ある日の真城様。11コメント

1 椿木 id:CJdjRDj.

2012-06-10(日) 01:00:34 [削除依頼]
学園生活・生徒会ものを書きたくなったので始めました←

私は基本シリアスばかり書いていたので、こういうのは書けるか不安なのですが・・・・
頑張って書くので、良かったら読んでやってください!
  • 2 椿木 id:CJdjRDj.

    2012-06-10(日) 01:11:00 [削除依頼]
    南第一高等学校、通称南高(なんこう)。
    学力は高めで運動も盛んな、それなりに有名な、県内でも有数の公立進学校高校。
    そしてその南高には一つ、大きな特色があった。

    『生徒会』。

    南高は生徒の自主性を重んじる事を第一に考え、教職員は生徒に無意味な干渉はして来ない事になっている。
    学校行事等の運営も、全て生徒の代表・生徒会役員に任せっきり。
    生徒会に任せっきりだがその分、生徒会が下した結論は倫理に背いていない限り全て通される。
    つまり生徒会に入れば、校則等も自由に変更可能という訳だ。
    ここ数年は、何かを変えようという気力を持つ者もいないらしく、他校の生徒会より仕事が多いだけの組織だが。
    そして南高は生徒会選挙の時期も、特殊だった。
    選挙は5月にあり、一年生から三年生までが皆、参加出来るのだ。
    因みに他の委員会もその時期に決められ、選挙管理委員会だけが4月に決められる。
    ─よって南高の生徒会は、やりがいはあるが仕事は尽きず、放課後は一年だろうが三年だろうが毎日集まらなくてはならない。
    つまり、生徒会が部活のようなものになるのだ。
    二、三年生が生徒会に入る場合は、今まで入っていた部活を一時休部しなくてはならない。
    だから最近は、南高の生徒会に入りたがる者は減ってきていた。
    ─だが今年は、違った。
  • 3 椿木 id:CJdjRDj.

    2012-06-10(日) 01:14:37 [削除依頼]
    三年八組の、昼休み。
    ショートヘアで長身の関根和泉は、友達である宮本優歌に顔を向けて聞いた。
    「優歌。今日初顔合わせだったっけ?」
    黒髪を下の方で二つ結びしている、至って真面目そうな見た目である優歌は、嬉しそうに頷いた。
    「うん。今年一年、一緒に仕事する人だから、皆良い人だと良いな〜」
    それを聞いた和泉は、呆れ半分で言う。
    「・・・・念の為聞くが、あんたの言う良い人って・・・・」
    「勿論、二次元好きな人っ!!」
    「・・・・ダメだ、こいつはダメだ」
    和泉が頭を抱えながら呟いていると、そんな彼女の肩に手を置きながら、
    「まあ、それが優歌だからね〜」
    内田綾がおっとりと言った。
    綾は、下めで結んだ横ポニーを肩に流している、非常に女の子らしい子だ。
    「そうそう、綾ってばよく分かってるね!和泉も見習わなきゃ!」
    「うるっさい、見習って何の得がある!」
    和泉に叱られ、少し大人しくなる優歌。
    そんな彼女に、和泉は少し声を潜めて言った。
    「─今年の生徒会、曲者揃いらしいみたいだから気を付けなさいよ?」
    だが、優歌はけろっとしながら首を傾げた。
    「えっ、そう?」
    「優歌自身が、曲者だからね〜」
    綾が苦笑しながら言い、和泉は溜め息をつきながら眉間を押さえたのだった。
  • 4 椿木 id:CJdjRDj.

    2012-06-10(日) 01:54:47 [削除依頼]
    放課後になり、生徒会室に向かう優歌の心は弾んでいた。
    ノリで立候補したとは言え、自分が、この南高の全校生徒をまとめる役─生徒会長になったのだ。
    わくわくするに決まっている。
    それに副会長の一人は、同じクラスの男子、真城葵だ。
    直接話した事はないが、成績はいつも学年一位、運動神経も抜群で性格も良いと評判の男子だ。
    そんな彼を右腕に、自分は生徒会長という椅子に座れるのだ。
    ますます楽しみだ。

    そんなことを考えているうちに、優歌は生徒会室に辿り着いた。
    掃除当番で掃除をしていたので、少し来るのが遅くなってしまった。
    他のメンバーは皆集まっているだろうか。
    ドキドキしてきた。

