前世の記憶16コメント

1 あひる id:zltIgCP1

2012-06-27(水) 17:09:03 [削除依頼]
初めまして♪
ここ(キャスフィ)で小説書くのは初です…☆
文才なしですが、見てくれると嬉しいです(´・ω・`)


恋愛系です!
途中、戦い系も。

どうか見て下さいッッ!!
  • 2 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 17:16:13 [削除依頼]
    プロローグ


    恋。

    それは甘く、暖かいもの。


    恋。

    それは切なく、苦しいもの。


    恋。

    それは


    残酷で、痛いもの。
  • 3 深咲 id:MJaY8tE/

    2012-06-27(水) 17:21:47 [削除依頼]
    気になりますッ

    頑張ってくーださい♪

     「天と海と 〜天海様の過去〜」
       よかったら見てみて下さい*.
  • 4 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 17:34:06 [削除依頼]

    黒い空、冷たい瞳。
    あの日、戦いが起きた。


    「ねぇ、杏(あん)。
    自分の前世って知りたくない?」
    メイク道具を取り出して。
    頬に軽くチークを塗り始める。
    「…前世?」
    幼馴染みのみなみが、こんな変なことを言うのはもう慣れた。

    …前世。
    知りたいと言えば知りたい。
    確か前に聞いたことがあった。
    あたしの前世は…

    「あたし知ってるし」
    「え、杏知ってるんだ」
    驚き、手の止まるみなみ。
    メイクは一旦中断する。

    「教えてっ」
    子供のようにキラキラした目で。
    ジッとあたしを見つめる。
    思わず笑いそうになってしまった。

    「詳しくは分かんないけど
    武士だったみたいだよ。
    戦いでどこかに勝ったとか…」
    自分の前世が武士なんて。
    喜ぶ人はいるのだろうか。
    しかも戦いが起きたなんて。
    でも負けたよりはまし。

    気づくとみなみはメイクを再開していた。
    聞いたくせに、興味が無さそうな顔で。
    「武士って…ありえない」
    フッと鼻で笑われる。
    …ありえない。
    その言葉を聞き、少しムカついてしまった。
  • 5 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 17:42:14 [削除依頼]
    >>3 ありがとうございます♪ 初読者…嬉しい(涙) 今度行きますね^^ 「みなみ…酷い」 「だって前世が武士とか…」 だんだんと笑い声は大きくなっていって。 あたしの怒りも込み上げてくる。 好きで前世は武士じゃないのに!! しばらくして鈍い音が響く。 壁を蹴ったような。 「好きで前世は武士じゃないんだけど」 睨むようにみなみを見つめる。 みなみの顔は真っ青だった。 クラスの皆は呆然とこちらを見ていた。 前世が武士だからか あたしは周りの人達より強い。 さっき蹴った壁も微妙にへこんでいる。 武士じゃなかったら。 もっと可愛い子だったのかもしれない。 前世を自分で決められないと言うのが…悔しい。 「へぇ、君の前世って武士なんだ」 聞こえてきたのは低い声。 きっと男の人。 振り向く先には予想通り、背の高い男が立っていた。
  • 6 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 18:02:43 [削除依頼]
    まったく見づ知らずの男。
    ていうか前世って。
    …盗み聞き?

    「あの、誰ですか?」
    「2年生です」
    ニッコリ笑い答えるのは
    …先輩だった。

    先輩に敬語を使わないなんて。
    なんてあたしはバカなんだろうか。
    撤回したい…。

    「で、その話詳しく教えてほしい」
    …なんか怪しい。
    聞いてどうする気?と言いたいところだけど
    それは心の中にしまいこむ。

    「どうしてですか?」

    あたしが聞くと


    彼の瞳が一瞬


    …真っ暗になった気がした。
  • 7 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 18:06:08 [削除依頼]
    真っ暗になったと思われた瞳はすぐに

    茶色い瞳に…直る。

    「みなみゴメン、行ってくる」
    小声で言うと、あたしは教室を出た。

    茶髪に近い髪の毛に
    白い肌。
    整った顔立ち、美声。
    誰もが美男と認めるほどで。

    そんな人と話していいのかと、少し緊張した。
  • 8 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 18:34:43 [削除依頼]

    詳しく教えて、って言われても…
    あたしよく分かんないのに。
    …どうしよ。

    気がつくと屋上にいた。
    いつの間にここに来たのかよく覚えてない。
    そんなことより…

    「名前、は?」
    「佐々木 杏(ささき あん)…です」
    「杏ちゃん、ね」
    杏ちゃん…。
    なんか変な感じ。
    でも悪くはないかも。

    「じゃあ、本題に入るね」
    そういう先輩の顔は
    笑って…いるのに

    なぜか

    目は…笑っていない気がした
  • 9 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 18:46:36 [削除依頼]
    恋愛から離れていってるぅ…ww


    「前世って武士なの?」
    「あ…はい、多分」
    先輩は淡々と話していく。
    あたしはうつむき、小さい声で喋る事しかできない。

    …緊張する。

    「…ねえ、杏」
    「はい?」
    え?…今…なんて…

    「っ!!」
    熱を持つ頬。
    いきなりの呼び捨てにびっくりしただけ。
    なのに心臓はバクバク。
    違う。こういうの慣れないだけだよ。
    先輩じゃなくても…ドキッとしたよ。

    「顔赤いよ」
    ふ、と笑う先輩を見て
    もっと…赤くなる。
    「っ…教室…戻ります!!」

    猛スピードで屋上を出た。
    なんだこれ。
    なんだこれ…!

