◇◆◇◆恋煩ゥ少女◇◆◇◆60コメント

1 花歩~*∴♭ id:nPdgmAZ1

2012-06-04(月) 19:28:00 [削除依頼]
¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨ ¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨        
         roughで  
         sweatで
         coolな
         切なくて
         暖かい
         恋物語。

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨  
  • 41 花歩~*∴♭ id:LFNcZzB0

    2012-06-10(日) 19:08:21 [削除依頼]
    「行こう。」
    「じゃぁね美和。」
    翔太郎くんと添田由里子は
    歩いていった。
    好きな人がいると、
    ドキドキするけど、
    嫌われてるかもって思うと
    会いたくないよ。
    「ついていく!」
    「私帰るよ。」
    尾行なんてしたくない。
    どうせ添田凛々子も
    こっそり見るだろうし
    翔太郎くんはきっと
    由里子が好きだ。
    女子が誘って断らない
    のは添田由里子だけ
    じゃないのか。
    「なんで-。」
    「常識的に、あと‥‥
     リスクを考える。」
    「リスク?
     ま、一人で行ってくる。」
    止められないから
    放っておくけど
    本当はいや。
  • 42 花歩~*∴♭ id:LFNcZzB0

    2012-06-10(日) 20:05:43 [削除依頼]
    「掃除が始まりました。
     素早く掃除の場所に行きましょう。」
    キーンコーンカーンコーン
    「掃除行こ。」
    私は校長室。綾乃は職員室。
    階段を降りていくと、二年生と
    すれ違う。
    あ 全然違うな。
    ませてるし可愛くない。
    容姿を言ってるんじゃなくて
    中身の問題。
    バケツをもって水道まで行く。
    「こんにちは。」
    挨拶してくれるのはやっぱり
    一年生。可愛らしいな。
    女の子が特に。
    校長室を覗くと、誰もいない。
    今日は出張かもしれない。
    取り合えずはいって
    ほうきではいていく。
    「あ」
  • 43 花歩~*∴♭ id:LFNcZzB0

    2012-06-10(日) 20:11:17 [削除依頼]
    環境委員の翔太郎くんが
    外で草むしりをしていた。
    南先輩‥‥。
    環境委員だったんだ。
    翔太郎くんの背中を
    眺めている。
    絶対南先輩、恋してる。
    美和も言っていたけど
    自分は先輩で知られて
    いないから悲しい。
    それだけじゃなくて
    叶う確率がないから
    見つめるだけの恋
    なんだと。
    私もです。ただ
    翔太郎くんは
    私と綾乃の区別がつかない
    そう思ってたけど、
    分かってくれてるような気がした。
  • 44 花歩~*∴♭ id:.HODJVu/

    2012-06-11(月) 20:19:29 [削除依頼]
    3章 別れ

    きっと南先輩の恋は叶わない。
    私や綾乃と同じように。
    添田凛々子もきっと違う。
    だって翔太郎くんが毎日図書室に
    通ってる事実知ってしまったから。
    それが添田由里子目的なのかは
    分からないけれど、
    お互いがとても似合っている。
    「きゃ-。」
    南先輩たちが大きな声をあげる。
    はしゃいで、笑ってる姿は
    楽しそうだった。

    その大きな声も、翔太郎くんに
    聞いてほしいんでしょう?

    「あははっ。面白-い。」
    翔太郎くんは南先輩を一瞬見るけど
    たぶん南先輩の気持ち気づいてる。
    先輩分かりやすいな。
    好意を持たれたら、翔太郎くんは
    嫌な顔をする。迷惑ならしい。
    絶対ばれたくないな。
    卒業までは。
  • 45 花歩~*∴♭ id:G5Geanj1

    2012-06-13(水) 23:11:35 [削除依頼]
    初夏といえども日がさんさんと
    降り注ぐ。外はもう30度を
    越しているだろう。
    「暑-い。」
    空回りする南先輩は見ていて
    心が痛む。
    一緒にいられる時間を
    出来るだけものにしたいから。
    おんなじだよ。
    私も南先輩も。綾乃は違う。
    「ふぇ-んふぉ-ん。」
    意味不明な擬声語を言う
    先輩はとにかく焦っていた。
    校舎から見える所で
    好きな人と好きな人を好きな人
    を見るのは複雑だ。
    私は何の立場?
    綾乃のように積極的じゃないし、
    南先輩のように同じ委員会じゃないし、
    添田凛々子のように同じクラスじゃないし、

