:07 [削除依頼]

    「みんな、久しぶり!」

    私が教室のドアを開けると、
    皆の視線が一斉に私に集まった。

    詩が、一番に走ってきた。


    「千優っ! また一緒に勉強できるね!」

    嬉しそうな詩の笑顔に、自然と微笑みが零れた。
    次に来たのは、夏輝と歩だった。

    篠田夏輝*/Sinoda Natuki。
    私のクラスの女子で、一番男っぽい。

    美好歩*/Miyosi Ayumu。
    詩の彼氏で、私達の幼馴染。

    二人とも、大切な友達だ。
    よくお見舞いに来てくれたし。


    「久しぶりだな、小倉」

    少しニヤリとしつつ、歩が笑う。
    その横で、夏輝が色々と聞きたそうな顔で私を見つめる。

    「千優」

    夏輝が、私の顔を見ながら言う。
    すごく緊張しているようだった。


    「…実は…」


    ―…
     …―


    「えぇっ!!」

    私の大声が、人通りの少ない廊下に響く。
    夏輝は、シーッ、っと口元で人差し指を立てる。


    「私が、体育祭実行委員っ!?」

    私が驚いて聞くと、詩・夏輝・歩の三人が、
    同時に頷いた。


    「それで――…」
  • 13 Mr.小野D*. id:z9NpLyD1

    2012-07-10(火) 22:11:35 [削除依頼]
    二回押してしまいました。 すみません。 >11は無視してください。
  • 14 Mr.小野D*. id:9zaNseL1

    2012-07-11(水) 18:03:15 [削除依頼]

    最悪だ。
    まあ、色々と。

    宿題が多い。
    眠い、歩きづらい。


    それは数え切れないほどあるけど、
    一番嫌なのは…。


    …―体育祭実行委員に、宮野武人*/Miyano Taketo、がいる事。
    一応恭一もいるけど、宮野は嫌。


    「はぁーっ。最悪」

    溜息をつくと、詩が言った。

    「宮野くんのこと?」

    「うん…」

    詩は、そっかぁ…、と少し俯くと、
    私に言った。


    「でもさ、宮野くんって、案外良い人だよ」
  • 15 Mr.小野D*. id:9zaNseL1

    2012-07-11(水) 18:29:45 [削除依頼]
    ここまでが、序章です。


    次回からは、第一章【運命の路線】が始まります。
    恋愛かシリアスか、よく分かりませんが、
    これからもどうか応援よろしくお願いします<(_ _)>
  • 16 灰紅×ゼク〓 id:9zaNseL1

    2012-07-11(水) 21:11:34 [削除依頼]
    面白いです!!
    がんばってください♪♪
  • 17 Mr.小野D*. id:PI0S8aO1

    2012-07-12(木) 15:45:17 [削除依頼]
    灰紅×ゼク〓.さん

    面白いですかっ!?
    ありがとうございます♪♪
  • 18 Mr.小野D*. id:0XmNOQL.

    2012-07-13(金) 17:07:17 [削除依頼]
    第一章*運命の路線/Unmei no rosen

    結局、チャイムの音で会話は終わった。

    詩の言ったことを深追いするわけでもなく、
    私は席に座った。


    ―…
     …―


    「これから、体育祭実行委員会を始めます」

    六月のジメジメとした空気の中、
    二階会議室で実行委員会は始まった。

    「では、自己紹介から行きましょうか」

    二組の生徒が言った。

    三年一組から順に、自己紹介を進めて行った。
    二組、三組、四組…。


    五組の自己紹介になった時、女子たちは少し騒いだ。

    「…三年五組、宮野武人です」

    宮野くんの自己紹介が終わると、
    残りの二人の生徒も自己紹介をした。

    ―あれって、宮野先輩だよね。
    ―だよね、かっこいー♪

    二年生の女子が、小声で話している。
    雨音が少し強くなり、静かな会議室にも響く。

    「…三年六組、小倉千優です」

    「藤原恭一です」

    「佐藤梨絵です」

    自己紹介が終わり、
    本格的な準備の事について話しあうことになった。

    三年はしおり・大道具作り、
    二年は鉢巻き作り、
    一年は校庭の手入れ。

    早速三年は、しおり作りと大道具作りに分かれた。
  • 19 Mr.小野D*. id:0XmNOQL.

    2012-07-13(金) 17:08:31 [削除依頼]
    作者から* ちなみに、>1のプロローグは、 千優の過去です。
  • 20 Mr.小野D*. id:0XmNOQL.

    2012-07-13(金) 17:15:41 [削除依頼]

    一・二組は、しおり作り、
    三組から六組は大道具作り。

    「千優ちゃん。これって…」

    「うん、そう。それで…」

    同じ体育祭実行委員の梨絵ちゃんと、
    大道具の下書きをした。

    「小倉さーん。ちょっといい?」

    「あ、はい」

    先生に呼ばれ、私は会議室から出た。

    ―…
     …―

    「小倉さん、足、大丈夫?」

    包帯の巻かれた私の右足を見ながら先生は言った。

    「はい。大丈夫です」

    「そう。じゃあ、三週間後の体育祭、頑張ってね!」

    私の肩を数回叩くと、先生は階段を降りて行った。
  • 21 Mr.小野D*. id:0XmNOQL.

    2012-07-13(金) 17:32:20 [削除依頼]

    「はぁーっ。今日はこれでおしまい。じゃ、帰ろっか」

    梨絵ちゃんが、立ち上がった。
    私も、鞄を持ち会議室を出た。

    ―…
     …―

    「あっ! 携帯忘れたぁー」

    私は、鞄の中を覗き込んだ。
    中学生になってからずっと使っている
    白い携帯が見当たらなかった。

    「ごめん、梨絵ちゃん。先行ってて」

    「わかった。気を付けてね」

    梨絵ちゃんと別れ、私は教室へ向かった。


    ―…
     …―


    「あった。よかったぁー」

    教室から出て、廊下に出ると、
    五組の教室の電気が点いているのに気付いた。

    「消し忘れかな」
  • 22 まろ id:8kX0ZSU.

    2013-02-19(火) 18:11:29 [削除依頼]
    元Mr.小野Dです。

    存在を忘れてたんで、
    また来週くらいから書きます
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