しつけとの境界線。つけてくれないと困ります22コメント

1 ☆*紅葉*☆ id:.qwUl/W/

2012-06-16(土) 23:01:49 [削除依頼]

「ごめんなさいっっ」

そういい続けてもう何年が過ぎたんだろう

これは

         しつけ??

それとも 

         虐待??


『しつけとの境界線。つけてくれないと困ります』

始まります☆

登場人物〜主要メンバー〜

神宮 沙春 KANMIYA SAHARU 14歳

神宮 夕菜 KANMIYA YUUNA 24歳

神宮 和樹 KANMIYA KAZUKI 44歳

香山 柚子 KAYAMA YUZU 14歳

咲亜 澄也 SAA SUMIYA 14歳


これくらいかな。

あとはジョジョに増やしていきたいと思ってます

細かい説明は一切ナシでやろうと思ってるから

小説読んでわかってください

もしわかんなかったらコメってください

よろしくお願いします☆

あと、基本的タメでお願いしますφ(.. )

see you again!(*^-')/~☆Bye-Bye♪

|´▽`)ノ☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆
  • 3 ☆*紅葉*☆ id:NiSSKCI/

    2012-06-17(日) 14:46:51 [削除依頼]

    「朝ですよ。起きなさい」

    執事がいる前ではお母様は機嫌がいい

    たぶん2.3人好きな人がいるんだろう

    それくらいお母様は男好きだ…

    お父様と結婚したのはただお金がほしかっただけ

    愛なんて無い

    ただお金が欲しかっただけ…

    朝はきまってお母様が起こしに来る

    私は別に執事に起こしてもらってかまわないんだけど

    お母様自らの希望で

    小学校3年生の時からそのままだ

    そして私への執拗な束縛も

    小学校3年生の時からそのまま…

    ずっとずっとそのまま…

    「おはようございます」

    朝の挨拶とともに食事の間に向った

    お母様との歩く廊下

    最初はあんなにはしゃいでたのに

    今ではすっかりさめきっている

    隣を見ると少し不機嫌な顔をしたお母様…

    黙ってたら本当に綺麗だ

    しかも若い

    私が14歳でお母様が24歳

    歳の差はなんと10歳。

    単純計算でいくとお母様が10歳の時に私を産んだことになる

    でもそれは間違い

    だって私はお父様の連れ子だから

    お父様は教育委員会の会長で財閥の御曹司

    生まれながらの大金持ちだ

    だから私にもきちんとした教育を受けさせた

    将来社会に出たときのために

    でもそれは逆効果だった

    私には自由が無かったから

           私にも自由をください…
  • 4 ゆきりんご id:nB49a361

    2012-06-17(日) 16:05:19 [削除依頼]
    面白いです!
    紅葉さんのもう1つの方の話もいっき読みしました!
    がんばってね!
  • 5 ☆*紅葉*☆ id:NiSSKCI/

    2012-06-17(日) 16:05:57 [削除依頼]

    「いただきます」

    長いテーブルの上に食べ物がいっぱい乗ってる

    今日もまたこんなに食べなきゃいけないんだ

    私の家では好き嫌いは許されない

    だされた物は全部食べなきゃダメ…

    だからどんなに食べたくなくても食べるまで席を立つことは許されない

    ピ…ピーマン…

    私のキライな食べ物の一つだ

    いつまでたっても食べれるようにならない

    小さい頃は前のお母様がこっそり食べてくれてたけど

    いまはもう…

    ニヤニヤしながらお母様がこちらを見てくる

    「沙春、ピーマンもしっかり食べなきゃだめよ」

    「わかりました」

    私の前にお皿が運ばれてきた

    うげっ…

    そこには山盛りのピーマンの炒め物が

    絶対嫌がらせだ…最悪…

    お父様は全然気にしてないみたい

    それもそうだよね

    お父様はもうお母様の言いなりみたいなものだもの

    「沙春。ちゃんと食べろよ

     おいしいぞ」

    それだけ言うとさっさと違う物を食べてしまった

    キライだって知ってるんじゃないの??

