∴天空のアスタリズム∵4コメント

1 奈緒 id:m9BxdOe.

2012-06-09(土) 14:18:15 [削除依頼]

― あなたは、No:77777の天使 ―

海へ流されたメッセージと謎の宝石。
それは、僕の人生の終わりを知っている、唯一の物。

死後の世界。

記憶をなくした僕と、翼のない天使。
二人の接点。

それは、共に同じ場所で死んだ事――。
  • 2 奈緒 id:m9BxdOe.

    2012-06-09(土) 14:24:48 [削除依頼]
    #01

    頭が、いたい。
    脳の奥の方がズキズキする。

    …ここは、何処だ?
    そして、僕は…誰だ?

    色々な疑問が浮かぶ。

    辺りを見回すと、壁がすごく近かった。

    「なんだ…ここ」

    ― あなたは、No:77777の天使 ―

    そんな言葉が、頭の中に響いた。
    その瞬間。

    周りが海になっていた。

    膝まで漬かっている。


    「だ…れ?」 
  • 3 奈緒 id:m9BxdOe.

    2012-06-09(土) 14:31:57 [削除依頼]
    #02

    目の前に立っていたのは白いワンピースの少女。
    綺麗な茶色の髪が魅力的だ。

    「え…ぼ、僕は…」

    あれ。
    僕の名前…。

    ふと、手の甲を見ると、『KIDO』と刻まれている。

    「僕は…キド」

    「き…キド!?あなた、キドなのね!?」

    少女が僕に近づいてきた。

    「う…うん」

    青い目がキラキラと輝きを増す。

    少女は、僕の手を掴んだ。
    そして、僕の手の甲と、自分の手の甲をくっつけた。

    「エルザ…?」

    少女の手の甲には、『ERUZA』と刻まれている。
    僕と同じように。

    よく見ると、少女の首にはペンダント。
    青く透き通っている。

    「…No:777?」

    このナンバー…。
    僕は、自分の首を触った。

    「やっぱり…」
  • 4 ルイ(奈緒) id:m9BxdOe.

    2012-06-09(土) 14:39:17 [削除依頼]
    #03

    僕の首にも、青く透き通ったペンダント。
    No:77777…。

    「久しぶり。キド」

    少女は微笑んだ。

    「え…。ひ、久しぶり?」

    「…まさか、私の事覚えてないの?」

    少女の顔が暗くなった。
    覚えてないんだよなぁ…。

    「…まぁいっか。私はエルザ。生きていた頃はあなたの幼馴染」

    生きていた頃?
    てことは、僕…死んだ?

    「ここは何処?」

    僕はエルザに聞いた。
    エルザは暫く黙っていた。

    「…私が死んだ場所…それと…」

    エルザは間を開けて言った。

    「あなたが、死んだ場所」
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