いじめ〜下克上〜18コメント

1 華乃華 id:US0fHjf.

2012-06-19(火) 12:50:35 [削除依頼]
**あらすじ**
私が転校してきたクラスには、権力者がいた。

自らの欲求不満を理由に、いじめてを繰り返した悪魔。

私はそれを絶対に許さない。でも逆らう力はない…

ある考えが浮かんだあの時まで、私はそう思っていた。

**登場人物紹介
・坂下 愛由美 Ayumi Sakashita
 強く優しく賢い美少女転校生。
 身長165cmに加え、腰程まである長い黒髪の持ち主。
 梨佳に忠誠を示す。実は大組織を率いている。

・永沢 英愛 Eia Nagasawa
 梨住にストレス発散の為の道具として扱われている。
 童顔で垂れ目、背が低いがモテる。愛由美とは友達。
 子供と間違われ易いのが悩み。

・上野 江梨香 Erika Ueno
 運動神経がよく、さっぱりしている梨佳の「手下」。
 ショートカットで中性的な顔立ち。
 愛由美が何か企んでいるのではと思い始める。

・夏川 千尋 Tihiro Natsukawa
 頭がよく、おっとりとした梨佳の「手下」。
 どっちかといえば可愛く、ロングヘアー。
 何故か愛由美の存在が怖い。

・冴木 梨佳 Rika Saeki
自分が学校で一番可愛いと思っている自己中。
 茶髪のショートカットで知的な美人顔。
 大会社社長の令嬢の為、誰も何も言えない。

・白川 美優 Miyuu Shirakawa
 器量よしの姉御肌。その為友達がたくさんいる。
 背中程の長い黒髪をポニーテールにしている。
 愛由美の協力者。梨佳には相手にされていない。

**作者紹介**
初めまして、華乃華(かのか)です!
今日が初投稿な癖にこんな小説を出した理由は、
皆様の素晴らしい作品を見て、感化されたからです!
こんな駄作ですが、見て頂けたら幸いです☆
では、start!
  • 2 華乃華 id:US0fHjf.

    2012-06-19(火) 13:04:11 [削除依頼]
    1.愛由美初登校〜目の当たりにした現実〜
    銀色の乗用車。それに乗っているのが私、坂下愛由美。

    「あ、ここでいい。歩いて行くから。」

    私は車を目的地から10km離れた所に止めさせた。

    「じゃ、行ってくる。終わったら電話するから。」

    「行ってらっしゃいませ、ボス。」

    あ、ボスっていうのは私の事。理由は私がある大組織を率いているから。

    その大組織は元々は父がボスを務めてて、母がその補佐をしていた。

    でも、二人とも交通事故で死んだ。5歳になる私を残して。

    だから、その忘れ形見である私(当時11歳)が後継ぎとなった。

    …っと、昔話をしてる場合じゃなかった。速く職員室に行かなきゃ!
  • 3 華乃華 id:US0fHjf.