    少しは手伝ってくれてもいいと思うんだけど…

    言いたいことは山ほどあった

    でも

    「沙春。ナスも食べる??」

    お母様がまたもやお皿いっぱいに盛ったナスを持ってきた

    「は…い…食べます…」

    目に涙を浮かべながら一口一口食べ始めた

    まず…

    お母様は静かに笑っている

    ガタッ

    「俺はそろそろ行ってくる

     沙春。ちゃんと学校行くんだぞ」

    それだけいうとお父様はさっさと出ていってしまった

    なかにはお母様と私とお母様のお気に入りの執事が5人

    みんなお母様に忠実だ

    時刻は7:00

    学校までは車で行くけど10分はかかる

    その前にこのピーマンとナスを食べ終わらなきゃいけないのか

    「……で……おね……きる??」

    お母様が執事に何かを言った

    でもそこまでは気にしてなかったんだ

    もうこの日々は諦めてたから…
  • 6 ☆*紅葉*☆ id:NiSSKCI/

    2012-06-17(日) 20:49:20 [削除依頼]

    「ごちそうさまでした」

    そう言うとすぐさま椅子から立ち上がった

    学校いかなきゃッ

    後は部屋に戻って荷物をとってくるだけ

    5分もかからないで終わるはずだ

    バタバタ

    「こら沙春。走らないの」

    ふざけ半分でお母様が言う

    「すみません」

    急がなきゃいけないのにホントめんどくさい…

    「お嬢様、あと5分で出発いたしますが…」

    「わかってるって」

    笑いながら部屋に戻った

    今日は中学校3年生の初登校日

    私の学校は毎年クラス変えだから今日のクラス発表が楽しみで仕方がなかった

    まさかあんなことがおこるなんて知る由もなかったから…

    「どうぞ」

    そういうと私は車に乗り込んだ

    すると

    「沙春、もう少し奥いって」

    お母様が一緒に乗り込んできた

    えっ…

    「奥様。こちらにもう一台用意してありますが…」

    執事たちの話も聞かずドアを閉め命令した

    「中学へ」

    その一言で車はゆっくりと発進した

    「待って、待ちなさいよ」

    この車の中でお母様と二人きりなんてありえない…

    必死に運転席に話しかけた

    でも、いつもならすぐに聞いてくれるはずの執事が今日は何もしない

    どう…した…の…

    すぐに異変に気づいた

    この人私の執事じゃない…

    お母様の執事だ

    この瞬間

    車の中に私の見方はいなくなった…
  • 7 ☆*紅葉*☆ id:NiSSKCI/

    2012-06-17(日) 21:04:16 [削除依頼]

    ガチャッ

    ドアが開き中学校へ到着したことを知らせる

    この人いったい何しに来たんだろう…

    お父様に話があるなら朝のうちに直接言えばよかったのに…

    車の中ではしゅうし無言だった

    わけではない…

    お母様が私に色々とやってくるので

    とてつもなく疲れた…

    これが世に言うしつけなのかな…

    足を閉じなさいという代わりに足を蹴り

    背筋が伸びていないといって背中を叩く

    服装がだらしないといって顔を殴り腹を殴り

    なににでも強い子になりなさいという代わりにつねりまくる

    こんなのしつけともなんとも言えない…

    ただの嫌がらせなのかな…

    いつもならこういう車の中ではなくて

    私の部屋とかお母様の部屋とか地下室とか

    人に見られない場所でしかやらないのに

    でも 執事も執事だよ

    いくらお母様に忠誠を誓ってても

    こういうときは助けるでしょ普通…

    怒りがふつふつとこみ上げてきた

    私はいったいこのしつけにいつまで耐え続けなければいけないの…

    もう疲れたよ…

    「お嬢様??」

    そうだった…

    学校着いたんだった

    「ごめんなさい。ボーっとしてたわ」

    車から降りると久しぶり校舎が見えた

    「沙春ー」

    私を呼ぶ声がする

    あれは…

    「柚子ー」

    私は走って柚子のもとに行った

    私のただ一人の親友

    柚子のもとへ…
  • 8 ☆*紅葉*☆ id:c.rgG1c/

    2012-06-18(月) 22:24:31 [削除依頼]

    「おはよう 柚子」

    「おはよう 沙春」

    今日も柚子は元気いっぱいだ

    柚子と話していると家のことなんてすっかり忘れてしまう

    いつまでもこの瞬間が続くと思ってたから…

    「クラス発表見てきたよ また沙春と同じくらすだ」

    「ホント?? よかったぁ〜」

    私達は他愛もない会話をして教室に向った

    3年a組*

    これが私達の新しいクラスか…

    よしっっ

    「おはようございま…

    えっ…

    なんであなたがここにいるの

    だってここは学校…

    「おはよう 神宮沙春さん」

    ドアの前で立ちすくんでいると

    「どうした??沙春」

    柚子が弾んだ声で聞いてくる

    「誰かかっこいい人でもいた??」

    「べ…別に」

    黒板に張ってある座席を見ながら席に座った

    柚子とは結構遠い

    しかも 先生の目の前…

    なんで…どうして…

    考えることがたくさんありすぎて頭がパンクしそうになった

    その時------

    「沙春 手、どうしたの??」

    いつのまにか席に荷物を置き終わった柚子が私の前に来ていた

    えっ…

    あっ!!

