You melt my ....17コメント

1 Rain* id:scYlm9P.

2012-06-16(土) 16:57:25 [削除依頼]



もっと頂戴。


/You melt my ....
  • 2   遊曖、 id:QuXZCcY/

    2012-06-16(土) 17:19:49 [削除依頼]
    題名と>1見ただけで泣いてしまった私って一体← こんちわ!遊曖です* こういう系の小説大好きです! これからもよろしくです^p^
  • 3 Rain* id:scYlm9P.

    2012-06-16(土) 17:22:52 [削除依頼]


    目の前の活字なんて全然頭に入ってこない。
    教室の後ろに全神経が集中していた。

    「ナギって市井君と付き合ってたの?」
    「私昨日ふたりが一緒に居る所見たよ!」

    振り返らなくても、彼女が困ってることくらい容易く想像がつく。
    クラスの何人もがナギを取り囲み、好奇心に従って質問を浴びせていた。
    皆俺が人嫌いだって知ってるから、ナギにばかり噛みついていく。

    どっちから告白したの?
    いつから仲良かったの?

    様々な質問が一気にナギに振りかかる。


    「ナギって市井のこと好きなの?」


    誰かが言ったその問いかけに、教室は一瞬静寂に包まれた。

    「確かに……」
    「何で付き合うことになったの?」
    「アイツって話すんの」
    「いっつも一人でいるしさ」

    いい加減にしろ。と、
    これ以上ナギを困らせようとする奴らに苛立って立ち上がろうとした瞬間。


    「好きなんかじゃないよ」


    雑音の中、はじめて彼女の声が聞こえた。
    脳が言葉を理解することを拒絶したらしい。
    俺はナギが何を言ったのか全く分からなかった。

    「何だ、付き合ってなかったのか」
    「誰だよ嘘つきやがったの」

    俺の心とは対照的に、平常を取り戻していく教室。
    そろそろ授業もはじまりそうで、皆各々の席に戻っていった。

    さっきの言葉は本心か。
    それとも騒ぎを抑えるための残酷な嘘だったのか。
    一刻も早く確かめたかったけど、身体が動かなかった。


     *  *  *  *  *


    そのままナギとは一言も話さないまま放課後になった。
  • 4 Rain* id:scYlm9P.

    2012-06-16(土) 17:24:54 [削除依頼]

    遊曖、様

    コメントありがとうございます!!
    いろんなジャンル書こうと思ってるので、楽しんでいただけると嬉しいです。
    こちらこそよろしくお願いします^^
  • 5 Rain* id:scYlm9P.

    2012-06-16(土) 17:52:32 [削除依頼]

    部活も全く集中できないまま、ただ時間だけが過ぎていった。
    部室でだらだらと帰り支度をしていると、ふと教室に忘れ物をしたことに気づいた。
    音もなくため息をついて立ちあがった。

    教室に近づくにつれて、聞き慣れた声が音量を増した。
    どうやら教室にはナギが友達といるようだった。
    盗み聞きは悪いとか考えてる余地なんてあるわけがなく、俺は声に耳を傾けた。

    「私昨日絶対に見たんだよ」
    「人違いだよ」
    「本当にー?」

    どうやらまだあの話をしているらしい。
    また同じ言葉で心を抉られそうな気がした。

    予感は的中する。

    「本当に市井君のこと好きじゃないの?」
    「好きじゃないよ」

    嘘だって、笑ってくれたらいいのに。


    どれくらい経っただろう。
    廊下に立ちつくしたままでいると、ナギの友達だけが教室から出てきた。
    目が合う。相手は焦ったような、気まずそうな顔をして俺の横を通り過ぎていった。

    教室にはナギしかいない。


    カラカラと、何の力も必要なく扉は開いた。
    昼間は結っていた髪は解かれていて、窓から差し込む夕陽に照らされていた。

    「あ、」

    俺に気づいたナギは何事もなかったかのように笑った。

    「どうかした?」
    「……」
    「忘れ物?」
    「……」
    「市井君?」

    何も答えない俺に、ナギは不思議そうな顔を浮かべた。

    「どうかした?」
    「……ナギさ、」


    俺のこと嫌いなの?


    情けないくらい小さい声で、縋るように問いかけた。
    ナギは「何で」と眉根を寄せた。
    それから何かに気づいたように言った。

    「携帯見てないでしょ」
    「え?」


    受信メール1件。

    好きじゃなくて大好きだから!


