宣戦布告。76コメント

1 奈津⌒ 奏//* id:nqp/TQ70

2012-06-12(火) 20:44:31 [削除依頼]

「私はあんたに、いじめをやめさせる。」

「宣戦布告だ。」

きっ、と目の前のあんたを睨み付ける。

「私は、あんた達からのいじめに、耐え抜いてみせる!」
  • 57 綾斗 id:ZVH72OP0

    2012-07-21(土) 16:16:39 [削除依頼]
    「おかえり!」
    そんなことを考えていたら、知らぬ間に家についた。
    目の前にはエプロン姿の綾。
    「ねね、今日学校どうだった?お姉さまのお力添えのおかげで楽しかった?」
    「…」
    一人で調子にのってる綾は素通り。

    靴を脱いで階段を掛け上がる。
    「えぇーっ!ちょい、みゆき!?お姉さまは無視ですか」
    「うん」
    「うん、じゃなーい!」

    いい加減、自分のことを“お姉さま”と呼ぶのは苛々する。

    「はいはい、ごめんね」
    みゆきが、面倒くさそうに適当な受け答えをすると、綾はしょんぼりと肩をすぼめた。

    …放っておけ、いつものことだ。
    みゆきが、そのまま階段を上ろうとすると、背中の方から誰かしらの足音が響いた。
  • 58 綾斗 id:60NeiSQ.

    2012-07-22(日) 06:58:18 [削除依頼]
    訂正、 >55 2-Bっておかしいですね( >2で五組って書いてあるのに← ごめんなさい(`・ω・)
  • 59 綾斗 id:60NeiSQ.

    2012-07-22(日) 07:10:16 [削除依頼]
    「ついてくんな」
    「う…」

    階段を全て上り終えて、自分の部屋のドアの前まできたみゆきは、そそくさと部屋の中に入って鍵を閉める。


    「うーむ…」
    ドアの向こう側から、綾の悩ましげな声がみゆきの耳に届いた。

    申しわけない…とか思ってみたりする。
    もう、綾の手は借りない。
    これ以上、迷惑かけられないし。
  • 60 綾斗 id:60NeiSQ.

    2012-07-22(日) 07:26:09 [削除依頼]
    部活行ってくる、
    帰ってきたら更新する!(かも
  • 61 綾斗 id:ds8IAhN0

    2012-07-23(月) 22:51:23 [削除依頼]
    翌日、日直の号令と共に朝のホームルームが始められた。
    「気を付け、礼、着席」
    教室が、みんなが椅子に座る際にどうしても出てしまうガタ、という音で埋まる。

    そんな中、みゆきはふとある事に気が付いた。

    ―美紀が、いない…。

    「いない奴いるか?」
    担任の声が響き渡る。

    「あ…」
    “美紀が、いません”。
    声が出ない。現在、いじめのターゲットにされている美紀のことは、誰が気付いてても先生に報告しないだろう。

    「みんないるな?んじゃ、ホームルームを終わる。日直」

    その時、
    「美紀がいません!」
    誰かが声を発した。その人にクラスメイト全員の視線が集まる。
    末久だった。

    「おぉ。ん?美紀は無断欠席かぁ?こんなこと初めてじゃないか」
  • 62 綾斗 id:ds8IAhN0

    2012-07-23(月) 23:01:53 [削除依頼]
    嫌な胸騒ぎがした。
    単なるサボリだろうか。なら、まだ良いのだけれど。

    黒板の上にあるスピーカーから、私たちの耳に放送の声が流れ込んだ。
    『中原先生、中原先生。至.急、職員室までお越しださい。繰り返します…』

    「ん〜?じゃ、行って来るから、みんないい子にしてろよ」
    先生は、教室を出る際にこの一言に加えて、ウィンクをした。

    さすがに、中年のおっさんのウィンクが効いたようだ。
    教室中が静まり返った上に、空気は凍りついた。
  • 63 綾斗 id:ds8IAhN0

    2012-07-23(月) 23:13:19 [削除依頼]
    「あははっ。美紀、今までさんっざんみゆきちゃんを苛めてきたくせに、登校拒否〜?」
    その悪い空気を壊すように、末久が言った。
    「あ…そ、そうだよね。有り得ない!」
    数人の女子達が末久に怯えて話を合わせているが、明らかに顔が引きつっている。

    登校拒否…?違う。
    分からないけど、今更裏切るなんてこと…。

    すると、青ざめた顔、そしておぼつかない足取りで先生が教室に入ってきた。
    数人の女子、そして末久までもが、先生の様子で何かあったのだということを悟る。
    もちろん、私も。

    「…、知らせだ」
    震えた声。

    「美紀が、交通事故で…」
    「うそっ」
    嘘じゃないことは分かっている。だけど、何かの衝動で私は勢いよく立ち上がった。
    「嘘、じゃないんだ」

    何かの間違いでしょう?