    2012-06-19(火) 13:15:20 [削除依頼]
    門が閉まるのが8:30、現在時刻は8:10。まだ時間はある。

    でも、余裕を持って登校したい。その思いでただただ走った。

    学校のグラウンドまで差し掛かるとだんだんスピードを遅くした。

    深く深呼吸をし、そのまま歩いて校門を潜る。

    えーっと、職員室は…中央校舎だ。急ぐ事はないかな。

    校舎は、中央校舎を囲む様に東・西・南・北の各校舎に分かれている。

    そして、私は知っている。この学校の裏側を…
  • 4 華乃華 id:TofpzHn0

    2012-06-21(木) 16:38:36 [削除依頼]
    「は、始めまして。有川と申します。こちらです。」

    暫くして出てきた有川という男の先生が先を行き、それについて行く私。

    その先生は少し小太り気味で眼鏡をかけてる。スーパーにいそう…

    因みに、先生達全員は私の正体を知ってる。

    だから、私が命令すれば簡単に私の計画に協力してくれる。

    まずは手始め小手調べと行こうかな?
  • 5 華乃華 id:TofpzHn0

    2012-06-21(木) 16:43:00 [削除依頼]
    キーンコーンカーンコーン…  あ、予鈴。もうHRが始まるんだ。

    「おーい、席つけー。HR始めるぞー。」

    有川先生の声がし、それまで騒がしかった教室が静まり返る。

    「今日は、転校生が来ている。」

    でも、先生のこの一声でまた騒がしくなった。特に、男子の声が目立つ。

    まあ、男なんか家帰れば騒がしいのがいっぱいいるしいいけどさ。

    さーて、どんなクラスなのか見せてもらおうか?
  • 6 愛瑠 id:TofpzHn0

    2012-06-21(木) 16:56:08 [削除依頼]
    ガラッとドアが開き、私は遂に教室に足を踏み入れた。それと同時に―

    『ワーーーーーー!』

    という、耳を塞ぎたくなる程の大歓声。でも、我慢して悠々と進む。

    「…今日から皆さんと共に勉強させて頂きます、坂下愛由美です。
     好きな食べ物は、チョコレートとか、お野菜とかです。
     趣味は、休日にやるアフタヌーンティーや音楽鑑賞です。
     仲良くして頂けたら嬉しいです、宜しくお願い致します。」

    良かった…噛まずに言えた…その達成感はとても大きな物だった。

    と、そこに聞こえた高い声。

    「せんせー、その子あたしの隣にしてよ。」

    茶髪のショートカットの美人女子…冴木梨佳だ。
  • 7 華乃華 id:TofpzHn0

    2012-06-21(木) 17:11:54 [削除依頼]
    冴木梨佳。冴木物産社長・冴木正文の一人娘。

    そのせいで、相当甘やかされて育ってきた。

    そして、その地位でクラスの女王として君臨している。

    先生でさえも逆らえないらしいあの人は、いじめをしている張本人。

    理由はただ一つ。「憂さ晴らし」の為だけ。

    その為にターゲットもコロコロ変えている。

    そう、冒頭で言っていた「悪魔」とは、冴木梨佳の事。

    それを討伐する為に、私はここへ来たのかもしれない。

    もっとも、偶然だけどさ。

    -------------------------------------------------------------------
    すみません、上の「愛瑠」は私です!
    別の所で使っていた名前で…本当にすみませんでした!
  • 8 華乃華 id:oxBZ6dN1

