−→+4コメント

1 熊 id:XmeDW/4/

2012-06-03(日) 02:42:36 [削除依頼]
夏のことだった。

だるい学校。クーラーのない教室。

暑すぎる昼。休み時間。


突然の放送。

『2‐B 黒木 慶さん、今すぐ校長室に来て下さい…
繰り返します…』

俺の名前だった。

どよめく周りの生徒。

「俺、なんも悪いことなんてしていないぞ」
俺は周りに言い放った。
その一言は震えていた。

何があったんだ?

そんな気持ちを抱きつつ俺は校長室に行った。
気持ちというか、不安だった。

12時46分。あと4分で休み時間が終わる。

校長室の扉を開けた。
そこには、

高そうな椅子に向き合って座っている2人と1人
俺の位置から見て、
右に担任と校長先生。
左に白髪の老人。スーツを着ている。

白髪の老人は、こう言った。

「あなた方が、ブラック様ですか…
否、ここでは黒木 慶様と呼ばなければ。失敬」

ブラックとは、俺の使っている、
ゲーム内での名前である。

   オンラインゲーム関係の問題?

課金システムはめったに使う事はない…
チャットで荒らしたこともない…
ルールはいつも守ってる…

駄目だ。心当たりが一つもない…

老人は椅子から立ち上がる。
「私は−→+の運営会社の藍沢と申します。」

−→+とは、確か
赤字の会社を期限の内に、
黒字にしていくというネットのゲームだったと思う
地味にかなりリアルなゲーム。難易度はかなり高い。

老人は少し、ほんの少しだけ微笑みながら
こちら側に体を向けながら言った
「安心してください。たとえば…
課金の請求などの事ではございませんから」

心の中で超安心した。


だが、大きな疑問が残る。
ゲームの運営会社の人が俺に何の用だろうか?

そして老人、
突然土下座。
「…黒木様、我々に力を!」
老人のその言葉とともに
休み時間終了のチャイムが、鳴った。
  • 2 熊 id:XmeDW/4/

    2012-06-03(日) 10:14:22 [削除依頼]
    時は、何週間か前に遡る。
    5週間前くらいかな…

    休日。暇。

    昼過ぎ。飯は食い終わった。

    そして、パソコン起動。

    いつものネットゲーム紹介サイトに行く。
    暇だから。

    難しそうなゲームを探してた。
    暇だから。

    はい、発見。
    《プレイヤー難易度…☆10 ゲーム名 −→+》
    10なんて見たことがなかった。

    知っていて最高で《ソード×ブレイド》の☆6

    ちなみに《ソード×ブレイド》は、
    仲間と力をあわせて剣で敵モンスターを倒していくというよくある
    オンラインRPGゲームだ。
    難しさというと、
    一体の敵モンスターを倒す時間がやたらかかるのだ。
    そして、敵モンスターから得ることが出来るアイテムには、
    しっかりと確立操作されてる。
    剣を作ったり、強化したりするために必要なアイテムだったら、
    なおさら手に入りにくくなっている。
    仲間間とのアイテムトレード機能は無い。
    敵に攻撃、防御するための操作テクニックも要求されるゲームでもある。
    慣れれば面白くなる。
    だが、190オーバーくらいレベルが上がると飽きてくる。
    以上、ユーザー(俺)の体験談より

    話を元に戻すが、難易度評価☆10はありえないだろうと思い、
    −→+ユーザーのコメントを読むことにした


    難易度が高すぎる 

    つまらん

    レベルの高すぎるクソゲー


    言いたいことがよくわかった。
    高難易度過ぎるということが。
    ちなみに面白さ評価は☆1。
    低すぎる。

    百聞は一見にしかず。
    暇だったためなんとなくでやってみることにした。
  • 3 桐谷 黎明 id:UykAMRH/

    2012-06-03(日) 10:18:50 [削除依頼]
     なんだか面白そうな予感♪
     頑張ってください・ω・☆
  • 4 熊 id:XmeDW/4/

    2012-06-03(日) 12:26:31 [削除依頼]
    ゲーム起動。

    新規登録画面。
    名前(ゲーム内での)と性別と年齢。メアド、パスワード、ID・・・
    ゲームではお決まりの奴である。
    …年齢?

    ちょっと疑問に思った。
    ゲームって年齢は聞かないだろ…
    あ、プレイヤーとの係わり合いを深めたりするゲームなら
    聞く場合もあるのか。
    《ソード×ブレイド》でも聞かれたと思う。
    納得納得

    そう思いながらそれらを入れた

    名前:ブラック 性別:男 年齢:16歳

    ちなみに、本当の年齢は14だが、
    『厨房』と呼ばれるのが嫌いなため鯖を読んだ。
    『ブラック』という名前で闇を連想され、
    厨二病だと思われるのも腹が立つ。

    決定をクリックすると次のテキストが現れた
    「ゲーム内では年齢は公開されません。正直にお願いします。」

    なんで年齢聞いたんだよ!
    と心の中で突っ込んだ。

    もちろん訂正。

    ゲーム開始。
    −→+はどのようなゲームかというと、
    赤字の会社をさまざまな方法で期限の間に黒字にしていくゲームである。
    黒字にするか、期限が過ぎると別の赤字会社が出る。
    ちなみにこのゲームの「期限」はかなり長くて1ヶ月。
    短くても数週間だ。

    それでけでも十分リアルである。

    早速スタート
    攻略対象は旅館である。
    初期借金数十億。
    いきなり無理ゲー臭がした。

    リアルすぎる。

    そして、複雑な会社の設定。
    会社の名前。まあ普通。

    ん?
    次々に見ていくと
    社員一人一人の年齢、名前、性別まで表記されてやがる


    なにこれ笑えるほどリアル。

    そして、読み終えて《次へ》を押したところで、
    次のテキストが出る


    [あなたは何をしますか?]
    下に書き込む欄があった。

    …逆にこっちが聞きたい。
    俺はどうすればいいんだよ!
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