    「な…なんでもない…」

    今日の朝学校に来る時にお母様から受けたしつけのあとだった

    まさかこんなに腫れてるなんて…
  • 9 ☆*紅葉*☆ id:viE7rlt.

    2012-06-19(火) 05:48:18 [削除依頼]

    「これから朝の会を始めます

     まずは簡単な自己紹介をしたいと思いますね

     今日の始業式でも紹介はありますが一応

     神谷 悠美奈 kamiya yumina です

     これから一年間よろしくお願いしますね」

    教室の雰囲気が華やかになった

    ただ一人 神宮 沙春を除いては…

    「もうすぐ講堂に移動になります

     皆さんの自己紹介は帰ってきてからにしましょう

     いいですか」

    先生の声と重なるようにチャイムが鳴った

    「廊下に並んでください」

    ガヤガヤと廊下に出始めた

    先生は先に廊下に行った

    はぁ〜

    深いため息とともに机にうつぶせになった私

    なんであの人がここにいるの??

    名前も変えて… 意味わかんない

    「どうしたの??沙春 行かないの??」

    柚子が声をかけてくれた

    「ごめん ごめん」

    「なんか今日変だよ沙春 なんかあったの??」

    「なんでもないって」

    いつの間にか最後になっていた

    教室の電気を消し廊下に向った

    「こらっ 神宮さん 香山さん遅いですよ」

    先生が言った

    シマッタ

    柚子が言った

    プッ

    私は笑ってしまった

    こんなにも柚子との会話が楽しいなんて…

    「移動しますよ」

    柚子と話しながら講堂に向った

    これから起きることが私にとってどうなるかは

    もうこのときに決まっていたんだ…

    あとには後悔だけが残る

    いまは楽しくてもダメ…
  • 10 ☆*紅葉*☆ id:viE7rlt.

    2012-06-19(火) 19:00:50 [削除依頼]

    「おはようございます」

    校長先生の挨拶とともに私達は着席した

    「今日は待ちに待った始業式です

     1年生の皆さん ようこそ聖アラフィ学園へ

     2年生の皆さん おかえりなさい

     3年生の皆さん 今年はもうお勉強ですよ

     さて ここで今年度の新しい職員の方々を紹介します」

    めんどくさい…

    毎年毎年同じことばっかりなんだよ

    ここの学校にこれてよかったとか

    これからよろしくお願いしますとか

    もううんざり…

    内側の自分が出た瞬間でだった

    「ただ今紹介に預かりました 神谷 悠美奈です

     教科は数学です------------------------------」

    あいつだ…

    なんで私達のクラス…

    お父様の仕業か

    それともあの人自ら??

    いろんな考えが試行錯誤する

    名前まで変えて

    この学校の先生になって私のクラスの担任になって

    私のことどんだけ心配してるのよ

    私だって自由になりたいよ…

    「これで紹介を終わります

     みなさんこれからの学校生活を楽しんでくださいね」

    いつのまにか終わっていたようだ

    はやいな…

    毎年長く感じるのに今回だけは違った

    「沙春 移動だよ」

    柚子が教えてくれた

    「ごめん ボーっとしてた」

    「やっぱ今日沙春変だよ」

    柚子が少し怒った顔になった

    「そんなことないって」

    笑いながら前の人の後を追った

    内申笑っていられるような状況じゃなかったんだけど…

    それでも柚子には心配かけたくなかったから 
  • 11 ☆*紅葉*☆ id:viE7rlt.

    2012-06-19(火) 19:21:29 [削除依頼]

    ※紅葉※

    このスレ人気ないなぁ〜(o ̄∇ ̄)o!!ガーン
    まぁ、下手っぴだから仕方ないか
    だれかコメントしてくれるとうれしいなぁ☆
    (〃'ω')ヨロ(〃・ω・)シク(o〃_ _ )oデスッ♪
    ちなみに
    「虐 〜私のことキライにならないで・・・〜 待」
    っていう小説も書いてます
    よかったら見に来てください
    (*・.・)ノ ヨロシクニャン・:*:・゚'★.。・:*:・゚'☆♪

    訂正 
    × 内申笑っていられるような状況じゃなかったんだけど…
    ○ 内心笑っていられるような状況じゃなかったんだけど…

    です。すみませんm(_ _)m

    |´▽`)ノ☆。・:*:・゚'★,。・:*:・'。・:*:・゚'★,。・:*:・゚'☆
  • 12 ☆*紅葉*☆ id:viE7rlt.