    添田由里子のように好かれてないし‥
  • 46 花歩~*∴♭ id:4SD9I3E1

    2012-06-14(木) 22:38:27 [削除依頼]
    結局呆然と見つめたまま
    掃除時間は終わってしまった。
    添田由里子のあとはつけたくないけど
    翔太郎くんがどうしても気になる。
    男友達と喋る少し低い声。
    笑い声。
    女子には見せない笑顔だと
    思ってたのに‥
    添田由里子に見せたあの笑顔が
    心の傷を深めてく。
    「どうして?」
    分からない分からない。
    翔太郎くんはどうして
    クラスも違うのに、
    添田由里子が好きなの?
    苦しい。
    ずるい、

    嗚呼、jealousy
  • 47 花歩~*∴♭ id:kCQvbND1

    2012-06-15(金) 21:50:51 [削除依頼]
    「寄り道せずに気をつけて帰りましょう。」
    あ‥5時間目寝ててホームルームまで爆睡していた。
    もう学校は終わったようだ。
    翔太郎くん、本当に本屋へ寄るのか。
    「あゆ、行ってくるね。」
    綾乃の言葉に返事をせずにただうなずき
    ながら素通りした。
    帰り道はとっても暑い。
    日差しが痛い。
    心は もっと痛い。
    翔太郎くんにはまってる自分。
    恋に左右される自分。
    こんなの始めて。
    帰りは長い道のりだった。
    「ただいま。」
    誰もいない家にただいまと言うのは
    むなしくて幾らか怖いものだった。
    宿題を済ませようと部屋にはいる。
    「本屋 行こうかな.」
  • 48 花歩~*∴♭ id:kCQvbND1

    2012-06-15(金) 22:01:23 [削除依頼]
    気になってしまうのは勿論、
    翔太郎くんに聞きたいことがあったのだ。
    制服から、水色のワンピースに着替えて
    ミディアムの髪の毛をおろして
    バッグを引っ付かんで外に出た。
    「日焼け止めしとけばよかった。」
    南先輩みたいに少し白いはだに憧れる。
    翔太郎くんが白いから。
    こんがりやけちゃ、似合わない。
    岬書店に入って、小説コーナーに行く。
    はじめ、二人を見つけるのがドキドキした。
    棚の間の通路を一つ一つ見ていくけど
    いない。
    諦めかけたとき、レジの前に翔太郎くんがいた。
  • 49 花歩~*∴♭ id:kCQvbND1

    2012-06-15(金) 22:10:03 [削除依頼]
    「あっ。」
    いった瞬間はっとした。
    声だしたらいけない‥。
    添田由里子がいるから‥‥。
    こっそり影から見て、
    買った本を通学鞄にいれた
    様子を伺うと、岬書店をでた。
    添田由里子とわかれてから
    話しかけたい。
    今こうやって思ってるけど
    実際は無理だ‥。
    でも翔太郎くんを
    こうしていつまでも
    見てるだけじゃほんとに
    意味がないし仕方ない。
    ‥‥綾乃はついていく
    はずなのにいない。
    どこにいったのか?
    ‥‥二人が出てきた。
  • 50 花歩~*∴♭ id:kCQvbND1

    2012-06-15(金) 22:18:19 [削除依頼]
    「凄い良かった。面白そうでわくわくするよ。」
    「本当?南くんが図書室で選ぶ本のパターン、
     考えたら絶対好きそうだなと思ったの。」
    「考えてくれたんだ。」
    翔太郎くん嬉しいの?
    そして、添田由里子は
    翔太郎くんを考えて‥
    やっぱり‥‥‥‥
    「そう言えば、私の妹が南くんの話をよくするの。
     本のこととか。それで、南くんと一度
     話してみたいと思って。」
    「ふぅん。」
    そうなんだ。添田凛々子が話していたのか。
    「凛々子はいつも南くんのことばかり。」
    「‥‥‥‥‥。‥‥添田さん、僕は‥」

    待ってよ.
  • 51 花歩~*∴♭ id:BcrAeLt.