    丁度、質問攻めされていた頃に送られていたメール。
    俺が確認したのを確認すると、ナギは照れたようにまた笑った。


    「……一緒に帰るか」
    「うん!」


    #01.Noboby knows true.
    (そういえば)
    (俺もお前のこと好きじゃない)
  • 6 葵美((-ω-))* id:4L4O2tO/

    2012-06-16(土) 18:44:00 [削除依頼]



    “好きじゃなくて大好き”
    に共感しました!
    市井君、良かったね♥
    ナギちゃんに言ってもらえて◎
    これからも応援してます!
  • 7   遊曖、 id:QuXZCcY/

    2012-06-16(土) 19:08:42 [削除依頼]
    あれ?これはもしかして…
    Luaさんじゃないですか?(笑)
    Secret,を書いている…。


    違いますか?w
  • 8   遊曖、 id:QuXZCcY/

    2012-06-16(土) 19:11:08 [削除依頼]
    書き方が似てたので…、
    でも、どっちにしても面白いので頑張ってください!
    私こういうの大好きなので!
  • 9 Rain* id:scYlm9P.

    2012-06-16(土) 20:31:37 [削除依頼]
    葵美((-ω-))*様

    ありがとうございます^^
    あまり来れないかもしれませんが、楽しんでもらえる話が書けるように頑張ります!

    遊曖様

    まさかばれると思いませんでした...
    元Luaです。Secret,とShall we end? 書いてました。
    高校すごく忙しくて一回やめたんですが、テスト終わって書きたくなったんで来ちゃいました^^
    たまにしか来れないと思いますが、今回もよろしくお願いします!
  • 10 Rain* id:scYlm9P.

    2012-06-16(土) 20:54:42 [削除依頼]


    貴方は人嫌いで無口、無愛想。
    私はいつも誰かと一緒に居なくちゃ不安で、口ばかり動かしてる。

    いつだったかな。
    貴方は私に「無理するな」って言った。
    どうしてそんな言葉くれるの?って、温かすぎて泣けてきた。

    孤独は嫌い。何か喋ってなきゃ不安で不安で仕方がない。

    遠い日の記憶が、私を縛っていた。


      *  *  *  *  *


    いつも友達の後ろにくっついて、同感してるふりして、首を縦に動かして。
    無理やり作った笑顔は絶えず表情筋を疲れさせていた。
    はぐれないように、仲間外れにされないように必死に生きていた。

    そんな私のこと、貴方にはどう見えていたのかな?


    放課後、誰もいなくなった教室が一番落ち着く。
    時計の長針は6と7の丁度間を指していた。
    日は長くなってきたとは言え、この真っ赤な夕方も、後少しで夜に溶けていく。
    私は何をするでもなくズルズルといつまでも学校に残っている。

    少しずつ、ひとりひとりいなくなっていく学校。
    小さかったころの公園と重ねた。
    太陽があるうちは皆笑ってて、はしゃいで、遊びまわって。
    夜が近づけばママと手を繋いで手を振って背中を向ける。
    最後に残るのはいつも私。投げる相手のいないボールを抱きしめて。


    いい子にしてるだけじゃ、笑ってるだけじゃ、"ママの手"は手に入らないの?
    お家は帰ってもいい場所ですか? 帰れば温かい何かを食べられるのですか?
    教えなくていいよ。知ったら私、奪いたくなるから。


    夕暮れの教室。
    目を閉じれば、瞼の裏には貪欲で醜い子供。
    今とたいして変わらないなんて、認めたくない。
  • 11 Rain* id:scYlm9P.