    2012-06-19(火) 19:41:06 [削除依頼]

    「あ、あの」

    知らない子が私の机の前に来た

    「誰ですか??」

    これはクセ 悪いクセ

    本当は敬語なんか使いたくない

    柚子と話すときみたいに普通に話したい だけど

    「同じクラスの深山 静 miyama shizu と言います」

    敬語使わせちゃった…

    こういうときが一番困る 私のせい…だよね

    「よかったらあの…その…

     友達になってくれませんか??」

    「こちらこそ よろしくお願いしますね」

    静の顔がパーっと明るくなった

    まるで小さい子がお花畑を見つけたときのような…

    「でも一つ条件が…

     沙春って呼んでくれますか」

    一指し指に手を当て小声で言った

    「そ、そんな…

     そんなことできません

     沙春さんと呼ばせていただきたいです」

    やっぱりそうだよね…

    「ごめんね かまわないわ

     無理なこと言ってもう忘れてくれて結構よ」

    「い、いえっ 

     そんなこと…さ、さは…る…」

    えっ??

    「あ、ありがとう」

    少し顔が熱くなるのを感じた

    柚子以外の人に呼び捨てにされるのっていつ以来だろう

    でも私以上に熱くなってる人がいた

    静だ…

    「はい、2時間目の授業始めるよ」

    教室のドアが開き先生が入ってきた

    一瞬私達の方向を見たかと思うと

    「席座る」

    もう先生は教卓に上がっている

    静は小走りで自分の席に戻っていった

    前を見ると先生と目が合った

    ニコッ

    引きつりながらも笑顔を作った

    なんでこんなやつに笑顔なんて作らなきゃいけないんだよ

    学校では優等生として通っているから仕方のないことなんだけど…

    「では、まずは自己紹介を…」

    右端の男の子が席を立った

    どうせ私のことなんか知ってるくせに

    なんで自己紹介しなきゃいけなのよ

    「僕の名前は-------------」

    始まった

    もう終わらない

    このクラスは私のせいで歪んでく

    私の

    せい

    で……
  • 13 ☆*紅葉*☆ id:E8nYvQ3.

    2012-06-20(水) 05:30:48 [削除依頼]

    「皆さん今日はお疲れ様でした
     
     ごきげんよう」

    ごきげんよう

    ガタガタッ

    挨拶とともにみんながいっせいに動き出す

    私も帰る準備をして柚子の所へ向おうとした

    でもそのまえに…

    「神宮さん。ちょっと」

    先生が私のことを呼んだ

    「はい」

    みんなの前だから嫌な顔はできない

    柚子に先行っててと言い廊下に出た

    「こっち」

    わき目もふらずに進んでいく

    どこにいくんだろう…

    「入りなさい」

    ドアを開けた

    ここ、ドコ…

    教室名を見る前に背中に強い衝撃が走った

    「沙春 あなたね このことお父様に言ったらどうなるかなんて

     わかってるんでしょうね」

    先生…いや お母様はイライラした口調で言った

    お父様には内緒なんだ

    「は…はい」

    「私のこと誰にも言うなよ」

    それだけ言うと私の頬を一度叩いてから部屋から出た

    余りにも突然のことで呆然とする私

    いまのは脅し…??

    もう私には味方がいないの??

    私には自由がないの??
  • 14 ☆*紅葉*☆ id:E8nYvQ3.

    2012-06-20(水) 05:47:49 [削除依頼]

    呆気にとられている私をおいて先生は言ってしまった

    いま部屋の中には左の頬を押さえた私がいる

    「沙春ー どこー」

    遠くから柚子の声が聞こえる

    なんで… 先行っててって言ったのに…

    ガラッ

    「沙春 もうどこ行ってたのよ
     
     探したんだからね」

    柚子が笑いながら私の手をとった

    「なんで… 先行っててって言ったのに」

    「そんなの聞くと思ってるの??

