*卒業式から。5コメント

1 *蜜柑* id:nJxp5xw/

2012-06-20(水) 17:39:40 [削除依頼]

卒業式から、私達の恋は始まった。

第二ボタンに君への気持ちを込める。
あの日、君に貰った第二ボタン。

いまでも持ってるよ。

「まだ持ってるんだ。捨てて良いのに」なんて君は言うけど、捨てられないよ。
ううん、捨てたくない。
    
                
                    /*卒業式から。
  • 2 *蜜柑* id:nJxp5xw/

    2012-06-20(水) 17:52:49 [削除依頼]

    「もう卒業だね」

    騒がしい体育館の片隅で、夏妃(ナツキ)が言った。

    私はコクンと頷いた。
    涙が止まらない。
    この中学で過ごした日々。

    卒業なんて、嘘みたいで…。

    「泣かないでよぉ、奏(カナ)ぁ〜」

    優依(ユイ)が私に抱き着く。
    皆がそれぞれ写真を撮り合っている。

    中には第二ボタンをせがむ女子。

    「奏は、あいつから第二ボタン貰わないの?」

    「貰いたいけど…無理だよ」

    私と夏妃は“あいつ”の方を見た。
    いろいろな女子にボタンを取られる一人の男子。

    「もうないじゃん。第二ボタン」

    あいつのブレザーの第二ボタンの方を眺める。
    もう糸ぐらいしか残っていない。

    「最悪…。せっかくの卒業式なのになぁ」

    涙を拭きながら呟いた。


    そんな時。

    「藤代。…藤代奏」

    背後から、落ち着いた低音の声。
    振り向くと、その先にいたのは―…。
  • 3 はるか♪ id:KcPzjSp.

    2012-06-20(水) 19:15:42 [削除依頼]
    面白いです!

    書いてください!!
  • 4 *蜜柑* id:nJxp5xw/

    2012-06-20(水) 20:51:55 [削除依頼]
    はるか♪さん*

    ありがとうございます♪♪♪
    明日更新しますね\(^o^)/
  • 5 *蜜柑* id:evqSgwY/

    2012-06-21(木) 16:08:04 [削除依頼]

    「夏目くん」

    その先に居たのは、夏目優太(ナツメユウタ)くん。
    長めの前髪を珍しくピンで留め、目を出している。

    「おー夏目じゃん。珍しーな、夏目が目出してるなんて」

    夏妃が言う。

    そんな夏妃には目もくれず、夏目くんは私に言った。

    「藤代と広橋(ヒロハシ)はクラス全員で写真撮るから、来い」

    「はぁーい」

    優依は夏目くんの後について行った。

    「早く行けば?奏」

    夏妃に背中を押され優依の後ろをついて行った。

    周りから見れば、鴨の親子が歩いてるみたいだけど。
    クラスの皆がいるところまでつくと、先生が言った。

    「よーし、じゃあ整列しろー」

    その一言で皆が綺麗に並ぶ。

    「はい、チーズ!!」

    写真を撮り終えると、一斉に散らばるクラスメート。

    本当に、最後なんだなぁ。
    改めて、そう思った。
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