    教室に行く前にトイレに寄る。
    鏡で自分の顔を見つめると分かったことがひとつ。

    「熱…っ」
    耳まで真っ赤になった間抜けな顔。
    先輩にもこの顔を見られたのだろうか。

    …だとしたら


    最悪だ…っ!
  • 10 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 18:52:44 [削除依頼]
    一気にテンションは下がる。
    最悪…。
    亡霊のようにボーッとした顔で
    教室に戻った。

    「うわっ、亡霊?」
    「酷い」
    あたしを見て笑うのはみなみ。
    塗っていたグロスも少しずれた。
    きっと笑ったせい。

    「あ、ずれた。
    杏のせいだよ?」
    みなみは手鏡を見つめ、不機嫌そうな顔をする。
    なんであたしのせいにされるのか、不思議だった。
    と、いうより…酷いと思った。

    ふと浮かぶのは先輩の顔。
    …あぁ、忘れられない。
    笑っていた顔を思いだし、再び赤面。

    「…杏、キモい。にやけてる。」

    「なっ……!酷いっ!!」
  • 11 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 19:05:19 [削除依頼]
    さすが…毒舌女。
    平気で毒を吐く、まさに蛇。
    「恋でもした?」
    「え?別に…」

    その時浮かんだのは
    …先輩。

    「違…違うよ!?」
    「はぁ?」
    眉を八の字にしてあたしを見る。

    なんで浮かんだんだろう…。
    …変なの。

    「杏、おかしいよ?」
    「は?」
    「顔赤いし」
    「赤く…ないよ」
    エスパーでしょうか、この人は?
    なんで分かるの?

    「……気にしないでいいから」

    「あっそ?」

    もう何も聞いてこない。
    それはそれで…ガッカリ。
    まぁ、そういう奴だしね。

    「安心して?
    杏が恋したって誰にも言わないから」
    ニヤリと笑うみなみ。

    ………は?

    「え、み、みなみ?」

    名前を呼ぶとみなみは

    ペロリと舌を出し、ガッツポーズをした。

    えええっ!?
  • 12 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 19:19:54 [削除依頼]
    「ち、違うよ!違うから!」
    「うんうん、内緒にしとくから」
    話を聞けよ!!!

    みなみはチラチラとあたしを見て
    ニヤリ、笑う。
    憎たらしい顔で。
    「ねぇ、殴っていいかな…」
    ニッコリ笑った。
    みなみも笑ってる。
    ただし顔は真っ青だった。

    「あはっ…許して?
    だってそりゃあ恋したと思うでしょ?
    そんなに顔赤いんだし…」

    力強く机を叩いたせいか
    大きな音がなり、みなみの額からは汗が出る。

    「恋じゃないですから」
    「そ…ですねぇ」
    まったく、もう。
    深いため息をつく。
    …恋…か。

    ……ありえない。

    とか言ってるのに

    あの人の顔が浮かぶ理由は…


    …なんだろう?
  • 13 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 19:28:58 [削除依頼]



    「…頭冷やしてくる!!」
    走る。
    ただただ…走った。

    なんなんだ。
    この乙女って感じの気持ちは。
    …意味不明っ…!

    外に出る。
    ただ無意味に走り
    たどり着いた場所は桜の木。

    …綺麗。

    昔から

    こんな綺麗だったらいいのに。

    争いがなかったらよかったのに。

    争いがあったばかりに、ほら。


    …恋は残酷になるんだ。
  • 14 jiri☆M id:68bKxsU.

    2012-06-27(水) 19:46:50 [削除依頼]
    あひるーーースゴイねー!!

    続きが とっても気になったよーー
  • 15 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 20:54:08 [削除依頼]
    ありがとうっ……(涙)
    すごくないょw
  • 16 あひる id:zltIgCP1

    2012-06-27(水) 21:27:33 [削除依頼]
    「…杏」
    聞いたことのある低い声。
    顔を見なくてもわかる。
    …先輩?

    振り向くといたのは、やっぱり先輩。
    もう覚えてしまった。
    声の高さに質。
    全部全部。見逃すわけない。

    「先輩…どうして…」
    「…頭冷やしに」
    先輩の目はどことなく寂しそうだった。
    でもすぐに普通に戻る。

    「名前、教えてなかったよね」
    「あ…。…教えて下さい」
    先輩の言葉を待つ。
    これでまた、増える。
    先輩のことがまたひとつ、増える。
    会って半日もたってない。

    でも

    …わかってきた。


    「佐藤 光(さとう ひかり)。」

    あたしを見つめて。

    先輩はそういった。


    …なんだろう。

    この、あふれでてくる気持ち。


    …なんだろう。

    この…暖かい気持ちは。
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