    2012-06-16(土) 10:46:46 [削除依頼]
    「僕 添田さんのこと‥好きです。」
    「!‥.‥‥‥どっち?」
    「添田由里子さん。」

    ‥‥‥‥嘘でしょ?
    翔太郎くんが告白した。
    いつから‥好きだったの?
    あんなに消極的な翔太郎くんが‥

    「ありがとう。でも凛々子を裏切れない。」
    「えっー?」
    ふった‥の?
    「好きな人なんていないの。ごめんなさい。」
    翔太郎くんが泣きそうなカオ。
    やめて、やめて‥‥!
    翔太郎くんに話しかけるなんて無理。

    自分でも気付かないうちに流れてく涙。
    たちつくす二人を見れなかった。
  • 52 花歩~*∴♭ id:BcrAeLt.

    2012-06-16(土) 17:22:18 [削除依頼]
    「水川‥?」
    後ろから声がした。
    なかなか振り向けなくて、
    うん、とだけ言う。
    声の主はよく分からなかった。
    「ここで何してんだ。ほらあっち行こう。」
    手をひかれてずんずん歩く。
    着いたのは、公園。
    「どうしたんだ?」
    顔をあげて見ると話したことない
    男子の顔。
    「だれ‥‥」
    言ってから気がついた、
    翔太郎くんと話してた人だ。
    翔ちゃん、と‥‥語りかけていた、、
    あの人。
    「ハル‥‥.‥くん?」
    「知ってるのかよ。水川‥あゆだっけ。」
    「どうしてわかるの。」
    「そりゃ見たら分かるだろ。」
    「ハルくんどうしてあそこに‥」
  • 53 花歩~*∴♭ id:GW.6ABl/

    2012-06-17(日) 00:27:10 [削除依頼]
    「見てた。」
    「翔太郎くんを‥?」
    「やっぱりお前、翔太郎好きなんだ?」
    「え‥」
    問い詰めてくるハルくんは怖い。
    私の目をしっかりと見て話す。
    「わかんねぇ。翔太郎のどこが?」
    「ちょ‥何言ってるの?」
    「俺の名前、知ってる?」
    「ハルくん‥‥」
    「南ハル。」
    それってー?
    「南こはるの弟。」
    南こはる‥‥それは南先輩のこと?
    翔太郎くんと苗字同じー。
    「こはるの好きな奴、‥‥‥‥」
  • 54 花歩~*∴♭ id:GW.6ABl/

    2012-06-17(日) 00:38:22 [削除依頼]
    知ってる。言わないで‥‥?
    「翔太郎。」
    ハルくんの口から、するりと出た。
    「姉ちゃんは翔太郎のことばっかで
     毎日毎日‥。それにお前も
     翔太郎が好きだし。」
    「違うよっ!」
    「嘘つけ。」
    慌てて否定してももう遅い。
    見透かされている。
    「翔太郎ってそんなにいい?」
    「好きだなぁって思わせる人なの。」
    「は?」
    「純粋なだけで、潤ってるように
     見えてるの。
     だから憧れる。もしかしたら
     錯覚かもしれない。」
    「いきなり錯覚とかないだろ。」
    何を言われようと続けた。
    「翔太郎くんが大好きだ、って思う錯覚。
     翔太郎くんはそういう風に
     思わせることが出来るんだよ。」
    「お前ー」
  • 55 花歩~*∴♭ id:GW.6ABl/

    2012-06-17(日) 12:08:02 [削除依頼]
    「気持ち、押し殺しすぎだから。」
    どういうこと―?
    「翔太郎に早く伝えろよ、その気持ち。」
    「なんなの?」
    ハルくんが、悲しそうにいう。
    どうしてそんな顔してるの?
    「水川に告白された、って聞いた。
     でもそれはお前じゃないよな?」
    「え、、」
    「水川綾乃‥‥双子の妹。」
    「なぜわかるの。」
    ハルくんが分かっているの?
    ハルくんと始めて話したのに。
    「同じ顔だよな。でも違う。
     それは翔太郎も分かってるんだ。」
    翔太郎くんが分かってるー
    私と綾乃の違いを。
    「ほんと‥?」
    「本当。」
    だからなんなのかって話になるけれど、
    嬉しかった。
    「ハルくん‥それを言いに来たの?」
    「ばかっ‥それじゃ俺がー」
  • 56 花歩~*∴♭ id:GW.6ABl/