    「先生も詳しいことは聞いていないんだが…」
  • 64 夏帆(*∵) id:ds8IAhN0

    2012-07-23(月) 23:24:11 [削除依頼]
    先生が言うには、木下病院に美紀が運ばれた、とのこと。

    学校のすぐ近くだ。
    私はすぐさま、教室を飛び出した。

    玄関で靴を履き変える。急いでいるため、かかとの部分を踏んだまま走り出す。
    はやく、美紀の顔が見たい。

    その思いで、今まで全力疾走してきたのに、信号の赤い光が視界に飛び込む。

    あぁ、もう!
    信号の向こうは、美紀がいる病院。
    青信号にかわった。

    横断歩道の上を走って病院の自動ドアに駆け込んだ。

    息が切れてる。
    走ることに夢中で今まで気付かなかった。

    看護婦さんに連れられて、美紀の病室に入る。
    そこには、おでこが包帯でぐるぐる巻きの美紀の姿があった。
  • 65 夏帆(*∵) id:ds8IAhN0

    2012-07-23(月) 23:28:43 [削除依頼]
    「あはは、事故っちゃったぁ」
    そう言って美紀は、にかっと笑った。

    無事だった。
    「良かった…」

    美紀の話によると、登校中、下を向いて歩いていたら、赤信号に気付かず走っていたバイクと接触。
    一番近かった、この木下病院に運ばれたらしい。

    心配したんだからね、馬鹿。

    こんなことを思ったけど、声には出さなかった。
  • 66 夏帆(*∵) id:ds8IAhN0

    2012-07-23(月) 23:40:20 [削除依頼]
    なんかぐだぐだ…
    まーいっかw
  • 67 夏帆(*∵) id:ds8IAhN0

    2012-07-23(月) 23:51:51 [削除依頼]
    -末久 side-

    胸が動いた。

    昨日、美紀をいじめて、新しいクラスの支配者は私になりかけていた。
    だけど今日、美紀が交通事故で運ばれた。

    私は、はじめての感情を覚える。
    あの二人…美紀とみゆきが、羨ましい。

    みゆきは、迷わず美紀の病院へ駆けつけた。
    いくらなんでも、あんなとっさに行動できるものなのだろうか。
    たった数日で、しかも自分をいじめてきた相手と、友情を結べる?

    私は今まで、偽りの友達しか持っていなかった。美紀もそのうちの一人だ。
    だからこそ、二人の関係がとてつもなく羨ましく感じた。

    その反面、美紀とみゆきに対する反省と後悔の気持ちが新たに生じた。
  • 68 夏帆(*∵) id:ds8IAhN0

    2012-07-23(月) 23:56:20 [削除依頼]
    末久の中で、二つの感情が重なり合う。

    末久は、結論…自分がこれからどうするべきか、を考える。
    いや、もうすでに答えは見えている。
    私がそれを、行動にうつせるかどうか。

    私は、美紀たちの場所へと走った。
  • 69 夏帆(*∵) id:OI42SMd1

    2012-07-24(火) 00:03:03 [削除依頼]
    -美紀 side-

    病室のドアが、がらっと開いた。
    途端、私とみゆきは目を見開いた。

    「末久…!」

    まさか、末久が私のところまで来るとは夢にも思わなかった。

    「あ、あの…事故…大丈夫?」
    「え?あぁ、大丈夫ってお医者さんもいってたけど」
    「そうなんだ…良かった。」

    何なんだ、いきなり。
    いじめてきたと思えば、次は心配してくれるなんて。

    みゆきも多分、私と同じことを思っているんだろう。
    私は、みゆきに一瞬だけ視線を預けて、また末久に視線を戻した。

    すると、美紀の目から大粒の涙が零れ落ちている光景が目に飛び込む。
  • 70 夏帆(*∵) id:OI42SMd1

    2012-07-24(火) 00:10:25 [削除依頼]
    「違うの、事故とかじゃなくて…そんなことを言いにきたんじゃなくて」
    末久のすすり泣く音が病室に響く。