    ─第一印象が大切だ。

    優歌は自分に言い聞かせ、一度深呼吸をすると─
    勢いよく生徒会室の扉を開け、
    「遅れてごめんなさーい!いやいや、掃除当番だったんだよね!だから──「遅ぇ」そう遅・・・・く・・・・?」
    セリフの途中で誰かに怒られ、優歌は笑みを顔に貼り付けたまま、生徒会室内を見渡した。
    部屋の真ん中には長机が二つくっつけられており、そこに生徒会委員が五人、座っていた。
    そしてその奥。
    一つだけある、恐らく生徒会長用の物であろう事務机。
    そこにどっかりと腕を組んで座り込み、あまつさえ机の上に足を伸ばして組んでいる男子生徒の姿が見えた。
    しかもよく見るとその男子生徒は、タバコを口にくわえていた。・・・・火は付いていなかったが。
    「・・・・え?えーっと・・・・」
    あまりの異様な状況に、思考が付いていかない。
    あの、一番奥の席に偉そうに座ってるのは・・・・えっと・・・・?
    ドアの前で立ち尽くし、どうしたものかと考えていると。
    「ふふ、そりゃあ驚くよね。本当の葵は、ああなんだよ」
    後ろからぽん、と肩を叩かれながら言われ、優歌が振り向くと、そこには人当たりの良い笑顔を浮かべた男子が立っていた。
    確か彼は・・・・、松嶋千晃。三年五組。
    同じクラスになった事はないが、女子に「格好良い」と騒がれているので、優歌は彼を知っていた。
    彼も生徒会役員に当選し、総務になったはずだ。

    「本当の・・・・葵・・・・?」
    優歌は、後ろに立つ千晃を見上げながら聞いた。
    それから、千晃の目線を辿って、再び正面の偉そうな人に視線を戻す。
    ・・・・そう。明らかに不良な様子で生徒会長席に座っていたのは、毎日同じクラスで目にする、成績優秀・性格優良な──真城葵だった。
  • 5 椿木 id:CJdjRDj.

    2012-06-10(日) 01:59:29 [削除依頼]
    【主要キャラデータ】

    *宮本優歌(みやもとゆうか)3年8組
    *生徒会会長(生徒会に入る前は帰宅部)
    *いつも、胸辺りまでの黒髪を下の方で二つ結びにしている。
    *かなり守備範囲の広いヲタク。変態。


    *真城葵(まさきあおい)3年8組
    *生徒会副会長(生徒会に入る前は帰宅部)
    *茶髪で、顔も整っている。
    *普段は文武両道、性格優良の完璧少年だが、生徒会室に入ると一変。独裁者に変貌する。
    *昔吸っていたタバコを止めるべく禁煙中で、苛々するらしく、生徒会室内では火のついてないタバコをよくくわえている。


    *七瀬郁斗(ななせいくと)2年2組
    *生徒会副会長(生徒会に入る前は動物同好会)
    *ぼさぼさの黒髪に、縒れた制服。
    *いつもぼーっとしており、マイペース。物事に関心がない。


    *鈴木美乃里(すずきみのり)3年1組
    *生徒会書記(生徒会に入る前は文芸部)
    *肩までの下ろしている黒髪で、眼鏡装着。
    *普段は無口で黙々と自分に与えられた仕事をこなすが、話を振られると感動するまでの辛口発言をする。
    *眼鏡キャラという事で優歌に気に入られている。


    *望月幸太(もちづきこうた)2年6組
    *生徒会書記(生徒会に入る前はサッカー部)
    *焦茶の髪の毛。しょっちゅう直り切らない寝癖アリ。
    *字が汚い癖に、間違って書記に立候補した、愛すべきバカ。
    *いつも仕事は美乃里に押し付けている。
    *明るく元気な性格で、生徒会のムードメーカー的存在。


    *相澤要(あいざわかなめ)2年2組
    *生徒会総務兼会計兼雑用(生徒会に入る前はボランティア同好会)
    *黒髪で、少し天パ。
    *非常識の塊のような生徒会役員の中で、唯一の常識人。なので苦労人。
    *疲れ切ってしまい、いつも辞表片手に悩んでいるが、自分のいなくなった生徒会を想像すると心配になり、結局いつも一人で頑張っちゃうお人良し。