    2012-06-16(土) 21:19:15 [削除依頼]


    「7回目」

    え、と声を漏らして振り向けばひとりのクラスメイト。
    いつも独りでいるのに、全然惨めには見えない貴方。

    「7回目?」
    「溜息」

    そんなについてたかな? と、言うと同時に口角が上がった。
    いつからだろう。人と話すとき、自動的(オート)で笑うようになった私の顔。
    馬鹿みたいだと思う。きっと、無意識に形成された"防衛"機能。

    「なんか可笑しい?」
    「え?」
    「お前笑ってばっかりだから」

    疲れないのか? と、感情の読めない声でそう聞かれた。

    「何でそんなこと聞くの」
    「……つらそうだから」

    私が? つらそうに見えるの?
    市井君は近くの机に鞄を置いて、私の目の前に来た。
    真剣な顔。改めて見ると凄く綺麗な顔をしてて一瞬戸惑った。
    ふと、日に焼けた手が私に向かってきた。
    何されるんだろうと思うと身体が動かなかった。

    ふに、と両手で頬を軽く引っ張られる。
    あまりに意外な行動に、「何ふんの」と間抜けな声しか出せなかった。


    「無理すんな」


    偽り続けた私の殻を、貴方はいとも容易く砕いてしまった。


    頬から手が離れる。
    呆然とする私に貴方は続ける。

    「俺ならお前が笑ってなくてもひとりにしない。
     無理してるお前のこと、もう見てられないんだ」

    「え……」

    「ナギにとって、一緒に居て楽な存在になりたい」


    差し出された手に、私は思わず縋ってしまった。


    #02.Please reveal me.
    (自信はないけど)
    (私を取り戻せる気がしたんだ)


    幼き日、愛に迷子になった少女。
  • 12 Rain* id:2/.pDz//

    2012-06-17(日) 08:24:38 [削除依頼]


    沸点35.8℃。
    低体温に包まれればいとも容易く私は溶けた。

    静寂に包まれた空間。
    うなだれた様に力なく座り込む。
    一瞬だけ目を合わせて、悲しげに伏せるの。
    唇は軽く噛んでおけばいい。首の力は抜いて?


    ほら、数秒後。


    低体温に包まれた。
    日に焼けた、やっぱり男の子なんだなってわかる強い腕の中。
    壊さないように注意を払って、気を配って。
    大きな掌が私の頭を繰り返し撫でる。
    私は、できる限り力なく広い背中に手をまわした。


    「頼むから……」
    「……」
    「んな顔すんな」
    「……うん」


    低く落ち着いた、でも心配に震えた声が耳元に響く。


    私は思わず笑ってしまいそうになる口元を強く噛んだ。


      *  *  *  *  *


    無力なの。
    寂しいよ。
    助けてよ。

    言葉いらずとも、体中でそう"演じたら"。

    欲しくて欲しくてたまらなかったはずの愛は簡単に手に入った。

    悲しい様子を見せれば、全力で守ってくれる腕がある。
    満足感とか、何かに対する優越感のようなものに私は溺れた。


    計算と駆け引きばかり。
    真っ直ぐな愛を利用した。


    いつか貴方が、こんなにずるい私に気づいたら?


    そう考えると怖くて怖くて貴方にしがみついた。
    自己愛が全て。自分かどれだけ醜いかなんて気づきたくもない。


    沸点35.8℃。
    私は簡単に消えてしまう。


    #03.Sorry for your heart.
    (教えて欲しいのは正しい愛し方)
    (自分抜きに、誰かを愛せる強さを)
  • 13 Rain* id:2/.pDz//

    2012-06-17(日) 08:43:43 [削除依頼]


    指先を焦らすように弄んで。

    甘い声で指示を下す。


    「3秒したら目開けてね」

    瞼は大人しく光を遮る。


    いち、

    君の動きに伴って揺れる空気。


    に、

    触れずともわかる目の前の体温。


    さん、

    あまりに近い吐息。


    目を開ければ距離1cm。


    顔が熱をもったのを確認してから、
    ようやく距離は0となる。


    離れたのちに浮かべた表情。


    心臓は動き方を間違えたらしい、


    #04.心肺停止。
    (心臓に悪い遊戯を覚えた君)
  • 14   遊曖、 id:dLVm5yP/

    2012-06-17(日) 17:34:36 [削除依頼]
    わわわ、やっぱりそうでしたか!
    私Luaさんの小説大好きなんですよ!
    いつも隠れて読んでました(笑)
    タメ呼びおkですか?
  • 15 Luaに戻る. id:2/.pDz//

    2012-06-17(日) 18:32:34 [削除依頼]

    遊曖、
  • 16 Lua id:2/.pDz//

    2012-06-17(日) 18:34:08 [削除依頼]
    >15ミス>< 遊曖、 もちろんだよー^^ と言いたいところなんですが、たぶん週末しか来れないかな(汗 たまに出現するので、見かけたら絡んでくれると嬉しいです!
  • 17 Lua id:2/.pDz//