    「ごめんなさい!」

    末久の声が一際大きくなる。

    みゆきは、私を見つめて“どうするの?”と無言できいてくる。
    この数日間だけで、表情で言いたいことが分かるようになるなんて。

    私はみゆきに笑みを返して、末久に向かって声を放った。

    「許さないよ」
    末久は顔をあげる。

    「…なんてね!」
    美紀は、にかっと笑った。
  • 71 夏帆(*∵) id:OI42SMd1

    2012-07-24(火) 00:19:12 [削除依頼]
    「え?」
    末久は、小さいけど驚きのリアクションをする。
    みゆきは、私の隣でにこにこと笑っていた。


    「んー。まあ、私もみゆきを苛めてきた立場だし、許さないとか言えないもん。それに、末久の気持ちって分かる気がするし。だからさ」
    美紀は大きく息を吸い込む。

    「仲直り、ね」
    そしてもう一度、末久に向かって微笑みを浮かべた。

    「あのね…」
    末久が、ずっと閉じていた口を開く。

    「みゆきちゃんと、美紀みたいな、そんな二人が羨ましくなったよ!」
    眉の外側がさがっている。だけど、ちゃんと目では笑っていた。

    「「うん!」」
    私とみゆきは声を合わせた。


    もう、大丈夫。
    みんな、本当の友達を見つけられたから。
  • 72 夏帆(*∵) id:OI42SMd1

    2012-07-24(火) 00:23:05 [削除依頼]
    ―宣戦布告。end

    みなさん、最後までご愛読して頂きありがとうございます!
    え?誰も読んでない?
    分かってます←

    読み返して見ました。
    いやぁ、本当に駄作でしたね笑
    最後の方、かなり適当に終わらせました!!(え

    次は、恋愛小説に挑もうかと思います。
    よろしければ、そちら読んでいただけるとありがたい…←
    では、また次の作品で。

     byなつほ。 
  • 73 夏帆(*∵)中1 id:9rVPnjb.

    2012-07-26(木) 20:24:43 [削除依頼]
    続編~綾の小学校時代~

    どうも、『なんでやねん。』←新しい小説
    スタートさせました!
    そちらにも書いたんですけど..
    宣戦布告。
    続編を書こうと思います!
    72ってあまりにも少ないので…orz
    見てのとおり、綾の小学校時代のことを書きます!

    では、続編(番外編?)スタート!
  • 74 夏帆(*∵)中1 id:9rVPnjb.

    2012-07-26(木) 20:37:06 [削除依頼]
    (番外編)

    -一年生-

    植本綾、7歳。
    楽しみにしていた入学式を終えて、初めて知らされた自分の教室に足を踏み入れる。
    「お父さん、お母さん!みてみて、初めての学校だよ」
    小学校に入学したのを物凄く嬉しいのか、綾はいつもに増してはしゃぎまわっていた。

    「入学おめでとう、綾!」
    お父さんが、私に優しく微笑みかける。
    その隣には、まだ2歳になったばかりのみゆきを抱きかかえたお母さんの姿。

    普段は着ないような、ピンクと白の女の子らしいワンピースを身にまとっている。

    どんな先生がいるのかな。
    どんな友達が出来るのかな。

    そして…どんな生活が私を待っているんだろう。

    考えただけで、“わくわく”という表現に最も似合う気持ちが心の中を支配した。
  • 75 夏帆(*∵)中1 id:9rVPnjb.

    2012-07-26(木) 20:46:16 [削除依頼]
    私は、くるりと一回転した。
    きらきらのワンピースが、ふわりと浮かび上がる。
    みゆきは、その様子を興味深く見ていた。

    「ねえねえ、お母さん!今日の私、可愛い?」
    「うん、そりゃあ私の子供だもんね」
    「えへへ〜、ありがとっ」
    微笑ましい光景。
    「だけど、綾。その質問は朝から何回目だ?」
    お父さんが綾に意地悪っぽく言った。
    「いいのー!」

    「あー…うー」
    みゆきが何かを感じたのか、必死に声を放った。
    まだ言葉も話せない、可愛いみゆき。
    「ん?どうしたのみゆきちゃん」
    「おねー…」

    その言葉に、綾が反応した。
    「みゆき?今なんていったの?」
    「おねえ、ちゃん…」

    みゆきの声は小さく、頼りがたい声だったが、その一言に綾はま笑顔になった。

    植本みゆき、私の妹。
    はじめての言葉は…
    『お姉ちゃん』でした。
  • 76 夏帆 id:rkRzTvc0

    2012-08-23(木) 10:03:15 [削除依頼]
    短いけど番外編終わりですww
    気が向いたらまた書くかも!

    駄作&適当な作品ですが
    ここまで読んでくださった方、有難う御座います。

    では、もっともっと
    上の小説を作れるように頑張りますb

    “これは単なる遊びだ”
    もよろしくお願いします(え

    それではノノ
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