    2012-06-17(日) 12:23:59 [削除依頼]
    「お前に着いてきた、みたいじゃないか。」
    顔を真っ赤にするハルくん。
    「でも俺、言わなきゃいけないことがある。」
    「何‥それ。」
    苦しそうな顔。翔太郎くんと違って
    艶のある黒髪が風に揺れる。
    沈黙が流れた。
    「水川‥‥っ.‥‥俺‥」
    この状況、分からなくもない。
    ただハルくんから出てくる言葉を
    待つだけ。
    「好き‥‥。」
    私は、告白された。
    ただハルくんに何の感情もなくて。
    申し訳ない。
    「ありがとう。でも私好きな人いる‥‥」

    私今ーあのときの翔太郎くんと同じことしてるー。
  • 57 花歩~*∴♭ id:GW.6ABl/

    2012-06-17(日) 21:40:25 [削除依頼]
    あのとき傷ついたのは、綾乃だけじゃない。
    翔太郎くんも‥‥‥。
    今頃気付くなんて私‥。
    「知ってるよ。翔太郎だろ?」
    「分かるの?」
    「さっきから何回もいってんじゃん。」
    ハルくんはほんとに私が好きだったの?
    それを教えてくれるために
    告白してくれたんじゃないかって。
    「そうだよ。翔太郎くんは、添田由里子
     が好きだけどね。」
    「‥‥‥見ちゃった。添田由里子に
     告白するところ。
     それが道端で泣いちゃって情けない。」
    「添田は双子両方とも翔太郎が
     好きだと思うけど?」
    「えー?」

    「だから、添田由里子と翔太郎は両想いなんだよ。」
  • 58 花歩~*∴♭ id:GW.6ABl/

    2012-06-17(日) 21:48:12 [削除依頼]
    由里子、凛々子、綾乃、南こはる先輩、私。
    そのなかで添田由里子は選ばれた。
    翔太郎くんは添田由里子と両想いなのを
    知らない。
    「どうしてー?」
    なぜ私にそれを言うの?
    もう‥翔太郎くんを
    好きでいられなくなる、
    本当の時。
    「だって俺は水川が好き。
     翔太郎との恋を阻止するのって、
     普通じゃない?」
    「それ本気で言ってー‥」
    「勿論。お前だってそうだろ?
     でも好きな人を傷つけたりしないよ。」
    ‥‥もう傷ついてるよ。
    ハルくんひどい‥そんな人だったのー?
  • 59 花歩~*∴♭ id:1MJYWAW1

    2012-06-18(月) 22:01:41 [削除依頼]
    酷くないよね、私だってー‥
    っていうか、ハルくんは優しいもん。
    嘘で薄っぺらく話してたら
    わかるに決まってる。
    「さっきその気持ち翔太郎に
     伝えろよ、とか言ったじゃん。」
    口からでるのは嫌味な言葉。
    「優しい面被ってるだけ。まだわかんない?」
    「そういって私のことなんか
     全然好きじゃないくせに。」
    「これまで一時も見てくれなかったから。
     そんな奴に俺の気持ちは分からない。」
    「じゃぁなんでそんなに意地悪するの?!」
    「お前がこっそり翔太郎つけてたこと、
     それに双子の妹が告白したのを知りながら
     まだ翔太郎を好きなこと。
     お前も十分ズルくねぇ?」

    「ズルく‥ないし。
  • 60 花歩~*∴♭ id:1MJYWAW1

    2012-06-18(月) 22:12:53 [削除依頼]
    「女の子って気付かないままに
     我が儘でさ。自惚れでさ。
     どうして俺が水川あゆを選んだか
     分かる?」
    そんな知るはずもない。
    まずハルくんは話しかけても
    くれなかったんだし。
    「お前も同じような人だけど、
     それでも助けたくなる。」
    「‥‥一生懸命頑張るから好きになるんだよ。
     翔太郎くんみたいに。」
    「水川はストレスためすぎ。
     気をつかいすぎて。」
    「私が一番我が儘で欲の深い。
     慎重かもしれないけど
     それだけ嫌われたくなくて
     卑怯なんだよ?」
    「水川あゆを選ぶんだよ俺は。
     欠点も何も気にならない。」
    ハルくんが言ってくれても
    心に響かないよ。
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