     私は沙春と帰るまでずっと待てるんだからね」

    「ゆ…ゆず…」

    涙がこぼれた

    私にも泣くという感情が残ってたんだ

    「ぁあ…ぁぁ…」

    嬉しくて嬉しくて涙が止まらなくなった

    「どうしたのよ沙春 なにかあったの

     さっき神谷先生がここから出てきたけど…」

    「な、なんでもないよ」

    慌てていったので声がひっくり返ってしまった

    バレッチャッたかな…

    でも、柚子は一度お母様と会ってるはずなんだけどな…

    ガタッ

    ドアの方で何かが動くような音がした

    え…

    「静 こっちこっち

     恥ずかしがらないで出てきなよ」

    柚子が甘えた声で言う

    静とも仲良くなったんだ

    「あ…あの…」

    「一緒に帰りませんか 

     でしょ?」

    静が言う前に柚子が先を急いだ

    ハハッ

    「なに笑ってるのよ」

    柚子が言った

    「なんでもないって」

    「なんでもなくないですよ 沙春さん」

    「あーまた沙春さんって言った」

    「言ってないですよ」

    「言いました」

    「-----------------------------------------」

    どれくらい長い時が経ったんだろう

    窓の外が夕焼けに色付いてきた

    「帰ろっか」

    その言葉に重ねるように

    「ありがとう」

    小さく言った

    いつの間にか頬の痛みもなくなっていた

    「なに??なんか言った??」

    「なんにもいってない」

    「ほんと?」

    「ほんと」

    アハッ

    静が少しだけ笑った

    可愛いな 一瞬そう思った

    「沙春と柚子の会話ってなんだかおもしろいね」

    「そんなことないよー」

    同時に言い 三人で顔を見合わせた

    アハハッ

    「よし、帰ろ」

    みんなで手をつないで廊下に出た

    もう私は負けない…
  • 15 ☆*紅葉*☆ id:WeWnqRc.

    2012-06-21(木) 05:57:42 [削除依頼]

    「今日お迎えいないの??沙春??」

    何気ない柚子の一言

    でも その瞬間顔を青ざめた人がいた

    静だ---------

    「今日はいないよ

     先帰ってもらったから」

    「そうなんだ

     って静 そんなとこで立ち止まって何してるの?」

    いつのまにか静が私達の後の方にいた

    「な、なんでもないですぅ」

    走って私達のほうに駆け寄る静は少しおびえたような顔をしていた

    でも 私はそんなのお構いなしで

    「柚子は??」

    「今日はなし。

     沙春と一緒に帰りたいもん」

    「よかった」

    今日は柚子と帰れるんだ

    でも いまの時刻 4:30

    絶対怒られるかも…

    でもあれだよね お父様に言ってやるっていえば何とかなるよね

    そんなことを考えていると

    「静は?」

    なぜか聞きたくなった

    静は一瞬立ち止まり顔を伏せた

    「あの…「沙春。この子特待生の子だよ」

    柚子が小声で教えてくれた

    「えっそうなの??」

    思わず声が出た

    柚子が驚いた顔をし

    「ごめん静 ちょっと待ってて」

    言うと同時に私を木の陰に連れて行った
  • 16 ☆*紅葉*☆ id:WeWnqRc.

    2012-06-21(木) 05:58:08 [削除依頼]

    「この中学に特待生の子なんていたんだ」

    興奮している私に

    「なに言ってるのよ ここあなたの家の学校でしょ」

    柚子は言った

    「え…まぁそうなんだけど…」

    「あの子たぶん沙春がこの学校の理事長の娘だなんて知らないと思うわ」

    「でも、特待生の子は一度お父様と会ってるはずなんだけど」

    「でもあなたとは会ってないんでしょ」

    「それもそうだけど」

    柚子は何かを考え

    「わかったらそいういうお金持ちっぽい話はあんまり静の前ではしない

     わかった??」

    「わかった 

     でもすごいね この学校の偏差値70超えてるのに特待生ではいるなんて…」

    「いつも成績優秀者のところに名前のってるでしょ」

    「わかんないや どこらへん??」

    「沙春のすぐ下 名前順でいうと沙春のほうが早いから

     でも点数は同じだよ」

    「私と同じってことは「もういいでしょ そろそろいくよ」」

    「ごめん静 いまから行くから」

    大声で叫んだ柚子をよそに私は一人で考え込んだ

    私と同じってことは学年

    「ほら沙春 行くよ」

    「ごめん」

    考えるのはあとでいっか いまは静のところへ行かなきゃ

    「静 ごめんね」

    「え…なにが」

    「なんでもないってば」

    明るく言う私に疑いの目を向ける静

    「もぅ…静怖いってば」

    「そうですか??」

    そう言って笑顔を見せてくれた

    やっぱり 可愛い

    私達はまた三人で手をつないだ

    今日は絶対怒こられそう…

    そんな思いが心のどこかから湧き出てきた----------
  • 17 ゆきりんご id:dHd6RJS.

