扉の先に夢を見て。6コメント

1 ナロりんご id:mCs3joa.

2012-06-09(土) 21:38:17 [削除依頼]
私はただ、泣きながら走ったんだ。

うわごとの様に、謝りながら。

これで良かったって、思いたかった。

なのに君は、手を引いた。
  • 2 ナロりんご id:mCs3joa.

    2012-06-09(土) 21:52:58 [削除依頼]
     耳障りな蝉の声。それに混じり、賑やかな人の声。
     うるさい事極まりない。
     私はのそのそとベットから出る。今日は7月30日。
    年に一度のお祭りの日。わっしょいだのなんだの、ギャ
    ーギャー皆言ってる。
    「・・・くだらない」
     机に座り、パソコンの電源を入れる。デスクトップに
    は、有名な緑のツインテールの歌姫が、俺に向かって微
    笑んでいる。これが、今の俺の唯一の元気の源。
     "世界破壊計画メンバーになりませんか"
     ふと、インターネットのページの宣伝枠に目が行く。
    「世界・・・破壊・・・?」
     俺は、その文字をクリックした。その瞬間、パソコン
    の画面は一面真っ黒に染まった。
  • 3 ナロりんご id:mCs3joa.

    2012-06-09(土) 22:05:48 [削除依頼]
    「!?何だこれ!?」
     俺は慌てた。大事な生きる源がたったワンクリック
    で故障するなんて考えたくない。
     そう思ったら、文字が現れた。それ以外は相変わら
    ず真っ黒だ。画面には、真っ黒な背景に真っ赤な字で
    こう書いてあった。
    "この世界がくだらないと思う? Yes/No"
    どうやら質問のようだった。今の俺からするなら、答
    えはひとつだ。
     俺は迷わず、「Yes」をクリックした。そしたら次の
    質問がまもなく現れた。
    "一度くらいニュースに出て注目を浴びたい?Yes/No"
     ・・・・・・Yesだ。
    "自分だって必要とされたい"
     Yes。
    "自分はチキンだ"
     Yes。
    "でもやれると思う"
     Yes。
     質問に答えていく。20問目くらいだろうか。表示が
    変わった。真っ黒から、賑やかなカラー画面になった。
    "ようこそ!世界破壊軍本部へ!!"
  • 4 ナロりんご id:mCs3joa.

    2012-06-09(土) 23:17:42 [削除依頼]
    「ようこそって・・・」
     なんだ?何があった?俺は頭の整理ができなかった。
    質問に答えていったら突然"ようこそ"なんて・・・・・・
     俺の脳内整理は、画面の下に行くにつれ、無くなって
    行った。画面には、なぜこうなったのか、明解に記され
    ていた。
     "全25問の質問にお答えいただき、ありがとうござ
    いました。質問回答の結果、あなたにはメンバーに加入
    する権利があると考えました。どうか、共に地球破壊を
    致しましょう。今こそ、立ち上がるときなのです!!"
     最初、これは悪戯かと思った。破壊だと言っても、ど
    うせ何にもしないのだろう、と。下に行くと、登録画面
    があった。俺は軽い気持ちで、そこにニックネームとメ
    ールアドレスを書き込み、登録した。
     いや、してしまった。
  • 5 ナロりんご id:mCs3joa.

    2012-06-09(土) 23:36:01 [削除依頼]
    「起立!!」
     威勢のいい凛とした声が、頭の中に響く。
    「No.41!!くすだまきなこ!起立だ!」
     ・・・くすだまきなこって何だよ。
    あと今日は日曜日のはずだ。学校なんてない。
    だからこれは夢だ、夢。そうだ。そうだろう。
    「オイ!くすだまきなこ!!」
     いきなり頭上に衝撃がかかる。叩かれたの
    だ。寝かけていた俺の後頭部が。
    「誰だよ"くすだまきなこ"って!!」
     叩かれてムカついたのと寝ぼけていたので
    俺は叫んだ。すると間もなく二発目が来た。
    「きすだまきなこは貴様の登録氏名だ!!忘れた
    のか!?No.41!!」
     ナンバー・・・・・・その台詞で俺は状況を理解
    した。ここは第一回地球破壊軍大会議。そし
    て俺の登録氏名は"こすだまきなことワラビ
    もっちー"。
  • 6 ナロりんご id:uKPoi2S/

    2012-06-10(日) 11:01:37 [削除依頼]
    「会議中に寝るとは、真面目に考える気があ
    るのか!?No.41!!」
     大きなハリセンを持った、クールビュー
    ティーなセミロングの女性が、俺をキッと
    睨んできた。怖いよぅ。
    「・・・すいません。話が壮大すぎてついていけ
    ませんでした」
     俺は頭を下げた。そもそも何!?世界破壊っ
    て!!どうやって破壊すんのさ!!
    「そうか。はじめはついていけないだろう。
     だが、もう少しついて行こうとする姿勢を見
     せろ。この会議で、貴様の役割が分かるのだ、
     くすだまきなことワラビもっちー」
    くすだまきなこって恥ずかしいな。というより、
    役割って何だ?
     俺が考えているうちに、彼女の大きな声が響
    いた。
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