    2012-06-23(土) 07:29:30 [削除依頼]
    私は冴木梨佳の隣の席へ。後ろには、健康そうな子とおっとりめの子が。

    「あ、この髪短いのが上野江梨香。
     んで、このおっとりしてんのが夏川千尋。
     そんであたしが冴木梨佳。全員名前でいいよ♪」

    「うん、じゃあ、宜しくね☆」

    紹介とかされなくても分かってる。当たり前じゃん。

    全部調べ尽くしたに決まってるっつーの。

    上野江梨香はスポーツ万能で背が高くて無駄にスタイルがいい。

    でも、男子にとっては友情というのが芽生えるから、モテてない。

    夏川千尋は成績優秀・容姿端麗。そんなだから男子にモテる。

    でも、全員「興味がないから」お断りしたらしい。

    この二人は梨佳の手下。でも、二人ともある秘密があるらしい。
  • 9 華乃華 id:oxBZ6dN1

    2012-06-23(土) 07:34:51 [削除依頼]
    とにかく、あたし達はメアドを交換して授業をした。

    一分一分が過ぎる度に、皆の表情は強張っていく。

    それを観察する私と、楽しそうな表情の梨佳を除いては。

    キーンコーンカーンコーン あ、終わった。

    挨拶を済ませると、梨佳は私を誘ってトイレにいった。

    江梨香と千尋、それから極端に背が低い女子を連れて。
  • 10 華乃華 id:oxBZ6dN1

    2012-06-23(土) 07:46:36 [削除依頼]
    この背が低い女子が今のいじめのターゲット・永沢英愛。

    背が低いくせに可愛いからモテる。その事が梨佳の怒りに触れたみたい。

    着いて中に入ると、早速梨佳が英愛を蹴り飛ばして転ばせた。

    そして、三人が蹴りに行くのと同時に私も入る。

    「痛っ…止めてよぉ!」

    「え、何?聞こえな〜い♪」

    「こいつさ、日本語通じないんじゃない?」

    英愛・梨佳・江梨香がそう話しているのを、私は黙って聞いていた。

    「次はー、梨佳が雑巾であんたの汚い顔拭いたげるー^^」

    梨佳は、雑巾を水で濡らすと、絞らずに英愛にかけた。

    それに続き、江梨香は英愛の顔を拭き、千尋は食べさせた。

    だったら、私は…これじゃん?

    私はすぐにその場を離れ、とびきり汚れてる雑巾とバケツを取りに行く。

    バケツに水を入れ、雑巾を濡らすと、汚れてる所を拭く。

    それをバケツでゆすぎ、透き通っていた水は、あっという間に濁った。

    その水で雑巾を濡らすと、雑巾を投げて水をかけて空になったバケツを投げつけた。

    「イェーイ!」

    「あんた、やるじゃん。」

    「…うっ、うっ…」

    泣いてる英愛を残し、私達は教室に戻った。
  • 11 華乃華 id:oxBZ6dN1

    2012-06-23(土) 07:53:19 [削除依頼]
    じゃあ、そろそろ私の演技力の見せ所だわ。

    「あ、いけない。バケツと雑巾忘れた。
     あれ他のクラスから無断で借りてきたやつなの。」

    「いいじゃんそんなの。梨佳の権力で何とかなるって。」

    江梨香がそう答える。でも、私はここで引き下がる訳にはいかない。

    「駄目だよ、ちゃんと返さなきゃ。」

    「あんた…いい子ね。分かったわ、先生にはあたしから言っとくから。」

    「でも、なる早でね。」

    「OK。」

    よし。離れる事が出来た。 この時、私の中で決意が芽生えていた。

    絶対に、梨佳の権威を崩してやる!
  • 12 深咲 id:OHlHfsE/

    2012-06-23(土) 08:03:07 [削除依頼]
    うわ〜!
    面白いです!!
    頑張って下さい!!

     「*初恋はいちごみるく*」というのを書いています。
     よかったら読んでみて下さい。
     感想をもらえたら幸いです。
  • 13 華乃華 id:oWV4XIA1

    2012-06-26(火) 05:47:53 [削除依頼]
    >12
    いえそんなこんな屑以下小説を面白いなんて…でも有難うございます!
    頑張ります!


    明日からテストなんで難しいかも…でも、親の目を掻い潜って来ます!
  • 14 華乃華 id:oWV4XIA1

    2012-06-26(火) 05:56:28 [削除依頼]
    〜英愛目線〜
    「痛っ…止めてよぉ!」

    「え、何?聞こえな〜い♪」

    「こいつさ、日本語通じないんじゃない?」

    何で…私がこんな事されるの?私が何かした?