    *貴水由麻(たかみゆま)1年2組
    *生徒会総務
    *金髪で、低めの横ポニー。
    *スカートは極限まで短く、リボンの紐も長い。シャツは第二ボタンまで開け、ネックレスやピアス等のアクセサリーをしている。
    *どっからどう見ても明らかな不良ギャル。いつも飴を食べ、携帯をいじっている。
    *中学時代から郁斗が大好きで、南高に入ったのも生徒会に入ったのも、郁斗がいたから。


    *松嶋千晃(まつしまちあき)3年5組
    *生徒会総務(生徒会に入る前は帰宅部)
    *茶髪。とにかくいつも、当たり障りのない笑顔を浮かべている。
    *真城の幼馴染みで、彼の独裁政治を唯一止められる存在だが、「面白いから」の一言でいつも傍観者。


    *関根和泉(せきねいずみ)3年8組
    *新聞部部長
    *突っ込み役
    *姉御肌で頼りになる、優歌の友達。


    *内田綾(うちだあや)3年8組
    *様々な部活を兼部しており、いくつの部活に所属しているのかは誰も知らない。
    *おっとり穏やかな性格。ある意味、千晃に匹敵する程の変わり者。
  • 6 椿木 id:CJdjRDj.

    2012-06-10(日) 17:24:29 [削除依頼]
    千晃はにこにこしながら、
    「ああ、葵っていうのは真城の下の名前で──」
    「余計な事は言うんじゃねぇ、千晃」
    答えようとして、機嫌悪そうに真城が口を挟む。
    千晃は肩を竦めてにこにこしたまま黙り、それと入れ違えで、真城が話し始めた。
    「千晃は何言っても聞かねぇからもう良いとして、会長がこの俺を初日からを待たせるとは良い度胸だな」
    「え・・・・私・・・・?」
    優歌が聞くと、真城はくわえていたタバコをこれでもかという程きつく噛み締めながら彼女を見上げた。
    ─見上げられているのに、むしろ見下されているように感じるのは何故だろう。
    「俺は、生徒会長になると面倒くせぇ仕事が増えると思ったから、甘んじて副会長に留まってやったんだ。だから、表向きはお前が会長でいい。だが、最終的決定権は俺様が持たせてもらう」
    それを聞いた瞬間、生徒会室の空気が凍り付いた。
    ─気がしたのは、優歌だけだったが。
    実際は、優歌の後ろに立つ千晃は相変わらずにこにこしたまま。
    部屋の真ん中にある机を前に座ってさっきから黙って話を聞いている生徒会委員五人は、揃いも揃って我関せず、といった雰囲気だった。
    「・・・・・は?」
    ようやく優歌が口に出来た言葉は、それだけだった。
    だが真城は当たり前のような表情で、
    「二度は言わねぇ」
    そう言うだけ。
    優歌は我に還ると、ようやく出入り口の前から歩き出し、そのまま真っ直ぐに真城が座る机の前まで行った。
    そして真城に向かい合うと、勢いよく机を両手で叩き。
    「ちょっと、あんた普段とキャラ違い過ぎない?というか、最終的決定権って・・・・会長は私であって─「二度は言わねぇっつってんだろ?喧嘩売ってんのか?」─ハイスミマセンまことに申し訳ありません」
    苛立だし気にタバコを噛む真城に鋭い視線を投げ付けられ、即謝罪。
    「まあまあ、葵もそんなイライラしないで」
    のんびりと生徒会室に入ってドアを閉めた千晃が言うと、真城は更に機嫌悪そうに彼を見た。
    「だから下の名前で呼ぶなっつってるだろうが」
    「良い名前だと思うけどなぁ、葵。」
    千晃は動じずにニコニコと言うが、真城は眉間に皺を寄せながら、机から足を下ろし立ち上がった。
    「─とにかく。」
    そして、席に座る五人、千晃、優歌と順番に見渡しながら、彼は堂々と言い放った。
    「この生徒会─つまり、南第一高校のトップは俺だ。分かったな?」
    不敵に笑う独裁者を眺めながら、当の生徒会長である優歌は、怒るでも嘆くでもなく。
    「・・・・漫画みたい・・・・」
    目を輝かせて、誰にも聞こえないように呟いていた。
  • 7 瑞貴 id:CJdjRDj.