    2012-06-21(木) 17:23:21 [削除依頼]
    コメント2回目♪
    面白いです。
    特待生・・・すごいですな^^;
  • 18 ☆*紅葉*☆ id:nwTTA4s/

    2012-06-30(土) 07:03:26 [削除依頼]

    ゆきりんご♪
     
     コメ♪ありがと (v^-^v)♪
     特待生なんて憧れますよね☆
     静かっこよすぎ(^-^)
     でも それには訳があるんだよぉ…
  • 19 ☆*紅葉*☆ id:nwTTA4s/

    2012-06-30(土) 07:09:46 [削除依頼]

    「ただいま」

    玄関を開けると同時にお母様のものすごい剣幕が目に入った

    「遅くない?? 沙春」

    奥にはもうお父様がいるのだろう

    少し優しい口調

    でも確かに怒っているようなそんなような口調で…

    「ご ごめんなさい…

     あの後色々あって…」

    「色々ってなに??」

    お母様の笑顔が怖い…

    何かたくらんでる目

    ほのかに上がる口
     
    悪いことを考える時の手の動き

    すべてが私の恐怖をかきたてた…
  • 20 ☆*紅葉*☆ id:nwTTA4s/

    2012-06-30(土) 17:00:16 [削除依頼]

    「食事の用意ができていますので」

    玄関で出迎えてくれた執事がそう言い私の鞄を持って行った

    「あ、…」

    本当はここにいて欲しかったんだけど…

    お母様の手の動きが大きくなる

    きっと何かされる…

    そう思った

    「沙春。お父様から大事な話があるって

     一緒に食事の間に行きましょう」

    お母様の顔が明るくなった

    お父様からの大事な話…

    いったいなんだろう…

    私はお母様と一緒に廊下を歩いた

    久しぶりに一緒に並んだ

    でもこれは今日で終り

    私がお母様の悪事をすべていいつけてやるんだから

    そう思ってた

    お母様には悪いけど

    私もそろそろ他の人と同じような普通に平凡で

    自由な暮らしをしてみたいんだよ

    心の中からの悲痛な叫びだった

    今日まで我慢していた思いが一気に溢れ出そうになった

    でもこの涙はまだ…

    お父様の前で見せる涙なんだから…

    いつもは大嫌いな食事も今日ばかりは楽しみだった

    だってお母様の顔が見たいから…

    廊下の真ん中でうつむきながら

    私はそんなことを考えていた

    これから聞かされるお父様からの話がどれほど重要で

    私にとって大切であるかを

    まだ知らなかった 私。

    幼かった 私。

    軽率だった 私。

    すべては闇に沈んだ…
  • 21 ☆*紅葉*☆ id:nwTTA4s/

    2012-06-30(土) 17:43:20 [削除依頼]

    ドアを開けるとお父様が席に座っていた

    3人の執事が私達を取り囲んだ

    お母様が執事たちに何かを言った

    1人が部屋をでて何かを取りに行ったようだ

    お母様はその様子を見ると笑みを浮かべて席に向った

    残りの執事が私を取り巻きニヤニヤしながら席まで案内した

    次の瞬間----------

    キュッキュッ

    ロープのような物で椅子と体を固定された

    腕も後で組まされ何も身動きが取れない

    だれっ??

    後を見るといつの間にかもう1人の執事が帰ってきたようだった

    その執事の顔を少し楽しそうで少し悲しそうだった

    きっとお母様に命令されたことなんだろう

    そう思った

    しょうがないよ。私は大丈夫だから。

    小声でそういった

    執事たちの顔がすこし穏やかになった

    でも すぐに怯えたような顔に変わった

    前を見るとお母様がすごい形相で睨んでいた

    原因はお母様か…

    それはそうだよね

    確かにこの執事たちはお母様に忠誠を誓っている

    でも今朝の人ほどではない

    ごめんね。

    そう言いたかった

    でも今は言うべきではない

    それはこの場の雰囲気からして察せた

    今言ったらこの人達がお母様になにされるかわからない

    色々考えた結果私はお父様の方を向いた

    お父様なら何か解決してくれるんじゃないかと思って

    でもそれは単なる思い過ごしだった--------------
  • 22 ゆきりんご id:tj6JNTe/

    2012-07-30(月) 20:58:36 [削除依頼]
    更新待ってます!
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