    2012-06-17(日) 19:17:35 [削除依頼]


    ※ 戦士×姫設定(ナギverです)病んでます。


    わざわざこんなに湿った季節に戦争なんて起こさなくても
    良いと思うんだけどね?たかが小さい国の姫なんて大した
    権力も持っていないから誰も耳なんて傾けてくれないしや
    めてと叫んだところで誰ひとり刀を捨ててくれる人なんて
    いないから私はただ泣いてばかりいたそうでしょう?私に
    限ったことじゃないよどうしてつまらない喧嘩で尊い命が
    散ってしまわなければならないの勘弁してよ本当悲しいよ
    姫として大事に大事に育てられてきたわけだけどどこかで
    間違ったらしく私はそう素直に育つことはできなかった小
    さいころから彼には我儘ばかり言って困らせてきただから
    今更戦場へ行く貴方に「行かないで」とか「傍に居て」と
    かいくらだって言えたはずなのに城の外で最後に見た貴方
    の顔があんまり優しくて穏やかで私を真っ直ぐ見ていたも
    のだから何も言えなくなったじゃないのバカ今思えばあの
    時無理にでも引きとめれば良かった代わりの誰かを行かせ
    てやればよかったんだね私って最低ねでもしょうがないで
    しょ平等なんて知らない私にとって一番は貴方だけだった
    貴方がいない夜を五回過ごしてようやく国の軍隊が勝利を
    手土産に帰ってきたね国中がお祭り騒ぎ今宵は宴の予定だ
    ったでも私は帰ってきた戦士の中に彼の姿が見当たらなく
    てとても勝利を喜んでられるような心境じゃなかった宴の
    プログラムの中の「姫からの祝辞」を抜けだして私は戦場
    の跡に独りで駆けだしたの上品な靴は履きにくくて高かっ
    たけど何処かに捨ててしまったごめんねお父様走って走っ
    て走ってどれくらい走ったかなようやく着いたときにはも
    う明るい朝陽が無残なその地を照らしていた血を噴き出し
    て何の音も発しない人の山の中に彼の姿があるなんて信じ
    たくなかったのに私はすぐに彼を見つけてしまった戦車に
    もたれかかって胸からは真っ赤な血液がまだ流れつづけて
    いるのその綺麗な赤を見て私は一瞬勿体ないななんて異常
    なことを考えた力なくうなだれた顔にそっと手を当ててみ
    てもそこから伝わったのはソレを意味する冷たさだけだっ
    た素直じゃない私はいつまでたってもその事実を受け止め
    られなくて何度も彼の名前を呼んでみたの千秋千秋千秋千
    秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千
    秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千秋千
    秋チアキチアキチアキチアキチアキチアキチアキチアキチ
    アキアキチアキチアキチアキチアキチアキチアキチアキア
    キチアキチアキチアキチアキチアキチアキチアキアキチア
    キチアキチアキチアキチアキチアキチアキアキチアキチア
    キチアキチアキチアキチアキチアキアキチアキチアキチア
    キチアキチアキチアキチアキアキチアキチアキチアキチア
    キチアキチアキチアキアキチお願い、返事してったら……
    ふと後方から私を追って国の役人が走って来るのが見えた

    私の全ては貴方だったのよ貴方がいるから窮屈な立場も我
    慢したし貴方が傍にいつもいてくれたことが幸せだと思っ
    ていたんだよいつだったか覚えてないけど貴方にひとつ言
    いたいことができたんだよ聞いてくれるって約束したよね


    愛してるよ、

    冷たい唇を許可も得ずに奪って、それから?


    私の全ては貴方だったのよ窮屈な立場の中で見つけた唯一
    の幸せなの笑える場所だったのじゃあ、貴方を失くした今
    私にとって愛せるものなんて何一つ残っていないじゃない
    そういえば国では皆が宴を楽しんでるのね笑ってるのね幸
    せなのね貴方はもういないのにねこんなのって許せるの?


    私の名を呼んだ役人の胸を彼の刀で突き刺したら笑えた。


    #05.Lost you and,
    (貴方が守ろうとした国を)
    (貴方に守ってもらった私が壊すとしたら)


    バカって怒ってくれますか?
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