    2012-06-10(日) 17:39:43 [削除依頼]
    こんにちは、題名に惹かれて読んでみたのですが、読み易くて面白いです!
    真城様がとても素敵です!
    頑張ってください^^
  • 8 椿木 id:CJdjRDj.

    2012-06-10(日) 22:23:56 [削除依頼]
    >>7 そんな! 私なんてまだまだです; 真城は主人公格のキャラなのでなんとか良く魅せようと足掻いてます(笑) ありがとうございます、頑張ります!
  • 9 椿木 id:CJdjRDj.

    2012-06-10(日) 22:37:15 [削除依頼]
    「この生徒会─つまり、南第一高校のトップは俺だ。分かったな?」
    真城が堂々と宣言し、
    「漫画みたい・・・・」
    会長である優歌が嬉しそうに呟き。
    その他の人間は、賛成も反対もしなかった。
    特に意見が出ないのを賛成だという意味に取った真城は満足気に笑んだ。
    すると。
    「ちょっと、いつもとめっちゃキャラ違くね!?選挙ん時はもっとゆーとーせー?っぽくなかったっけ!?最強!!超強ぇ、真城先パイっ!」
    物凄いテンションでそう真城に言いながら立ち上がったのは、部屋の真ん中の長机を前に座っていた新規生徒会委員の一人、二年生の書記・望月幸太だった。
    立ち上がったは良いものの、どう見ても155?にも満たないだろう彼の身長では、他の人が座っているのと変わらなく見えた。
    どうやら地毛らしい焦茶色の髪は、寝癖だらけであちこち跳ねている。
    そして、そんな幸太の袖を慌てて掴んで、
    「ちょ、幸太君・・・・っ!今はそんな空気じゃないと思いますよぅ・・・・っ」
    泣きそうな小声で言った男子生徒は、同じく二年で総務の相澤要だった。
    黒くて少し天然パーマ気味な、ワカメのような髪の毛。そして、気弱そうな表情。
    さっきから真城を見てびくびくしている。ああいうはっきりとした性格が苦手なのかもしれない。
    だが、幸太は目を輝かせながら要を見て、相変わらずのテンションで言う。
    「えっ、なんでなんでっ!?真城先パイかっけぇって言ってるだけなのにっ!?超強くねっ!?何、そのタバコもなんか意味あんのっ!?ねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ!!!?」
    それを聞いた優歌は真城を指差し声を上げた。
    「あっ、そうだタバコ!!未成年が吸っちゃダメじゃん!!」
    「うるせぇ、火ぃ付けてねぇんだから問題ねぇだろうが」
    真城は眉間にしわを寄せながら低い声で答えた。
    「いや、火付けてる付けてないの問題じゃないでしょ」
    優歌が半ば呆れながら言うと、千晃がクスクスと笑いながら言った。
    「葵ね、高校入った頃にタバコ始めてね。最近、止めようと禁煙を頑張ってるんだけど、なんだか口が寂しいらしくて。だから火は付けないでずっとくわえてるんだよ」
    「千晃・・・・。手前ぇまた余計な事言ってんじゃねぇ。それと下の名前で呼ぶな」
    真城が千晃を睨んで言うが、本人は全く動じずに笑顔のままだった。
  • 10 *・花音です☆ id:lI4yAXX1

    2012-06-11(月) 07:24:18 [削除依頼]

     評価に参りました花音です
     
     
     えーっとまずは…
     登場人物多すぎません!?
     小説は4〜5人が適当です。
     10人もいると多すぎてゴチャゴチャして見にくくなります。 
     これから登場人物増えるだろうし。 
     
     それと、場面が変わるときには文と文の間にスペースを入れましょう。 
     あと、文をいっっぱいいっぱいかくのではなく、
     まぁ↑の「場面が変わるときには文と文の間にスペースを入れましょう」
     だったら
     
     場面が変わるときには
     文と文の間にスペースを入れましょう
     
     みたいに。
     あなたの文はスパースもない、文をいっぱいいっぱいにしてる 
     とても読みにくいです。 
     
     あと、誤字脱字ですね。カキコする前にしっかり確認しましょう
     
     「生徒会の一存」シリーズみたいで面白いと思いますが。
     ↑これ好きです
     
     以上小6の女子でした
  • 11 sssaca id:9/t3gMz.

    2012-06-13(水) 17:04:34 [削除依頼]
    ascadcrbgqet
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