    皆、私の味方じゃない。だって、冴木さんには誰にも逆らえないから。

    そう、先生達だって…誰も…そう思っていた、あの時までは。

    転校生が来たから。あの人が、身代りになってくれるかも。

    でも、その考えは甘かった。その転校生まで私をいじめだしたから。

    もうやだ…信じても裏切られるの?届かない願いだけど…でも…

    私を助けてよぉ!
  • 15 華乃華 id:oWV4XIA1

    2012-06-26(火) 06:04:48 [削除依頼]
    〜江梨香目線〜
    痛っ…止めてよぉ!」

    「え、何?聞こえな〜い♪」

    「こいつさ、日本語通じないんじゃない?」

    ごめん…永沢さん…本当にごめん…何の罪もないのに…

    梨住は酷すぎる。こんなに可愛い子にまで手を挙げて。

    罪悪感なんか一つも持っていない。ただ、自分の欲望の思うがまま。

    そういう女なんだよ、あいつは…

    でも、梨佳よりもっと怖い女が現れた。それは、転校生の坂下愛由美。

    あの子は笑顔で振舞うし、いじめにも参加してる。

    そんなだから、梨佳の中では転校初日にして私達と同格になったかも。

    でも、目の光は輝いてはいなかった。梨佳は気づいていないだろうけど。

    根拠はないけど、でも、何故かそう思ってしまった。

    そして、望みを託せる人ではないのか…と。
  • 16 華乃華 id:oWV4XIA1

    2012-06-26(火) 06:12:01 [削除依頼]
    〜千尋目線〜
    「痛っ…止めてよぉ!」

    「え、何?聞こえな〜い♪」

    「こいつさ、日本語通じないんじゃない?」

    もうやだ…何で私がこんな事を?何で梨佳はこんな酷い事を?

    最悪な事に、止めてくれる人は誰もいない。梨佳に脅えているから。

    もっとも私も、そんな人の一人。どうすればいいのか、分からない…

    でもある日、そんな思いは吹っ切れた。坂下さんが転校してきた時だ。

    彼女は空気を読んでいるのか、明るく振る舞い、いじめにも参加する。

    でも、嫌な予感がするのはどうして?

    あの子が、梨佳より強い権力を持っていると思えるのはどうしてなの?

    また、分からなくなってきた…
  • 17 華乃華 id:oWV4XIA1

    2012-06-26(火) 06:15:38 [削除依頼]
    〜梨佳目線〜
    「痛っ…止めてよぉ!」

    「え、何?聞こえな〜い♪」

    「こいつさ、日本語通じないんじゃない?」

    そんな事がよく言えたものだわ。完全にこのあたしを馬鹿にしてる。

    あんたが生意気だからに決まってんじゃない。

    このあたしよりモテるなんてさ。生意気の何物でもない。

    おまけにこいつ、すぐに泣くからいじめ甲斐があんだよね♪

    転校生も入って、その転校生がなかなかやる奴で、

    もうこの冴木軍団には怖い物は一つもないわ!
  • 18 華乃華 id:oWV4XIA1

    2012-06-26(火) 06:29:29 [削除依頼]
    〜愛由美目線〜
    私は梨佳に伝言を告げ、その足でトイレへと向かった。

    そう、梨佳に告げた目的ではなく、違う目的で。

    必死に願い、ドアを開ける。そこには、やっぱり永沢さんがいた。

    「ひっ…!」

    永沢さんは驚き、一歩退いた。無理もない。あんな事をしたのだから。

    芝居とはいえ、永沢さんの心に傷を負わせたのは、私もそうなんだから…

    その思いで、私は声をかけた。

    「大丈夫。私、実は貴方の味方なの。」

    「…え?」

    私はひざまずき、永沢さんと同じ目線になって再び話し出す。

    ゆっくり…ゆっくりと、永沢さんの目を見て。

    「本当に、さっきはごめんなさい。でも、本当は貴方の味方なの。
     辛い思いをしたんだね…でも、させたのは私も同罪だよ。
     だから…梨佳の権威を崩したら、後は何してもいいから…
     許してくれとは言わないけど、江梨香と千尋だけは許してあげて…」

    私は少しずつ、頭を下げていった。

    それは、私の目の前に床がある事が証明している。

    「…坂下さん、顔を上げて。坂下さんが敵じゃないならよかった。
     まだ信じられないけど、でも、信じれる様に頑張るから…」

    永沢さんは、私の顔を上げ、そっと微笑えんだ。

    こんな私にまで…有難う、永沢さん。
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