World Is Mine9コメント

1 未織 id:phOO1tw1

2012-06-03(日) 20:28:55 [削除依頼]
くるくるくるくる
かがやくめりーごーらんど
まわりつづけて
まわりつづけて
きれいなほうせきも
かがやきをはなつきんかも
なんのいみもないとしって
やがて
おとをたてずに
めりーごーらんどはとまるのです
       
  • 2 未織 id:phOO1tw1

    2012-06-03(日) 20:37:26 [削除依頼]
    0.
     昔々のお話でお姫様はいつもいつも災難に逢うのです。毒リンゴを食べさせられたり、泡にされたり、貧乏だったりと災難だらけなのです。
     しかし、それは昔のお話。なら今のお姫様はどうなのでしょうか? さぁ、本を開いて新たなお話を始めましょうか。
  • 3 未織 id:phOO1tw1

    2012-06-03(日) 20:48:59 [削除依頼]
    1.
     ふわりふわり、と一枚の花びらが水面へ音をたてずに落ちる。川の水は透き通っていて、魚が優雅に泳いでいた。ぽちゃん、と石が落ちて水は小さな波紋をつくりだした後には、もう魚はいなかった。
     石を川に落としたのは、一人の男の子。きれいなスーツを着込んだ茶髪の少年だった。その黒い革靴で周りの石を蹴ってしまい、川の中へと落ちたのだろう。
     少年はひとつ溜め息をついて、目の前の壮大な建物を見つめた。きれいに装飾されたそれは明らかにいつも目にする建物とは違っていて、開かれた窓のカーテンがひらり、と揺れた。
     少年はもう一度息を吐くと覚悟を決めたように、ゆっくりと2回、トントンとドアをノックした。
  • 4 未織 id:3uE0KTq.

    2012-06-04(月) 20:00:25 [削除依頼]
     建物中にその音が響きわたったような錯覚にとらわれて、大きな木に止まっていた雀が一目散に飛びだした。そして、辺りは静寂に包まれた。
     建物内から足音が近づいてきて、少年は思わず体に力を入れた。少年には心臓の音がいつもより速くて、はっきりと聞こえていた。
     少年はドアに視線を集中した。そのドアがゆっくりと音をたてて開くのを少年は永遠とも思える時間の中、待っていた。
  • 5 未織 id:3uE0KTq.

    2012-06-04(月) 20:12:25 [削除依頼]
    ー挨拶ー
    えーと……はじめましての方、非常に多いと思われますが、はじめまして。裏側で細々と小説を書いている未織です。はい。
    今回は『World Is Mine』という小説です。直訳すると『世界は私のもの』、直訳しなくても『世界は私のもの』という……人生で一度は言ってみたいですねー←遠い目……
    毎度のこと、下手で読みにくくて飽きやすい小説をどうもすみません。
    こんな小説でも付き合ってくれる方。神ですね。いないと思いますが。
    ではでは、どうか暖かい目で見守ってくれるととても作者としてはありがたいという望みが……
  • 6 未織 id:3uE0KTq.

    2012-06-04(月) 20:24:23 [削除依頼]
    >4  リリン、と可愛らしい鐘の音が鳴って、扉がゆっくりと開いた。それだけで何時間かの出来事のように感じる。  そこに居たのは、黒いメイド服をキチンと、しっかりと着た長髪の女性だった。 「ようこそいらっしゃいました。『フィリース王城』へ。」 丁寧に少年に頭を下げた女性に、少年も慌ててお辞儀をした。 「は、はじめまして! これから『見習い執事』として働かせていただきます、『カイル』と言います。よろしくお願いします!」 慌ててカミカミの言葉になってしまったので、あーあやっちゃったな、と心で思っていると、女性はニコリとふんわり微笑んで、こちらこそと優しく言った。
  • 7 未織 id:wCVpVKf0

    2012-06-06(水) 12:43:04 [削除依頼]
     城の中に通されるとカイルは感嘆の声をあげた。磨かれた大理石の床に、高い天井には、あまりお目にかかれないきれいなシャンデリア。明るく照らされたらせん階段。その手すりに色素の薄い手が置かれた。
    「あら、お客様かしら?」
    カイルは弾かれたようにその声の主を見た。真っ白なレースのドレスを着た女の子。その長い金色の髪は2つにレースのリボンで結われている。淡いピンクの唇はふっと軽く歪められて、青いサファイアの目は少し細められた。
     カイルはその動作が微笑んでいるのだと分かったのは、彼女が階段から降り終わった後、カツンという彼女の白い靴が床に降りた時だった。
    「王女様、こちらの方は『見習い執事』のカイルというものです。」
    側のメイドが軽く頭を下げて、そう言ったのを見て、カイルもそそくさと頭を下げた。カツン、とまた小気味のいい音が鳴る。
     彼女はカイルに近づいて、そうっと顔をのぞきこんだ。きれいな青い瞳がカイルを貫き、彼女はまた可愛らしい笑顔を浮かべて。
    「カイル君かぁ、よろしくね。」
    ピンクの唇がその音を紡いだ。
  • 8 未織 id:wCVpVKf0

    2012-06-06(水) 12:56:33 [削除依頼]
     カイルは微笑む女の子を見て、数秒間硬直した。カイルは女の子に慣れてなかった。確かに彼が住んでいた村は、女の子がいたにはいたが、関わることも少なかったので、慣れていないのにも頷ける。しかし、それだけでなく、この女の子のきれいさにがくぜんとしていた。流石、王女といったところか。顔立ちも何もかもがきれいだった。
     カイルが硬直から回復したのは、数分後だった。
    「あ、貴女は……」
    女の子はそれを聞いて、あ、と声を漏らした。自己紹介がまだだったね、と笑いながらいうと、表情を改めて人差し指でドレスの裾を持ち上げて、少し頭を下げた。
    「フィリース国第2王女テレスといいます。以後、お身を知りおきを。」
    テレスは顔をあげるとカイルに向かって、花が咲き誇るような笑顔を咲かせた。
  • 9 未織 id:aga1fXS0

    2012-06-07(木) 13:33:24 [削除依頼]
     カイルはテレスの笑顔に顔を真っ赤にした。それをどうにか隠そうとして、少しうつむいた。
    「ちょっと、テレス! ただの執事ごときにヘコヘコする必要なんてないじゃない!」
    そんな罵声が何処からか飛んできた。カイルは顔をあげて、階段の上に立つ女の子を見つけた。
     一言でいうなら黒。テレスの色をひっくり返したようなそんな感じだ。黒いドレスも、銀色の2つに黒のリボンで結わえられた長い髪も。強い光を放つルビーの瞳も。全てがテレスと似て比なるものだった。
    「アリス! そんな言い方ないでしょ。」
    テレスの声にアリスはムッとしたようで。
    「もうっ、テレスなんか知らない!」
    顔をそっぽ向けて、カイルにべーっと舌を見せて、とっとと上へと登っていってしまった。ちょっと待ってよ、とテレスはアリスの後を追っかけて行く。
    なんだったんだ、今のはと思っていると、メイドは少し困ったように笑って言った。
    「今のはフィリース国第3王女のアリス様です。テレス様とは双子で、いつも何かしら問題を起こすのですから、私達使用人も困ってるんです。」
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